バリアフリーな世界 -2ページ目

ホームレス自らを語る


内容(「MARC」データベースより)
足掛け3年の粘りの取材で、34人のホームレスの数奇で衝撃的な半生を彼らの生の声で記録。「ホームレス」という言葉で一括りにはできない、一人一人の豊かな表情と様々な人間模様が見えてくる。〈ソフトカバー〉









 路上生活は自由で制約はない。嫌な人とも付き合わなくていい。追い出されても、また別の場所に移るだけ。
 ホームレスの生活は絶対にしないと、まるで他人事のように笑っていないか。あるホームレスは語る。これはあなたにも十分に可能性があると。


 役所の世話になるならホームレスのほうがましと開き直る老人。ギャンブル三昧で集団生活をするのにも窮屈に思え、それなら一人のほうが気楽だと開き直る老人。
 開き直って、怠け者だと言われても仕方のない人もいる。だけど「ホームレスの人は怠け者ではなく、みんな勤労意欲があって仕事を探しているよ」という意見も数多くあった。


 今まではホームレスは酒や博打で荒れる人間だけと思っていたが、真面目に生きてただけなのに振り返る老人もいる。ホームレスになぜなったのかと首をかしげる。


 はたして、真相はどうなのか。


 ホームレスの様々な人生模様を読んで、ちょっと感動する。好きだ。「ホームレスなんて、なるわけねえよ」と笑っていいものか…


 ま、僕は車いす。もちろん誰もが信じられないと思っただろうが、何より「俺の方がびっくりだよ!」って思う。
 何が言いたいかというと、明日は何が起こるか分からない。


 サッカーの松田選手が倒れ、亡くなってしまったというニュースばかりやってた。ちょっと前に、巨人の木村コーチが倒れたのもそうだ。
 世の中、あり得ないことだらけ。


「じゃあ、なんでおめえは死んでねえんだよ」って言われそうだけど、まさにその通りなのです。


 二人とも若くして倒れたといわれてるけど、僕はもっと若い。若ければ倒れないのが常識だと思われがちだけど、それは嘘だと思う。
 若くても倒れるのは危険です。


 

 

中国賢人の教え―混沌の世を生き抜く知略

中国賢人の教え―混沌の世を生き抜く知略 (リュウ・ブックス―アステ新書)/鍾 清漢

¥735
Amazon.co.jp

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
注意するときは「小過を責めず」交渉では「喜怒を色に形さず」毎日を「日々これ好日」で過ごす。悠久の地に育まれた真の「智恵」、哲人たちの言葉に学ぶ処世訓が、ビジネスに役立つ、人生を豊かにする。








 ブックオフで105円だった。ずっと前に買ったけど、ずっと読んでなかったから、どうせつまらないだろうなあ、と意外と、期待以上に面白かった。
 中国の賢人の教えは、現代においても十分に通じるものがある。ビジネス、経営者にはお勧めできる。リーダーを目指す人にも必読の書になるのではないか。監督、コーチなど戦略を立てる人は中国の古典が勉強になるんだろう。


 中国賢人には、したたかさがあるというのは面白かった。あくどく、ずる賢く生きるところを学んでほしいらしい。要領よく世渡りする事ができなければ、歴史に名前を残す人物になれないからね。


 俺思う。じゃあ女性はみな賢人じゃん!


 著者も言ってた。最初のほうはしおらしくふるまって男心をくすぐり、気がついたら男性諸氏は財布のひもまでしっかり握られていた、などということにもなりかねない。って。
 ま、バカ正直になるな、ってことだろう。


 あと人間関係のことについて熱く語っている。組織とか。やっぱ経営者とかには勉強になると思う。渋沢栄一も「論語」を愛読していたし、中国古典はバカにできない。


 人間関係って、生きていくうえでほんとに大事なんだなあ。


 学ぼうとする姿勢は大事らしい。生涯学習とか。でも、無我夢中に、あくせく生きるな、ってことらしい。時間に追われるだけだ。それより、のんびり構えようよ、って。ちょっと一休みしたっていいのだから。
 これ読んだ時、やっぱ長友選手の「日本男児」はすげえな、と改めて思わされた。


