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un piquillo de amarillo

リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

Villarreal USAGonzalo Arroyo Moreno2014127日をほぼ訳出





2013-14シーズンのリーガ・エスパニョーラも折り返し地点に達し、ビジャレアルCF5位に位置している。この時点でチャンピオンズリーグ出場権も狙える距離にいることは、ほとんどのビジャレアルサポーターの想像を超えていた。我々はどうしてここにいるのか? シーズン前半の鍵となるポイントを振り返ってみよう。





①良質な夏の補強。

(プレシーズン開始時に)昇格を勝ち取ったメンバーを見渡すと、ストライカー、控えキーパー、センターバックを必要としていた。



A - RCDマヨルカのデュオ。メキシコ代表のジオバニ・ドス・サントスはビジャレアルに自信をもたらし、前半戦だけで5アシスト8得点を記録してその力量を示した。さらには、ラ・マシアを離れて以降付きまとわれていた負傷に見舞われていない。ジオバニは守備的ピボーテのトマス・ピナとともに、降格したマヨルカから購入した。ピナはドブレピボーテのポジションでマヌ・トリゲロスと出場時間を分け合っている。



B - 控えキーパー。(プレシーズン開始時には)フアン・カルロスが正ゴールキーパーを務めると思われており、セルヒオ・アセンホはさほど期待されていなかった。しかし、アセンホは(フアン・カルロス)の負傷で優位に立った。契約解除金は500万ユーロと高額であり、結局ディエゴ・マリーニョがバリャドリードから復帰しそうではあるが、アセンホが長期的にビジャレアルのキーパーに君臨しそうでもある。


C - センターバック。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督が慎重に彼をスカッドに組み込み、結局スタメンとして起用したため(一部はチェチュ・ドラードの不可避の負傷の影響だが)、ブラジル人のガブリエウ・パウリスタの役割は急速に拡大している。ガブリエウのプレーはとても堅実に思え、アトレティコ・マドリード戦では得点を量産していた同朋のディエゴ・コスタを無力化した。コスタには肘打ちを食らったが、やり返していない。しかし、練習場でマルセリーノ監督と口論になったという噂が懸念の原因となっている。




②優れた後半の成績。

ビジャレアルが真のビッグチャンスを迎えた時は常に、忍耐力(intestinal fortitude)が少々足りないと疑問を投げかけられていた。(あと少しの忍耐力があれば、)UEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出していたはずであり、ラ・リーガの頂点に位置していたはずであり、UEFAヨーロッパリーグの決勝に進出していたはずであり、降格を避けられていたはずである。マルセリーノはペレグリーニ時代を超える持ち味とコンディションを加えたが、第15節のマラガ戦ではロスタイムの失点で引き分けている。




A – アルメリア戦。

2012-13シーズンの最終節同様に、2013-14シーズンの開幕戦はアルメリア戦となった。ビジャレアルはこれまでにエスタディオ・フエゴス・メディテラネオスで勝利したことがなく、またホームチームは残り10分までリードを築いていたが、ビジャレアルでのデビュー戦となったジオバニ・ドス・サントス83分に得点し、86分にはジョナタン・ペレイラの得点をアシストして3-2と逆転勝利を収めた。(22節終了時点でアルメリアは16位、ビジャレアルは5位であり)この試合は両クラブの今シーズンの調子を定める試合となった。


B - マドリード勢に対する抵抗その1

4節にレアル・マドリードがビラ=レアルを訪れ、この試合がシーズン最初の真の試験の機会となったが、ビジャレアルは期待を裏切らなかった。カニがホームチームに先制点を与えたが、39分にガレス・ベイル64分にクリスティアーノ・ロナウドと、移籍金の世界記録を塗り替えたふたりの得点で1-2と逆転された。しかし、70分にジオバニ・ドス・サントスディエゴ・ロペスの守るゴールを破り、勝利に等しい引き分けに導いた。



C - エルチェ戦。

12節はバレンシア州のライバルであるエルチェとエスタディオ・マルティネス・バレーロで戦い、90分にイケチュク・ウチェが決勝点を決めて勝利した。この試合でのビジャレアルはベストのプレーではなく、マルセリーノの選手たちは勝利の方法を探していた。(接戦で勝利したことは、)最終的な順位表の上では何位か分の価値を持つ。



D – マドリード勢に対する抵抗その2

13節では、公式戦全試合でわずか1敗しかしていないアトレティコ・マドリードをエル・マドリガルに迎えた。アトレティコはワールドカップの大陸間プレーオフのためにディエゴ・ゴディンなどのウルグアイ代表選手を奪われていたが、90分のほとんどでアウェーチームがセカンドベストだった。ビジャレアルは試合早々にオウンゴールを喫したが、後半にイケチュク・ウチェが引き分けに持ち込む同点弾を挙げた。




