ピーダ・イルステズ 《イーダの肖像》1889年頃 @東京国立西洋美術館 常設展 | akki-artのブログ

akki-artのブログ

アートや建築、ファッションなどなど。美術館やギャラリー、街の風景など、キレイと思うものをあれこれと。

今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)

 

 

 

 

 

 

●ピーダ・イルステズ 《イーダの肖像》

 

 

 

東京国立西洋美術館の常設展

 

 

 

 

縦23.2 x 横18.5 センチという小さな絵画

 

 

 
 

でもそこに描かれた少女の姿はとても心に残りました

 


 

 

 

 

 

 

●部分

 

 

 

上から光が当たり、少女の目の当たりは影に

 

 

 

その影の中からの、少女の眼差しがとても素敵

 

 

 

そして、首回りのレースの飾りが、光を浴びて

 

 

 

とても印象的な構図となっています

 

 

 

このモデルのイーダは作者の妹だと思うのですが、、、

 

 

 

作家の妹への愛情が伝わって来る作品ですよね

 

 

 

■ピーダ・イルステズ(1861−1933)とは

 

デンマークの画家、版画家

 

 

1878年から83年にかけて、コペンハーゲンの美術学校でお勉強を

 

 

 

卒業後、パリ万博やイタリアやパリへ奨学金を得て赴いた経験があるそうです

 

 

 

画家としてより版画家としての特徴が際立っているらしいですが、、

 

 

 

実はデンマークの有名作家のハンマースホイは、彼の妹のイーダと

 

 

この作品が描かれた数年後、1891年に結婚することに

 

 

 

きっと大きな影響を作家は受けたことだと思います

 

 

(参考 東京国立西洋美術館ホームページ)

 

 

 

 

 

 

 

 

■ハンマースホイの作品

その義弟のハンマースホイの上野の西美が所蔵する作品

 

 

 

 

《ピアノを弾く妻イーダのいる室内》東京国立西洋美術館蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この作品に関しての記事です

よかたら読んでください

 

 

 

 

 

ハンマースホイの静かな画面もいいですが

 

 

 

イルステズの愛情のこもった作品もいいですよね

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました