昨日のこの話のつづきね。

軽く復習しよう。

牡羊座の支配星を冥王星として考える
という話が出てきていて、

それで冥王星天秤座さんの占いを考えると
冥王星は天秤座
冥王星対極点は牡羊座
牡羊座の支配星は冥王星
その冥王星が 天秤座
というふうで、
なんかグルリと回って戻ってきておもしろいな(笑)
という話でした。




ちょっとここで、支配星の読み方の話をば。



私は以前は石井ゆかりさんの占いサイト「石井ゆかりの星読み」にならって、

「こんなふうに(支配星の位置が示すふうに)形を変えながら流れていく」
「あるいは、それ(支配星の位置が示すこと)のために と思うと、もとの位置のテーマがはかどりやすい」
のように読んでいました。



冥王星が天秤座(冥王星対極点が牡羊座で、牡羊座の支配星が天秤座にある)の例でいうと…

冥王星対極点 牡羊座その支配星である冥王星が天秤座というところに注目して考えてみるよ

牡羊座的なことをやると天秤座的なことが発展していく
「あるいは、天秤座的なことのためにと思うともとの牡羊座的なことがはかどりやすい
というふう。

もうちょっと具体的にいうと、
自分の自立のことをやると人間関係とかパートナーシップが発展していく
「あるいは、人間関係やパートナーシップのためにと思うと自分の自立のことをやるパワーやモチベーションが湧いてくる
という感じに読んでいました。




最近は、進化占星術の翻訳で出てきた見方をマネして もうちょっと違うふうに読み方もレパートリーに加えました。

「もとの位置のテーマをやりたいんだけど、それを具体的に実行するとき、支配星の位置のようなやりかたをする」
のような感じです。

先の冥王星天秤座の例でいうと、
牡羊座的なことをやりたいんだけど、それを具体的に実行するとき、天秤座的なことをするよ

もうちょっと噛み砕いた言い方にすると、
自分が自立できるようにトレーニングしたいんだけど、それを具体的に実行するとき、人間関係やパートナーシップに取り組む形になるよ
という感じです。



支配星は、ひとまず私はこんな感じで読んでいます。




今、「自立するために」のように読んだ牡羊座は、冥王星対極点があるところです。

なんのために冥王星対極点を見ていたのかって、そもそも冥王星があった天秤座のテーマのためです。

天秤座のテーマばっかりやっていると行き詰まるから、反対の牡羊座のテーマもやろうということだったんです。
そもそもはね。




Q. 天秤座的なこと(冥王星)ができるようになりたいです。どうしたらいいですか?
A. 牡羊座的なこと(冥王星対極点)をやるといいですよ。
Q. 分かりました。牡羊座的なことですね。具体的にはどんなふうにするといいでしょうか?
A. 天秤座的なこと(牡羊座の支配星)をするといいですよ。
Q. は?


私はたらい回しにされている気分ですw
「えええ…」ってなるwww



冥王星天秤座の方の占いのたびに、私は たらい回しでグルグルになる気分を味わうのですよw

このあたりのグルグルする感じが、ミューチュアルレセプション(星座交換)と似ているなぁと思うのでした。




つづく。





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これは、進化占星術の資料に書いてあった話じゃなくて、私が占いを作っているときに気づいた話だよ。

進化占星術の本家では 支配星の考え方は従来の通りなので、牡羊座の支配星は火星として考えます。


となると、冥王星天秤座世代で 火星も天秤座にあったら、さらにグルグルしそうでおもしろいですね(笑)