 要は先の事ばかり心配するな。今、生きる事を楽しもう、って教え。自然のように雄大で、焦らず、マイペースに過ごすこと。

日本男児


内容紹介
「意思あるところ道はできる」
「努力は裏切らない」

長友佑都を支えた二つの言葉である。

現在、世界一のサッカークラブ・インテルに所属する長友佑都。
なぜ、ユニバーシアード代表、北京五輪代表、W杯日本代表、そしてチェゼーナからインテルへと駆け上がることができたのか。
決して恵まれた身体でない彼が、世界のピッチに立つためにしてきたこと。
そこにあるのは、人並み外れた意思の強さと、想像を絶する努力だった。

ゆるぎない意志と不断の努力。
この二つがあれば、どんな困難にも打ち勝ち、夢をつかむことが出来る。
それを証明してみせた長友佑都選手。

複雑な家庭環境に育った少年時代。
ぐれかけた人生を変えてくれた恩師・井上先生のこと。
誰よりも努力をした東福岡高校時代。
身体の不調に悩んだ大学時代。
FC東京監督との約束。
そして、チェゼーナ、インテルでのプレッシャーとプレイをする喜び。
これからの目標。

日本を元気する“今一番熱い男”の現在とこれからが分かる必読の一冊!











 熱い一冊!努力なんて大嫌いと思っている人には、ぜひお勧めしたい。努力の素晴らしさがわかる。
 けちのつけようがない名作。まるでドラマのような人生だ。映画一本分の感動があるのではないか。・・・と絶賛しまくりだが、ちょっと思うことがある。

 成功したから、こんなことが言えるんだろ!

 こう思う僕はなんて器が小さいんだろうと恥じる。でも、世の中は広いんだ。努力しても、なかなか結果がついてこない人もいっぱいいるんだろうなあ、ってちょっと思ったりもした。
 でも、結局、結果がついてこないのは、まだまだ努力が足りないんだ。

 ってことで、この本はすごい!

 努力すれば必ず成長できる――
 夢を諦めないこと。どんな困難にも立ち向かい、妥協するな。そんな熱いメッセージが込められている本である。

 この本でよかったなと思う点は、親孝行の大事さがわかるとこ。桑田選手だったろうか?前にこんなことを話してた。
 親孝行じゃない選手は大成しない。

「オレ様だけの力で成り立ってるんだぞ」という奴はいつかこけるってことだろう。感謝の気持ちは何よりも大切らしい。

「両親がそろってる子どもには負けたくない」
「片親だからと同情されたくない」
 長友選手はいつも思っていたらしい。すげえ。ハングリー!だからこそ熱い気持ちで前進できるんだろう。

 今さらながらW杯の岡田監督はやっぱすげえ、と思った。よくあんなに冷静になれたんだろう。もはや仙人の領域。
 ってことで、いまはなでしこフィーバーだけど、今度は男子に期待してます。

小島慶子キラ☆キラ


内容紹介
「あらためましてこんにちは、小島慶子です」――話題沸騰、ウィークデイのお昼のラジオを変えた超人気番組『小島慶子 キラ☆キラ』が本になった! 小島慶子ロング・インタビュー、各曜日パートナー(ビビる大木、神足裕司、宇多丸、ピエール瀧、水道橋博士)インタビュー、一週間生放送密着レポートに名トーク集などなど、ありえないボリュームで番組のエッセンスを一冊に凝縮、すべてのラジオリスナーに捧げる“読む『キラ☆キラ』”!









「キラキラ」ってどんな番組?という人や、「キラキラ」ファンの人は楽しめるお勧めの一冊。
 個人的には「ラジオの魂」が最高だっただけに、あまり衝撃を受けなかったが。番組紹介だけの本はあまり興味がないのかなあ。

 対談形式だから好き嫌いがあるのか?

 それでも面白い。相変わらず小島慶子さんのまっすぐな性格がわかるし。でも嫌みを言うなら、そんなの前から知ってるよ、という感じだ。ま、続けて読む俺が悪いのか。

「キラキラ」の番組を活字で読める章は、かなり面白い。深い。考えさせられると思う。番組を知らない人には、ぜひ読んでほしい。番組の雰囲気が伝わるから。

 ビビる大木とのコンビで放送した曜日では、小島慶子さんが美容室で出会った素敵な女性客の話。
 最初、オシャレで憧れるほどの好印象だったが、突如、最低な女だとイメージががらりと変わってしまったらしい。逆転のイメージは恐ろしいもので、憎悪に満ちていた。

 個人的には、かなり深いと思っている。それから、なぜ逆転したのか?

