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Allegro(アレグロ)

Allegro(アレグロ)自転車ロードレースクラブチームに関する情報をお知らせしています。

どうも。お杉ちゃんです。

7月22日サロベツ100マイルロードレースに参戦してきました。

コースは1周約20㎞、序盤は平坦な道ですがコース中盤に約1㎞の登りがあります。その後は、牧草地帯のとてもいい景色を眺めながらのアップダウンが続きます。

LクラスはC1クラスと一緒にスタートとなり、2周の約40㎞のレースです。

このレースは2回目で、昨年の成績は4位。最後の最後に足が攣って差されてしまい、悔しい思いをしたレースです。

今シーズン、このレースでの表彰台を目標に練習してきました。

しかし、2週間前のニセコクラシックで頑張りすぎて筋肉痛が引かなかったり、連日の長雨の影響でやりたかった練習ができなかったりして、調整は十分とはいえない中での参戦となりました。

前日の15:30ごろ到着。今回も函館のIさんと一緒に現地入り。函館市から豊富町…長旅なので、札幌からお話し相手として同行しました!

到着後、Iさんと試走を開始。霧が多く、ほとんど景色は見えませんでしたが、「そうだそうだ、こんな感じだった」と思い出しながら軽めに1周しました。

 

レース当日は、天候は快晴ですが風が強くおそらく8~9mはあったと思います。夜中に雨が降ったようで、路面は一部ウェットなところがありましたがほぼドライな状態でした。

今年もRaphaが来ていました!

6:30頃現地入りし、受付・検車を行い準備。副代表やM浦さん、クドさん、W辺さん親子や仲良くしている他チームの方々と挨拶・談笑しつつアップを行いました。

陽の光が眩しい!Nムさんと愉快な仲間たち状態。

スタートはエリートクラスから順に開始。私は8:52スタートです。

LクラスのM子さんと談笑しながらスタートを待っているうちに、なんだかトイレに行きたいなぁと思ってしまい、ウダウダ迷っているうちにS4のスタートが近くなり、やっぱり行こう!とトイレにダッシュ。

すっきりしたけど、もうスタート3分前!!今回もワチャワチャしながらスタートの合図を聞きました…。

 

トイレに行こうか迷っています。

さぁ、行くわよ!

スタート直後、みんな一斉に飛び出ていきます。あらあらみんな最初から行くのね…と思っていましたが、どんどん抜かれていくので少し踏んで、緩い登りで数名おいていきました。十字路を左に曲がり平坦の道を進むとすぐに向かい風になりました。前方には、追いつきそうなところに1名、100m程あいて2名いるのが分かりました。後ろには2名引っ付いていましたので、「風が強いので回し行きましょう」と伝え3人でローテ。すぐに1名吸収し、4人で回して坂のところまでスピードを上げてもう2名吸収したいなと思っていました。

しかし、私が下がると速度が落ちる…なかなか前方2名に追いつけません。でも、ここで飛び出したり私だけ引くと、これからの坂やそのあとの直線は劇風の向かい風、足や体力が心配と思い我慢していました。

中盤の登り、自分のペースで登っていると3名をちぎってしまいました。下りに入ると、すぐに向かい風…やばい一人だときついと思っていたらS5の方々が!S5はなぜか1周なので皆さん全力で速いペース。なんとかついて風を避けたい。そう思っているとW辺さんが登場!!合図をくれ私を引いてくれました!もう本当に感謝です。

左に曲がり、牧草地帯に入ると今度は追い風。S5の方々は勝負にかかりスピードがぐんぐん上がったため、私は名残惜しいけどサヨナラを告げ、一人旅の開始です。

まだ前の2名は見える範囲にはいましたが、2人で回しているためなかなか追いつけません。追い風と下りでスピードは上がっていますが、それは相手も同じなので距離を縮めることができません。そのまま、スタート地点に戻り2周目に突入。

 

もう、前の2人は長い直線にならないと見えない距離まで差がついていました。こうなるとただのサイクリングです。

追っていたため、少し体力と向かい風にやられそうになったので、前にいたMクラスのおじさまに後ろにつかせてもらい、体力回復を図りました。すみません。

登りで、何とか差を縮められないかとほんの少し期待を持ちつつ、米粒位になっている2人を追います。しかし、レースをできる位置にはいないことは分かっていたし、下った後の平坦の劇風もそのあとのアップダウンもただ一人…。どんどんどんどん離されていきました。

 

今、自分は何位だろう…。前に2人、Y田さんが1位だろうから、良くて4位かな。

表彰台登れない…。レースがしたかった…。レースがしたかった…。

あと5㎞の看板が見えてきたときに、とてもさみしい思い、悔しい思いがこみ上げてきました。

でも、せっかく豊富町まで来たんだ、記録だけは1秒でも速く!と思いスピードを上げゴール前の坂を登り切り私のレースは終了しました。

 

一人旅…。

ゴール後、マネさんたちと合流。たぶん4位だと思うよと告げられました。エリート・S2の応援をしつつ、リザルトが出されたのを確認。

やはり4位…。3位とは5分程度タイム差もありました。

入賞といえども、去年よりも不完全燃焼の4位。今年は足もできていたし、体力も自信があった。でも、レースのセンスや経験が浅いことを思い知らされました。

コースとどこが勝負どころかを見極めることが大事なんだと思いました。

 

それでも表彰式は笑顔で。

次のレースに向けてまた頑張ります!

 

りゅうやまパパです。

 

第15回サロベツ100マイルロードレース 

S-3カテゴリー 20km/周×3周

 

天候:晴 気温18℃ 路面:ドライ(昨晩降った雨で水溜りあり)風向き:北北東

 

前日の夜、スタート地点でテント宿泊 夜は1人焼肉でたっぷりのタンパク質とレバで鉄分を合計1kgほど補給する。

夜中、雨が降った模様だがレース当日は快晴少し肌寒い

 

軽くおにぎりときびだんごの朝食を済ませT花さんと試走に出かける

昨晩と風向きが真逆になっていてゴールに向かって大規模草地では終始追い風、その逆裏側P4~P9までの緩い登り区間では終始向かい風

この風をどう利用するかでレース展開が変わるだろう

 

エリートを皮切りに順次スタートを切りS-3_8:45分 スタート

大集団の下り追い風は正直怖い、安全に下った後の登り返し左前方で落車発生!なぜこんなところで?

