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ご自身や身近な方は
ゆっくり食べますか?早食いですか?
早食いは肥満の元になるという研究をお伝えしたことがあります。
こちらの記事です。
別の研究をご紹介しますね。
食事誘発性体熱産生(Diet-induced thermogenesis, DIT)
というものがあります。
栄養素の消化・吸収によって
摂食後に生じる代謝に伴う、エネルギー消費の増加量のことです。
1日の総エネルギー消費量の1〜1.5割程度を占めます。
摂食するだけで、エネルギー消費がアップするんですよ。
けっこう多いと感じませんか?
早稲田大学などの研究グループは
液状の食べ物を口の中に含んで(ゆっくり味わって)
あるいはよく噛んでから食べると
普通に飲み込む際に比べて、食後90分間にわたり
DITによるエネルギー消費量が増加することを
明らかにしたんです。
ゆっくり味わって、よく噛んで食べること(咀嚼すること)が
食後のエネルギー消費量を増加させることに繋がるということですね。
幼かった頃に「ゆっくり食べなさい。よく噛んで食べなさい。」
こんな風に言われた方もいらっしゃるかと思いますが
これは、(知らず知らずでしょうが)実は根拠があったのだということです。
普段から
「ゆっくり味わう」こと、そして「咀嚼をする」ことが
肥満予防や肥満解消に役立つことが期待されますね。
詳しくはこちら。