③アウェーでの成績の良さ。

シーズン開幕戦がアルメリア戦だったことで、エル・マドリガルでの開幕戦は普通以上の試合となった。しかし、イエローサブマリンはアウェーでもホーム同様に勝利を収め、逆にビラ=レアルではいくらか勝ち点を落とした。90分の失点で1-1の引き分けとなった第15節のマラガ戦、人手不足で敗れた第11節のヘタフェ戦(0-2)と第17節のセビージャ戦(1-2)などである。


ホームでのアトレティコ・マドリード戦とレアル・マドリード戦では、カンプノウでのバルセロナ戦を遥かに上回る努力を示したが、統計は2分(勝ち点2)よりも11敗(勝ち点3)のほうが勝ち点が高いことを示している(マドリード勢との2戦のうちどちらかは勝利すべきだった)。



A – オサスナ戦。

アウェーでの開幕戦、フエゴス・メディテラネオスでのアルメリア戦勝利は蜃気楼だったのか? ビジャレアルの次のアウェーゲームではまだまだ改善の余地が残されていた。第3節、エル・サダールでの3-0の大差での勝利は、ビジャレアルを一晩だけ順位表のトップに上げた。


B - セルタ戦とベティス戦。

5節にはセルタ・デ・ビーゴに0-0と引き分け、第7節にはセビージャでベティスに0-1と敗れたものの、ビジャレアルは最善のプレーを見せようとした(熟語 : put ones best foot forward)。疑問の残る判定やファイナルサードでのフィニッシュの甘さによって、勝ち点6ポイント中1ポイントしか積み上げられなかったが、パフォーマンスは全体的に堅調だった。


C - レバンテ戦。

14節ではバレンシア州のローカルライバルを3-0で完封した。イケチュク・ウチェ10分にPKを獲得し、相手キーパーのケイラー・ナバスが退場となり、ブルーノ・ソリアーノPKを決めた。レバンテの攻撃の中心であるジョルディ・シュメトラババ・ディアワラが負傷交代し、後半のウチェ2得点が勝利を確信させた。




Villarreal USA

http://www.villarrealusa.com/2014/1/27/5277370/villarreal-cf-2013-season-review-part-1






ガブリエウ


























雨が降っており、多くの観客が傘をさしている。コリセウム・アルフォンソ・ペレスの1階席には本当にまばらにしか観客がおらず、1階席と2階席の間の通路に傘をさした観客が立って集まっている。このスタジアムの屋根はメインスタンドの一部のみなので、座るとお尻が濡れるという理由なんだろう。

 

ヨーロッパサッカートゥデイでは、ソシエダのセカンドユニフォームは黒色と記載されているが、ヘタフェ戦でのユニフォームはオランダ代表のような蛍光オレンジ色だった。胸スポンサーが付いていないことも、オランダ代表のイメージを強くさせるのに役立っている。

 

 

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試合開始早々の3分にソシエダのイマノル・アギレチェが先制点を決める。カルロス・ベラの左足クロスにヘッドで合わせる彼らしい得点だったが、コースを付いた分だけミゲル・アンヘル・モジャの手が届かなかった。

 

2点目もソシエダ。右サイドを駆け上がったベラが今度は右足でクロスを挙げ、またもやアギレチェがヘディングで得点。今度もやはり、コースを付いた巧みなヘディングだった。

 

23分にはヘタフェが1点返す。コーナーキックの流れからヘタフェ選手のシュートがチプリアン・マチカにこぼれ、マリカが落ち着いてファーに流し込んだ。登録名はマリカではなくチプリアンのようである。マリカは201310月にヘタフェに加入した選手であり、1029日のビジャレアル戦でも得点した。11月頃からはアドリアン・コルンガからポジションを奪ったように思える。

 

その後はヘタフェに2度決定機があったが、9番がゴール前で足を滑らせてシュートを打てなかったこと、ペドロ・レオンがシュートを打つタイミングが遅れたことで、得点を逃している。

 

しかし51分のペドロ・レオンの同点ゴールはゴラッソだった。この雨とグラウンド状態の中、左サイドからのクロスを右足でダイレクトシュートするのは難しい。

 

 

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この試合の観客数は5000人。時期(1月)も天候(雨)にも恵まれない割には観客がよく入っていたとも言える。2点ビハインドから引き分けに持ち込む展開も悪くはなかったし、ホームのヘタフェが勝ってもよい試合だったが、決定力のなさに泣いた。ヘタフェは1トップの得点数が少ない。




コリセウム・アルフォンソ・ペレス




ベラ

コパ・デル・レイ ラウンド16セカンドレグ

ビジャレアル 0-1 ソシエダ

得点者 : ロス

2試合合計0-1で敗退)



