青い地球は誰のもの ~世界はこれからどこへ行く~

青い地球は誰のもの ~世界はこれからどこへ行く~

聖書には、黙示録というのがあるんだそうで。やはり、本当に来るのかもしれませんね、なんちって^^;
「いいね」を入れていただいても、必ずしも内容を支持した旨、踏み絵だなんて、野暮なことは思ってません。

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みなさん こんばんは 

 

こちらにお越しくださり、ありがとうございます。

 

はじめての方も どうぞ よろしくです。

●青い地球は誰のもの【その7】〔再掲編〕慈悲の瞑想・あいうえお言霊修行・ホ・オポノポノの巻♡

としまして、既出記事の再掲で構成してみました。ネザーランド・ドワーフ

 

この「青い地球は誰のもの シリーズ」地球、当初、便所の落書きでもいいからと、見切り発車で進めてきましたが、その中で、こいつは いつも心の隅っこに置いておくといいのかな?と思われる言葉🍃、言霊、言ってみれば、おまじない言葉(「お呪い」と書きますが、「のろい」ではありませんよ。「ひらけー護摩」みたいなもんですかね?おばけくん)をいくつか寄せてみました。

 

これらの言葉の意味するところを自家薬籠中のもの薬ミルクとして、まずは、自身に消化・吸収して、普段から心の引き出しに入れて置き、そして、必要に応じて取り出して使う感じですかね。ふんわり風船ハート

 

仏教お願いには、お布施と言う言葉がありますが、一口にお布施(と言っても、財施〔寄付・募金・チップなど〕札束ばかりを指すのでなく、ここでは、主として、人などの心を和ませお茶明るくする晴れ愛語・和顔施照れなど「無財の七施」(お金のかからない布施)を繰り出すといいのかな?と、思われるものを意識してみました。

 

これは、減るもんじゃなくて、その意味では、打ち出の小槌になるものかもですね。

 

※ボイントは、これに、こだわりすぎて、自縄自縛にならずに、時に応じて緩急を意識することかな。自律的に、自分の引き出しのひとつとして持ち、ときには使わない場合があっていいし。

 

では、以下に載せてみます。過去記事からのコピベによります。

 

 

(1)いつくしみの瞑想 (慈悲の瞑想とも言うようですね。)

出典 A スマナサーラ著 「自分を変える気付きの瞑想法」)

 

  • 私は幸せでありますように
  • 私の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の願いごとが叶えられますように
  • 私に悟りの光が現れますように
  • 私は幸せでありますように(3回)

※こころの中で「私は幸せでありますように」と繰り返し念じる。

  • 私の親しい生命が幸せでありますように
  • 私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
  • 私の親しい生命に悟りの光が現れますように
  • 私の親しい生命が幸せでありますように(3回)

※こころの中で「私の親しい生命が幸せでありますように」と繰り返し念じる。

  • 生きとし生けるものが幸せでありますように
  • 生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
  • 生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
  • 生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
  • 生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)

※こころの中で「生きとし生けるものが幸せでありますように」と繰り返し念じる。

  • 私の嫌いな生命が幸せでありますように
  • 私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の嫌いな生命の願い事が叶えられますように
  • 私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
  • 私を嫌っている生命が幸せでありますように
  • 私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私を嫌っている生命の願い事が叶えられますように
  • 私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
  • 生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)

おん あぼきや べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん

(2)あ・い・う・え・お言霊修行 
医師 矢山利彦著「あいうえお言霊修行」 言葉が心を変え、身体を変え、人生を変えるを、一部カスタマイスしています。(「え」に、笑顔を捕捉しています。)
あいうえお言霊修行 表紙

 ありがとう(感謝)

 

 いつくしむ(慈悲・慈愛)(愛おしむ)


 うれしい(歓喜)

 

 エンジョイ・えがお 諸人快楽・援助・円満(偏りのないバランス感覚・富・心境)(寄付・募金等の相互供給など)・円滑・笑顔・和顔施


 大らか 広い心・寛容(繊細さも大事なものの、些細なこと、小事にクヨクヨしない)・思いやり

 

●「古人曰く一日一善」皆が日々良い行いを続けたら善因善果が塵も積もれば山となり、よりよい未来への足掛かりになるのかな、なんちって。チューリップちょうちょ

 

フラシーボ効果、なんていう言葉もありますね。そういえば、幼児の頃に、額に、なかなか治らない皮膚病と言うか、ごく細かい、平たいデキ物が額にできて、やっとこれが特効薬だよ、一発で治るからね、と言われて、へぇそぅなんだーと信じた軟膏を塗ったら、嘘みたいに一発で消えちゃった、なんてこともありました。病は気からと言いますし。

 

うみがめさん

鶴は千年 亀は萬年クローバー鳥

 

 

(3)ハワイの叡智 ホ・オポノポノ

イハレアカラ ヒューレン・カマイリ・ラファエロヴィッチ共著「はじめてのホ・オボノボノ」

 

ありがとう晴れ (感謝)

 

ごめんなさいアセアセ(謝罪・非を詫びる)⇒和解へと至る、まず最初のステップ

 

ゆるしてくださいネザーランド・ドワーフ(赦しを乞う)⇒恨む心・喧嘩・敵対意識の解除を願い求める

 

愛していますふんわり風船ハートとかげ(これは、時と場合によって、思いやりだったり、味方意識だったり、ラブだったり、ライクだったり、博愛だったり、同情だったり、慈悲心だったり 包容だったり いろいろですね。)

 

この4つの言葉の意味を味わい唱えることで、本来の自分ハートのバルーンを取り戻すことができるそうで、〆に載せてみました。これが、気兼ねなく、ごく素直・自然に 言い合える世の中になるとイイですね。うずまき

 

◆ごく個人的には、「ゆるしてください」と、「愛しています」の間に、「仲良くしましょうね」というステップを入れたい気もするもんでした。^^;

 

「ごめんなさい」(謝罪)は、「ありがとう」(感謝 )と同じくらい大切な言の葉🍃・言霊おばけくんです。ところが、素直に これを言ったら、「あ、自らの有罪を認めたのね~ニヤリ」とばかりに、さらなる糾弾に遭う場合があって、なので、慎重に態度と言葉を選ばなくちゃ、という現実も今はあるのかな~びっくりですね。トラ地球相手の持つ価値観によると言うことかな?

 

愛といったら、先ず、男女間の性愛を思うのかもしれませんが、家族愛、愛社精神、愛国心、友愛など、その対象や態様は様々ありますよね。(なぜか日本では従来、愛国心日本について、その是非が両極端に割れる気がします。)

 

「愛する」の反対のものには、憎悪・憎む・嫌いムキーなどがあるものの、それはまだ、認知していて、意識には上っている段階と言えばそうで、認知しない、無関心というのもありますね。

 

どらえもんに出てくるしずかちゃんって、のび太君がどんなにいじめられていても、先生に知らせるとか、味方になるとか、助けに入らないよなー この子、、なんていう感想で観ることが、過去には、しばしばでした。

 

容姿(外面)が5チューリップで、性格(内面)が3未満の人ニヤリより、例えば、双方とも4なら4以上の人(性格美人でもある人?)猫の方が、案外ベターかな~?! なんて思ったりする所以です。

 

人として好かれる人って、見分けるポイントのひとつには、同性にも異性にも、さらには、老若男女問わず、人気があったりすることかな?クローバー と言って、無理に八方美人を演技したって疲れますし、適度な距離感を置きたい人に馴れ馴れしく思われたりってこともありそうで、難しいものかも?ですね。それと、喜怒哀楽のあるところを見せて一目置いてもらわないと、ナメられたりすることも・・・ですし。三毛猫

 

 

ゲッコー💛

ゲッコー(恐竜の末裔かなとかげ)

 

 

リンク(再掲)

 

サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ・マンション」(年始編)コーヒー「こちらこそ^^」

矢野顕子「ごはんができたよ」カエルおにぎりお茶カレー 

城南海「童神~私の宝物~」ドラマ「八日目の蝉」 エンディング テーマやしの木

五輪真弓 いつも そして いつまでも   至福の世が、永く続きますように~三毛猫ハートのバルーン  

 

デイブ グルーシン 映画「マイ フレンド フォーエバー(邦題)」ファイナル テーマ  

ネタバレですが、片親のうちの子二人が親友になり、その一人はエイズで、一緒に効く薬草を探しに旅に出るという映画のサントラです。

回向有縁無縁一切精霊 合掌お願い

不定期な記事更新ですが、今回は、こんな内容となりました。
 
最後までお付き合い下さり、どうも ありがとうございました。

 

それでは また晴れカエルとかげ

※この記事は2019年12月にあげたものの再掲です。

◆2024年7月に、ハワイ先住民由来の智慧「ホ・オポノポノ」など、追記しています。とかげ

 

みなさん こんにちは!

お越しくださりありがとうございます。クローバー

はじめて起こし下さったお方に置かれましても、どうぞ宜しくお願い致します。

 

さて今回は、日米開戦の日12月8日(米国などでは7日)を心にとめて、表題のテーマとしまして、氏の自叙伝を読みましたので、(文庫本533ペーシ)小生なりに書評というよりは備忘録として要約?!をしたためてみようと思い立ち、でも、かなり長くなりますのでやむなく割愛したエピソードもいくつかあるのですが、よろしければ、お付き合いいただけましたら幸甚に存じます。

 

淵田美津雄氏自叙伝      

 

さて、淵田美津雄氏は、戦前、戦時中に、何度も落命の危機に直面しながら、その都度、悉く不思議にも命を落とすことなく、やがて自らもそれをはっきりと自覚するに至り、「なぜ生かされているのか?」と、彼なりに答えを求めた中で、やがてキリスト教に目醒め、戦後は、日米を股にかけるキリスト教伝道者として大いに活躍したという波乱万丈の生涯を送られた御方でした。

 

それでは、なるべく時系列に沿いながら、進めていきたく思います。

 

①胸の中からの「高度を上げよ」の声で命拾い

1930(昭和5)4月に、27歳で空母加賀に航空機搭乗員として乗組、艦隊は、航海中、なんと艦長が行方不明となり、海に落ちたのではないかと、捜索飛行に発艦したのですが、みつからず、すると、機の位置の捕捉にミスがあって、母艦への帰投の進路を誤り、次第に燃料を消耗して、払底しはじめ、いよいよ万事休すとなったとのこと、「そのときであった。私の胸の中で、高度を上げよ、高度を上げよ」と、囁くように聞こえた」とのことで、そうすると、雲の中へと突っ込んで海上を見る視界が奪われるが、万策尽きた中で、あえてその声に従ってみようとおもったそうで、それはグライダーのように滑空距離を延ばす効果があり、すると、雲の切れ目から他国の帆船が見え、その至近に不時着水して助かった。とのエピソードがのっています。