まあ、私は右側にいたので巻き込まれる事なく前へ進む

P4を左折してからすぐ向かい風の洗礼を受ける、前に行きたがらない消極的な縦長の隊列が自然と出来る………前に行けばいいのにハンドサインで入りたがる選手多数

このような状況の時ほど2列で短めに交代して行けば楽なのに~と思いながら

前数人でレースが進み、後方待機多数の構図が出来る

 

なかなか先頭交代してくれないからどうしても5人~6人ほどジャンプして先頭へ

( やる必要ない無駄足)

集団を小さくしたくてもなんせサイコン読み30kmほどの速度では分断はされない

一応、勝つつもりでレースに参加しているのだけど

今回は、脚が抜け出ているSdoさんかなと思いながら仲良く会話して作戦会議

とりあえず2周は我慢しよう、後方で控えているH大生にチェックも入れながら

 

P7から大規模草地入口までの間にある小刻みな登り2箇所

まったく登れない人は………….ほとんどいないようで千切れる人がまれというくらい

集団がついてくる

 

P9を左折して大規模草地へ、これまでの向かい風がうそのように追い風が味方して背中を押してくれる、そんなに踏んだつもりは無いのに集団の先頭で引っ張る羽目に、といってもそれほど踏んでいるわけでは無く速度速めの巡航という感じ

1人逃げている選手がいたが全く無視

 

スタート地点近くまで引っ張りあげ縦長になった列もそろそろ小さくなったかな~と

後ろを振り向くがたくさんいること 皆さん同じく楽だったのですね~

そしてゴールラインにむけ凄い勢いで抜かれる

 

2周目に入りまったく同じ展開で仕切り直し

今回、大学生が多数参加しているはずだけどまったく持って後ろで気配を潜めている

とくにH大生おそらく脚を溜めてなんチャラを狙っているだろうけど

そんな事はさせないぞと前方でやる気を出している選手や周りに

彼らの為に頑張って引く必要は無いからねと声掛け 大事です! 

 

2周目辺りから大規模草地手前の小刻みな登りで千切れる選手ポロポロ

大規模草地入口では曲がり切れない選手がネットに突っ込んで落車

 

景色が良いのだろうな~と思いながらも下るスピードが速すぎて周りを見渡す余裕が無い

全体的にスローペースで進んでいるのでこの追い風区間を利用して仕掛ければ

もしかしたら勝てるかもと期待感が

そんなことを考えながら走っているとSdoさんがあの逃げている選手、向かい風区間で捕まえれますよねと?尋ねてくる

 

え!前方に小さく見える選手1人逃げてるの 距離にして6~700m位だろうか

てっきり前のクラスから千切れてきた選手だと思っていたがそうではなかったらしい

ん~たぶん捕まえれるかもしれないけど脚を貯めていた選手であればちょっと不安だねと答えると

 

Sdoさんがすごい勢いで追走に入った、それに続けとペースアップ

結局とらえたけど道道に入る手前の上り5km位逃げていたことになる、ペースが安定して気づいていなかったらと思うとこの時点で決着がついていた可能性も

このあたりから大学生のジャージが前方に位置するようになってきた

もちろん向かい風区間、先頭は引っ張らない、であれば他の選手もそれほど頑張らない

まったりペースで集団も25名ほどに絞れている様子

 

53名でスタートしたので約1/2になった、でも多いな

私も向かい風区間は少しづつ後方待機の位置へ、でも周囲に垂れてきているように見えたようで、左抜きますとか・間入りますとか丁寧に前に出られる

実は一時、脚が攣りかけた時は焦った 

 

今回ドリンクにオリゴノールとトップスピードを混ぜたスペシャルドリンクが効いて何とか復活、残り15kmはもって欲しい

集団で大規模草地手前の登りをクリアした直後の平坦路でSdoさんが抜け出した

距離にして300mほど、向かい風ではあったがすぐその先、P9大規模草地へ左折するとあっという間に更に差が開いた

自分がやるのだったらこの展開かなと思いながらたぶんもう決まったので見送る

 

すぐ後に前方でレースを展開していた3名が抜け出てさっきほど逃げていた選手(2位なった人)とH大生2人

集団はなぜか逃げを見送っている、私は位置取りが悪かったのと前に数名いて抜けれない この3名もたぶん逃げられるな、集団で追えば良いのにおそらく脚が無いのだろう、こういうときはつくづく位置取りの難しさを感じる、しかしただひたすら我慢の走りで前を追い、徐々に抜け出した矢先P10の110度くらいのT字コーナーで右手前にいたH大生が落車

かわすのに速度が緩む ちょっと焦った

 

今の順位を覚えている範囲で整理すると

 

Sdoさん→3名追走→1名単独→1名単独→1名単独→2名に追い越され(H大生含む)

その後ろに着く私(現在の順位 10番手)

 

攣りかけた脚はしっかり回復し踏める、散々引いてあげていたH大生の後ろに入り先ほどまでの貯金を使わせてもらい、絶対に前へは出ないと決めた

 

残り1km、H大生先頭の3名で追走している私たちのプロントが1名単独選手を抜いて9番手に上がった

 

残り500mでスプリントをかけH大生と一人選手を置き去りにの2名を抜いて 7番手へ

 

最後の登りもうひと頑張りゴールスプリント ぐんぐん6番手の選手が大きくなり

残り100mくらいで交わした!6番手 入賞圏内へ届いた!

でも右後ろに1人ついている、脚が持つ限りひたすら踏み倒しゴールラインを通過

 

レース展開としては可もなく不可もといったところですが

最後、大規模草地に入ってからのレース展開をもう少し工夫できたかも知れないと反省

 

結果 6位という物足りない成績でしたがワコーズーのチェンクリーナーとヨーグルトを

景品としてもらえたことは素直にうれしかったです。

 

今度はゆっくり自走して楽しみたいと思います。

                                                                                       

結果 6位/53人中 Ave36.52km トップ差37秒99

代表です。

 

チームキャンプの前に朝練をしてきました。

 

豊平川サイクリングロードの幌平橋に5時15分集合して滝野までの往復。

このコースは自分の朝練コースで参加者は代表、Kさん、W辺さん、I気くん、R央くんの計5名。

河川敷は30km/hオーバーでローテーして、真駒内公園から駒岡までは道が狭いので先頭固定で走る。

駒岡の上がり2ヶ所はトレーニングで全開で走り、I気くんに抜かれないようペースを上げて走り最高心拍まで上がる。

滝野までの緩い上がりは徐々にペースが上がりW辺親子と3名になり、I気くんが先頭の時にペースを上げてI気くんと最後の700mで約5%勾配の上がり。

I気くんに先行されるがギリギリ何とか維持で抜き返してもうヘロヘロ・・

 

モアイ像前 チームメイトと初滝野練はいいトレーングに

 

滝野で少し休憩して折返しはゆっくり走り帰宅。

久々に朝から追い込めていい練習になりました。

 

 

続いて午後からチームキャンプ

 

今年も苫小牧アルテンでチームメイトとテントとタープを張ってのキャンプ。

参加者は昨年同様に代表家族4名、副代表夫婦、S野さん、U山くんの計8名。

15時半頃から準備が整ってBBQ開始で延々と食べて飲んで話も盛り上がり、温泉に入ったあとは函館のI藤さんから頂いた美味しい日本酒やS野さんが持ってきたシャンパンで留萌HCTTで優勝したS野さんの祝杯をあげて酔いもまわり、副代表が早めの就寝。

今回はともちゃんも早めの就寝で、ともの会が開かれずに23時に就寝。

 

テント張り終える。夜に手前の一人用テントが水没することに

 

いいお肉~和牛がうまい

 

まだみんな酔いがまわる前

 

夜中から雨が降りどんどん雨が強くなる。

テントの内は快適で5時半頃に起床。

雨も霧雨程度になり、鶯の鳴き声を聞きながら、テント前でお湯を沸かしているとU山くんがなかなか起きてこない。

すると歩いて来るU山くんが・・

一人用テントの中が水に濡れて車に避難して寝ていたようです。

朝食を済まして小雨の中、早めに撤収。

今年もチームメイトとのキャンプはとても楽しかったー

また来年もやりましょうね!

