半年ぶりの術後のCT検査の日です。


気持ちが落ち着かなく家を早く出たので30分も早く受付。

前回の反省を生かし、金属なしのボトムを履いてきましたが後で気がついたのですがアイシャドウやマスカラもだめなんですね。

頭部は関係ないのですが、病院だからいいやとベースメイクとアイブロウだけで来てよかったです。


今回の待ち合いは男女別でカーテンで仕切られていましたが、入室時にすごく視線を感じました。世間では中高年の部類でも相変わらずここでは最年少っぽいからでしょうか。


検査中、日頃の疲れからか強烈な睡魔が。

なんて不真面目な私。


検査後は1時間30分ほど待って呼吸器外科医の診断です。


執刀医は退職したとのことで初めましてのドクターです。今度のドクターも明るく話もわかりやすい良い人のようです。

まず皮膚を突き破りそうなワイヤーについての話。

その辺りの皮膚は結構赤いのですがそれを見ていただいたり触診していただいたり。

前のドクターからは銀色のものが見えたら赤信号と言われましたが、汁が出てきてもアウトだそうです。

そうなったら部分麻酔で縦に切ってワイヤーを取るそうです。部分麻酔で胸を切る!とびびっていたら全身麻酔でもいいですよと言っていただきました。

それなりにダンベルとかしてるんですが、筋肉は別のところにばかりついてるしお腹に豊富にある贅肉が胸に行けばいいのですが。


と、ワイヤーの話が続き…ということは胸腺腫は大丈夫なんですよね?次第に安心が増していきました。

途中で胸腺腫の再発もないし、甲状腺と副腎皮質の方も大丈夫と言っていただきました。

よかった!幸せはまだ続けることができます!

では1年後にまた検査を、と言われたのですがお願いして半年後にしていただきました。

ドクターからは「ではよいお年を」なんてギャグまでいただきました。


術後2年。

思えば退院日の夕食が七夕そうめんと書いてあり興味を惹かれたのもちょうど2年前。退院して自宅に帰る途中に感慨深く眺めたフェリーが今日も停泊していてあの時の気持ちを思い出しました。


退院後は健康に気を配り、魚や野菜メインの食事に替え、にんじんジュースを飲んだりそれなりに気を配っていましたが、またお菓子やペットボトルのジュースも毎日食べたり飲んだりストレスある忙しい毎日に逆戻りしているので再発を心配していました。タイプB2ですし。

とりあえず人並み以上に食べていたポテトチップスやポテトフライ、ハムやソーセージ、缶チューハイは継続して食べるのをやめていますが。


ジムでは新曲を覚え始めました。

会社ではインボイス制度への対応について勉強しました。

病院での待ち時間にセール品の夏服やジムで履くシューズなんかを物色していました。

それらは継続することを許されました。

日頃忘れがちですがこの薄皮のような幸せを当然とは思わないで毎日を過ごさないといけないのだなあと思います。