2026年3月23日
放浪記2026
愛媛県お遍路
日付け毎ではなくて、巡った順とそのときどきの些細な出来事と心模様を記録しておく。
17日は、愛媛県今治市に入って、予約したホテルの近くの二か所のみを巡ってみた。当初は、御朱印もいただかなくて良いし、納札もお寺さんがその処理が大変だという話を聞いて、納めなくても良いかと、朱鷺(shuro)は考えていた。以前は、全国の神社もだいぶ巡って参拝したが、御朱印をいただいたことはなかったし、今でも特に必要性を感じていない。
御朱印は、参拝した側の行った証拠、納札はお寺さんに対して行った証拠。目に見える証がなくなって、別に良いと思った。
だけど、一緒に巡礼に付き合ってくれる相方が、せっかくだから、御朱印はもらえるところからはもらってみたい、と御朱印帳も注文してくれた。それなら、別にどうしても要らない、という訳でもないし、と朱鷺(shuro)も賛同して、各お寺さんから御朱印をいただいて歩いた。
結果として、良かったと思っている。御朱印は、お寺さん、ご本尊、(あとひとつ…)と朱肉で印鑑を押したあと、黒炭でおそらくお名前を書いてくださるのだが、それがとにかく美しい。書いてくださっている筆さばきをみているだけでうっとりするし、その際に、一言二言、書いてくださった方とお話が出来たりする。その交流も思い出だ。
前に巡礼、満願成就し、高野山に行った方から聞いていたが、御朱印をもらえる時間は17時までと決まっている。参拝はいつでも大丈夫だが、御朱印をもらいたいのなら、17時で終了する必要があると。
初日は、時間があまりなくて、二か所だけで17時になった。
17日。
54番 延命寺
55番 南光坊
翌日は、ホテルで朝食をいただいた後、行ける一番遠くからホテルに向かって戻るというルートを取ってみた。65番は香川県寄りでだいぶ遠いため、香川県を巡礼する際に、一緒にまわろうということになり、その手前の64番から。そして、60番は難所のため、後日改めてそこだけ行こうということにして、59番へ廻った。
18日。
64番 前神寺 ここは、石鎚神社があり、神社にも参拝した。
63番 吉祥寺
62番 宝寿寺
61番 香園寺
59番 国分寺
58番 仙遊寺 ここは、なかなか良かった。御朱印を書いてくださった方とけっこうお話が出来た。
57番 栄福寺
56番 泰山寺
時間的にはまだ廻れたが、小雨が降っていたこととお土産を探すために街を巡るために終了。
そして、御朱印は一人というか一枚500円、駐車場代として100円から400円程度各所で支払った。駐車場代を取らないお寺さんもあるし、その辺はまちまち。
もうおぼろげであるが、確か、吉祥寺の駐車場ではなかったか。その脇で果物の無人販売所があった。そこで、柑橘類が安く売られていて、思わず購入。はっさくと文旦。東北ではあり得ない安さ。でも、結局は半分しか持ち帰れなかったけど。
あと、これももうどこのお寺さんだったか覚えていないのだが、小さなお店があって、そこで手作りの杖が無料で置いてあった。「ええ、無料?」と相方と二人でしばらく眺め、これ、良いな…と手に取って握り具合などをみたのだが、さすがに無料って…と、相方が店の方に聞いてくれた。
「近所の方が作って置いてくださっている」とのこと。「委託販売ではなくて、無料なんですね」
四国はお遍路さんに優しい。きっと、お役立てください、という感じなんだろう。さすがにただもらうのは気が引けて、みかんを一袋買った。
お遍路ではそれほど山道を歩くことはないのだが、本来は「同行二人」ということで、弘法大師さまと一緒に歩くもの。それが杖なので、持つべきなんだけどね。
仙遊寺は、なかなか山深い場所にあり、車で行っても細い道をくねくね上らなければならない感じ。60番札所は、もっと細い道なのかも知れないね、と。
ここで御朱印を書いてくださった女性の方とちょっと話をした。
「1番から順番通りではなく、今治市から始めたので順序がぐちゃぐちゃなんです」と言ったら、「皆さん、それぞれ事情があるし、出来るようにやれば良いんですよ。みんながみんな、そんなにお金と余裕があるわけではないんですから」というようなご返答をいただき、ちょっとホッとした。
19日。
52番 太山寺
53番 円明寺
漢字は違うが、「えんめいじ」に始まって、「えんめいじ」で終わった2026の遍路であった。

















