 

 

 

さて、土曜日のTTの後一度家に帰り、日曜の朝に再び来ましたニセコクラシック。

土曜は3kmの個人タイムトライアルでしたが、日曜は140kmのロードレースです。
落差がすごいですね。
140kmの方は公式にはグランフォンドなのですが、まあロードレースですね。
走行距離140km、獲得標高2300m、楽しそうなコースです。

初めての参加で何もかもよく判らない状態です。
事前に試走にも行けず、ぶっつけ本番で不安しかありませんでした。
そんなときの先生は、いつもYouTube。
四時間超の動画を上げて下さっている方がいて、何回か見てコースの雰囲気を叩き込んで来ました。

サインだけ忘れないようにさっさと書いて、特に前に並ぶこともなくお話を聞いたりワイワイしてたらすぐスタートしました。
って字で書くとなんてこと無さそうですが、わたくしこの一週間ずっと神経質になってて、この本番前は超緊張しておりました。
自転車のレースで緊張するのは本当に久しぶりで、ヒヨッコだった頃を思い出して新鮮です。

さて、まずはパレード、密度がそんなに高くないので全然怖くないです。
先頭でレースをしたいわけではなかったので、無理に前に上がることもなく、淡々と進みます。
なかなか終わらないなあ、とか、審判車上りでも緩めないなあ、とか、パレードのまま一個上るのかな、とか。
パレードに飽きてきた頃にリアルスタートが切られたようで、集団の速度がガツンとあがりました。
上りの真っ最中です。

いきなりの上り、先頭集団について行ったらそこで足が終わってしまうので、すぐに先頭とはお別れ。
トップレベルの走りに単純に「すげーなー」って感想しか出てきません。
たまたま横にいたチームPのしんさんに「先頭ハンパないって!」と最近はやりのワードを投げかけると、しんさんから「むーりー」と、これまた最近はやり(?)のワードが帰ってきました。

行けない集団で上っていると、自然とグループができました。
ゴールまで長いお付き合いになりそうな人たちをよく見て、走りの特徴を掴みます。
道も広いし密度も小さいし、とりあえず危ない人もいないし、走りやすかったです。

YouTube先生が教えてくれた情報と受付したとき貰った危険箇所マップの情報を照らし合わせると、30分くらいから始まるダウンヒルが超要注意のようです。
そこそこ上ってから始まったそのダウンヒル、ビビりながら下りました。
去年DのSさんが吹っ飛んだっていうコーナーも、「SLOW DOWN」の看板とそこに立っているスタッフさんのおかげでかなり前から確実に減速して入れました。
なるほど、看板が出てきたら減速すれば良くて、人が立ってたらもっと減速だな。
ちなみに参考にさせてもらっていたYouTubeの動画にはSさんらしき人が吹っ飛んでるところがたまたま映っておりまして、初見では「えええぇえ!?」と声がでてしまいました。

さて、何度か上ったり下ったりしながら集団は小さくなり、やがていよいよニセコクラシック最大の山場、パノラマラインへ突入です。
斜度はそうでもないけど30分以上上るので、できるだけ省エネで、ついでに隙を見て補給食を食べながら進みます。
攻める必要は無くって、気を使って休むペダリングを心がけました。
身体のいろんな場所を使いながら、ダンシングも混ぜながら、そして辛いときは素数を数えます。

ずんずん進むと、七~八人の脚の合う小集団が出来上がりました。
旭川方面のチームBの選手が二人と、旭川RRTのM年さんがいて、知ってるジャージってだけで心強かったです。
M年さんが「のづさんですよね!覚えてますか!?」「しばらくレースに来てませんでしたよね?」って話しかけてくれて、逆に俺なんかのこと覚えててくれて嬉しかったです。

皆さんに助けられながらパノラマラインを九割登った頃、旭川方面チームBの方(黒のDEROSA、以下黒D)が、みんなで回して下ろう、できれば下りで前に追いつこう、と積極的に提案して下さいました。
黒Dはかなり社交的で、外国の選手にも話しかけてました。
まあ、通じてたかどうかは判りませんが…

やがてKOMまで1キロの看板が出てきて、黒Dの「これでニセコクラシックは終わり」発言があり、みんなで残りの1キロを「長かった」「上れないと辛い」「終わった終わった」と、道半ばにして謎の開放感を味わいながら進みます。
ここからは平坦屋の俺の出番です!ガンガン引いたるわ!と言いたいとこだけど、ここに残ってる人たちはたぶんみんな平坦屋だろうなあ。

パノラマラインは雲の中で、周りは何にも見えませんでした。
そんな中なんとかようやくKOM通過、やがて待ちに待った下りが始まりますが、雲の中で真っ白、何も見えません。
せっかくだから景色が見たかったな。
下り始めは50m先も見えないくらいの濃霧だったけど、SLOWDOWNの赤い看板が無ければ気をつけることもないと思ってガンガン下りました。
雲の中を進んで行く気持ちのいいダウンヒル、やがて雲の下に行くと視界が開けて、遠くまで見えるようになってきました。

七人で始まったダウンヒルも少しづつ大きくなっていき、下りきる頃には20人くらいになってました。
途中では魂のライバル、プラザのKさんも吸収できました。
吸収したときKさんは2人で下ってて、Kさんでもパノラマラインで振り落とされるのか…

さて平地、少なくない人数で回すけど、いまいち速度が上がりません。
大人数で落ち着いてしまうと、一人ではどうしようもないんですよね。
少しでも速度を上げたくて、自分の番には踏むんだけど、「速すぎる」って言われりして。
いやあ、この辺もロードレースなのよ。

あと4~5人連れていければ、この集団から逃げられるな、と、平坦屋を探してローテ番崩したりしながらチャンスを伺いますが、そんなチャンスは来ませんでした。
この区間が一番楽しみだったので、不完全燃焼で少し残念、でも単独よりははるかに良いし、これはこれで楽しかったです。

いつの間にか元恵庭のTさんが後ろから合流してて、前にいた選手を沢山吸収したのもあって、気が付けばかなりの大集団になりました。
こうなると、もう、ね、
楽しいサイクリングに突入ですよ。
まあでもじきに上りが始まるし、集団は消えてなくなるでしょう。