艦に帰投して上官に経緯を報告する中で、燃料残り10分というときに、高度を上げたことを称賛され、「「高度をあげよ」という声は、誰の声だったと思うかね」と問われて、その時には「さあ、私にも分かりませんけど、多分亡くなった母かもしれません」と答えたとのことでした。


②ミッドウェー海戦の攻撃隊長役を虫垂炎でリタイア

1942(昭和17)6月のミットウェー海戦、これは開戦以来、向かうところ敵なしだった日本軍(日本海軍)が、4月に起きた帝都初空襲に揺動され、二度とこのようなことがないようにと敵空母を誘出して叩いておこうと企画したもので、あわせて、ミッドウェー島を攻略占領しようという二兎を追う作戦を立て、作戦企画側は、そうすれば真珠湾で撃ち漏らした敵空母が必ず出てくると踏み、艦隊司令官には、攻撃機の半分には予め魚雷を装填しておくよう指示したにも拘わらず、現場の艦隊側では、ここに空母が出てくるわけはないと油断し、まず同島への爆撃を行ったところ、敵は既に全て暗号解読済で敵機は避退しており、指揮官友永大尉は、「第二次攻撃の要あり」と打電したものでした。陸軍の上陸部隊も来ていたわけですから、同島への攻撃を手抜きできない事情もありました。そうしたときに、索敵機から敵空母発見の知らせが入り、攻撃機には、陸用爆弾なのか魚雷なのか装填を右往左往しているうちに、敵に先手を許して惨敗したものでした。

 

さて先程、飛行隊指揮官は、友永大尉と申しましたが、本来なら、飛行総隊長は、淵田少佐でありますところ、その時、虫垂炎を患い、空母赤城艦内で手術を受けて病床にあったのでした。指揮した友永大尉は戦死されました。この海戦では参加した日本の航空母艦4隻全艦が沈没しました。ということは、その艦載機は、帰る母艦がなくなったため、ほぼ全機喪失となったのです。そうした経緯で、出撃しなかった淵田少佐は、足の骨折をしながらも、避退救出されてここでもまた落命を回避出来たのでした。

 

③広島原爆投下の前日と翌日に広島滞在

淵田氏は、1945(昭和20)8月はじめに、本土決戦の航空参謀として、広島の第二総軍司令部で打ち合わせを85日まで3日間行い、すると、電話で、東京の艦隊司令部から、大和基地の通信施設を見てほしいから、今晩中に出発せよと命令が来て、早速彼は広島を後にします。

すると翌日6日朝に、広島市には原子爆弾が投下されて壊滅したのでした。このことを6日昼に知らされた彼は、その調査隊を編成するから早速合流して調査に当たってほしいということで、翌7日に再び被爆した広島市内に入るのでした。当時の日本では、そこが放射能に汚染されているという知識も皆無の中で、何の防御もなしに瓦礫の中に入っていくというもので、後になって、この調査団員の多くは原爆症にかかってお亡くなりになり、にも拘わらず氏は、何等健康上支障も出ず、しかもこの後、被爆後の長崎にも向かったとのことで、こうした中で、次第に、「ああ、自分は死なずに生かされている、なぜだろう?」との思いが増幅していくのでした。原爆は、実験の他、本土進攻に先立って、西日本防衛を担当する第二総軍を潰しておく意図もあったのかもですね。

 

  

④占領の名の下で(黒人兵の意外な歓待)

19458月末ごろに、東京に占領軍総司令部の看板がかかると、早速呼び出され、まず経歴から尋問を受ける中で、真珠湾攻撃の飛行隊総隊長であった経歴を明かすと、相手は、説明に用いたメモにサインを求め、応じると、彼はそれを報道陣に見せびらかしたのか、以後宿舎に大勢の記者が詰めかけたのだそうでした。そんなある日、黒人兵3人が現れ、窓越しに、こちらへ来いという仕草をするので仕方なく出ていくと、どうも悪意はなさそうで、ジープに乗って郵船ビルにつき、そこのバーの楽屋裏に通されたそうです。そこで待っていたものは・・・案に相違しての大歓待で、大勢の黒人兵が、飲みねぇ 食いねぇと、酒やつまみを差し出してくる。そして、次第にその歓待の意図が掴めたのだそうで、「真珠湾空襲をだれが一番喜んだと思うか? と 問われ、そしてその答えは、「我々黒人だよ」というものでした。氏は書いています。(P338)  黒人は白人に対して、先天的に、蛇に睨まれた蛙みたいに、 頭が上がらないものとされてきた、しかし、彼らは、白と黒との差別待遇には我慢ならない思いを、いつも泣き寝入りさせられてきたのであった。それが、真珠湾で、小気味よく白人の横面を殴り飛ばして呉れた。われわれ黒人は、留飲を下げた。その御礼に、今、サービスするというのであったと。 何とも言えない気持ちになるお話ですね。

 

◇拙い余談

思えばハワイももとはハワイ王朝が統治していました。明治期にはハワイ王朝から、日本と友邦になりたいと打診があって、王族と皇族の縁談まで提案されていたそうです。(この王女様は欧州留学ののち23歳で他界されました。)でも、米国に遠慮した日本は、如何ともしがたかった、そんなお話もどこかで読みました。そんなこともあって、当時の大日本帝国とハワイ王国とは関係良好で、それで、米領になる前から日系移民が盛んになっていったんだそうです。

 

小生は、はなんだか、スビリチュアル的には、黒人だけでなく、そんな先住民の御霊の遺恨も関わっていたのか?そして、ひょっとして、原日本人と、アイヌ、エスキモー、アボリジニ、ハワイ、北米の原住民と、遥か古代には血筋は案外、近いものがあった可能性もあるのかな??等と、彼我の遺恨や因果応報は遥か時空を超えて戦をも招来するものかな??と。そんなことが、ふと頭をかすめたものでした。拙い余談失礼しました。

 

⑤改心

氏は東京裁判(後から作った罪刑で遡及して裁くのでは罪刑法定主義が欠格しており、公正な第三者でなく勝者が敗者を裁く形は「私刑」(リンチ)で「裁判」とは言えないという価値観で、そこは読者各位の判断にお任せします。)C級戦犯として憤りを感じ、敗者の日本側の戦争犯罪だけを探して追及するので、そこでひとつ、米側の日本兵に対する虐待行為等をつぶさに調べ上げ、書籍にしてやろうと考え、米国の捕虜収容所から復員した方々に、ひどい扱いを受けなかったかと取材に赴いたそうです。そうした中で、思惑に相違して、ひとつの印象深い事実を知ります。(参考映画 フランキー堺「私は貝になりたい」)
 

ユタ州の温泉の湧出する捕虜病院では、義手や義足さえも作ってくれ、そして、20歳前後の1人のアメリカ人女性が現れ、日本人傷痍捕虜に対して、懸命な奉仕を始めたという。(P393398)「みなさん、何か不自由なことがあったり、何か欲しいものがあったりしたら、私におっしゃってください。私は何でも叶えてあげたいと思っています。」と言い、時には彼女のように、妻のように、親身に勝る献身的な看護を続けてくださるので、捕虜の皆は心を打たれ、どうしてそんなに親切なのか聞いたといいます。すると、彼女(マーガレットさん)の答えたことは、なんと、「私の両親が、あなた方の日本軍によって殺されたからです」であったそうです。

 

淵田氏は、それを聞いてびっくりし、身を乗り出してさらに仔細を尋ねたといいます。

それは次のようでした。彼女の両親コベル夫妻は、日本に派遣されたバプテスト系の宣教師で、日米関係が悪化したので、引揚勧告に従って、米領フィリピンのマニラに移り、やがて開戦となり日本軍がマニラを占領したので、ルソン島北部の山中に隠れたが、1945(昭和20 )1月に、マニラで惨敗し北へ敗走した日本軍は、もはや秩序の失われた敗残軍で、夫妻がラジオを携帯していたというだけで、スパイだと濡れ衣を着せられ、その場で、日本刀で、夫妻御二方の首をはねたというのでした・・・。

これを知った彼女は日本兵に対する憤りで腹ははち切れるほどであったといいいます・・・。

 

さて後日に、現地の目撃者による米軍からの詳しい報告書を彼女は読みます。それによれば、両親の宣教師は両手を縛られ、日本兵のかざす日本刀の下へ引き据えられながらも、お二人は、心を合わせて熱い祈りを捧げていたといいます。これを読んだ彼女は、この時、ご両親がなんと祈られたかを思ってみて、「私の在り方は、憎いと思う日本兵に憎しみを返すことではない、憎いと思う日本人に対してこそ、両親の志をついで、宣教に行くことだ」と思ったそうです。 そして、自分の住んでいる町に、日本兵の捕虜収容所(病院)があることを知り、「おお、日本に行くまでもない。私の考えを実践に移す道が、こんな近いところに備えられていたか」。それから彼女は、一日も欠かすことなく、ソーシャルワーカーとして傷ついた日本兵に献身的に尽くし続けたのだそうでした。

 

氏はこれを聞いて、心が動き、やはり憎悪には終止符を打たねばならぬ、遺恨の連鎖は、断ち切らないとと。捕虜虐待の調査を中止し、そして、ひとつわからないのは、あの宣教師夫妻の最後の祈りであったといいます。一体なんと祈っていたのだろう?と。そして聖書にも関心を持って入手し、読み進めてみたところ、

 

「かくてイエスは言いたまふ。 父よ、彼らを赦し給え、その成す処を知らざればなり」(ルカ伝 二三・三四) ふんわり風船ハート

 

氏は、これだと分かったといいます。「日本刀を振りかざしている彼らは、何をしているのかわからない」のだと。そして自らがハワイに爆弾を落としたことも(殺生)。そして彼は洗礼を受け、研鑽し、ハワイへ、米国へと伝道の旅に出ることになったそうです。ハワイへ向かう航路は、かつて、真珠湾攻撃へと向かった航路、ハワイでは、自らの爆撃で父を失った遺族と面会も果たしたとのことでした。

 