ラジオの魂


内容紹介
世の中って捨てたもんじゃないよ! TBSラジオの人気番組『小島慶子キラ☆キラ』のメインパーソナリティが語り下ろしたラジオの魅力。いまラジオがメチャクチャ熱いし面白い!




 ここまでまっすぐな人はいるだろうか?読むと元気になれる。女の人は特にオススメの一冊。
 テレビはいろいろ情報がいり見だって、正確な情報がラジオより見えないという著者。失礼だが、あまり勉強にならないと思ったが、すごい勉強になった。いい本だと思う。

 へ~やっぱなと思ったのが、女子アナ観だ。もともと著者は女子アナで入社。その時、発言が制約されちゃう、みたいな事件が起こる。テレビじゃ好きなこと喋られないらしい。
 昔は特にあっただろうな・・・
 著者はあんま誤解なさらないで、と言ってたが、かなり思い悩んだと思う。

 そしてラジオの世界に突入。リスナーとの接点。著者はラジオを身近なとこで考えているらしく、やはりリスナーとのふれあいを大事にしている。

 孤独なあなたには、ぴったりの一冊。勇気が出る一冊。

営業と詐欺のあいだ


出版社/著者からの内容紹介
モノが売れない時代でも一流の営業マンは売りまくる。彼らは、絶妙のタイミングで商品を薦め、必殺の決めゼリフを持ち、いつの間にか絶大な信頼感を勝ち取り、さらには「あなたは特別な人だ」と自尊心をくすぐりながら相手を気持ちよくさせ、必要のないモノまで買わせてしまう。商品説明などしなくとも、顧客は満足し、騙されたと訴えることもない。詐欺師と一流の営業マンは紙一重。十倍買わせる、きわどい営業のコツと心得を伝授!




この本は詐欺の本?と思いつつ読んだ。口下手な人にはオススメ!営業マンは特に。みんなこうだったら、苦労しないんだろうけど。

 軽い印象を受けた。ほとんど交渉術だなあと笑いながら読んでると、後半のマインドコントロールはすごい重い!洗脳の仕方を紹介し出すから、ほとんどホラー並の冷酷さにびびる。
 ま、全体的に例文みたいのが面白い。

 ネットには詐欺まがいの人がうじゃいる。僕のページは甘い汁がついているのか、たくさん群がってる。それを見てて思う。みんな、やたらと文章が長い!これも詐欺の特徴だと、どっかのテレビ番組で言ってた。
 ちなみに、僕は騙される金がない・・・

 要は、著者は営業と詐欺があいまいだという。だから、みんな、気づかぬうちにお金を奪われてるんだって。で、詐欺の手口を知り、もっとうまくお金を奪われなきゃ、と主張する。

 

夢を実現する戦略ノート


出版社 / 著者からの内容紹介
著者はリーダーシップ論の権威であり、アメリカで「リーダーのリーダー」と呼ばれる、文字どおり世界第一級の「メンター」。その世界一のメンターが、いかに自分の願望や夢を実現し人生で成功をつかむか、そのための心がまえ、戦略の立て方を、世界の成功者やビジネス界の著名人の具体例をまじえながら、一つのルールにまとめ上げたのが本書である。自分の使命を自覚し、自分の力を最大限に活かすために「人生戦略」は欠かせない。そして、「自分の力を効率よく活かす集中力」「不可能を可能にする突破力」「成果が倍増するための段取り力」など、“7つの力”をつけることが、成功への戦略となる。「成功し続ける人」と「成功できない人」の差は何か、明快に明かされる一冊である。





 外国人が書いたって感じの文章。何か外国人と日本人の文章には違いある気がする。ただ、なんとなく・・・
 最初はつまらないと思ったけど、中盤あたりから、この本の面白みがわかった。とにかく成功したい人にお勧めの一冊。いいこと書いてるな、と思った。

 この本は、成功への過程を「旅」と言ってる。旅の目的地を決めて邁進せよ、みたいな。旅なんだから、途中で食糧がなくなったり、いろいろとアクシデントが発生する・・・
 ここまでくると、いい比喩だなあと認めるべきでしょ。
 この本は比喩が面白いのだ。