上りの前に、補給地点…の前にスプリントのホットスポットがあったかな。
こんな後ろの集団じゃ当然、別に何事も起こらず淡々と通過しまして、補給地点まできました。
気温があまり高くなかったこともあって、二本持ってきてたボトルの中は思ってたよりも残していたけど、二本とも捨てました。

緑の網に向かってボトルを投げます。
カッコいい!プロみたい!(笑)
あっと気づいて、食べちゃった補給食のゴミも投げ捨てます。
カッコいい!プロみたい!(笑)

…えーさて、補給も不安の一つではありました。
うまく受け取れるかな?他の選手に接触しないかな?落ちてるボトルを踏んづけて転けたりしないかな?などなど。
でも今回は全体的にかなり速度がゆるんだので、難なくボトルを貰えました。
冷たい水がありがたかったです。

さあ全員準備は良いか、いい加減サイクリングはおしまいにしようぜ!
…と言いたいところですが、なかなかねー

この辺にくると70kmコースの選手を追い抜く頻度も増えてきて、まあまあ前に気を使って進みます。
小さい丘を越えたりしながら集団はずんずん大きくなり、ついに来ました。
レースをしている選手たちには一番の勝負所、新見の上りです。
ここにいるような俺達には、長くて辛いただの坂。
ここで集団から離されたら最後まで単独になるだろうと思ってた、って言う点では、自分にとっても勝負所に違いはないですね。

離されたくないって一心で、Kさんについて上ります。
まあキッツいけど行けるかな、フィニッシュはKさんと迎えて、ゴール後に健闘を称えて抱き合うんだ、と、ゴールシーンまでの展望が鮮明に見えたそのとき。

来ました。
左足の太ももに。
お迎えが来てしまいました。

やばいここでつったら終わってしまうと、ごまかしごまかし行くけど…むーりー

M年さん、黒Dさん、Kさん、Tさん、平坦で一緒に頑張ったみんな…パノラマラインから一緒だった初期メンのみんな…ありがとう…さようなら…

ああ、行ってしまう…泣きそう…寂し…くない!
痛てえ!痛くて泣きそう!
とにかく!足が!痛てえ!!!

名残惜しい離別は一瞬で終わり、でも目の前には新見の上り、左足はろくに力を入れられない状態です。
できるだけつりを進めないように気を使ってたら、案の定右足もつりまして。
しかも汗が目にダバダバ入ってきて染みて痛いし、ここの上りはさんざんでした。

単独のせいか、つったせいか、もう脚が無いせいか、思ってたよりもずいぶん長い上り。
黒Dよ。どこで何が終わりだって?え?
こんなボヤキも、誰にも届きません。

ゆっくり上ってじゃんじゃん抜かれて
「ついてきて!」とか言われながら抜かれたり(いや無理だし…)
「あ!のづさん!?」とか言われながら抜かれたり(いや誰だよ…)
もう上りで前に進んでることが奇跡ってくらい、両足がつってます。

かるーくゆっくりと回して進んで、落ち着いたら腰を上げてみたりして、しばらくしたらなんとか普通に動かせる程度にはなりましたが、上りではまたつりそうで力を入れたくない感じ。

なんとかかんとかゆっくり進んで、新見の上りもようやく終了、KOMまで一キロの看板が出てきました。
看板に励まされてやる気もアップ、新見KOM通過!さあ楽しい下りの始まりだぜ!…と思ってたら…まだしばらく上ってる…

KOM…KOMとは一体…

いつ終わるかしれない上り(斜度は緩い)をヒイコラ上ってると、二回目の補給地点が来ました。
なるほど、補給地点の為にKOMを少し手前に設定したのか、と、なんだか納得して、今度は水のボトルを一本だけ交換して、両足と首に冷たい水を掛けました。
下りが始まったのもあってやる気はここに来て最高潮、前を追ってガツガツ進みます。

つりの影響はほぼなくなり、単独で解き放たれたようにガンガン下ってますと、前方に元恵庭のTさんが二人で下ってるのが見えて、まずは二人を目標にドバーッと、すぐにキャッチできました。
「ついて!ついてきて!(=下りきったら前をひいてねお願いよ)」と叫んでズバーッと下ります。
チラッと後ろを見ると、ついてきてるついてきてる、いいぞいいぞ。
この三人でゴールまで行けそうかな、と下りきったら、すぐまた上りが…
えーまたのぼるのー、とぼやきながら上り、Tさんと「天気良いですねー」とか、とぼけた会話をしていると、気が付いたらTさんを千切ってしまってました。

ここからは完全にソロ。
上ってもソロ。
下ってもソロ。
緩めてTさんを待とうかとも思いましたが、あえて「Tさんに追いつかれたら負け」と設定しまして。

ソロだと気を使うこともほぼなくて、あまりの退屈さに「追い抜いた人たちのゼッケン番号を足していく」っていう計算問題をしながら進みます
次の人が四桁番台なら5万越えるなぁ、って思ったときにふと気が付きました。
追い抜いているのはだいたい70kmクラスの選手たち、ひょっとしたらチームの誰かに追い付けるんじゃないか?
M浦さんは一番に帰るだろうな。
Kんさんか姐さんか、と聞かれると…姐さんか。

姐さんに会いたい!コースの上で!

こうなると足し算は終了、ターゲットは赤いジャージの選手です。
赤いジャージを見つけてはやる気を出して追い抜いて、また赤いジャージをみつけて追い抜いて…と、そうこうしているうちに残り20kmの看板がやってきました。
この辺もうずっと上ったり下ったりしてるんですよね。
まったく、どこで何が終わりなのかよく聞いとけばよかったな、こんちくしょう。
平均だいたい30km/hで進んでたので、残り20kmってことはあと40分でおしまい。
途端に寂しくなってきました。

遠くには羊蹄山が見えて、戻って来たんだな、と思い知らされます。
20km、10kmと残り距離が減るにつれ、町が賑やかになって沿道の応援も増えてきます。
残り5キロあたりからは立ち止まってストレッチしたりバイクを押したりしてる選手もいました。

自分も、足はつったけど、レースらしいことは何もできなかったけど、何事もなくここまで来られた運に感謝しながら進みます。
一つだけ心残りなのは、ゴールが単独になること。
誰かと一緒にここまで来て、ゴール後に語り合いたかったな。

ラスト1キロ、何度か走った知ってる町並み、土曜日にも走った場所、坂の下のローソン…
ああ、ついに終わってしまう。

最後のグランヒラフへの坂、チームのみんな、早起きして付き合ってくれた奥さんと大ちゃん、先にゴールしてたお友達選手、みんなの声に押されるように上って、ゴールにたどり着けました。

ああ、楽しかったあ。

ゴールゲートの向こうは、ずいぶん前にゴールしたであろう涼しげな人、ぶっ倒れてる人、右手にビール左手にウインナーの人、みんな様々、やりきった顔をしてました。
少しウロウロと、パノラマラインから新見まで一緒だった初期メンのみんなを探しましたが、見つけられずでとても残念です。