出場選手

GK : フアン・カルロス

DF : ヨキッチ、ムサッキオ、ガブリエウ、パンティッチ(60分→マリオ)

CH : ブルーノ、ピナ

SH : ペレス(59分→アキーノ)、モイ(66分→ウチェ)

FW : ジョナタン、ペルベ



今回のセカンドレグのスタメンも、今シーズンのコパ・デル・レイの基本スタメンと同じ。ジェレミー・ペルベモイ・ゴメスはリーグ戦でも起用されているけど、ボヤン・ヨキッチアレクサンダル・パンティッチ、キーパーのフアン・カルロスは完全にカップ戦要因に甘んじている。


モイ・ゴメスが左サイド、エルナン・ペレスが右サイドに入っているようである。



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最初のチャンスはビジャレアル。左サイドバックのヨキッチがドブレピボーテを追い越す位置までドリブルで持ち上がり、右足でペルベにフィード。ヨキッチのちょこまか系ドリブルは往年のハビ・ベンタの持ち上がりに似ている。



パンティッチの軽いプレーからソシエダの先制点

32分の先制点はソシエダのハビ・ロス。初めて聞いた名前である。リーグ戦では控えの1番手にもなれていないようだが、コパ・デル・レイではマルケル・ベルガラルベン・パルドに代わって先発要員となり、4回戦のアルヘシラスCF戦セカンドレグでも得点している。


ソシエダのカップ戦用キーパーはクラウディオ・ブラーボではなくエニャウ・スビカライスビカライが左前方に長いキックを蹴ると、ゴンサロ・カストロパンティッチが競ったが、パンティッチの対応が軽すぎて簡単に抜け出される。ビジャレアルの守備人数はそろっていたものの、シャビ・プリエトロスを捕まえきれずに失点を許した。


背走していたガブリエウカストロのグラウンダーのパスをクリアしそこね、シャビ・プリエトにシュートを許す。さらにフアン・カルロスが正面へのシュートをキャッチしそこね、ロスに押し込まれた。


一番責任が重いのは間違いなくパンティッチだが、ガブリエウフアン・カルロスの小さなミスも見落とせない。右サイドでの軽いプレーと言えばマリオ・ガスパールの十八番だが、数少ない出場機会でパンティッチも同様のプレーをしてしまったのは痛い。



PK失敗で同点ならず敗退

アウェーでのファーストレグには0-0で引き分けているため、勝ち上がりのためには最低2点が必要になったビジャレアル。60分前後には本来のレギュラーであるマリオアキーノウチェを投入して逆転を目指す。


左サイドからのヨキッチが逆サイド前方にロングボールを送り、トラップしたエルナン・ペレスがディフェンダーを背負ってシュート。中盤でのパス交換から前が空いたモイ・ゴメスがドリブルして左足ミドルシュート。プレースキックっぽい流れで左サイドのブルーノが正確なクロスを挙げ、ペルベがヘディングシュート。いずれの攻撃も実らず、ペルベのヘディングシュートはスビカライの正面を突いた。


ブルーノウチェにスルーパスを出し、ウチェがセンターバックのホン・アンソテギを背負って受けると、倒されてPKを獲得した。PKキッカーの優先順位第1位であるジオバニ・ドス・サントスが欠場していたため、12月のセビージャ戦でPKを決めているペルベがスポットに立ったが、右足で右に蹴ったキックは枠外に飛んでいった。



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失点シーンでのフアン・カルロスのプレーは、アセンホならシャビ・プリエトのシュートを弾かずにキャッチしていたと思う。


パンティッチマリオよりも守備的な選手だが、守備で勝敗につながる失策をしてしまったのは残念。コパ・デル・レイでは4試合すべてに先発出場したが、リーグ戦では1試合34分しか出場していないことによる試合勘のなさが原因と思いたい。


レアル・マドリード戦でゴラッソを見せたように、マリオは攻撃面ではハビエル・アキーノとの連携で何度も得点につながるプレーを見せている。その一方で、失点につながるプレーも多いのは事実だが、マルセリーノ監督は我慢してマリオの成長に期待しているようである。




















ビジャレアル 5-1 ソシエダ

得点者 : ジオバニ2、ウチェ2、モイ・ゴメス、アギレチェ

マリオのアシストでジオバニが先制点(1-0

ビジャレアルの先制点は右サイドの攻撃から。ハビエル・アキーノのスルーパスに抜け出したマリオ・ガスパールがラインぎりぎりで追いつき、マイナスの折り返しをジオバニ・ドス・サントスがゴールに流し込んだ。

先制点後にはセルヒオ・アセンホのタイミング良い飛び出しで1点防いだシーンがあった。アセンホはゴール前でどっしり構えているイメージがあるが、この難しい判断が大勝に向けたターニングポイントになったと思う。