あの真珠湾攻撃隊長、「トラ・トラ・トラ」(ワレ奇襲に成功セリ)の淵田美津雄氏が、聖書を持って真珠湾に戻ってきたというこの出来事は世界を駆け巡るニュースとなり、この本の結びとは若干ズレますが、その生涯の最後の一息まで叫んだメッセージは、「憎しみの革命を通して平和は来ない。戦争を通して平和は来ない。真の平和はイエス・キリストの十字架の愛。父なる神の愛によってのみ来る。」だったそうです。なお、「全軍突撃せよ」の電文は「ト・ト・ト」(ト連送)でした。

 

⑥むすび(私感)

氏は、ご仏壇や神棚のある生家に育ったけれど、ずっと宗教的なものには興味はなかったといいます。小生はキリスト教徒ではありませんが、「(殺生が)何をしているのかわからない」、この言葉は胸にとどめておきたいものかな と思いました。そして、仏教でも「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む。」という法句経の一節があるやに見聞しております。

 

◆後日追記

この本の紹介は、武田鉄矢氏のラジオ番組「今朝の三枚おろし」で聴いたものでしたが、氏の結びは、米国の兵学校や士官学校には教会が併設されているのに、日本にはそれがない、と、彼我の宗教・思想環境の違いに帰結させてましたが、そこになにやらいまいち違和感があったものでした。それは若しかして、「一将功成りて万骨枯る」という趣旨たったのかな? 彼我双方、非人道的事象はあったのに。(原爆投下、捕虜をとらない米第41師団とか)(「海行かば」の歌詞を読むと、何とも言えない気持ちになるものでした。)

 

※なお、このときの第一次攻撃隊第1波(183機)第2波 併せて350機余との記憶ですが、艦隊帰投時、五十数名の空の未帰還者を数えたものの、それは軍神とはされず、併せて湾内に潜入させた特殊潜航艇部隊(2人乗りの小型潜水艦)も未帰還で、そちらは軍神扱いとなったものの、そこでの初の捕虜が確認されると、それは軍神から除外されるということもありました。この空海の扱いの差への現場からのクレーム処理に上層部は忙殺されたそうです。そしてまた、現場で特殊潜航艇を作戦するには、潜水母艦が当然そこにいたはずなのに、なぜか全く云々されていません。そして、同日に台南海軍航空隊がバシー海峡を跨いでフィリピン・マニラ近郊のクラーク空軍基地を空襲していたのに、そちらは、誰も何も言いませんね。

 

   

 

 

落命した将兵の合言葉は「靖国神社で会おうなクローバー」だったそうです。泣

それは、軍国主義の正当化ではなく、むしろその真逆、原爆ドームの碑文(ひふみ よいむなや⇒良い碑文 無にするなや)と同じくニ度と繰り返してはならない反戦の鎮魂の場所である筈です。

 

かように、このときの武田氏とは、優劣ではなく、ま違った趣旨・個性の解釈となりました。仏教では「悪因悪果」「不殺生」を言いますので。お願い日本はこのとき、航空機搭乗員等の救助に奔走したのかな? 川西の大型飛行艇(97式)も保有してましたね。開戦時、世界最高と言われた搭乗員の練度でしたが、それは、この後の南太平洋海戦までで払底しました。結果、マリアナでは、七面鳥撃ちと揶揄されます。それでも戦果を期待するには、VT信管の存在や、もともと生還率の極低いこともあり、(爆装零戦・99棺桶)もう、「体当たりしてこい!」となって…。つくづく、人を大事にしないと…と、思わされます。

 

本来、神道は精霊信仰であったのに、かように人命を粗末にする人的組織。日本は、戦前まで切腹のあった国です。切腹では即死できない。介錯して頸動脈を切らないと。(特攻や人間魚雷回天は、現代の電子頭脳による誘導弾に進化する素の発想かな? 同様に潜水空母伊400型も、後の核装備原子力潜水艦へのモチーフに見える蓋然性があるような。)

 

また、この作戦は、マリアナ沖で想定される日米艦隊決戦に備えて、補助艦戦力で敵主力艦の漸減を図るという従来からの思想も見えます。この辺は、千早正隆著「日本海軍の戦略発想」に詳しいです。(大和に、軽巡最上級から降ろして付けた、装甲が薄く、舷側近くに給弾設備と弾火薬庫を持つ副砲について、「そんなもの 外して蓋しとけ!」という話は秀逸な感想でした。)この本も断捨離で失った後、なんとかやっと再び買いなおしました。山本五十六氏って、航空主兵思想大艦巨砲主義、長崎ちゃんぽん麺?

 

さらに言うと、ハワイ真珠湾は、引き続き、軍港としての機能を遺憾なく発揮し続けました。急速修理ばかりでなく、休暇厚生・治療施設としても。このとき、日本軍は、足の遅い旧式戦艦など、艦船ばかりが標的として念頭にあったということかな?(こののちに出現した大和も速力27ノット(時速約50キロ)で、巨躯で燃費も悪く、そもそも用途が違い、高速空母機動部隊には随伴しづらいものでした。)

 

ちなみに、大敗北を国民に隠したミッドウェー海戦関係者は、その機密を隠すため、以後、家族に会う機会を奪われたそうです。

 

こういうのはもはや、宗教以前に、人心不在の人的組織の人権・倫理観の欠如の問題キョロキョロかな?嘘の屋上屋を重ねる「八日目の蝉」的な悪因縁の悪循環で。

 

 

南雲忠一司令官の考えは、「無傷にのうちに、かけがえのない虎の子の艦隊を日本へ連れて還ろう」だったと映画「トラ・トラ・トラ」ラストでの描写でした。そりゃそうですね。一度失ったら、日本では、人的・物的に再建不可能なんですから。氏は、かつて堀悌吉との確執も有りましたが、1944年6月のサイパン島守備隊の長として、戦死されます。お願いそこは、原爆搭載機B29(エノラ・ゲイ 中央アジアの言語で、天皇を滅ぼせ だそうで)其の原爆をテニアン島へ運搬したとされる米重巡インディアナ ポリスがその任務直後に日本潜水艦(伊58)に撃沈されるという運命の数奇さでした。

 

さて淵田氏は、戦前と戦後で、精神が大きく変遷を経ておられたのかなと思います。諸行無常、すべての人や、生きとし生けるもの、森羅万象は、移ろいゆくものですね。それは、良くも悪くもです。

例えば、各自、10年前・20年前の自分を思い出してみて、今の自分とひき比べてみたら、瓜二つなんてことはなく、どこかしら年取った分だけ、心身ともに変遷していますよね。人の好みもまた然りですね。

 

彼が戦死しなかったのは、きっと、その、改心した精神で、戦後に果たす役割が用意されていたためだったのかもしれませんね…?。クローバーチューリップ

 

小生が先ず思うことは、先の大戦で殉職された、日本だけでも、銃後の三ちゃん(爺さん・婆さん・女性・子供などの国民・弱者)を除いて、幾多の名もない何百万という将兵・軍属等 おばけくんに、彼我の御霊にむけて、回向有縁無縁一切精霊お願いと鎮魂の祈りを捧げ、どうか佳い生まれ変わりをされますように、世の悪因縁が減りますようにと、こうした事象の再発防止を願いたいものでした。お願い あわせて 重油で汚した海・空気、いきもの・地球地球にも、ごめんね 波 ですね。

 

ふんわり風船ハート「ごめんなさい」(謝罪)は、「ありがとう」(感謝 )と同じくらい大切な言の葉🍃・言霊おばけくんですね。ところが、素直に これを言ったら、「あ、自らの有罪を認めたのね~ニヤリ」とばかりに、さらなる糾弾に遭う場合があって、なので、慎重に態度と言葉を選ばなくちゃ、という現実もあるのかな~びっくり、ですね。トラ地球

 

ハワイの智慧、ホ・オポノポノの本も持っています。(はじめてのホ・オポノポノ(宝島社))それは、要約しますと、次のとおりだそうです。

とかげ(いつもうちに居られる ハワイの?ゲッコーさま月見)とかげ

 

ありがとう晴れ

ごめんなさいアセアセ

ゆるしてくださいネザーランド・ドワーフ

愛していますふんわり風船ハートとかげ

 

この4つの言葉の意味を味わい唱えることで、本来の自分ハートのバルーンを取り戻すことができるそうで、〆に載せてみました。これが、気兼ねなく、ごく素直・自然に 言い合える世の中になるとイイですね。うずまき

 

あぁ、ハワイに始まり、〆る話となりました。最後までお付き合い下さり、どうも ありがとうございました。それでは また晴れカエル

この記事は201912月にあげたものの再掲です。

◆一部加筆しています。赤色で示します。

 

皆様 こんばんは三毛猫

 

いつもお越しくださりありがとうございます。

はじめて起こし下さったお方も、宜しくお願い致します。

 

1941128日は、運命の日米開戦日でした。

さて前回のテーマで、淵田氏の自叙伝を読みましたので、自分なりの備忘録をまとめてみましたが、紙数の関係で割愛したエピソードも多かったので、今回はその後編としまして、その全てではありませんが、追って収録し、併せて拙い余談も交えてみましたので、もしよろしければ、引き続きお付き合いくださいませ。

 

では、早速、前回省いたお話などを載せてみます。

 

 著書

 

続編① 真珠湾攻撃の総隊長として指揮を執る

空母赤城に「真珠湾攻撃隊総隊長」として乗組み、現地時間1941127日朝に第一次攻撃隊数百機の総指揮を執る中で、湾内に停泊の戦艦アリゾナの砲塔付近でおそらく弾火薬庫誘爆で大火災が起きているのを視認し、操縦士にそれを伝えたところ、彼は、風防を開けてそれを眺め、思わず口に出た言葉は、「バカヤロ ザマミロ」あったことが記されていました。なんとも言えない言葉・言霊ですね。

 

ハワイ王朝が滅ぼされた末の米領植民地である真珠湾上空で発せられたこの言葉は、意外と大きな意味があったのかもしれません。米英、世界各地で植民地支配を行う帝国主義の権化でしたから。対する日本は遅れてやってきた資源のない黄色い帝国主義者猿だったとみるのか、それとも、大東亜の白人からの解放が戦争の趣旨だったのかは、色々な見方のあるところですね。どうも、どちらの要素もありそうかな?とみています。(喰うか喰われるか、それは、喰う側にならないと、自ずと食われる側になってしまうという弱肉強食を生き抜く道だったとも言えそうで。結果、戦後、インドネシアやインド等の独立を早めたという見方は成り立ちそうですね。相対的に観て、アフリカ大陸各国の独立は遅れたのかもですね。)

 

なお、あまり知られていないことですが、真珠湾は極めて水深が浅く、この時湾底に沈没着底した米戦艦のいくつかは、なんと、引き揚げレストアされ、再び戦艦として戦線復帰し、 オルデンドルフ小将 率いるその数隻を含む戦艦部隊が、19441024日のレイテ沖海戦時(スリガオ海峡海戦)に西村艦隊に対して、深夜の一方的レーダー射撃を行い、これを全滅させています。この敵の見えない夜戦で日本側はレーダー射撃技術もなく、何等成す術もないまま轟沈した戦艦山城・扶桑等の日本側生存者はほとんどおられません。沈みゆく艦から海へと脱出したであろう者も含めてです。波間を彷徨う日本兵への容赦のない機銃掃射がおそらく行われたのでしょうね? なお、戦時中の米軍の雷撃機の名は、「アベンジャー」(復讐者)でした。アメリカ国民の思いは、「パール・ハーバー」への(大使館の不手際で意図せず結果的にそうなってしまった)だまし討ちに対する復讐戦を戦っているというモチベーションに支えられていた、とも言えるのでしょう。

また、艦船ばかり攻撃するのでなく、真珠湾の軍港機能をこそ、破壊すべきだったことも、抜け落ちていた重要なポイントではないのかなとみたものでした。

 

続編② 米軍「ドゥ リットル爆撃隊による東京初空襲」

1941(昭和16)128日に始まった太平洋戦争、以来半年ほどは日本軍の連戦連勝が続き、業を煮やした米軍は、昭和174月に、初となる日本本土空襲を企画実行しました。日本の東方近海に空母を進出させ、なんとそこから、艦上機ではなく、大型で航続距離の長い陸軍の双発陸上爆撃機13機を発進させ、但し、発艦は出来てもに空母に着艦出来ないため、東京、名古屋、神戸などを爆撃して、大陸へと帰着するというかなり危険な作戦を敢行し、結果、爆撃の損害そのものは比較的軽微でしたが、心理的に日本に与えた影響は非常に大きいものがありました。淵田氏は、戦後、日本初空襲の際の爆撃手だったデシーサー氏と戦後不思議なご縁で邂逅することになります。デシーザー氏は日本軍下の捕虜生活の中で、やはりキリスト教に傾倒しており、淵田氏のキリスト教入信に大きく関わることになります。真珠湾攻撃時の総指揮官と、米側の帝都初空襲の搭乗員が、戦後間もなく、奇遇にもキリスト教を介してご縁を得たこと。何かここにも、宿命の大きな枠組みを感じざるを得ないものでした。

 

なお、日本側が、同艦隊の近接を知ったのは、列島の東方沖に、絶えず漁船を縦列に航行させていた網に触接があったことからで、発見・通報と同時に攻撃を受け、海の藻屑と消えたもんだと、小学生の頃に読みました。(来栖良夫・古田足日著「空と海を血にそめて」若しくは 高木俊朗著「神風特別攻撃隊の出撃」(光人社)) 

 

◆余談追記 なお、「沖縄・硫黄島の死闘」(あかね書房)も、小学校3-4年で読みました。なので、ひめゆりの塔、摩文仁の丘や、牛島軍司令官、栗林兵団長、バロン西・名馬ウラヌス馬、学徒出陣なんていう言葉も頭にありました。この本は、巻末の略年表が興味深かった。どこの国がいつ参戦してきたかも記載があり、戦争終結後の最後の事象記述は、西日本風水害となっていました。そう言えば、濃尾大地震というのが、かつてあったそうで。
 

こうした分野の本は、小学生時代と、大学生時代に読みましたが、他の時期は進学や生業や他の趣味の為、縁遠くなったものでした。なにしろ、専ら生きて食べていくために、日々の日銭を得る故の就職でしたので。(その割きりで、箸にも棒にも掛からない職業生活を送ったのかな。ともあれ、やっと年季奉公があけて、ホッとしています。とかげ)
 

 

続編③ 降伏使節団のマニラ派遣で浴びた罵声

1945814日夜、日本降伏受諾の報があり、フィリピン マニラのマッカーサー司令部から、「降伏条項実施に必要な事項を渡すから、受理する権限を持つ代表団をマニラに派遣せよ」との連絡が入り、氏も随員としてマニラに到着しました。そして、ジープに移乗して、マニラ市内の米司令部に赴きました。その道すがら、マニラ市内を走ると、沿道はマニラ市民の黒山の人だかりで、皆、鋭い憎悪の目つきで睨みつけ、皆の心の底からこみ上げる怒りに満ちた罵声は「バカヤロ ザマミロ」であったとのことで、続編とあわせて、因果応報・遺恨の連鎖を思わずにはいられないと思うものでした。氏によれば、この言葉が幾千の利子がついて帰ってきたと述懐されておられます。(日本軍政も地域によって様々だったんでしょうね。貴金属宝石紫などを収奪したり、換金できない軍票札束を大量に撒いて、現地経済を攪乱・破壊したり。)
 

あと、この自叙伝には、戦後のアメリカでの伝道活動の詳細や、氏が企画した194410月のレイテ沖海戦の企画意図なども収録されていますが、ここでは、後者に触れて続編の結びにしたいと思います。

 

続編④ レイテ沖海戦の企画意図と経緯 

194410月中下旬、太平洋を飛び石作戦で西進してきたマッカーサー軍でしたが、いよいよ一度は逃げ出したフィリッピンに再度、正規空母17隻、艦載機1000機以上などの米海軍に護衛された約20万人の将兵を擁する上陸部隊と共にやってきます。その上陸地点レイテ島に向けて、日本海軍は、連合艦隊の残存水上兵力のほぼ全てを集中して、揚陸作業中のマッカーサー軍を艦砲射撃で攻撃する作戦(捷一号作戦)を立てて実行へと手配します。といっても、日本には既に空母艦載兵力はなく、艦隊を制空権の全くない海上を現場へと向かわせる中で、残存する連合艦隊兵力の壊滅も視野に入れたものでした。1025日にレイテ湾へ突入し、そこにいるはずのマッカーサーの上陸部隊を殲滅せよという意図です。なお、マッカーサー軍は1020日にレイテ島に上陸開始、25日には司令部設置に至っていました。日本海軍のレイテ湾突入は25日とされ、日程的に間に合わない虞もあったかな?

 

この栗田艦隊のレイテ湾突入を援護するために、海軍基地航空隊の最初の『神風特別攻撃隊』(「神風」は 「かみかぜ」ではなく「しんぷう」と読みます。)も編成されて敵艦船への体当たり攻撃が実施され、また、艦載機のない空船の空母機動部隊(小沢艦隊)も囮部隊として、日本本土から台湾~フィリピン東方に展開させて、米機動部隊を北方へ誘引するという作戦も併せて行われました。また、陸軍機も特攻を実施しましたが、名称はまた別なものでした。壮大なる犠牲覚悟のレイテ突入援護ですね。鬼気迫ります。

(昭和19年に、日本が米領フィリッピン近海で、膨大な犠牲者を出しつつ、こんな壮大な総力戦を展開したと、今の若い人たちは、すこしでも知っているのでしょうか。)

 

さてこの氏の作戦企画の意図ですが、成功すれば、上陸中の敵兵を、何万人も殺傷し得る、そして、(一度は)同島への上陸を阻止できる、というもので、ただし、その引き換えに、我が連合艦隊もまた皆沈められて潰滅する、という、まさに、最終決戦の趣を呈したものでした。まるで将棋の駒みたい?

 

氏は、戦の実情の推移を詳しく見続けている中で、もうすでに、日本はこの戦争に勝てないことを悟っており、ではどうするのか?  氏の意図は、「それには講和を求めたい。そのためには、たとえ一時でも、敵に大損害を与えて局地的な勝利を得、それを契機に、講和のテーブルを工作し、すこしでもこちらの有利な条件で講和を試みるしかない。」だったと述懐しておられます。そこには、米国の世論というものは、「戦いで1割以上の犠牲者が出ると、本国に厭戦気分が醸成されるお国柄である。」という目算があったものでした。(日本は9割?)そこで、敵に大量の犠牲者を出すこと自体を目標にしたとのことでした。戦争とは非情・不条理でそうしたものですね。敵兵が多く死ねば死ぬほど、そして、財物を破壊すればするほど戦果なのが戦争です。でも、この当時の圧倒的優勢な連合国、果たして講和のテーブルにつくなど、有り得ない話だなとは思います。)

 

なお、話はそれますが、作戦企画側と、現場の艦隊幹部の間には、どうやら作戦意図に対する理解の齟齬もあったようでした。それは、真珠湾でも、ミッドウェーでも、レイテ作戦においてもです。同床異夢というのかな?

 

余談ですが、山本五十六連合艦隊司令長官が、真珠湾攻撃を発案し意図したことは、ハワイ沖に目的完遂まで留まって、米海軍全兵力を完膚なきまでに潰滅させることで、戦う術・戦力・戦意を喪失させ、拠って講和へと導き、ここで開戦と同時に講和に向けて終戦を招来することにあったとみています。しかし、現場指揮官は、第二次攻撃すら取りやめて、無傷のうちにと一撃の後、速やかに帰投してしまいました。

 

在米武官経験があり、彼我の圧倒的な国力・戦力差を熟知していた山本氏は、米国を屈服させるには、ハワイを占領しても駄目、本土西海岸を取っても駄目、東海岸のニューヨーク、そしてワシントンを攻撃して、ホワイトハウスで直談判する覚悟がいるが、そんなことは到底無理で、荒唐無稽な絵空事、つまり、勝てない相手だとよく知っていた節がみえます。だから彼は、日米戦を不可避にする日独伊三国同盟に頑として反対の姿勢を貫き、そのために陸軍から命を狙われ、海軍省から艦隊へと人事異動になり、皮肉にも自身が一番回避したかった日米戦の矢面に立たされたのでした。

 

話を戻しまして、レイテ作戦で、現場に向かうのは航空兵力は既になく水上部隊のみです。米機動部隊のハルゼー提督は、日本の小沢囮機動部隊の北方への誘出作戦にまんまと引っ掛かり、一時、レイテ沖から遠ざかり、ニミッツ提督を慌てさせます。が、レイテに向かう栗田艦隊は無線封止でその事実を知りません。さて日本海軍の教育は、日本海海戦に完勝した戦訓から、主力艦(戦艦)同士の艦隊決戦で勝敗の雌雄を決すという大艦巨砲主義思想で行われていました(出典:千早正隆著「日本海軍の戦略発想」)から、輸送船・油槽船や海上輸送中の敵兵力、島嶼への敵上陸場面への攻撃、そして、陸に上がった敵陸軍を攻撃目標として撃つという戦術思想自体がそもそも希薄で、栗田艦隊は、敵艦隊本隊への砲撃戦を自らの花道に希求した節も推測されます。(対する米軍は、占領予定島嶼への艦砲射撃に戦艦の用途を充てていました。)