スタート前、余裕そうに見えますが

ゴール目前、余裕ですね



ニセコクラシックの後は、お約束のサッポロクラシックですよね

140kmコースの記録:出走459人、完走355人、棄権104人
のづさんの記録:時間4時間28分39秒、完走355人中223位
まあ中の中ですね、実力を思い知らされます。

スタートが6時35分でしたので、ゴールは11時ちょい過ぎ。
一方終盤ターゲットにしてた見えない姐さんは
8時10分スタートで2時間40分走ったそうなので、10分以上前にゴールしてたようです。

とても楽しく雰囲気も最高で、また来年も絶対に出たいレースです。
今年は4時間28分でしたので…目標は大きく、一割短縮!ってことは4時間ちょうど!!!?行けるかな…

パノラマラインで一緒だった黒Dさん、もう一人のチームBさん、M年さん、今度レース会場で会ったら、この健闘を称えて語り合いましょう。

そして言うんだ。

「どこで何が終わりだって?え?」

どうも、のづさんです。

7月7日、8日に行われた道内最大の自転車イベント、ニセコクラシックに参加してきました。

UCIグランフォンドワールドシリーズ、という冠がついているこの大会、名前負けしていることは決して無く、でている選手も国内トップクラス、海外の方もたくさんです。

少し自転車から離れていた時期に始まったこの大会、参加するのは初めてです。
ここで私が「レース」をするのは到底無理な話で、目標は完走、無事に生還することです。
初めてですし、無事に走り切れればいいや、って気持ちで挑みました。

この年、七月一週目に、全国的に大雨が降って、レース前日には土砂崩れなどでコースが通行止めになったりしてやきもきさせられましたが、始まってみるといい天気でした。

今回はちゃんと調整してきたので、身体の方も最高のコンディションで来られました。
最高の状態でもレースにならないのが、このレースのレベルの高さ、っつーか自分のレベルの低さっつーか。
ここでレースをしている人たちは、一体どんなトレーニングをしているんだろう。


さて、7日の土曜日は個人タイムトライアルです。

どーんと下って少し上って、180度折り返して帰ってくる、3キロちょいの直線コース、シンプルに5分で出せる全力を試されます。

スタートは30秒に一人づつ、なんだけど、自分の前の選手とその前の選手と、その前の選手も、さらに前の選手も来てなくって、コース前方は完全に独占状態、誰も走ってません。
前に人が見えるだけで違うんだけどなあ、と思いながらスタートの発射台へ。

すごく久しぶりの発射台から、スタート後はどーんと下りです。
気をつけるべきは、ふらついて発射台から横に落ちないこと。

両足のクリートをはめて、スターターさんにリアを持ってもらって、カウントダウンからスタートです。

とにかく全力でスピードを上げていきます。
風は後ろからだけど、相当スピードが出るから低いフォームを崩さないようにだけ気をつけました。
腕から背中、全身を使いながらいい感じに下りきって、その後の少し上りでもう腕が疲れてきました。
足より心拍より腕が辛くて、上りで速度は落ちたし後ろからの風を受けられるし、と、身体を起こしてブラケットを握ってしまいました。

そのまま180度の折り返し。
ギアを落としてコースの幅を目一杯使って、減速はなるべく少なめで。
唯一のコーナーから開けると風がゴオーっと。

風がこんなに強く吹いてたなんて…

すぐに30秒後にスタートしたニセコの選手とすれ違い、これは折り返しの地点で10秒くらい負けてるなー俺も見えてる範囲で前に人がいたらなー

超前乗りのエアロポジションで、脚にも腕にも乳酸を溜めながら進みます。
少しでも上体を上げたら、タイムには繋がりません。

最初にどーんと下ったところを、今度は上ります。
上り始めると、スタートの発射台が見えてきて、それを目指して踏む踏む踏む。

風は前から。
ダンシングしようかしないでおこうか、スプリントの時のフォームで行きたいけどもういい加減に腕が辛いなあああ!?
とか、
上りで向かい風、ぜんぜんスピードに乗らなくて発射台がぜんぜん近づいてこなくって
あの発射台俺の時だけ離れて行ってんじゃないのおおあお!?
とか、
おかしなことを考えながら踏んで踏んで。
もちろん発射台が離れて行ってる訳もなく、喉から変な味がしだしてようやくゴール。
この変な味がするってことは、ちゃんと追い込めたな、うん。

上位の選手たちと比べると大したことないタイムでしたが、割と追い込めたし満足でした。








↑大会の様子はこんな感じでした。

撮影者不在で自分の写真が無いなあと思ってたのですが、なんとあのシクロワイヤードさんに、折り返しの手前の写真を載せていただいています。
我ながらなかなか良いフォームですが、この直後に上体を起こしてブラケットを持ってしまいます。
良いタイミングで写真を撮って頂けました。
さすがプロ!(笑)
https://www.cyclowired.jp/news/node/269412

どうもお杉ちゃんです。

7月8日ニセコクラシックに参戦してきました。

ニセコクラシックは北海道では一番大きなレース。性別・年齢別でクラス分けをしていて、私は70kmのレースにエントリーしました。

5日まで北海道は雨が続き、コースも土砂崩れの恐れがあり通行止め区間もありました。6日から天候は回復し、レースは開催できると確認でき一安心。

70kmのコースは、蘭越町からスタートし下りからほぼ平坦の道を海へ向かい折り返し、中間地点で約12kmの登り。その後も、短いアップダウンの繰り返しを経て、ニセコ町比羅夫のスキー場前がゴールです。

ニセコクラシックは初めての参戦。集団走行になること、70kmと今までのレース経験の中では最も長い距離です。

仕事の関係で、ニセコ入りしたのは前日の20:00。しかも、JRの一部区間が土砂崩れのため通行止め。バスを乗り継ぎお迎えに来てもらい到着できました。

いつもは副代表と現地入りするのですが、今回副代表は140kmの参加なので別行動。いつも仲良くしてもらっている函館のIさんが70kmのレースに参加されるため、わたくしめの面倒を色々とみてくれました。ありがとうございます! 