ジオバニのクロスからウチェのゴール(2-0

2点目も26分のビジャレアル。モイ・ゴメスブルーノ・ソリアーノがペナルティエリア左側近くでパスをつなぎ、ジオバニが逆サイドのイケチュク・ウチェに向けて速いクロスを入れると、ワンバウンド後にウチェがダイレクトでゴールに蹴りこんだ。

守備的なピボーテまでエリア内のパス交換に参加して時間を作り、最後はセンターバックのマテオ・ムサッキオまでエリア内に走りこんだ厚みのある攻撃だった。

ジオバニのゴラッソ、ウチェの巧みなシュート(4-0

32分にはジオバニのゴラッソ。右サイドのアキーノがドリブルを仕掛けると見せかけてスルーパスを出すと、マリオと相手ディフェンダーがもつれた間にジオバニがボールをかっさらい、左足でゴールに突き刺した。

54分のウチェの得点はオフサイド気味。バイタルエリアでパスを受けたジオバニはディフェンダー2人に囲まれたが、意外性のあるノールックパスをウチェに通し、ウチェはキーパーのオマール・ブラーボの動きをよく見て逆を突いた。ウチェのゴール前での冷静さ、シュートの巧さは頼りになる。

モイ・ゴメスのプリメーラ初得点とアギレチェの得点(5-1

57分にはモイ・ゴメスが駄目押しの5点目。モイ・ゴメスにとってはプリメーラ・ディビシオン初得点となった。ドリブルで左サイドを駆け上がると、マヌ・トリゲロス?からワンツーの折り返しを受けてダイレクトで思い切りよくシュートした。

60分にはセットプレーから1点返される。コーナーキックに合わせたイマノル・アギレチェのヘッドはコースを少し変えただけだったが、飛んだコースがよくアセンホが反応できなかった。マルカによれば、アギレチェ23節終了時の5得点中4得点がヘディングでの得点である。

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1週間前のラージョ戦(5-2)に続き、リーガでは2試合連続の5得点。欧州カップ戦出場権を争うライバルに快勝し、66分には17歳のマティアス・ナウエルをデビューさせる余裕まであった。




ナウエル

最初の惜しいチャンスはビジャレアル。ブルーノ・ソリアーノが良い読みでボールを奪取すると、狭いエリアにいたイケチュク・ウチェに出したスルーパスが通り、ウチェが振り向きざまにシュートを打つもウィリー・カバジェロに阻まれた。

 

20分にはサムエル・ガルシアが負傷してファブリス・オリンガが投入される。サムエル(サム)は1990年生の選手で、昨シーズンはマラガBでプレーしていたらしいが、今シーズンはトップチームデビューすると徐々に出場機会を増やし、113日のベティス戦で85分に投入されると90分に初得点を挙げている。続くグラナダ戦では初めて先発出場し、その後はコンスタントに先発出場している。21日のセビージャ戦で自身2点目を挙げており、どうやら同じアンダルシアのライバル相手に相性が良いようである。

 

一方のオリンガは、昨シーズンにペレグリーニ監督がリーガ最年少デビューさせて話題になったが、今シーズンは開幕から3試合連続先発出場した後、やや出場機会を減らしている。17歳で試合に出ていること自体が凄いが。

 

次の惜しいチャンスもビジャレアル。ブルーノがセンターサークル内から左サイドのジャウメ・コスタに展開し、ジャウメ・コスタがドリブルで持ち上がった後、さらにアウトサイドにいたカニにパス。カニはひとり交わした後にエリア内のジャウメ・コスタに小さなパスを出し、ジャウメ・コスタが左足でクロス。ゴール前数mにいたウチェがほぼフリーでヘディングするも枠を外した。

 

31分の先制点もジャウメ・コスタから。相手陣内での不用意なパスをインターセプトし、前方のカニへパス。カニはエリア内に侵入してからバイタルエリアにマイナスぎみのやさしいパスを出し、巧みにフリーになっていたブルーノが左足ではなく右足で押し込んだ。

 

右サイドのアフリカ系選手が打ったシュートをセルヒオ・アセンホが弾き、ペドロ・モラーレスに詰められた危ないシーンがあった。アフリカ系選手のシュートは途中でバウンドが変わっているため、弾いたアセンホに罪はないが、モラーレスのシュートミスに助けられた。

 

ブルーノのレイトタックルでモラーレスが負傷した62分のシーンでは、ガブリエウが読みの鋭さを見せた。

ブルーノのグラウンダーのフリーキックにジオバニ・ドス・サントスが頭で合わせたシーンは惜しかった。ジオバニがうまくフリーになっていたが、ウィリー・カバジェロの反応が鋭かった。

 