そのためか否かは不明ですが、この、世界最大の戦艦大和・武蔵を擁する栗田艦隊は、途中2度も命令に反して!進路を反転し、結局レイテ湾へは突入せず帰投してしまいます。(はじめから、スケープゴートとする意図で、目立つよう塗装を塗り替えられた武蔵は、撃沈されました。)(出典:吉村昭著「戦艦武蔵の最期」)これは現在でも謎の反転とされています。この時マッカーサーは、レイテ島で、嗚呼と天を仰いでいたのに。特攻をはじめ、なんのための日本全軍の夥しい犠牲だったのか…。かくて、捷一号作戦は、日本側の一方的完敗に終わりました。

 

ただ、戦艦大和は、その生涯の中で、ただ一度(サマール沖海戦時)、敵艦に、46センチ砲で砲撃する機会を得ました。しかしながら、その相手は米護衛空母で、あまりにも装甲が薄いため、重装甲の貫通を意図した徹甲弾は、相手の船体を通り抜けてしまい、さしたる効果が得られなかったもんだと読んだ記憶でした。武蔵は、この主砲射撃機会すら一度も得られずに、世を去りました。泣


◆余談

この、サマール沖海戦は、小沢囮機動部隊が、ハルゼー米機動部隊を、うまく、北方への誘出に成功した経緯を経て、実現したものでした。執拗に日本機動部隊を追い求め、マッカーサーのいるレイテ地上軍の援護が疎かになるという隙を案じたニミッツ提督は、有名な電文を発して、ハルゼー提督を諫めます。 それは次のとおりでした。「WHERE IS RPT WHERE IS TASK FORCE THIRTY FOUR RR THE WORLD WONDERS(第34任務部隊は何処にありや 何処にありや。全世界は知らんと欲す)」

この小沢囮機動部隊、その所定の役割をしっかり果たしたとも言えそうで、しかし、一旦は、約100機余、攻撃隊を出撃させてます。生還出来たのかな?
 

 

連合艦隊はここで喪失艦多数のため事実上潰滅し、燃料の枯渇と相俟って、以後、組織的作戦行動は不能となったのでした。

 

 

艦隊も沈むので泳がねばならない

 

結び

ここまで出血した捷一号作戦が、若し成功していたとしても、それで果たして思惑通り連合国側との講和へと導けたのかどうかは、日本側の都合の良い思惑に過ぎず、実際には困難であったと思います。しかしながら、氏が、太平洋戦争の全期間を通して、大変稀有な役割のお立場に身を置かれ、僅かな可能性にすらも藁にも縋る思いで作戦立案し、軍人としての職責を果たそうと尽力したことは、よく解るものでした。そして遺恨の連鎖は断ち切らないと、それは返ってくる(悪因悪果)という宇宙法則、これは教訓にしたいものかなと思うところでした。

 

さて、遺恨の連鎖を断ち切る方法、それは実にシンプルなものだそうです。憎みあっている、いがみ合っているお相手のお幸せを、真心から真摯に祈りますお願い あきらめずに何度もやってみます。すると、不思議なもので、魚心あれば水心となり、おのずと和解への道開き・きっかけとなるんだそうです。ついでに、それで悪因縁が浄化され、神仏に赦されて?! 病気が治ったりすることもあるそうですよ。(好意の返報性)ふんわり風船ハート  カエル

各人各様の置かれた立場で、悪因悪果の渦巻きうずまきを、善因善果へと、転換していけたらいいのかもしれませんね。

 

それでは、幾多の殉国の英霊に感謝と敬意を表しつつ、結びとしたいと思います。お願いおにぎり

 

冗長な拙稿を、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。お願い

 

それでは また

 

●前回掲載記事

 

皆様こんばんは~!カエル晴れ

こちらに、お越しいただき、どうもありがとうございます。ねずみ

はじめておみえの方も、どうぞよろしくお願いしますね。コーヒー

 

えーと、今日は、何を、どこから、どういうふうにお話しましょかね…キョロキョロ

 

◆なお、この記事は、2022年10月に掲載したものの再掲です。

今般、ごく一部に加筆しています。この色で示します。(2024,7,19-21追記)

 

 

ねこさん

 

 

◎まずはじめに「青い地球地球は誰のもの」シリーズについて

 

このシリーズは、普通のモラルからでは、「何言ってんだ?この人??」ってことになるかもです。なので、ちょっと、これはどうも…と思われた方は、適当に躊躇なくリタイアされてくださいね。うずまき

 

いわゆる世界終末予言にかかる、過去に少しかじった知識をもとに、荒唐無稽な!オリジナル・ワールド地球を展開してみたら、どうかな~と思い立ったものですね。びっくりアセアセ

 
 

 

基本的に、拙い知識しかないド素人なんですが、それでも、こうして発信出来るのがブログのいいところなのかもしれませんね~。と、思いまして。おばけ

 

ブログは、ある意味、いわゆる便所の落書き」でもいいわけですから、齟齬・粗雑さがあっても、んじゃ ひとつ、やってみよか~おすましスワンおいでと、見切り発車することにしてみたもんでした。タコ

 

そして、スボット記事で、1回載せたらそれでおしまい、では、どーも、面白くないよーな… それで、むしろ、果たして何回続くかわかりませんが、何回か載せてみようかなぁ~と、思ったもんでした。(^^;

 

また、無意識には、なるべくなら、起承転結パターンにしたいとは思ってはいますが、そうならないこともあり、なんでもありです。ここは、「便所の落書き」でも是とされる場所です。思いついた、ひらめきで、派生したことを書き足すスタイルなので、そこは、何卒ご容赦くださいね。

 

 

前置きはこの辺にして、今日は【その1】です。トラ

 

 

チューリップバナナヘビいのしし猿豚やしの木牛

 

 

昭和生まれ世代の私等の若かった20世紀後半の頃に流行ったトレンドのひとつに、「ノストラダムスの大予言」というのがありました。キョロキョロ

 

中世フランスに生きた、詩篇「諸世紀」を遺したノストラダムスです。オイルショックの後の世相に大ブームを巻き起こして、丹波哲郎さん主演の映画まで出来てました。彼の予言のほかにも、当時、脚光を浴びた預言者は沢山いて、思いつくまま書いてみますと…

 

・聖書(旧約・新約)預言(黙示録)(エゼキエル書など) 

・諸世紀(ノストラダムス) 

・マラキの予言

・エドガーケーシーの予言

・ファティマの予言 

 

などが知られていたでしょうか。 当時、こうしたブームの立役者・火付け役になったのは、五島勉さんでした。この人の著作は、子供のころから読んで、おおまかには、今でも頭に入れています。ま、一部には、牽強付会的な展開もありの、トンデモ本!との見方もあったようですが。キョロキョロ

 

氏がさらに、予言的記録を発掘していく中で、上記のほかに、さらに下記のような著作もあったと記憶しております。

 

・ノストラダムスの大秘法 (彼がカバラの使い手であったことからの、カバラ曜術解説などを載せた占い本 )

・カバラの幸運術(同上)

・ヒトラーの終末予言

・聖徳太子の予言

・ミロクの指は何を指しているか (1999年7の月の予言が、何が起きる予言だったか?についての氏の解答)

・日本原爆開発の真実(そういえば戦後すぐに原子力関連でノーベル賞受賞者がおみえでしたね。ひょっとして関係あるのかな?日本が使わなくてよかったね かな。)

・コンロン計画に関するルポ

・1999年以後

・カルマの法則

・アマラの法則

・超古代文明アスカ

 

そして、氏のほかには、

 

・聖書の暗号

・ダヴィンチ コード 

・ユダヤ プロトコール 超裏読み術(矢島欽次)

・ユダヤが解ると日本(世界)が見えてくる。(宇野正美)

・日本人が知ってはならない歴史(続編有)(若狭和朋) 

 

 

等もありました。

ま、たいして読んでないのも多いですが。また、トンデモ本な玉石混淆かもしれず、どれがどこまで正しい内容なのか、真偽の程は謎なものですね。トラ なので、トンデモ本に毒された陰謀論者と観たい向きは、それで構わないと思います。ただ、味噌は、提示された事実材料の吟味を経て「自分なりにどう観て仮説を考えるか?」ですね。

 

 

 

過去のトンデモ本

 

 

さて、こうした一連の文献を、時系列にならべて眺めてみますと、どうも、大いなる存在が、人類の歴史を刻みながら進む、生き様・あり様に、よりよく生きるため、反省すべきは反省・修正して、未来へと至る際の試練・災厄を、いかに回避するかの知恵を知らせていたものかなと、捉えてみたもんでした。

 

そこで、その、大いなる存在(宇宙・時空と言い換えてもいいのかな)が、そうして、後世の私たちに伝えたくて託した、戒めや期待したものが、一体何だったのか、未来に向かって、何を心がけ、どう改善・修正していったらいいのか、思いを巡らせてみよう、というのが目指すところ、というわけでした。ちょうちょ

 

さて、ここから、第1回となります。
 

●神社はちょっとした動植物園?!キラキラ

さて、小生はもともとは、幼い時分から御仏様信仰で育ってきたんですが、近年になって、時系列配分も含めて、バランスをとってみる意味もあって神社へ参るようにもなり、それで想うようになったことがありまして、それは、あれれ、トリさん、おすましスワン特にカラスさんが、今日も来てるよ、おカラスさん、ここにいる分には、誰からも、人からの迫害受けなくて、安心出来ていいね~、とか、ここ、御池があって、鯉さんうお座がいるね、とか、あれ、蝶々ちょうちょが飛んできた~グリーンハーツとか、きれいなお花チューリップが咲いてるね、と、神社って、仏閣もでしょうけれども、さながら、自然とともにある、ちょっとした、動植物園みたいだな、神様と動植物や山や石や土や虫や川の水とかが、みんな仲良く調和・共存してるのかな、という感覚になることでした。カエル 鎮守の森林社叢 は、神様の降りてくる舞台ですね。神=宇宙・自然だと捉えれば、さもありなん ですね。(ただし、重箱の隅をつつくようですが、そこには相性もあります。樹木は、過度の塩水は苦手ですね。)

 

獣の数字666なんて言いますけれど、それはなにも、今に始まったことでもなくて、奈良では、鹿さんやぎ座が街中にいて、鹿せんべいあげて、うまく人と共存してますね。人間も動物の一種なんだもの立ち上がる牛という意識は、案外、日本人の意識の中に、ごく普通のこととして眠っているのではないかなとも思えます。共に赤い血が流れ、体温があり、喜怒哀楽を持ち、毛も生えている、ただ、両者の毛の質ついてみますと、犬猫で言えば、髭にあたる質のものが、人間には頭や脇などにあるという形ですが。)秋には、鈴虫の啼く音色を、ノイズとしてではなく楽しむ気持ちもありますし。獣の数字666で連想したのは、三つ巴(多くの神社の紋)の印だったりします。仮に二つだと、易の水魚ですね。よくわからないのは、三つ巴、右巻きと左巻きとがありそうなことでしょうか。

 

三要素、例えば、天・地・人(晴れ🌛・地球立ち上がるクローバーやしの木とかげ猫かに座ちょうちょ)⇒天津神・国つ神・八百万神、天孫降臨の際の邇邇杵命が、コノハナサクヤヒメ(木花の象意ガーベラやしの木チューリップ)を娶ってイワナガヒメ(花木・生き物の住まう地球地球)を袖にしたえーんのは、なんだかなぁ~!?ということでしょうか?

