ドレミファソラシド~
ピアノを習っているとよく口にする
このドレミ読み
これって実は
日本語ではなく
イタリア語なんです
ドレミといえば
サウンド・オブ・ミュージックのドレミの歌が有名ですよね
この「ドレミの歌」
水谷紘子ピアノ教室でも
リトミックや歌の音階練習などで使っています
ドレミの起源は
バプテスマのヨハネ賛歌だといわれています。
この賛歌を元に
11世紀
イタリアの修道僧で音楽教師でもあった
グィード・ダレッツォが
「ドレミファソラシ」を作ったとされています。
聖歌の歌詞を見てみてください。
Ut queant laxis,
Resonare fibris,
Mira gestorum,
Famuli tuorum,
Solve polluti,
Labii reatum,
Sancte Johannes.
各節の歌詞の最初の文字が
ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
となっていますね
ウトを言いやすいようにドに
セント・ヨハネの頭文字
SJ → Si (シ)になったのだとか
ちなみに歌詞の意味は
あなたの僕(しもべ)が
声をあげて
あなたの行いの奇跡を
響かせることができるように
私たちのけがれた唇から
罪を拭い去ってください
聖ヨハネ様
ドレミ以外にも
音楽用語はイタリア語が多いんです
よく使う音楽用語
フォルテ(強く)
ピアノ(弱く)
クレッシェンド(だんだん強く)
アレグロ(速く)
リタルダンド(だんだんゆっくり)
ドルチェ(優しく)
ポコ・ア・ポコ(少しずつ)
これらもイタリア語です
そして
これらの音楽用語
イタリアでは日常に使われている言葉なんです
音楽用語をしっかり覚えていると
イタリア旅行も怖くない
世界も広がりますね
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