当日は、Iさんとバスに乗り蘭越まで移動。スタート地点で、すぐにチームメイトのM浦さんとマネさんのコニさんに会い挨拶。その後、Kさんも自走で到着され挨拶。

チームアレグロ70km

スタートまでは1時間以上ありましたが、先に自転車を並べてしまいアップはほぼなし…。談笑しリラックスした時間を過ごしました(笑)

今回の最大の目標は完走、3時間を切ること、落車をしないこと、としました。

 

スタート前。笑顔でまだ余裕。

スタート直前。ひょっこりしてます。

スタートから3kmはパレード走行です。女性クラスからのスタートとなり、合図の直後、前にいた人の足元を見ると、フラペ!?ツワモノ!!そんなことを思っていたら、なかなかクリートがはまりませんでした(笑)

スタートして1kmを過ぎたころ緩い登りに差しかかったところで、アップをしていないせいもありズルズル後退。そりゃそうよね。 

まぁ、実力勢に付いていこうなんて考えていません。目標は完走です。

その後は下り平坦、追い風の影響もあり、周りに合わせていたところスピードも心拍も上がる上がる!すでに心拍170以上になっており、序盤だよ大丈夫?いや、大丈夫じゃないよ…と思っていました。

そうこうしているうちに、後からスタートしたKさんやIさんが声をかけてくれピューと抜いていきました(M浦さんは特に何もなし)。序盤の緊張がほぐれ少し元気が出ました。

足の合いそうな女性を見つけ、列車にのりました。しかし、集団が来るにつれ列車も分解。平坦になり落ち着いたところで水分補給をしようとしたところ、手が滑りボトルを落としてしまいました(後ろにいた方すみません…)。

その後、女性3名で海に出るまで回し、折り返したところで向かい風。すぐに男性の集団に追いつかれ一緒になったので、この中で少し体力温存しようと思いました。

が…意外に速い。集団の恩恵は逃したくない。でもこの後登り。足が心配…と思っているとズルズルと後退し気づけば一人旅。

少し離れたところで、ちぎれた2人が見えたので、なんとか追いつこうとペダルを踏みました。

1人の女性は私に気づき回すようにしましたが、もう1人の男性は引いてくれません。男のくせに!!と思いながらも、女性の方と協調して進みました。

 

そうこうしている内に、きました中間地点の登りです。ここを登り切れば先が見えます。試走はしていたので、どれくらいの登りかイメージはついていました。

さぁ、頑張るぞ!!ん?踏み込んだところ、左のふくらはぎに異変が!!

やっぱり前半飛ばしすぎ。ボトルも落としてしまったため、残りの水分を大事に飲んでいた影響か…。

はい。完璧に攣りましたね。

そこからはもう我慢比べ。痛みに耐えながらも、踏み込まないで回す。ダンシングを入れたいけど、入れると痛い。そのうち右のふくらはぎも攣りました。

それでも、何名かを交わしながらだましだましペダルを踏む。登りの前に摂った補給が徐々に効いてきて、少し楽になりました。それでも、踏み込むと違和感があるため回すようにしていました。不思議と、呼吸は辛くなく体力はまだあるなと思っていました。

そんな中、後ろからバイクが勢いよく来て、「140kmの先頭集団が来るので避けて下さい!」と言われました。ここで140kmと合流かぁ…。

のづさんや副代表に追いつかれちゃうかな…と思いましたが、レースに集中!気持ちを切り替えました。

 

給水ポイントでボトルを2本とり、水分補給と足や身体に水をかけました。少し、回復したので短い下りその後の登りも自分のペースを取り戻し、日の出関門クリア。その後は、しばらく下りです。足を止めると、乳酸がたまるのでなるべく回し、コーナーは安全第一で後ろを見ながら曲がりました。

下りきったところで、今度はアップダウンがあるゾーンです。ここも途中までは試走していたので、足にくることは分かっていました。登る手前で補給をもらい、また身体にかけ水分をこまめにとり、持参した最後の補給ゼリーを食べました。

残り、15km程です。記録よりもなんとか完走したい!その思いで、2km程の登りをクリア。もう、太ももも攣ってきているのが分かりました。残り10kmを過ぎたところで、精神的にもなんとか行けそうだと感じ気持ちが楽になりました。最後も、軽い登りその後もアップダウンが続きました。ニセコのスキー場が近づくにつれ、応援の方も多くなり、見ず知らずの私にまで声援を…ありがとうと思いながらゴールを目指します。ニセコ関門をクリアし、残り5km過ぎに男性4人ほどの列車が見えたので後ろにつき体力温存。しかし、この列車…全然協調しないし遅い…。残り2kmまで後ろについていましたが、1人が飛び出たので、それを追って後をついていきました。

残り、1㎞でスキー場に向かう最後の登り。やった、帰ってきたよ~!

もう、足は限界でしたが気力で登ると、残り200mのところにチームメイトや仲間が声援をくれました!知っている顔を見ると本当に嬉しくなりますね。ありがとうございます♪

帰ってきたよ~!羊蹄山!

それからゴール目指し坂を登りきり、1人交わしてゴール!!

ゴールでIさんが待っていてくれて、コーラとビールを持って労ってくれました(笑)。予想より速かったと言われ少し嬉しくなりました♪

ほぼ、後半は根性で完走しか考えていませんでしたが…。

ヘトヘトでゴール!でも楽しかった!

チームメイトはみんな無事に完走!

私の記録は、2時間40分11秒で同じクラスでは7位。女子全体では37位/73人中。目標はクリアできました!でも、まだまだ真ん中くらいね。

ニセコは本当に環境が良くて、運営側もおもてなしの精神があふれていましたし、いいレースだなと思いました。

次のレースに向けてまた練習頑張ります!

どうもこんにちは、のづさんです。
留萌のヒルTTに参加してきました。
レース概要に関しては、代表と姐さんの記事に詳しく書いてありますのでそちらからお願いします。
丸投げですね、ええ。

このレースは第1回大会の時に一度だけ出場したことがあって、今回が第6回大会ですから5年ぶりです。

早起きして3時間くらい移動して、8時に会場に到着しました。
ローラーを運んだりなんだかんだ準備して、車でちょっと休憩してると、寝不足のため急に眠くなり…ちょっと前日が遅くて、二時間くらいしか寝られてませんでした。
いかんいかんとアップと試走へ。

しかし6月も終わりそうなのになかなか暖かくならないですね。
この日は天気も良くなくて、霧雨、風…
まあ風は強かったけど、平地で追い風だから悪くはなかったです。

試走中、平地でも登りでも心拍が思うように上げられませんでした。
力が全く入らない感じ。
寒さと寝不足のせいでしょうか、朝から調子の悪さを感じました。

でも寝不足はともかく、寒いのはみんな同じ。
でもこんなに寒いと思ってなくて、防寒対策何もナシ、これはダメでしたね。

とにかく寒くてローラーでアップしてても汗一つ出やしない。
汗だくだく流して軽くなる予定が台無しです。


さて一本目
初めは平地、スタートから踏みますが思うように力が入れられません。
おかしいなあおかしいなあと思いながら追い込む事もなく、平地は楽しい追い風サイクリングで終わりました。

上りに入って少しして心拍を確認、最大心拍の80%にも届いてなくて、これはダメな感じの時のだ…と思ってしまいました。
やる気にならないまま上を見ると、30秒前にスタートした選手二人が届きそうな位置にいます。
とりあえず追い抜くのを目標に上ります。

一人は上り序盤で難なく。
二人目はなかなか追いつけず、最後のカーブの手前、勾配が緩くなるとこで踏んで、ほぼ同時にゴール。
心拍、脚ともかなり余裕で、何でもっと上げられなかったのか不思議でした。