 

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神社(仏閣)は、自然の備わった動植物園なのかもと。もともと、あらゆるものに神は宿るという自然崇拝・シャーマン・アニミズム信仰(精霊信仰)だったかな?と…。ヘビそれは つまり、神仏とは、宇宙・星雲(銀河系)・太陽系・地球⇒自然の意識(精神)と捉えたらいいようで、3次元世界に、というよりは、高次元世界にいらっしゃる存在とみたらいいのかな?ですね。

 

ワンコ犬・ニャンコ三毛猫の動物さんたちも、鯉さんもうお座、樹木やしの木・植物ハイビスカスも、虫さんてんとうむしも、細菌さんもバイキンくん、山も川も土も海波も水アセアセも地球地球も、生命の起源まで遡って考えたら、遠祖の兄弟・親戚ですね。人類立ち上がるはむしろ、一番後から来た末っ子です。みんな調和してお元気で~あせる なんじゃそら(^^;

 

 

●牛・豚・鶏さんの命、そして、衣食住への感謝について

さて、私たち人間もまた、動物の一種、生き物ですが、私達は、一体、生まれてきてから今まで、何頭の牛さん牛・豚さん豚・鳥さん鳥、そのほかの命うお座を食べて来たんでしょうか。そして、彼らの命を頂くことに、感謝と供養の念に想いを馳せることはあったでしょうか。お願い

 

どうやら、彼らを食べることは、当たり前のことにしていたところがありそうですねはてなマークキョロキョロ

 

そして、彼らへの供養・鎮魂を祈りたいとき、一体どこの神社仏閣へお参りに行ったらいいのでしょう? 鳥インフルや、豚熱で殺処分された御霊への供養、どこかに慰霊碑・供養の塚はあるのかな? 誰かが、どこかで、彼らの供養をしているのかな?

愛宕信仰・秋葉信仰の神社の御眷属様は猪いのしし(獣の者と書きますね。それを家畜化したのが豚さんで、実はすごく清潔好きと聞いたこともあります。)また、敢えて言いますと、人が性欲のはけ口を持て余したとき?獣姦という言葉もあります。これは、祝詞(国つ罪)の中にも戒めかなと取れる文言がありますね。〈畜(けもの)犯せる罪〉いろいろ考えてみますと、例えば、おかしな薬で犯すな、虐待するな ということでもあるのかもしれませんが。)

天神様信仰(祭神 菅原道真公)の御眷属様は牛さんですね。牛

たとえ神社まで行けなくとも、そこに祈り、想いを向けるようにはしておりますね。お願い

 

 

菅原神社の撫牛さま

菅原神社の撫牛さま(鈴鹿市 春には梅の名所だそうです。)牛

 

※なお、あわせて言っておきたいこと、それは、生まれてから今までに、私たちは、いったい何回、トイレで排泄できたんでしょう? トイレで排泄できるのは、果たして当たり前のことなんでしょうか? 世の中には、オムツ、ストマ着用の方々も、沢山おられますね。アフリカ等の貧困地域では、箸やスプーンはおろか、トイレなんてあるのかな?。そして、食べるばかりでなく、どう健康に胃腸や腎臓も生きるエネルギーを消化する機能を果たしてくれて、無事トイレで排泄することが出来たのか、今一度よく考えてみるのもいいのかもですね。そして、トイレは主に何でできているのか。陶器は土や石のエネルギーかな? そして、水アセアセは不可欠ですね。水がなければ生き物は生きていけません。人の体の組成の7割以上は水分でしたっけ。龍神様は水の神様ですね。龍

 

そんなわけで、「それが出来るのは、果たして、当たり前のことだっだんろーか?」と問うてみますと、そこに、自然と「ああ、出来て良かった^^」感謝の念が沸いてきたり… なんてことを思います。お願い

 

また、感謝の気持ちがこれっぽっちもないまま、「ああしてくれー、こうしてくれー」と、神仏に参ったとしても、思ったほどには御利益は望めないのかもしれませんね。神仏はロボットではなくて、御心・良心と分別を持っているとすれば。神社

 

神仏は、過去の経緯も含めて、全てお見通しです。まずは、御参拝時だけのイイ子ブリッコニヤリでなくて、日頃から親しくして、仲良くならないと。キョロキョロゾウ

 

 

龍神様  龍神様

 

インプット・摂取したら、アウトブットもセットかな?と考えれば、トイレ・ラバトリーというところは、口から生きる生命エネルギーを摂ることと同様に、それを消化したあとの残滓を排泄する人の生きる上での神聖な場所ではないのかな?と見ています。さかしらに余談をはさみました。あせる

 

さて、お話を戻しまして、毎度のお食事の度毎に、青空晴れ曇りの下で生きていた頃の、その食材の命おばけくんに想いを馳せ、「あなた様の命をいただいて、おかげでこうして、生きるエネルギーを得て血・肉・骨とし生きていくことが出来ます。ありがとうございます。」と。そしてまた、あわせて、栽培・収穫してくれた人、運んで(配達)くれた人、調理してくれた人、売ってくれた人、買うお金を融通してくれた人。配達・配膳してくれた人など、そして、この経済社会を有意に回してくれている方々への、各持ち場での働きの努力も含めて、謙虚さを忘れず周りや自然・地球・宇宙のすべてに感謝お願いなのかな?と、思うようなことでした。

そして、衣食住もあるなか、そのお食事の機会を与えてくださった神神社お願いにもですね。

 

中島みゆきさんの歌に「地上の星」という歌があった記憶ですが、そうした、各持ち場で汗水垂らして職責をこなしたりとか、ボランティア・募金などする、無名の人々こそが、プチ救世主なのかななんて思ったりするところでした。あせる職業に貴賤はないとも言いますね。また「瞬きもせず」という楽曲もありましたが、まさに人は獣(けもの)いのししと仰ってます。

 

水田

水田(旧跡 八王子権現跡から臨む)

 

というわけで、そのをくれた魂へと、周りのすべての森羅万象に、感謝・供養とを祈りたいものかな?ですね。

 

衣食足りて礼節を知る、と言う言葉もありますが、そんなことから、毎日のお食事の度の、いただきます・ごちそうさま を祈る感謝のこころは大切かなとみております。ネザーランド・ドワーフ

 

いただきます

いただきます♥     と     ごちそうさまお願い

 

●地球上の生態系(食物連鎖)の一員の筈の人類

そして、動物とかげ(お魚・虫等も含む) (蝶ちょうちょは可愛くて、蛾や毛虫は可愛くないねというのは、人の持つ虫への偏見かな。)と、植物の命の軽重を、どう捉えたらいいのでしょうね。植物だって生き物、しかも、人間が吐き出した二酸化炭素を吸って、酸素を供給してくれるのは、植物からでした。そして、葉緑素🍃を持って、太陽の光晴れも栄養分とし、地中からも養分を得ている。

 

森林地帯を蔑ろにし続けるということは、土地も荒れて、土砂崩れも誘引し、地球上の空気の成分組成まで変更してしまうことになるよ、というのが、大局的、根本的問題ではないのかな? そう考えますと、地球地球から見た人類という存在は、身の振り方次第ですが、厄介者なのかもプンプンなどと、思うものでした。地球上のすべての生き物の母は、地球地球と太陽晴れと月🌙ですね。(女性の生理など、人体は、絶えず、月の影響をも受けています。月の引力、それは、満潮と干潮を引き起こすほどの力があります。漢字でも月へんを用いた字群がありますね。んー、生理不順など健康祈願には、時と場合によっては、月光菩薩様や、ツクヨミノミコト様のところに御参りに行くのも一考かもですね。)もちろん薬師如来さまお願いや、スクナビコナさま神社は、薬・健康関係の功徳がありそうですが。薬

 

また、粗塩や日本酒日本酒が、いくら、海の精・陸の恵みの精だからと言っても、そこに、普段からの感謝の念がともなっていなければ、ひょっとしたら、祓い清める効果も大きく左右されるのかもしれませんね。

 

◆余談 食卓塩(塩化ナトリウム)と、海水波の水分を取り除いた粗塩の違いって何かなと考えてみますと、それは、海水に溶け込んだミネラルの有無ということかもしれませんね。うちでは、塩は食用も全て粗塩を使っています。粗塩から塩化ナトリウムを除去したら、有用な食品添加物ができたりしそうかな、なんちっておにぎり

難点は、湿り易くて、パラッとしにくいことですが、それで、定期的に御塩をフライパンにあけて火🔥をかけ、煎塩(いりじお)してみています。🔥

 

また、仏壇や御墓神棚に、仏花ガーベラクローバー、そして、水アセアセ・御茶お茶・お供物スイカなどを御供えしますね。最近お供えしてみて、ふと 思ったこと、御花や榊の向き、奥向きではなくて、外側、自分の方に向けますね。喜んでもらいたい御相手が、奥におみえなのに、それって、一体なんでかな?!と、以前から思ってたんですが、「はっ」びっくりと、それは、それらの御供え物は、御水泣も含めて、宇宙・太陽・地球・自然地球晴れから得られた恵みオレンジおにぎり日本酒であり、言ってみれば、神仏から我々に向けての授かりものお年玉で、神仏と我々との仲取りもち、であると捉えてみますと、なんだか、しっくりくるなーと思ったもんでした。得られた御供物へも、撤下神饌、神仏共々、ありがとうお願いと、感謝なのかもしれませんね?! 