ビジャレアル1点リードで迎えたロスタイム93分には、マラガのコーナーキックでウィリー・カバジェロもゴール前に上がり、土壇場でウェリグトンの同点ゴールを許した。ウェリグトンに付いていたのはおそらくガブリエウだと思う。

 

 

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ウチェが前半にヘディングシュートを確実に決めていれば・・・という試合だった。左サイドのジャウメ・コスタカニとともに多くのチャンスを作り出していた。ジオバニ・ドス・サントスがいない(62分から出場)と中央に起点が作れないが、逆にサイドアタックが活性化するような気もする。アセンホはオレンジ色と黄色のキーパー用ユニフォームを着用していた。あんな色初めて見た。

 

好きなフアンミは昨シーズンをローン先のラシン・サンタンデールで過ごし、今シーズンはマラガに復帰したが、第10節までは出場機会が全くなかった。怪我だろうか? しかし第11節で今シーズン初出場すると、途中出場の第13節グラナダ戦で投入から1分後に得点し、続くアスレティック・ビルバオ戦では初先発に応えるかのように2戦連続得点を挙げている。

 

ロケ・サンタクルスが怪我していたらしく、ビジャレアル戦ではフアンミがワントップとして起用されていた。セルジ・ダルデル、サンタクルス、フェルナンド・ティッソーネエリゼウと、途中交代相手(途中出場相手)はコロコロ変わっているため、普段はどのポジションで起用されているのか定かではないが、万能型アカッター的な位置づけがなされているのだと思う。



ウィリー・カバジェロ

バレンシア州ダービー。なお、セルヒオ・アセンホはオレンジ色のユニフォームを着用していた。キーパー用のオレンジ色と緑色のユニフォームは、それぞれホーム用とアウェー用に振り分けられているのではないらしい。わからん。

 

ブルーノのPKによる先制点

先制点はビジャレアル。カニがふわっと浮かせたスルーパスにイケチュク・ウチェが抜け出し、ケイラー・ナバスに倒されてPK獲得&ケイラー・ナバス退場。今シーズン絶好調で話題に上がっているケイラー・ナバスだが、ビジャレアルとの相性は悪かった模様。

 

ブルーノ・ソリアーノPKを決め、13分に早くもビジャレアルが先制。PKキッカーの序列はジオバニ・ドス・サントス1番で、ジオバニがいなかったからブルーノが蹴ったらしい。ブルーノはジュゼッペ・ロッシの真似をし(take a page from the book)、助走途中に止まるそぶり(パラディーニャ)を見せてから蹴った。

 

次はエルナン・ペレスのボレーシュートがバーを直撃。左からのカニのクロスは肩近くの高さがあったが、ダイレクトで抑えてうまく打った。

 

次は左サイドのカニがバイタルエリアにマイナスのパスを出し、走り込んだブルーノがコースを狙ったシュートを打ったが、ケイラー・ナバスに代わって入ったハビ・ヒメネスにセーブされる。ハビ・ヒメネスはポジショニングも反応もいいキーパーに思えた。

 

ハビ・ヒメネスは昨シーズンはセグンダ(2部)のレアル・ムルシアで正キーパーを務めており、プリメーラの下位クラブならレギュラーとして出場できるように感じる。後半にもペレスのシュート、カニのドリブル突破からのシュートを最後まで見極めており、いずれの場合もシュートコースはあったのに枠外に飛ばさせることに成功している。どっしり構えているので安心感がある。

 

ブルーノのスルーパスからウチェの追加点

73分にはブルーノのスルーパスにウチェが抜け出し、ハビ・ヒメネスとの11を制して追加点。これはウチェが巧かった。

 

88分にはウチェがハットトリック達成の3点目。ゴール前の混戦でバイシクルシュートを突き刺したゴラッソで、ハビ・ヒメネスにはノーチャンスだった。大活躍のウチェは試合終了後にユニフォームをアウェーサポーター席に投げ込んでいる。

 

 

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レバンテのキーパーはケイラー・ナバスが話題だが、さらにハビ・ヒメネスという好選手がいることを初めて知った。ハビ・ヒメネスナバスが出場停止のヘタフェ戦にも出場したが、ペドロ・レオンの得点で0-1で敗れている。その後はナバスがレギュラーに復帰したため、今季のハビ・ヒメネス2試合2敗(4失点)という結果に終わっている。

 

2008-09シーズンはバリャドリードBで、2009-10シーズンはバリャドリードで降格を味わい、2012-13シーズンもいったんは降格を喫した(後に取り消し)らしい。また、バリャドリードでのトップチームデビューがビジャレアルB戦だったが、その試合で退場処分を受けたらしい。運は持ってないらしい。

 

ガブリエウ・パウリスタは本日もマテオ・ムサッキオとコンビを組み、安定したプレーを見せた。左サイドバックはジャウメ・コスタの代わりにスロベニア代表キャプテンのボヤン・ヨキッチが起用されたが、時に高いポジションを取ったり大胆な守備を見せるジャウメ・コスタに比べると、ヨキッチは攻撃意識が低かった。