原因を探ろうと、スタート地点に戻ってから心拍のグラフを確認しましたがちゃんと拾えてなかったようで、これでは何の参考にもなりません。

二本目は一時間後です。
寒い中また眠くなってきて「寝るな!寝たら死ぬぞ!」ごっこをしながらローラーで脚を回して、身体を冷やさないようにしとくつもりが、海から吹き付ける風がもうやっぱり冷たくて寒くて…
なにこの寒さ…泣きそう…

もし寝たらホントに死んじゃいそうだったので車に戻ってあったかくしとこうかとも思ってたけど、意外と時間が無くて止めときました。

一本目の計測結果を見ると5分20秒とかで、これで完全にやる気は散りぢり、全部終わった後の抽選会だけが楽しみに。
入賞ホタテは遠かったです…


二本目
踏む、当然さっきより強く。
そこそこ出せたかな?って思っても心拍80%、ダメなときは何をやってもダメですね。
寒いからか、寝てないからか、アップで思うように上げられなかったからか、心拍も脚も全然キツくないのに、全く踏めません。

登りにさしかかるけどさっき二人とも追い抜けた前の組の一人目は、さっきより上の方でなんとか。
二人目はギリギリ追い抜くことができずにゴール…

登りはさすがにそれなりにしんどかったんだけど、レースしてる!って感じではなかったです。
眠い日に無理やり出た朝練のような…
いや、これなら、普段の朝練の方がよっぽどキツいな…


登りでは上を見ましょう


下は見ないようにしましょう


下ばっか見てんな!


後ろも見ますよ(見なくていい)


スタート前の余裕が憎たらしい

反省
一本目の上りで「今日はダメだな」って思ってしまって、ダメって思っちゃうとほんとにダメになる、それが自転車。
調子良いときばっかりじゃなくて、悪くてもいつもイケイケでいたいです。


抽選会
なんにも当たりませんでした!超超超悔しいです!
(↑君はレースの不甲斐なさを悔しがった方が良いぞ)



さて次回はついに、ニセコクラシック。
昨冬の地味で地道なトレーニングはこの日のためにありました。
一日目のタイムトライアルと二日目のロードレースの両方とも出るし、特に二日目は長いレース、レポートのネタを忘れないように持ち帰りたいです。
目標は!ずばり!完走です!!!

レースレポート@代表

 

第6回留萌新聞社杯ヒルクライムタイムトライアルに参加してきました。

前日土曜日のお昼から出発して15時前に小平の会場に到着する。

先に到着していた副代表、S野さんと一緒にコースを中強度で2本試走をする。

今回は登り区間をアウターで上がれるか確認して試走を完了。

夜は昨年同様、チームメイト6名で留萌に宿をとって、地元で人気の居酒屋さんで宴会開始。

美味しい海の幸などを食べて飲んで盛り上がり、更にホテルで2次会をしてメンバーと解散する。

レク気分で少し飲みすぎたかな・・

 

留萌の居酒屋は刺身盛合せが新鮮で美味しい

 

翌日は8時20分頃に小平の会場に到着。

アレグロは代表、副代表、M浦さん、K藤さん、N妻さん、S野さん、R央くん、I気くんの計8名が参加。

天気は朝小雨がぱらつくが、のちに曇りで時より濃霧で視界不良の状況。

気温は15℃前後と肌寒い。

この大会は距離2.3kmで平地1.3km+登り1kmが平均7%で最大10%の勾配を走るコース(ストラバ数値)を30秒おきに2名で走り、2本の合計タイムを競うタイムトライアル。 

自分はS-4クラスでエントリーは32名。

目標は10番以内だったが、1週間程前に軽い風邪をひいてしまい練習を休んで回復に努めたため調整不足。

今回は大会を楽しむことを1番に心がける。

アップをローラーで20分走り、心拍を上げてからスタートの15分前にスタート地点に向かう。

前日の試走で、登りをアウターで上がったところ登りのタイムが昨年より良かったので同様に前半抑えて登りで頑張る作戦。

出走順番が来て11時2分 OUTスタート。 

同時スタートのボビッシュの選手が平地をいいペースで走るので、抜かさないよう抑えて走り、登りの前で少し心拍を抑えてからアウターで上り、登りの途中で選手を抜いて同じ負荷がかかる様に走り、たまにダンシングを入れて最後スプリントをして出し切りゴール。

スタート地点に戻りリザルトを確認すると1本目のタイムは2:26:843で8位。

昨年より23秒早く、思った以上の成績。 

前後の選手が僅差のタイムで、練習仲間のどうきゅうFさんとも僅差。

2本目垂れると10位も危ない状況なので海岸線をゆっくり走って疲労抜きをして、2本目は12時2分 INスタート。

平坦区間は風が追い風基調で同時スタートの選手が1本目より早く、45km/hぐらいで走るのを抜かさないよう抑えて走り、登り区間をアウターのままダンシングで上がり、後はシッティングでトルクを維持してダンシングを混ぜて、最後スプリントを2本入れて酸欠状態でゴール。

 

今回は登りをアウターで上がってみる

 

ゴール地点で計測チップを返してリザルトを待つと2本目のタイムは2:15:829の6位で

1本目より更に11秒早いタイム。

2本合計タイムの結果は S-4 6位。

今回は朝練でアウターのまま坂を上がるトレーニングをしていたのと、体調不良で練習量を減らして回復に努めたおかげで、脚がフレッシュだったのが良かったのかもしれません。

 

チームメイトはLクラスでS野さんが初優勝!!

今年NEWロードバイクを副代表から購入したのと日頃の練習の成果ですね。

おめでとうございます!

C-1クラス中学生のI気くんは1本目スタート時間に15秒ほど遅れてのタイムロスがある中、2位の成績。自分より2本とも2.7秒早い・・強いねー(^^) 

温泉に入ってから抽選会でお米をゲットして、チームメンバーの表彰式に参加してから札幌に帰宅。

 

抽選でお米をゲット! この大会は景品が豪華です

 

今年の留萌遠征もチームメンバーと一緒で楽しかったー

これで来年もS-4に残留出来そうです。

次のレースはニセコ花園ヒルクライムが今年の最終レースになります。

今シーズンもあと残り1ヶ月ちょっとのレース期間ですがトレーニングをして次のレースも楽しみたいと思います。

レース参加の選手及びサポート、大会関係者の皆さんお疲れ様でした。

 

どうも。お杉ちゃんです。

6月24日留萌新聞杯ヒルクライムTTに参加してきました。

このレースは今回初参加となります。参加費の割には、上位入賞者には豪華な副賞や抽選会もあるお得なレースです。

2人1組となり、IN・OUTコースで2回走ります。平坦の道を1.4km+登り900m、登りの平均勾配は約8%、全長2.3kmを駆け上がります。

 

私は、副代表夫婦と前日に留萌入りし、試走を行いました。2本目を終えたところで、代表も到着。代表の2本目の試走にお付き合いをし、その後宿泊先へ。試走はまずまずといったところ。登りも足はよく動きました。

そして、自称•他称?2軍のMさんとマネさんのコニさんと合流し、夜の練習会(決起集会?ただの飲み会?)へ。

いつもは飲みすぎちゃうのですが、今回は表彰台を狙っていたため、アルコールは抑え気味にしました(笑)。

  

副代表と試走!

