音楽用語に
スラーや
レガートという名前のものがあります。
意味は
スラーもレガートも
音のあいだに切れめを感じさせないように演奏すること。
なめらかに。
これだけ聞くと
「名前は違うけど、同じ弾き方」
と思うのですが
違うんです
では何が違うのか。
それは
区切りがあるか、ないか。
この違いです
詳しく説明していきますね
スラーというのは
2つまたはそれ以上の音の上や下につける弧線。
レガートは
legatoと楽譜に書かれています。
スラーは弧を描いている範囲の音をなめらかに繋げて弾く。
レガートは全ての音をなめらかに繋げて弾く。
言い換えると
スラーは
スラーとスラーの間の音は、繋げて弾かない。
ということです。
ギロックの楽譜です。
こちらの上の段(ト音記号)には
音符の上下に4つの弧線がありますね。
この4つがスラーです。
スラーとスラーの間の音は、繋げて弾かない。
ということを
言葉に置き換えて説明してみますね。
声に出して読んでみてください
スラーは
私は、「エリーゼのために」が弾けるようになって、とても嬉しい。
レガートは
私は「エリーゼのために」が弾けるようになってとても嬉しい。
句読点の、があるかないかの違いです。
正確に読むと
区切りがあるのを感じられると思います
この違いが
スラーとレガートの違いなんです
スラーとレガートの意味。
なめらかに。
ということも説明しておきますね
なめらかに。の逆を言葉で表すと
わ・た・し・は・エ・リー・ゼ・の・た・め・に
ピアノの演奏でいうと
音が1つ1つ切れている状態のことです。
少しイメージが湧いたでしょうか
プラスα知識
スラーと似ているこちらの記号はタイといいます。
スラーとタイは
スラーとレガート以上に
全く違う弾き方で演奏します
こちらの記事で詳しく説明しています
似ているけれど実は違う
という音楽用語もしっかり理解して
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