ご訪問ありがとうございますニコニコ

 

ここ最近の夏は猛暑、酷暑に苦しめられています。

 

そんな暑い季節に行うスポーツは

 

持久性運動のパフォーマンスが低下すると言われていて

 

その影響は暑さへの慣れ、水分補給や

 

身体冷却の有無、服装などにより異なるとされています。

 

 

 

 

 

 

これは、スポーツだけでなくて

 

日常生活でも当てはまりますよね。

 

学校で、職場で、あるいは自宅で…と、さまざまな環境下で

 

暑さに対処して熱中症を予防する必要があると思います。

 

 

 

 

 

 

スポーツをするアスリート向けのガイドブックに

 

普段の生活にも活用できそうなものを見つけましたので

 

お伝えしたいなと思います。

 

 

 

ガイドブックには「手掌前腕冷却」として記載されていますが
 
手軽に出来そうな「手のひらクーリング」についてご紹介しますね。
 
 
 
 
 
 
手のひらには、動脈と静脈が直接連絡している
 
特殊な抜け道血管 (動静脈吻合) が存在しています。
 
通常の血管より、多くの血液が動静脈吻合を通過しますので
 
手のひらクーリング行うことで
 
冷却された血液が深部に戻る(還流)ため、身体も冷やされます。
 
そして、手のひらは
 
体幹部と比べて容積に対する表面積の比が大きく
 
熱を身体の外へ逃がしやすい構造となっていますので
 
冷却するのに効率が良いのです。
 
 
 
 
 
実際に、手のひらを冷やす方法は
 
「保冷剤をガーゼや薄手のタオルでくるみ、手のひらににぎる。」です。
 
特別な道具も必要なく、場所も選ばないので
 
だれにでも出来ますし、費用もかかりません。
 
 
 
 
 
 
外出する時、学校や職場などでも
 
保冷剤をいくつか保冷バックに入れて出かけ
 
暑くなったら手に握るとよいでしょう。
 
もちろん、ご自宅でも手のひらクーリングはオススメですよ。
 
ご自宅でも、外出先でも
 
暑いと感じたら、大量の汗をかいたりする前に
 
10 分くらい手を冷やすと良いでしょう。
 
同じ場所を10分冷やし続けることで
 
体温も低下させることができるそうです。
 
 
 
 
 
抜け道血管は、運動すると開く傾向にあるそうですので
 
冷やしながら手首を回したり
 
握ったり開いたりをして、軽く動かすとよいと言われています。
 
 

 

 
 
 
保冷剤を持ったままじっとしていると
 
冷えすぎて痛みが出る場合や、凍傷になるおそれもあります。
 
冷えすぎる場合は、ガーゼなどの量を調整してください。
 
また、指先の血流が悪くなるのを防ぐため
 
十分に手を動かしてください。
 
血流が増えることで、冷たい血液がより多く流れ
 
体温を下げる効果が高くなります。
 
 
 
 
また、ガーゼなどを十分に巻いたとしても
 
就寝時には使わないようにしましょう。
 
運動をしない状態で、長時間手のひらを冷やすと
 
血流が悪くなって凍傷のおそれがあります。
 
 
 
 
 
暑さが非常に厳しい夏を
 
こまめな水分補給と、手のひらクーリングなどで
 
熱中症予防しながらお過ごし下さいね。
 
 
 
詳しくはこちら。