進化占星術の翻訳の裏作業もコツコツ。



「of course」「もちろん」と訳すことが多いけど、たまには「もちろん」ではない言い回しでもいいな。

と思ったそんな折、翻訳班が「言わずもがな」としてくれていたのを見つけてシビれている。キューン




翻訳は 英語力と思いきや、日本語力も大いに要るのがおもしろい。

どんな言い方にしたら私たちのハートにできるだけ自然に入ってくるか、その文章を読んでスムーズに意味が分かるか考える。

抽象的な内容だと、日本語でも分かりにくいことが多いからな。

読んでいて「どゆこと?」ってならないように、
さりげなく言葉を足して さりげなく補足をするなど、スムーズに読める、スムーズに分かるように工夫している。




それには、私が文章の意味を理解できている必要がある。
自分が分かっていないと、分かりやすい文章になんて、工夫のしようがないからね。


はじめは私自身が勉強するためにやり出したことだったけど、勉強するそばから 自分の血肉にして、自分の言葉でみんなに説明できるくらいに理解する必要がある。

勉強になりすぎておもしろい。

「教室に通うよりも、その仕事をしたほうが覚えられる」「外国語を習うより、外国人と恋人になると覚えられるよ」というのは本当だなとしみじみ。



ジェフリーさんの話は、事例の紹介で アメリカの政治や 世界の出来事の話が多く出てくる。

私が1ミリも知らなかった歴史の出来事について、注釈で解説をつけたりする。


そのために、日本語にするだけじゃなく あちこち調べものをしたりもする。

社会科は、私が学生時代に最も苦手だった教科だ。
今になって アメリカとソ連の冷戦のことをこんなふうに勉強することになろうとは!
のようなことも。


急に占いじゃない勉強が始まる。
否、占いは、心、健康、仕事、世代、社会…いろんなことに関わるものなわけだから、占いじゃない分野のことも広く知っていたほうがいいのだ。
あらゆることが占いの勉強になる。



占いをしているクセにこんなことを言うのもヘンだけど、人生とは分からんものであるねぇ。

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ふと我に帰ると、
「私が翻訳をしているとは…!」
と驚く。

私が占いをやっていることにも、最近でもふとしたときに驚く。
私がやらなそうな職業の上位だろう。

ヘルパーさんをしていたときにも、「私は人様のお家に上がってお手伝いをしているのか!マジか!」と驚いていた。

だいたい、ふと我に帰ったときに 自分のしている仕事に驚いている。



「自分らしさ」なんていうものがあるなら、私はそれじゃないありようめがけて進んでいるような気がする。
でも、私はアセンダントや水星や天王星が射手座だから、これがむしろ私らしいのかもしれない。全くもって信じ難い。



「自分らしさ」というか、自分が自分に対して抱くイメージ。
あてにならんものである。
私はアイデンティティの自覚のセンスがないのかもしれないw



そうか。
アセンダントに天王星だから、予想外の自分をたくさん経験するのかもしれない。


「私ってこんなふう」と思い浮かべがちな既存の自分像があれば、それじゃないことをやる みたいな(笑)

今、急にとても納得したwww
うれしいwww

たまにはこんなふうに考えてみるもんだな。





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