ご訪問ありがとうございます
ご自身や身近にご高齢の方はいらっしゃいますか?
長寿社会となり、長生きされる方が多くなりましたが
ただ寿命が長くなるだけではなく
できるだけ、心も体も健やかに過ごしたいですよね。
順天堂大学大学院の研究グループは
文京区に在住している
ご高齢の方1,615名を対象に調査を行いました。
肥満(Body Mass Index:BMI *1が25kg/m²以上)かつ
握力が弱い(男性28㎏、女性18㎏未満)の
「サルコペニア肥満」の方では
軽度認知機能障害、および認知症のリスクが高いことを明らかにしました。
サルコペニア肥満は、正常と比べて
軽度認知機能障害のリスク(オッズ比)が約2倍
認知症のリスクが約6倍になることが示されました。
また、認知症では
サルコペニアだけでも正常の約3倍のリスクになる
ということが明らかになったのです。
ご高齢の方は、低栄養状態やサルコペニアは
健康リスク要因となるように感じていましたが
一見、栄養過多な肥満もサルコペニアを伴うと
サルコペニアだけよりも
認知症リスクがより高くなってしまうようですので
出来る範囲で筋肉量をキープするようになさってくださいね。
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