 

当日は、5時半には目が覚めてしまいましたので、軽めの朝食とストレッチを行い8時過ぎには会場入り。

天候は曇りで時々霧雨。雲の中にいるような天気です。気温も13~4℃程度かと思いました。

曇ってるな~いやガスってるなぁ~

前回のレースでアップをしなかったことを反省し、今回は心拍を意識しながらアップを実施。しかし待っている間にだんだん身体は冷えてきました。先に走るチームメイトのスタートを見送り、いよいよ1本目です。

Lクラスは4名の参加とやや寂しい人数。

作戦は、平坦で上げすぎず並走する子についていく。自分に余力があれば、自分のペースで走る。平坦の後半は、ギアを上げ心拍を戻し登りに備える。登りの手前でギアをインナーに落としておく。登りは自分のペースで、ギアを考えながらダンシングを入れつつ登りきる。これを念頭において、メンタルでは辛くなったときは面白いこと、関係ないことを考えて気持ちをリラックスさせることとしました。

 

1本目は、OUTからのスタート。最初、少し遅れましたが、並走の子にすぐに追いつきました。追い風だったため、スピードも出ていましたが、少し心拍が上がりすぎているなと思いペースをダウン。ギアを重くし心拍を戻す。んー、よしよし!いい感じ!と思いながら登りに備えました。

いい感じで登りに向かうぞ!

登りはやはり不得意なこともあり、また寒さで少し身体も冷えたことが影響してか、息が予定より早く上がってしまいました。後ろにはピッタリついてきていることも分かっていたので、差されてなるものかと思い残り300メートルのところでスパート。残り100メートルの手前でアウターに上げ踏み倒し、気配が遠のくことを感じてそのままゴール。思った以上に差は付けられなかったなぁと思いながら、スタート地点へ戻りました。

リザルトを確認したところ、なんと暫定1位!!でも、油断は禁物です。

 

2本目。まだ時間あるなぁ~と、もちゃもちゃしている内に、前の組の順番⁉とアワアワしながらスタート地点に。気持ちを集中しきれないまま、スタートの合図…。

もう、おバカ!と思いながらも、INからのスタートでもあり、平坦の半分のところで追い抜くことができました。さて心拍は?と見たところ、あら?何?サイコンと連動していないじゃないの!!もーなんておバカ!

仕方ないので、呼吸も少し辛かったので早めにギアを上げ、心拍戻れ~戻れ~と念じました。

お杉、後ろ後ろ!!

ちょっときつくなってきた2本目の登り!

この時、面白いことを考えようとしてます。

登り始め、並走の子が先ほどより近くにいることが分かりましたが、抜かれてなるものかと思いつつ自分のペースで。辛くなってきて気持ちが萎えそうになりましたが、あえて面白いことを考えるようにしたところ、少し気持ちも楽になりました。

残り400mで足も呼吸もかなりきつくなってきました。後ろからペースを上げてきたのが分かっていましたが、残り200mで少し先行されました。

絶対負けたくない!!ここで諦めてなるものか!!と、残り100mカーブの手前でギアをアウターに、インからダンシングで残りの力を全部注ぎ、ほぼ同着でゴール。

出せる力を全部出し切りました。

 

リザルトの確認ができず、参加賞の温泉入浴で汗を流し、閉会式の会場に着くまでソワソワ…。

やっとリザルトを見たところ、1番上に私の名前が!!1秒程度でしたが僅差で1位!!!

やったー!!!勝てた!!実力で初めての表彰台で優勝!!

嬉しさがこみ上げてきました。

チームのみんなからも、仲良くしてくれている他チームの方からも祝福してもらい、なんとも格別な思いを味わうことができました♫

応援してくれた皆さんありがとうございます。練習で引っ張ってくれたチームメイト、アドバイスをくれた仲間に感謝。師匠である副代表には本当に感謝しています!ありがとうございます!

念願の表彰台!!

でも、まだまだ上には上がいることは分かっています。

次のレースに向けてさらに力をつけてレベルアップできるように頑張ります!

わーい!副賞のホタテ!!

代表です。

 

センチュリーラン札幌に参加してきました。

 

天気は晴れで気温12-19℃でスタートは少し肌寒いが自転車日和。

チームから参加者はM浦さん、Kさんと自分の3名。

今年からスタート地点が江別市美原の「えみくる」に変更になり、距離も伸びて江別から月形~青山ダム~浜益温泉~青山ダム~当別~江別の155km。

 

 

開会式 8時前はまだ肌寒い

 

 

8時から10名が1分おきにスタートで自分は85分にスタート。

アップで10名の先頭を32km/hぐらいでしばらく走っていると、旭川MさんとチームメイトのKさんが一緒に先頭交代をしてくれる。

3638km/hぐらいでローテして、先行していた参加者を次々にパスしながら走ると、先頭交代は自分とM浦さん、Kさん、旭川Mさん、リンダYさん、恵庭Rの方と他12名ぐらいのトレインにプラス10名程度後ろについてくる集団で走る。

月形を抜けて初めの登りで集団が8名ぐらいになり青山ダムを上がるとさらに集団が小さくなり最後は自分とM浦さん、旭川Mさん、20代後半のK原さんの4名になる。

旭川MさんとK原さんの登りのペースが速く、M浦さんが少し遅れだすと皆で協調して一緒に上りきり、浜益まで下ってチェックポイントの浜益温泉に到着。

飲み物とパンや団子、バナナなどを補給して再び4名で登り返し。

ここから4名で協調して走り、長い登りを終えて緩い下りを横風が吹く中、4名でローテして走り当別に到着。

ここから残り40kmで風と格闘しながら走り、残り10kmほどの地点で遅れそうになるのを旭川Mさんに助けて頂いたりして、ゴール手前でお互い健闘を称えながら4名の先頭集団でゴール。

 

タイム4時間54分、平均速度32.6km/hで今年もとても良いトレーニングになりました。

一緒に走ると、お互いが分かり合えて仲間になれるのが自転車のいいところですね。

 

 

 

走り終えての談笑は楽しい

 

運動後の牛乳・アイス・スイカはうまい

 

美味しい牛乳とアイス、スイカを頂きながら、走り終えた4名でしばらく談笑してから解散し、チームメイトのM浦さんと近くの温泉で汗を流してから帰宅。

今回も長距離をいいペースで走れて楽しかったー

 

参加及びスタッフの皆さんお疲れ様でした。