先日、新宿西口にあるSOMPO美術館で、開館50周年を記念して開催されている、
「アートの街 新宿」展を観てきました。
🔳エントランス ポスター

この展覧会は新宿という街をテーマに、ここに集い去っていった芸術家たちの作品と、新宿周辺がモチーフとなった作品を含めて約半世紀の歴史を辿る展覧会です。
🔳作品紹介
気になった作品を紹介
●中村彝《カルピスの包み紙のある静物》1923年 茨城県近代美術館

大正時代に活躍した洋画家、中村彝(なかむらつね)I(1887−1924)の作品。
キャプションによると、病気で外出もできなかった当時、新宿の中村屋の相馬愛蔵からカルピスをお見舞いにもらって、大変気に入ったそうです。
その水玉の包装紙をテーブルクロスのようにして描いたもの。
●佐伯祐三《立てる自画像》1924年 大阪中之島美術館

パリと日本を往復して活動をした佐伯祐三。東京では新宿区の下落合にアトリエを構えていました。
彼の自画像としての代表作と言われている作品ですね。
写実性はないけど、、
なんか「これが俺って」言っている気がする作品。
●東郷青児《ピエロ》1926年 SOMPO美術館

東郷青児もパリへ留学した経験があるそうです。
ピエロといえば、思いつくのがアーティゾン美術館のピカソの作品。
それとは違って顔は見えないけど、、
アンニュイな感じがするのは東郷青児の作品のためかな?
●松本竣介《立てる像》1942年 神奈川県立近代美術館

背景はゴミ捨て場。
そこに立つ作家の自画像。
かっこいいよね。
彼の代表作の一つらしいですよ。
●東郷青児《超現実派の散歩》1929年 SOMPO美術館

これは収蔵品コレクションにあった作品ですが、、
お気に入りの1点。
キャプションによると、この人物像をSOMPO美術館はシンボルマークに採用しているそうですね。
この展覧会は面白かったですね、、
新宿という街を切り口にして、また隣の池袋モンパルナスという視点もあって、、、
この他にも新宿の街を版画で描いた作品もあって、それも気に入りました。
ということで最後は青い空が印象的な早稲田大学の大隈講堂を描いた作品で終わりにしますね。
●川上澄生《早稲田大学大隈記念大講堂》1930年 木版画(《新東京百景》より 東京都現代美術館)

新宿の喧騒のイメージとは違って爽やかな一品。
明るくてとても気に入りました。