実家にて、私が幼稚園で使っていた「おどうぐばこ」を発見しました。

園児一人一人が使う、クレヨンやはさみ、糊などを入れていた箱です。



今、実家では靴置きになっていたよ。
濡れた靴をここに置いて、ストーブのある居間に置いて乾かしています。
靴を置くのにサイズがとてもちょうどよいです。


「あいはらあすか」


私が使っていたものwww


母の手書きです。



きりん たいよう」


そうです。
きりん組から たいよう組に進級したのでした。
最初のたんぽぽ組の形跡は消えてしまっているな。





大量の“おどうぐ” ひとつひとつに、母が夜なべをして うつらうつらしながら名前を書いているのを見たことがあります。
私の分ではなく、弟妹のときにね。

「うわああああ…この作業量はとんでもない。どうにかならないものか」と子供心に思ったものです。


ハンコを押すタイプの便利アイテムや お名前シールみたいなサービスも、当時はあったのかなかったのか…



小学校で使った「算数セット」の 磁石のついた花型のおはじきも、あんな小さいものにひとつひとつ全部に名前をつけてもらえていた。

直径2センチあるかないか。
小さい、しかもデコボコのおはじき。

「はなはじき」と呼ばれるこれに似ています。


なぜそこまで大変な作業をする必要があるのか 意味が分からず、この世の理不尽を見た気がしたものです。
子供から見て、つらかったな。




35年近く経った現代ならもっとマシになったかな?

あれま!そうでもないのか!(爆)

これは4日前のページだよ。




AIや 3Dプリンタや ドローンの時代にこんなことが…


必要は発明の母。

発明品が生まれるのびしろだ。

ここがラクになれば、将来的にもたくさんの保護者さんが助かるに違いない。


こりゃものすごく徳が積めるぞ…!


なにか、名前書きがラクになるアイディアを思いつかないかな。

そういう仕事をする業者さんがいたら、たくさん仕事が来そうだ。



ただ、ひとつひとつ名前を書くことで 親御さんや保護者さんの念のようなものもここに入るだろうから、持ち物に ある種のお守りパワーを込められるという メリットもあるかもしれない。

だから一方的に否定するのも違うんだけど、しかしそれにしても大変なのよね(^_^;)

お守りパワーがあったとしても、苦労すりゃいいというものではないはずだ。





母の手書きの「あいはらあすか」を見て、思わずいろいろ考えてしまった。

こんな話をしたくてブログを書き始めたのではなかったのでした。

言いたかったことはシンプル。


「すごい!まだおどうぐばこがある!」

とうれしかったのでした。


これだけです。




ほっこりした…




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いやしかし、なにかいいアイディアを思いつかないものかな。


いっそ、全部とはいかなくても やりやすいものからでいいから、おどうぐばこの中身の多くを みんなで使う共有アイテムにしちゃうとか…?
糊やはさみなんかは、職場でも共有アイテムになっていることがあるよね。
クレヨンも使いきれずに結局捨ててしまったからな…もったいなくて悲しかった。
さすがに体操着は共有しなくていい。

冥王星も水瓶座に来たし、シェアみたいな文化は今まで以上に流行ると思うのよね。
時流的にも、「これは自分のもの!」って かこってしまわなくてよくなるのが加速しているからな。

「次の人が使いやすいように、丁寧に使う、丁寧に片付ける」みたいな気持ちも湧きやすくなるかも。

PTAを廃止した学校もあると聞いたし、こういう動きはあちこちで起こってくると思うんだ。

ああ… でも、コロナ禍もあったから感染や消毒が気になると難しいか… ぐぬぬ。
まだ親になっていない私では思いつきにくい 気になるポイントもあるはず。



ひとまず、このアイディアは無断でパクっていいからね。
もし使えそうな場面があったらどうぞです。

またなにか思いついたら書きます。



夕食のときに母に話を聞かせてもらおう。
4人の子の名前を書ききった母だ。
もしかしたら「大変だったけどあれはあれでよかった」というものがあるかもしれない。