表側ワイヤー矯正中です。
歯列矯正 半年間の振り返り その6
パラタルアーチ装着についてお話ししたいと思います。
★パラタルアーチ(パラタルバー)装着
月に一度のワイヤー交換後(今回は上下とも一段階太くなりました)、
上の6番目の歯につけたバンド同士を
上顎のアーチに沿ってワイヤーを通します。
パラタルバーは、
奥歯が倒れてきたり、前に移動してくるのを止めるためのものだそうです。
※バンドをつけた話はこちら
このパラタルバー・・・めちゃくちゃ厄介でした・・・。
(個人差あります)
★食べ物がめちゃくちゃからまる
違和感自体は数日でなくなりますが、
とにかく食事時のストレスが増えます。
ワイヤー矯正を選んだ時点で、食べ物が絡みやすいということは
重々承知しておりましたが、
これまでの表側のワイヤーだけとは格が違いました。
※個人差あります
表のワイヤーに絡んだものは、最悪舌や指(外ではできませんが)、
水を強めにぶくぶくすれば取れることもあります。(全部ではありませんが)
パラタルバーに絡んだ食べ物は、
歯磨きをするまで絶対に取れません。
家でごはんを食べているときに、白菜が激しく絡まってしまい、
「あ~もう!!」と思って、指でつまもうとしたこともありますが
絶妙に届かなくて結局歯ブラシでこすってとりました。
繊維の多いもの、肉、麺、あらゆるものがひっかかり、絡みます。
ほうれん草、白菜、ねぎ・・・とにかく野菜は絡みやすいです。
個人的に肉の中で一番食べやすいのは、鶏肉(むね肉、ささみ)です。
鶏肉でも、モモはダメでした。
魚はほぼ引っかからずに食べられました。
(これも個人差あり)
パラタルバーは上顎のカーブに沿ってつけられています。
飲み込むときに舌を上顎に押し付けると思いますが、
この飲み込む動作自体が食べ物を絡みやすくさせてしまうのです。
そして下手をすると、
ゴクンと飲み込んだそのときにパラタルバーにひっかかり、
喉を塞ぎ、息ができなくなることがあります。
食べにくさとこういった危険(?)もあり、
以前に比べて食事に時間がかかるようになりました。
当然、歯磨きの時間も増えます。
★滑舌が悪くなる(個人差あり)
ラ行など唇を上顎にあてて発音する音などが苦手になりました。
表側の矯正なら関係ないだろうと思っていましたが、
いざ矯正を始めるまでパラタルバーをつけることを知らなかった(!!)ので、
完全に盲点でした。
※症例にもよりますが、
口ゴボ、出っ歯で抜歯するタイプの方は
パラタルバーをつけるパターンが多いみたいです。
慣れるとは言えど、何もつけていないときよりは悪いです。
★舌が痛い
前歯を舌で押してしまう舌癖(ぜつへき)があったので、
矯正を始めてから正しい舌のポジション(上顎につける)を意識し始めましたが、
このパラタルバーによってまた崩れつつあります。
舌を正しい位置に置こうとすると、「Ω」の跡がついてしまいます。
もうこれはどうにもならないのでしょうかね・・・。
★期間
外すタイミングは、歯の移動具合とかにもよるそうです。
長い付き合いになると思っていた方がよさそうです。
※似たような症例で調べると、最低でも1年間とありました・・・
以上、パラタルバー(パラタルアーチ)装着のお話でした。
歯列矯正 半年間の振り返り その7 は
ワイヤー調整と抜歯についてお話したいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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歯列矯正 半年間の振り返り 1~5