 

というわけで、先ずいったんお供えし、そのあと、神棚御仏壇から降ろさせていただいたものプレゼントを有難くいただくのを日常の習慣にしたらいいのかな?(直会)猫そういう習慣がありますと、御仏様、神様、御先祖様、御眷属様と、うちで共に暮らしているような、仲良くなれたような親近感とともに、なにやら、安心感もえられるもんかな?なんて、思います。

 

地球上の生態系(食物連鎖)の一員の筈の人類、今頃、バイオハザード的に新型コロナ災禍が提示される展開自体、どうやら、時空・宇宙から人類への警告サインということなのかもしれないな、なんて思うものでした。

 

さて、今日はここまでとしまして、つづきは、次回にしたいと思います。おばけくん

 

今日はそろそろ、この辺でおにぎり

 

最後まで拙稿をご覧いただきまして、どうもありがとうございました。

 

感謝と敬意でお願い どうぞ、佳き日々晴れ虹をお送りくださいね。

 

それでは、また 猫晴れグリーンハーツ

 

とかげきのこおすましスワン猫ヒヨコ

 

そら

 

ガーベラタコ龍おうし座馬カエルヘビちょうちょトラ

 

石嶺聡子「私がいる」猫(曲提供:尾崎亜美)

中島みゆき「瞬きもせず」猫

 

拙稿【その2~その6】

 

 

 

 

 

みなさま こんにちは(*^^*)

 

ようこそお越しくださり ありがとうございます。猫

 

 

 

 

さて、「青い地球は誰のもの?」地球というテーマ・カテゴリーで、思うところを連載してみよ~かはてなマーク、と、思い立ってのやっとかめの続編です。【その1】を2024年7月に加筆再掲する中で派生した雑感を、こうして別稿にまとめてみました。

 

なお、普通のモラルからは、「何言ってんだ?この人??」ってことになるのかも? その辺、違和感・御不快な向きは、どうぞスルーの程よろしくです。あせる

 
(1)シャーマン信仰と「撃ちてしやまん」のシンクロについて

青い地球は誰のもの【その1】神社はちょっとした動植物園!?の巻♡で、精霊信仰・シャーマニズム、シャーマン信仰について触れる形となりましたが、最近、しばらくの間、テレビもインターネットも一切の外来情報を遮断し、自らの頭の中の過去の記憶だけを、じっと、まさぐってみたりしていたんですが、そうしましたら、シャーマンという単語を初めて知ったのは、小学生の頃に、第2次世界大戦関係の戦記等や巷のプラモデル説明書で読んで見聞きした、アメリカ陸軍の戦車、「M4シャーマン」からでした。そして、併せて、まさに同時期、軍国日本の喧伝されたスローガン撃ちてしやまんをも、思い出すものでした。

 

外地、内地を含めた日本国内でこの言葉が流布していたときに、敵側に、こんな名前の戦車が現れたこと、「はて、なんだろなぁ~ やっぱり、シンクロニシティ(外応)ってやつかなー」という感想を持ったもんでした。ちなみに、そのひとつ前の方の戦車の名は、「M3 リー」でした。日本の非力な軽戦車、これらを凌駕するスペックのものは、大戦中、遂に現れない推移をた辿ったもんでした。これは、対米戦に進みたい陸軍が、海軍を懐柔するため、戦費予算の7割程度、海軍が使っていいよと持ち掛けたという言説も見聞きしたことはありました。(誰が爪に灯を灯して納めた税金たっさたのかなと言う観点も、見落としたくないものです。)ほかには、こんな世論の流行誘導もありました。「♪チャーチールー チルチールー 国がー散る 国が散る」さて、散ったのは、どっちでしたっけ。ま、彼は、日本が参戦したと知った時、「これで勝った!」小躍りして喜んだそうで、どっちもどっちですね。また、全ては戦争遂行のため、上野動物園の動物をすべて殺処分し、寺院の梵鐘を報国のための金属供出させた。一億玉砕への流れも、無辺なるかな、ですね。今から観れば、食うか食われるかの帝国主義による軋轢と言うほかない悪因縁な事象かな?です。再発回避したいもんですね。

 

バスに乗り遅れるな」と、日独伊三国同盟に調印し、陸軍の南仏印進駐の結果、ハル・ノートなる最後通牒を突き付けられ、それを呑んだのでは国内内戦すら危惧され、石油などの資源枯渇も時間の問題となり、そのままでは、「座して死を待つ」という事情があったにせよ、日露戦争で巨額の財政赤字を抱えた戦前日本が行き詰まるのが必然だったのかもしれないですね、という見方をしています。

 

 

日本陸軍97式中戦車(チハ車)

日本陸軍97式中戦車(チハ車) ウィキペディアより

 

 

(2)世界主要国名の漢字略記の由来から考える

また、子供時代に、豪州から寄留した生徒さんがおひとり見えたことも思い出し、「業が沸く」という言葉から、豪州の先住民族(アボリジニ)を思い出すに至り、最近の思索の発端となったもんでした。

 

と言いますのは、明治期に、わが国では、外国名に、主として音写と思われる漢字を充てた略称が作られていたもんでしたが、言わずもがなですが、いくつか列挙してみますと、〔米、英、中、蘭、仏、豪、独、伊、露〕等)ですね。あと、明治維新期の前後にあちらでは普仏戦争というのがあったなーという朧げな記憶ですが、なにしろ学生時代の世界史のテスト、たしか、100点満点の2点だった記憶で、この方面の知識は悲しいことに空っぽです。

 

悔しいのは、こういうときに持ち出して読みたい当時の学研?の学習参考書(当時の教科書なんてものは読みません)、持っていたのに、数年前に、ある断捨離の同調圧力に遭い、老後になったら改めて読むべき書物等、温めてきた趣味の道具も、その一切を失ったことでした。小学館の図鑑シリーズ一式もですね。まったく泣けてきます。子供の頃(小学生)読んだ本は、あかね書房、学研、小学館、福音館などを記憶しています。親が、「本を買う金だけは惜しむな 積んどくでもいい 手元にあれば、いずれ読むから」と言っていたのを思い出します。そんなわけで、私の今後の生きるモチベーション・願い事は、まず、何十年をかけて、縁あって手元に手繰り寄せていた、大事な、大切な、あれらの品物を、代替品でもいいから同じものを再び手元に取り戻すことですね。思うことは、天津罪、国つ罪、許許太久の罪を省略した天津祝詞は、なんだか画龍点晴を欠くなぁ~なんてことでした。龍

 

 

大山祇神社やしの木トナカイ

 

さて、お話を戻しまして、豪州という音(G)、若しかして、当時から既に、ゴールトコーストのいうのがあって、単にそこからだっただけかもしれないですが、豪は、豪族の業、業と音が同じで、業という漢字の意味の中には、カルマの趣旨が含まれていて、おやっと思い、先住民や流刑者等、不本意な経緯を経た御霊に供養の意図で回向(Echo)の念(回向有縁無縁一切精霊お願い)(生きた生き物の御霊も含んでいます。)を手向けつつ、同様に、他の音写についても考えてみました。すると、フランス、フのFの音に、漢字の仏(フツ)を充てたのかなと思いましたが、小生の拙い教養では、大まかな構図としては、フランスという国、第1次、第2次世界大戦とも、国土全土が戦場となって荒廃し亡国の憂き目に近い経緯があったのかなということでした。なぜか、著作権が切れたためか廉価だった映画「カサブランカ」は好きで何度も何度も見たもんでした。ただし、日本語訳など、新たに発生した権利も付随していることに注意ですね。あ イングリット・バーグマンって、美人さんだなぁ なんちってふんわり風船ハート

 

冗談はさておいて、戦争の当事国とはいえ、A国とC国とが争う際に、間に位置したB国が踏み荒らされるという災いがあったのかなと。まー、この辺は、地政学の知識も乏しく、永らく世界の中で、辺境の島国の田舎侍だった日本人には、なかなか理解しにくい面もあるみたいですが、大陸間でひしめく国家間には、過去何千年と、領土争いの陣取り合戦や民族移動などの軋轢がこれでもかと繰り返されてきたようで、しかしながら、しばらく前には、フランスに何があったのかなと考えてみますと、19世紀には、革命の後、かのナボレオン・ボナバルトが流刑を挟んで欧州・ロシア征服を企て、彼の地に災い・戦火をもたらしたことでした。仏国・ナボレオンにとって、英国は目の上のたん瘤のように立ちはだかった存在でしたし、ロシアの冬将軍には勝てなかった。つまり、言いたいことは、宜しくない因果応報の恨み・復讐の連鎖が、長年にわたってびっしりと複雑に引き絡まって横たわっていそうだな、でした。そして、亡国せずに生き延びるには、サバイバルする、ある種の逞しさが居る処だったんだなと。そして、永らく、弱肉強食の帝国主義というイデオロギー・モラルを当たり前とする思想環境下にあったのねと思ったもんでした。自由や生存権を勝ち取るのに、なかなか厳しい歴史だったのかな、ですね。なので、日本人に希薄な、独立は勝ち取るものだという意識が強いのでしょうね。それで各国は、独立記念日というものを大切にしていますね。また、国内をまとめるために、国外に悪魔がいるぞと言う手法も有って。

 

次いで、中国中国、ここは、中華思想と柵封体制があって、辺境の勢力を異端とみた経緯のようで。万里の長城を延々と築かなければならない程、頭痛の種だったんだろなと。ただ、おやっと思ったことは、英語圏では、彼の国を、CHINA(チャイナ)と呼称しますが、漢字文化圏では中国と呼びます。なので、CHINAを戦前の日本は、「シナ」と呼称したのでしょうか。否、正しくは、中華人民共和国 なのかな? 20世紀半ばまでは、眠れる獅子との自負もあり、エイジア随一の勢力と自任し、日本もかつての東夷の「小日本」との見方もあったのかもしれませんね。その後の彼の国の経済的隆盛は言うまでもありません。(ただ、明治期以降の日本から、逆輸入した熟語もいくつかあったと聞いたことはありました。例えば、「神経」などの、西洋医学に基づく医学用語などですね。ただ、あくまで蛇足ですが、個人的には、漢方薬のお世話になることは多いです。安心なのは、主に薬草・生薬で、副作用がうんと小さいことですね。)とにかく、歴史的軋轢をリセットする志で、周辺国と仲良くやってほしいものかなと見ています。つい最近、長年心にあった、中国の道教の神様、鍾馗様の小像を手に入れました。ようこそ~お願いと、烏龍茶と紹興酒、供えたいもんでした。

