オリヅルランのレジンフラワー制作の様子 | アメージング ドライフラワー & レジンフラワー

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ホソバオリヅルランの子株をドライフラワーにして、エポキシレジンに封入してレジンフラワーを制作しています。

 

今回は、「切削」→「下地研磨」→「ツヤ出し仕上げ研磨(途中)」、という工程です。

 

ちなみに前回は成型したレジンフラワーを、カットする動画をご覧いただきました。

興味のあります方はご覧くださいね。

 

「レジンフラワー ~固めたエポキシレジンをカットする動画~」

 

カットしたレジンを、オリジナルの切削ナイフで削る工程は、画像を撮り忘れてしまいましたので、こちらをご参照くださいね。

(研磨資材のご紹介もあります)

 

研磨作業工程スライドショー

 

 

それでは下地研磨をしたあとの画像と、ツヤ出し仕上げ研磨の途中まで進んだ画像とを比較してみていただきましょう。

 

下地研磨後

 

ツヤ出し仕上げ研磨途中

 

下地研磨後

 

ツヤ出し仕上げ研磨途中

 

下地研磨後

 

ツヤ出し仕上げ研磨途中

 

下地研磨後

 

ツヤ出し仕上げ研磨途中

 

 

レジンの研磨で一番重要なのは、「下地研磨」の工程です。

みなさんはよく仕上研磨を一生懸命におやりになっていますが、その前段階でレジンの表面が整っていなければ、どんなに時間をかけてツヤを出そうとしましても、水のように澄んだ仕上がりにはなりません。

 

お化粧をなさいます場合でも、荒れた肌の上にファンデーションをのせても明るいツヤは出ませんよね?

しっかりと下地を作ってからでないと、ファンデーションは輝きません。

それとまったく同じです。

 

 

下地研磨をしていきますと、細かいキズが見えてきます。

それは髪の毛よりもずっと細く、浅いキズであっても、下地研磨で削って消そうとしますと、かなり時間がかかってしまいます。

ましてや仕上げ研磨用のヤスリやコンパウンドでは何日もかかってしまいますし、結局はきれいに仕上がりませんから、キズが見つかった時は、その部分をもう一度切削してキズを削ってしまいます。

 

それからまた下地研磨をします。

それでまたキズが見つかったら切削しなおす、この繰り返しで少しずつ表面のきめが整っていくのです。

 

作業工程の近道は必ず悪い結果を招きます。

『急がば回れ』

これが30年のキャリアで身に染みるほど痛感した、レジン創作での鉄則です。

美しい仕上がりをお求めになるのでしたら、結果を急いではいけません。

 

このあとは、鏡面になるまで研磨して、ツヤツヤに仕上げていきます。

 

 

新製法ドライフラワーの作り方

 

新しいドライフラワー製法を考案したわけ

 

製法特許出願と講座講師就任

 

講座運営会社との決別(この製法がだれでも自由に使えるわけ)

 

ネットスクールの開講と閉鎖したわけ