 恐怖に打ち勝たなければ、失敗から学べとか、後半は個人的に好き。

成功者の習慣が身につく「超」心理術


内容(「BOOK」データベースより)
自分の気持ちを操り、幸運をつかみとれ!カリスマ心理学者がこっそり教える49のテクニック。





 意外に楽しめた。心理学者、というのがよくわかる。心理学が好きな人にはオススメの一冊だ。

 成功者になりたければ、ポジティブな事だけ口に出せ。転んでも、さっさと立ち上がれ。
 こう言い切る著者の性格が好きだ。面白いのは、見た目は重要で整形はしてもいい、とあっさり言っちゃうとこ。言ってることに嘘がないんだなあ、と思わせるところに共感を持った。

 全体的に当たり前のことを言っているように感じる。まあ、それが成功者の習慣というものらしい。生活が乱れてる人にもおすすめ。

 一言で言うなら「暗示」。自分の脳を騙そう、みたいな。

鈍足だったら速く走るな

鈍足だったら、速く走るな/中竹竜二

¥1,365
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内容紹介
がんばっているのに「未来」が見えないあなたへ STEP1  自分自身を「言葉」で定義し、強みを知る STEP2  欠点は切り捨て、できることを誰よりも磨く STEP3  「ビジョン」に至るストーリーをつくる STEP4  独自のスタイルは、最高の「力」を発揮する!
内容(「BOOK」データベースより)
大学選手権2連覇に導いた、元・日本一オーラのない監督の「どんな人でも輝く」才能の見つけ方。






だそうである。ラグビーの監督だったらしい。「日本一オーラのない監督」というネーミングが好きだ(笑)


著者は挫折の多さから学んだらしい。そこから這い上がり、日本一の監督になるなんて、スポーツ好きから見れば、なんて美談なんだろう。


人生、壁にぶち当たり目の前が真っ暗の人にオススメの一冊。ただ著者は本は全然読まないと言ってるように、「今、何の話してるの?」という点がちらほら。


著者の昔の体験も書いてあって、小学校のときの徒競争のことが書かれていたのだが、何と鈍足だったと告白している。そんな監督をやるような人がほんとに鈍足だったの?ほんと?スポーツ好きな子ってえ、みんな足が速いのが相場だって。


ともあれ、一度くらいの挫折でへこたれるな。挫折の経験をもっと積ませるべき。そしてチャレンジさせる環境を作ってあげたいというところには感動した。熱い!


善人ほど悪い奴はいない

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川oneテーマ21)/中島 義道

¥760
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内容(「BOOK」データベースより)
ニーチェの善人攻撃や同情非難は自分自身の内に潜む「弱さ、卑劣さ、善良さ」に対するものではないか。強烈な自尊心と、何をしても上手くいかない諦めを持つ若者たちが数百万規模で発生している現代日本でニーチェがよく読まれる理由がここにある。傲慢と自虐の極致をゆくニーチェから学ぶ、絶対的真実。







だそうである。哲学は好きではない。ただタイトルに惹かれ手に取った本だ。だいたい中身を読んで買うが、なぜか全然読まなかった。


読んで、びっくりした。こんな痛烈な言葉を浴びせていいのかと。前に「そこまで言うか!」という本があったが、あれ以上。そこまで言っちゃうんですか、的な。


おそらく著者は頑固で気が強いのではないか。偏りがあると言われても仕方がないだろう。問題作か?


しかし、「優しさ至上主義」というテーマは面白かった。世の中にそんな雰囲気があるんじゃないか、と自分でも思ってたかもしれない。


要は、世の中の人はほんとマヌケ。善人ぶってよくやるよ。弱者のくせして。的な。すぐクレームをつけたがる社会はどうかしてるよ、とある人が読めば頭に来るだろう。


面白かったのはここ。


世の中のほとんどの人を弱者=善人と考える著者だが、身体障害者、犯罪者、性的マイノリティ、外国人、被差別部落出身者などの人は特に弱者と考えていないようである。しかし、当然、その中にも偏見に満ちたり、怨念に凝り固まった奴がいるという。


前者の、公認の被差別者は弱者=善人が掌を返すように態度を変えたりする卑劣さを身に染みて知っているのでは、という点は面白かった。それを見抜く精神は鍛えられているらしい。


見抜いちゃうよ(笑)