 

 

 

子安神社ガーベラ

 

続いて、蘭(オランダ)と露(ロシア)です。江戸幕府時代、グラバー園のある(968)長崎の出島のみ門戸を開いて蘭学は入り、小生は、カステラは好きですね。(或る時、或るところに車で行き、生憎駐車場がなく路駐したことから、露中が気になったもんでした。)

 

カスティリアはスベイン方面のことですが、カステラ、長崎を経由して日本に入ってきた経緯のようですね。南蛮・紅毛人という悪しき言葉も存在しましたが、カボチャもカンボジアを経由した南蛮渡来なものだそうで、日本は、第二次世界大戦でABCD包囲網の一角として対峙し、結果としてインドネシア解放に繋がる経緯がありましたが、確執を経た国でした。今の若い人は、良く知らないのかもしれませんが、1940年当時のアジアでの独立国は、中国は別としてタイと日本だけで、日本の南方進出は、言ってみれば、訪米列強の植民地を横取りに行った構図でした。フィリッピンは、米西戦争でスベインからアメリカが奪取したものという経緯ですね。

 

さて、オランダ、今、ここで気になることは、こちら、海抜が低くて、これ以上温暖化して極地の氷が解けたら海面上昇で困るところだなということでした。対して、露国(ロシア)のシベリア ツンドラ地帯は、永遠に寒くて永久凍土であり続けるということでした。といって、ここが解けると、メタンガスが立ち上るのかなと。(これは余談ですが、デンマーク領に、カナダの北西に位置する世界最大の島、グリーンランドがありますが、此の地は未来に、緑化されたい希望を託した命名なのかな??なんて、思ってみたりですね。)

 

 

イワナガヒメ様の石碑

イワナガヒメ様の石碑(菅原神社)とかげ地球

 

 

さてさて、字数制限もあり、先を急ぎますが、伊(イタリア)、ここは、第2次大戦中、ヒットラーの盟友だったムッソリーニの失脚により、枢軸国側から連合国側に鞍替えした、特異な経緯にある処だなと見ています。地図を見ていて不思議なことがあって、それは、イタリア半島の形、小生にはどう見ても、女性の首から下の下半身に観えてしまうことでした。それも、チャイナドレスでも来たような、タイトなロング・スカートを履いたような風情ですね。車のデザインなどでは、ジウジアーロ等、イタ車のそれがなんとなく好きで、パスタやリゾットなんかも馴染み易いものでした。首から上が、大陸に埋まった位置関係でしょうか。昔、うちで昔飼っていたワンコ(879)は、マルタ島(010)島出身でした。ネコさんの多い所らしいですね。猫

 

そして、英国イギリス、ここは、明治政府と懇意な関係にあったと思われる節がありますが(明治維新の際に薩長側に着き、幕府側にフランスがついたことから)エゲレスのエの音かなと思いますが、その近しさと礼賛から俊英・英雄な感じの漢字を当てたのかなと?ま、当時は世界覇権国だったからかな、なんて思ってみています。ついで、米国(アメリカ)(メリケン)これは、何故か、全く音写になっていませんね。なんでかなと思って考察してみますと、当時アメリカは、イギリスが産んで間もない国で、独立戦争・南北戦争など、あったころですね。インディアンならぬ、ネイティブ・アメリカンがいたところで、当時の明治の重鎮?は、ユニオンジャックイギリスの八芒星の絵柄を採用したんだなーと。漢字圏だけど以前から国際プレイヤーの中国では、彼の国を「美国」と書くらしくて、これは、言ってみれば、10芒星かな? 大戦中は援蒋ルートもあって、彼の勢力は、支援してました。

 

アメリカ、ベリー(86)が来日して、開国を迫られ、明治維新に至ったのは、西暦1850-70年頃に起こったと記憶していますが、明治維新が英国と仏国の綱引きな構図で行われたのは、米国は、南北戦争で、自分の頭の上の蠅を追うのに忙しい時期だったからというのがありそうかな?

 

★追記

1840年に、中国は、アヘン戦争でボロボロにされ、列強の中国分割が進む中、ひとりアメリカは内戦でアジア進出に乗り遅れた。それで、日露戦争の巨額の戦費外債を国際ユダヤ財閥のヤコブ・シフが請け負う一方、その判定勝ちをセオドア・ルーズベルトが引き受け、その代わり、満州(マンチュリア)地域の権益を得ようとした。ところが、それで、鉄道王ハリマン(8607)が乗り込もうとしたところ、日比谷公園焼き討ち事件もあった世論で、小村寿太郎だったかな、追い返し、あまつさえ、満州権益を中国に返した。日露戦争に勝ったということは、ロシアが出ていくということで(第2次大戦で仕返しされる恨みは残した)この勝って得た満州権益をあっさり返したことに、世界中が、「えーっ!」と、ズッコケ、呆れ返った。この辺の経緯は、若狭和朋著「日本人が知ってはならない歴史」(前後編2冊)で読みました。

 

さて、産めよ増やせよの富国強兵策で日本兵、日露戦役だけでも10万人は落命したけど、たいして顧みられることはなく、神社へ行きますと、今でも当時の戦没者慰霊碑があります。小生は、神社であっても、今ではすっかり忘れ去られた悔しい無念な思いの御霊に、光明真言や般若心経をお唱えして合掌し回向を祈ります。すると、処によっては、カラスさん(964)が何羽も寄ってきて、カアカアカア(989898)~と、一緒に合唱してくれたりするんでした。「えーっ」と、それは、タマげて驚くものでした。

これはいったいなんでしょうね? カラスさんが、神仏の依り代だったのか、はたまた、亡くなった御霊の精霊が宿ってみせたものなのかとかげクローバー  はてさて…やぎ座 黒いからって不吉なのかな? 人間だって冠婚葬祭でフォーマルに着るし、お歯黒なんてものもあったのに。

 

このとき手放してしまったマンチュリア権益を、米国を追い返した後からまた取りに行って、今度はリットン調査団に駄目だしされた。この辺の経緯が、米英・日反目の遠因だなとみてました。が、もっというと、明治政府と言うのは、半島勢力が、長年柵封を受けた彼の国に、恨みの報復をしようとしたもんかな?との可能性を見ています。だから、陸軍をして中国侵略に極めて御執心、一方、海が主戦場の海軍は、相対的に消極的だったのかなと。人事には、戊辰戦争の反目を残してましたし。

 

なので、坂本龍馬という人物は、評価云々以前に、先ず、謎の人だなぁと見ています。

 

そんな明治政府主導の日韓併合、植民地でなく、幾ばくか、合併の性格を含んだもので、征韓論に反対した伊藤博文がハルピン(8687)駅頭で、安倍首相もどきの暗殺の憂き目にあうという チクハグ(7989)さでしたね。

 

さて、お話を戻しまして、維新当時、ミニエー銃など、小銃、官軍・幕府軍陣営双方へと、性能差のあるものを、売り分けたという話もあるようで。キョロキョロ

 

不思議なのは、日本銀行の戦前の紙幣にも、米の文様が描いてあるかのように見えることですね。菊の紋章が割られていて花火

 

戦時中、戦艦武蔵は、初めからスケープゴートになるよう、目立つ色に塗り替えて出撃させ、フィリッピンのシブヤン海で沈んだ。戦艦大和は、戦争に負けたときに残ってちゃ、みっともないからと、水上特攻に出した一方、長門は温存された。が、7年後に原水爆実験の標的艦になって沈む運命となった… 同型艦の陸奥は、謎の爆沈を遂げた。山城・扶桑は無残な轟沈となり、御召艦比叡も、早々に自沈処理の憂き目を辿った。大和型三番艦、空母に改装・竣工した、長野ならぬ信濃、まだ、水密試験、気密試験もなされぬままで、練度不足な新兵が乗組み、西日本(呉)へと回航されるところ、米潜水艦アーチャーフッシュ(エンライト館長)に雷撃されたことから、生後間もなく紀伊半島沖に沈むという数奇さでした。大和・武蔵は魚雷20本近くも耐えたのに。これの示唆するものは、一体なんなんでしょうね。ま、考え過ぎで、たいして意味はないのかもですが。(紀伊半島沖というと、かつて、トルコ(ターキー)のエルトゥールル号も難儀したところですね。)

 

こうして、ごく大雑把に世界の過去を概観してみますと、一つ言えることは、仏教的に観て、悪因縁、悪因悪果の連鎖が、延々と続いていそうだな? ということでした。 お願い

 

世界・宇宙に存する、あらゆる、高い精神的境地にあられる神霊に帰依したい、独自のスピリチュアル観を持っていますが、(宗教以前に、高い精神的境地の神霊様はおられるはずだよね、と。)その中で、仏教に、なんとなく親和感を持つのは、仏教の持つ教えには、不殺生など、客観的に眺めても納得のいく教義に見えることとあわせて、バーミヤンの仏教遺跡が破壊されても、仏教徒は、恨(心に艮と書きますね)の精神で心は痛めても軍事報復行動には出ない、大人の平和性のようにも思えたもんでした。

 

世間を眺めていますと、まだまだ、性善説には立てず、性悪説に立脚しないといけない世情のようですね。どんな一方的な勢力だけを贔屓する、なんてことは嫌だなぁ、なんてことも思います。ただ、現実世界では選挙には皆行くべきでしょうかね。投票率が低過ぎますと、その分、組織票が優勢になったりかもなんで。

 

そろそろ、今日はこの辺でおにぎり 

  

拙文にここまで、御耳を傾けていただき、どうも ありがとうございました。

 

 

あ、その子は、まだ、朝ご飯、食べてないのぉ でした。ゾウいのしし鳥

 

それでは また おん あみりた ていせい からうん 南無彌陀仏 回向無縁有縁一切精霊お願い

 

 

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とかげちょうちょ牛かに座ヘビ猫きのこ羊馬やぎ座ネザーランド・ドワーフ龍三毛猫しし座

 

 

 

五輪真弓 空 虹晴れくもりオレンジ

 

大貫妙子 ピーターラビットとわたしネザーランド・ドワーフクローバー

 

Harvey Mason  It All Comes From You (Stone Masonより)地球