シウダ・バレンシア



ハビ・ヒメネス


エル・マドリガルに帰ってきたマルコス・セナ
LFP公式サイトの記事の抄訳

ニューヨーク・コスモスとの親善試合でマルコス・セナがエル・マドリガルに帰ってきた。セナは11シーズンをビジャレアルで過ごし、古巣のファンの前でヒーローの待遇を受けた。ブラジル生まれのセナにとって感動的で特別な夜となった。

セナの現所属クラブと元所属クラブの対戦は、ビジャレアルがニューヨーク・コスモスを3-0で下し、セナ自信は両クラブで45分ずつプレーした。最愛の元キャプテンと同じようにファンのお気に入りだったロベール・ピレスやハビ・ベンタも、エル・マドリガルの魔法の一部となることを望んだ。

チームメイトに囲まれ、ファンはスタンドからセナのチャントを歌い、ビジャレアルのユニフォームを着て、スタジアムのビジョンに移された映像に感動し、良き思い出について語った。この試合の収益は全額がビラ=レアル慈善団体(カリタス・ビラ=レアル)というNGO団体に寄付される。


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ニューヨーク・コスモスはNASL(実質2部)の2013秋季シーズンで優勝し、NASLサッカーボウルで春季優勝のアトランタ・シルバーバックスと対戦したらしい。コスモスの公式サイトでは、セナのことをビジャレアルの「Eternal Captain」(永遠のキャプテン)として紹介している。セナはビジャレアルで363試合に出場し、ビジャレアルにおける最多出場記録を持っている。

この試合の前半はビジャレアルで、後半はコスモスでプレーし、11分にはビジャレアルの先制点をお膳立てした。背番号と同じ19分にはエル・マドリガルの観客が1分間の拍手でセナを称えた。なお親善試合とはいえ、ニューヨーク・コスモスにとっては約3ヶ月ぶりの敗北だったらしい。

コスモスのことは、2008年に名古屋シネマテークで観た映画『ペレを買った男』(Once in a Lifetime)で初めて知った。1970年代末にはペレの他にベッケンバウアー、カルロス・アウベルト、ニースケンスが所属していたチームで、ジョルジョ・キナーリャが完全に悪役として描かれていたのが可哀そうだったが。


LFP公式サイト
Marcos Senna returns to El Madrigal
2013年11月14日


ビジャレアル対コスモス

ジオバニ・ドス・サントスはベンチ。ブルーノ・ソリアーノは頭に包帯を巻いたまま出場。トマス・ピナはユニフォームの下から白いシャツを出しているが、とてもだらしなく見える。セルヒオ・アセンホのユニフォームはやはり青色。

 

開始早々のアトレティコの先制点

先制点はアトレティコ。左サイドでカニフアンフランにあっさり交わされてクロスを入れられると、ゴール前でダビド・ビジャ?と競ったマリオ・ガスパールの頭に当たってしまい、オウンゴールを喫した。カニの守備が軽すぎる(笑)のが失点の一番の原因だが、フアンフランのクロスは質が高い。

 

次のシュートはビジャレアル。右サイドのエルナン・ペレスからのマイナスのパスがジョナタン・ペレイラを通りこして逆サイドまで流れ、カニが慎重に左足でシュートを売ったが、枠外に。

 

次はブルーノの左足でのフリーキック。25m付近からライナー性のボールで直接ゴールを狙ったが、ややコースが甘く、ティボ・クルトワに両手で弾かれた。

 

次はアトレティコのカウンター。3人対2人(ディエゴ・コスタ&ビジャ)のピンチを作られたが、ガブリエウ・パウリスタがコスタとの11を冷静に対処した。

 

マリオイケチュク・ウチェに当て、ウチェハビエル・アキーノに落とし、アキーノがダイレクトでジョナタン・ペレイラにパス。ディフェンダーに付かれて苦し紛れに打ったシュートは枠を捉えなかった。

 

次は右サイドからのスローインをジェレミー・ペルベが落とし、マヌ・トリゲロスがシュートフェイントでディフェンダーを交わしてから左足シュートしたが、クルトワに防がれた。トリゲロスはシュートの意識が強いし、コンパクトな強いシュートを打てる。

 

ペルベの突破からビジャレアルの同点ゴール

79分、ビジャレアルが同点ゴールを決める。ペルベが泥臭くドリブルし、ゴール前数mの距離にいたウチェにマイナスのパスを送ると、ウチェと競っていたフアンフランの足に当たってオウンゴールとなった。このすぐ後、ペルベが彼らしくないループシュートを売っているが、易々とクルトワにキャッチされている。

