音楽記号に
デクレッシェンド
ディミヌエンド
という名前のものがあります。
>とdim.またはdimin.
楽譜にはこのように書かれています。
デクレッシェンド(>)は、形から想像できるように
音をだんだん弱くする
という意味です。
dim.はdiminuendo(ディミヌエンド)を略したもの。
こちらの意味も
音をだんだん弱くする
同じです
これらは全てイタリア語。
デクレッシェンドの反対の意味に
クレッシェンドというものがあります。
記号で書くと<
音をだんだん強くする
クレッシェンドとデクレッシェンド
覚えやすいですね
ちなみに
デ(de)とは反対語の接続語だそうです。
「分かりやすい」という理由から
文部科学省が
ディミュエンドではなくデクレッシェンドの方を
教育用音楽用語に指定したのだとか
しかし
ピアノをしているあなたには
dim.もきちんと覚えてもらいたいと思っています
なぜか
dim.が大活躍するときがあるからです
①広範囲にわたって、だんだん弱く弾いていく場合
②楽譜の音符上、ト音記号とヘ音記号の間が狭い場合
こちらの写真は
クレッシェンドの省略形cresc.が
1番上に書かれています。
そこから1番したのフォルテのマーク(ピンク丸)まで
だんだんだんだん強くしていく
という弾き方になります。
何段にもわたって
強くしていったり、弱くしていったりする時には
記号ではなく文字の方が便利
ということも分かっていただけるかなと思います
デクレッシェンド(>)とディミヌエンド(dim.またはdimin.)
同じ意味だけど文字(dim.)の方が幅広く使える
両方知っていると怖いものなし
水谷紘子ピアノ教室では
1月には教室全体で「音楽かるた」を楽しみながら
こういったことも確認&覚えていっています
生徒さんたちの笑顔が私の原動力
水谷紘子ピアノ教室は
弾く前も弾いたあとも楽しいピアノ教室
楽しみながら「弾けた」「出来るようになった」を積み重ねていく。
だから自信がつきます
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