さっきちょっと思いついたことなんだけど、どうだろう。
出生のドラゴンテイルや冥王星など、過去にまつわるポイントが地のサイン・ハウスの場合の話。
昨今の告発、暴露、炎上といった 父権制社会の膿出しの時流を見ていて、
過去にまつわるポイントが地の場所にある人々は ものすごくこわく感じられたりするかもしれない…？
過去世の記憶がなくても
「自分も、“償わなければならないとされること”をやったような気がする」
「あのときは そうするのが普通だった」
「あのときは そうせざるを得なかった」
「それが、現代では裁かれる」
「自分は裁かれる…」
「自分は生きていてはいけないのではないか」
という不思議な罪悪感や恐怖みたいなものがあるのではあるまいか。
と思いついたんだ。
特に、冥王星山羊座世代、今の子供たち、若者たちのことが急に気になってきた。
冥王星山羊座世代は、大まかに 2008〜2023年くらいの間に生まれたみなさんだよ。
(厳密にはもうちょっと細かいけどだいたいこんなくらい)
進化占星術の考え方だと、冥王星山羊座世代は過去世で社会的な権力とともにあった可能性が高い。
過去世で悪いことをした！とは限らないけど、「あのころ、あの状況ではそうせざるを得なかった」というのがたくさんある中で生きていたと思うんだ。
父権制社会の歪みや汚さを 多く引き受けて生きていた人が多いということ。
“墓まで持っていった政治的・権力的な秘密”があった人もたくさんいたはず。
なにを秘密にしたか 詳しいことは忘れても、自分がたくさん汚れ役を引き受けた感触・自分がなにがしかで汚れている感触は なんとなく残っていると思う。
先日、閉塞感で将来に希望が持てず死にたくなる人がたくさんと聞いたけど、将来はすごく開けているぞ という話を書いた。
でも、閉塞感って、そういうことだけじゃないのかもしれない。
私はピントがズレた話をしていたかもしれない。
「自分が将来的に告発されて、炎上して、断罪されて、社会的に抹殺されるべき人である気がする」という、将来についての閉塞感
みたいなものがあるのではあるまいか。
そのように明確な言葉では思わないにしても、そういう感覚に近い恐怖や罪悪感の感覚や、「その前に自ら死んで償おう」という気持ち抱くことがあったりする…？
今、大人たちがやっている告発や暴露や断罪のありかたは、もうちょっと考えてもいいのかもしれない。
週刊誌で報じられたり
インターネットで炎上したり
社会的な死を突きつけたり
その様子を今の子供たちに見せ続けるのは
今の子供たちがこれから生きていく上で
トラウマというか、心にこびりついた恐怖になり得る。
だいぶあとまで残る。
(もちろん、あとで癒すこともできると思う。
カウンセラーさんたちはすごいよ)
今、大人たちが
反省や更生の心の人に対して
「やってしまったことはよくなかったけど、自分のよくないところを認めて 謝ることができた、その心はすごいと思う。
正直、私だったら逃げて隠れてしまいたくなるからな…」
「あなたが心を入れかえたのも、充分償ってきたのもとてもよく分かるよ。そんなあなたをこれ以上責めることはできない」
「あなたが反省しているのはよく分かった。
もう悪いことすんなよ！
よし、じゃあ今日はちょっと豪華なごはん食べよう」
のように、責めるだけではなくて、
心を入れかえた人を あたたかく許す様子も示すのは、今の子供たちの希望になり得る…？
心当たりがある人に「こういうのはオススメよ」というのを書いておこうと思ったけど、どういうのがあるかな。
神社やお寺でお祈りするときに、心の中で「ごめんなさい」と唱える。
なにに謝っているかは分からなくても謝る。
「自分では分からなくなってしまったけれど、自分が悪いことをしたような気がしてしまって… もし本当に悪いことをしていたなら、ごめんなさい」のような感じでお祈りする。
町のゴミ拾い、困っている人を助けるなど、善行を積む。
世のため人のためになることをする。
心が洗われる感じのものを勉強する。
仏教の本を読むこと、心にしみる歌を聞いたり。
スピリチュアル・精神世界でいうところの「浄化」について 勉強したり実践したりするのもいいと思う。
それからもし、今 自分が苦しい状況にあるなら(これまで苦しい状況にあったなら)、過去世でやらかしたなにがしかのことを償う出来事の可能性がある。と思ってみる。
冥王星乙女座世代も似ています。
だいたい、1958〜1972年くらい生まれのみなさんです。
山羊座も乙女座も 地のサインだからね。
冥王星乙女座世代も 罪悪感や清めることをたくさんしてきているから、こういう世代のみんなの話・体験談も参考になると思う。
「分からないけど、なにか悪いことをしてたような気がして、生きていてはいけないような気がする」というのは、なかなか言語化が難しいと思います。
それで、「自分は生きていてはいけないのではないだろうか。生きていてもいいんだろうか。人はなぜ生きるのだろう」という哲学的な問いになりやすいのではないかな。
でも、感じているのは、哲学よりも 罪悪感のほうが近いかもしれない。
それは、星占い(進化占星術)の観点では上記のような理由が考えられます。
過去世で権力ある立場にいたために 汚いことをした可能性があるということね。
でも、悪人だったとは限らないからね。
時代的に仕方がなかったこともある。家族や国民を守るためにそうせざるを得ないこともある。
本当は、簡単に善悪白黒つけられないことがたくさん。
だから、もし汚いことをしていた可能性があったとしても、ばっさり裁くばかりではなくて情状酌量の余地というのも考える必要があるんだ。
冥王星山羊座世代は、社会を作る手腕があるみなさんです。
権力や 力の使い方、社会の作り方については、今の大人たちよりもベテランです。
これから本当に必要な力を持った世代。
冥王星の◯◯世代については 進化占星術のこういう本も参考になるから、よかったら見てみてね。
これはドラゴンヘッドの本だけど、けっこう似ているので 冥王星山羊座世代はドラゴンヘッド蟹座のページを見てみてもいいと思う。
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といったようなことを思いついた。
まだあんまりじっくり考えを練れていなくて 考え漏らしも多いと思うけど、ひとまず書けるだけ書いた。
もうちょっと考えてからまた話したい。
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過去世という言い方も あんまり厳密ではないんだけど、まぁいいです。
この話題では、便宜上この言い方でいくよ。