 

 

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両チームの得点の合間には、問題児コスタの肘打ちを受けたガブリエウが倒れる場面があった。ガブリエウはトップチームデビューからわずか2戦目だというのに、得点王候補相手にうまく対応していた。

 

ペルベがボールを持つと得点のにおいを感じる。パスサッカーに合う選手ではないのかもしれないが、もっと評価されるべき嗅覚系ストライカーだと思う。顔も身体も細身のアスリート体型である。

 

試合は両チームの右サイドバックのオウンゴールによって1-1の引き分けに終わったが、彼らに罪はない得点でもあった。クルトワは安定感が素晴らしく、どんなシュートを売っても入らなそうな俊敏な反応、ポジショニングを見せていた。

 

(ビジャレアルの得点は、映像ではフアンフランのオウンゴールになっていたが、結局ウチェのゴールに変更されたようである。)





ドラード



ジョナタン


最初のチャンスはモイ・ゴメスから。こぼれ球を拾ったモイ・ゴメスが左足アウトサイドでふわりと浮かせたが、絶妙なループパスは惜しくも合わない。次のチャンスもビジャレアル。カニが中央突破のカウンターで相手ディフェンダーを引き付け、開いた右サイドのエリア角に展開すると、ハビエル・アキーノがタイミングを合わせて右足でダイレクトシュート。しかしふかしてしまい、枠をとらえることができなかった。

 

ブルーノの先制点

先制点は29分にビジャレアル。ジオバニ・ドス・サントスのドリブル突破し、左に走り込んだカニにパス。カニがボールを溜めてからバイタルエリアのブルーノ・ソリアーノにマイナスのパスを送ると、ブルーノが左足のダイレクトシュートでゴール左隅に決めた。コースと威力は完璧。キーパーのロベルト・フェルナンデスはほぼ定位置で体勢も良く構えていたが、うまく手の届かないコースに決めた。

 

カニが左サイドで溜めた時点で4人のビジャレアル選手がエリア内におり、さらに2人が走り込んでくるところだった。計6人の選手にアルメリアの選手がつられ、エリアやや外にいたブルーノへの対応が遅れたことが得点の要因となった。バイタルエリアから強烈なシュートを打てる選手がいるチームは強い。以前はサンティ・カソルラの役目であり、現在はブルーノの役目である。そして、今後はマヌ・トリゲロスに期待している。

 

次のチャンスもビジャレアル。ショートカウンターから、中央でボールを持ったジオバニが右サイドを駆け上がったマリオ・ガスパールにパス。マリオがディフェンダーと11になり、切り返しで交わしてから左足でシュートしたが、枠を捉えることなくサイドネットが揺れた。シュートのタイミングが遅れたし、入る見込みのない強引なシュートだった。しかし、カウンターでサイドバックが攻撃参加したことで攻撃に厚みが生まれている。ジオバニはほとんど背中を向けた状態からマリオにラストパスを出しているのが凄い。

 

次のチャンスもジオバニから。低い位置から中央をドリブルで駆け上がり、左サイドのジョナタン・ペレイラにパス。自身はジョナタンと交差してディフェンスのひとりを引き付け、シュートコースが空いたところでジョナタンが左足シュート。エリアに入った左45度からの強烈なシュートだったが、キーパーに弾かれている。

 

次のチャンスはグラナダ。前半も終りに近づき、ようやくアルメリアのハイライトが登場した。ボヤン・ヨキッチが相手フォワード(ヤシン・ブライミ?)の対応の際に足を滑らせ、完全に突破されてシュートを許してしまった。

 

ジョナタンからジオバニの追加点

後半開始早々(48分)にジオバニが追加点。最終ラインからのハイボールをジョナタンが落とし、(おそらく)カニがダイレクトで縦にはたくと、快速ジョナタンが抜け出してゴールライン際まで運ぶ。対応したコロナの対応が甘かったこともあり、キーパーとセンターバックの間に落ちる絶妙なグラウンダーのクロスを入れると、完全にディフェンスを振り切っていたジオバニが足を突き出してボールをゴールに入れた。

 

次のチャンスはグラナダ。左サイドでマリオがディエゴ・ブオナノッテに降り切られ、ブオナノッテは前を走るリキにスルーパス。チェチュ・ドラードが距離を詰めたものの、ほぼフリーで左足の強烈なシュートを許している。ドラードがコースを狭めたことが幸いし、シュートは枠を外れてサイドネットを揺らした。

 

グラナダはユセフ・エル・アラビがスタメンで、デポルティーボから加入したリキはスーパーサブのようである。22節終了時点ではエル・アラビ20試合出場(先発18・途中28得点と結果を残し、リキ15試合出場(先発2・途中131得点である。

 

エル・アラビは第13節、118日のマラガ戦でハットトリックを達成しており、2月時点で2012-13シーズンの得点数に並んでいる。リキはお気に入りの選手のひとりなので、もっとプレーが見たいところだ。

 

次もグラナダ。エリア外のヤシン・ブライミにボールが渡ると、ドラードの詰めがやや甘く、切り返してからの左足シュートを見舞われたが、セルヒオ・アセンホが指に当てて枠から逃れた。エル・アラビはシュートが速くて巧い。

 

カニのクロスからピナのダメ押し点

次は81分にビジャレアルがダメ押しとなる3点目。ジオバニが中央でボールを持ってから、左サイドのカニにパス。この時点でゴール前中央にはジェレミー・ペルベトマス・ピナが待機しており、カニディミトリ・フルキエを外して左足でふわりと浮かせたクロスにピナがジャンプして頭で合わせた。

 

次のチャンスはジオバニではなくカニから。縦パスをダイレクトでさらに縦のジオバニにはたき、ジオバニ1回触ってから左足でシュート。フリーだったが浮いてしまい、枠を捕らえられなかった。

 

 

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3-0と快勝して4位にとどまったビジャレアル。中央低い位置のジオバニから左サイドのカニもしくはジョナタンへの展開で何度もチャンスを作り出していた。

 

左サイドバックにはレギュラーのジャウメ・コスタではなくボヤン・ヨキッチが起用されたが、数少ない見せ場で完全に抜かれてしまったのが痛く、次の試合からはジャウメ・コスタが先発に返り咲いている。

 

グラナダのユニフォームには胸スポンサーが付いていない。アセンホのユニフォームは青色である。




ピナ




ブルーノ


エスタディオ・バライードスでのセルタ戦。バライードスは陸上トラック分?の変なスペースがあるスタジアムで、なぜかその部分も芝に覆われている。

 

セルタはウーゴ・マージョがキャプテンとしてコイントスに参加。マージョ2年前にバレンシアやアンチェロッティ監督のチェルシーに狙われていた選手で、20133月のガリシアダービーではスタンド観戦中にファンと衝突する騒動を起こしており(Goal.com)、またダービー前にはカメラの前で「(デポルティーボ)売り出し中」と書いた看板を掲げたことで問題となった(Novajika.com)選手である。

 

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左ピボーテのブルーノ・ソリアーノが左フォワードのジョナタン・ペレイラにスルーパスを出し、ジョナタンはふたりのディフェンダーの間からシュートしたが枠を捉えず。ブルーノジョナタンのマークが外れたのを良く見ていた。ジョナタンはシュートの判断が遅かった。

 

セルタのフリーキックはセルヒオ・アセンホがパンチングで防ぐ。本日のアセンホは緑色のユニフォームを着用している。ビジャレアルのキーパー用ユニフォームは、ホーム用がオレンジ色でアウェー用が緑色なのだろうか。

 

次はピボーテの位置から誰かがふわりと浮かせた好フィード。ジョナタンのシュートはジョエル・ロドリゲスの正面を突いてしまった。コーナーキックの場面ではマヌ・トリゲロスシャルレスに倒されてPK疑惑のプレーだったが笛は鳴らず。

 

ジョナタンがシュートを打つも枠を捉えず。次もルーズボールからジョナタンが抜け出すが、マイナスのパスはハビエル・アキーノとやや呼吸が合わず。ジョナタンが決定機に関わる回数は多いが、ため息をつく回数も多い。ブレイクしそうでブレイクしきれていない印象である。

 

その後も誰かのシュートがジョエルの正面に飛んだり、ミドルシュートで宇宙開発したり、コーナーキックからチェチュ・ドラードの惜しいヘディングシュート(枠内に飛んだがディフェンダーにはじき返される)があったり、チャンスは作るものの得点できないビジャレアル。結局スコアレスドローで勝ち点2を落とした。

 

 

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試合後にはトリゲロスアンドレウ・フォンタスが抱擁を交わしていた。ともにラ・マシア出身の選手で、フォンタス1989年生、トリゲロス1991年生だが、一緒のチームでプレーする機会があったのだろうか。2007-08シーズンにはともにバルサカンテラにいたようだが。フォンタスはセルタに移籍してレギュラーとして起用されている。左利きのセンターバックは貴重なだけに、EURO 2016ではスペイン代表に定着していてほしい。

 

相手キーパーのジョエルはバタバタしすぎな印象で、ハイボールの対応などもとても危なっかしいが、この試合のマン・オブ・ザ・マッチである。それでもチーム唯一のフルタイム出場(22節終了時)を続けていて、下部組織出身の生え抜きとして期待されているようである。昨シーズンのベティスで大きく成長したアドリアンを思い出す。

 

なお、アセンホ1回しかセーブの機会がなかった。




バライードス1




バライードス2