ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。




[今日見ていく原文]

What if you have Mercury in Pisces? Let us put it in the 3rd house, the natural Gemini house. If you have Mercury in its natural archetype, i.e., the 3rd house which is linear, sequential, deductive thinking and yet the very essence of Pisces is the antithesis of this archetype, is there not a natural internal conflict within this person’s mental process? Is it not logically seen in this way? Is not the Mercury in Pisces of itself going to naturally think in metaphorical terms or parables or analogy: poetic?

Our fellow friend Jesus had six planets in Pisces in the 3rd house. How did we experience his communication? Still trying to figure it out, eh? Pisces!

Audience: “How do we know he had six planets in Pisces in the 3rd house?

Jeffrey: It was a chart rectified by a theologian named Moby Dick. Funny name. His real name was Donald Jacobs. He is the father of Jayj Jacobs. He bases it on the Bible and rectifying. I mean, he was a theologian so he studied Biblical history obviously. Of course there are many charts created for Jesus by astrologers, but you know if you study Biblical themes yourself and read what he researched it would in all probability make intuitive sense to you.

As an example: all those Pisces planets in the 3rd house are opposed by Pluto and Mars retrograde in Virgo within the 9th house. Is that possibly a symbol for crucifixion based on beliefs? It has Mercury in Aquarius: the unexpected message. It has the South Node in Scorpio conjunct Neptune – the son of God. Sagittarius rising – all the traveling that he did in his early life, let alone within Judea itself.

And why is it that so many of his analogies are linked with fish and fishing; the “miracle” of walking on water; the emphasis on healing, and the one God which is the essence of all gods and goddesses which were so prevalent in those pantheistic times.

My point is that here is a man who clearly spoke in parable, metaphor, and analogy. It is one of the very reasons that Christians have been confused ever since. It becomes the breeding ground of sectarian points of view. This is the problem with Mercury in Pisces, that the Mercury part of this individual can sense, perceive, much larger wholes, much larger frames of reference than the Mercury function itself can logically order. As a result it must speak in metaphor, parable, allusion; to allude to something much larger, higher and grander.

This of course is problematic for many people who find themselves in modern societies. How many current modern societies in the West honor such an intellectual function? What happens to such a person when they are exposed to public education in 1989 in America? So typically this particular symbol learns (Mercury) to adopt (mutable archetype) the language systems of the culture that it is exposed to. Therein lies the origin of the conflict. Do you understand?


[ここから]

水星が魚座にある場合はどうだろう?

3ハウス、つまり双子座のナチュラルハウスに置いてみよう。


3ハウスは双子座に対応していて、双子座っぽいハウスだね。
双子座の支配星は水星。
となれば、3ハウスも水星とつながっているので、3ハウスに水星があることを考えてみよう。
「オウンサイン」ならぬ「オウンハウス」のような感じ。
ということだね。

ナチュラルハウスと呼ぶのか。


水星がその本来のアーキタイプにある場合は、すなわち、直線的で連続的で演繹的思考の3ハウスにある場合、

それでもまだ魚座の本質はこのアーキタイプのアンチテーゼであるので、この人物の精神的プロセスに自然な内部衝突が発生しないだろうか?

論理的にこうならないか?

魚座・水星はそれ自体で、比喩的用語やたとえ話やアナロジーを自然に用いて考えないだろうか?

詩的ではないか?

水星は3ハウスにあるから「AなのでB、ということはC」という感じだけど、
同時に、水星がある魚座は そういう道筋で物事を考えないような星座なんですな。

さてどうなる。


我々の同胞イエスキリストは、3ハウスの魚座に惑星が6つあった。

我々は彼から伝わる情報をどう体験しているかな?

まだ分からないかな?

魚座だよ!


前のジェフリーさんの話をもとに作ったイエス・キリストの出生図はこんな感じです。

生徒:彼が3ハウス・魚座に6つの惑星を持っていたことをどうやって知ったのですか?



ジェフ:それはモビー・ディックという神学者が修正(レクティファイ)したチャートだ。

面白い名前だ。
本名はドナルド・ジェイコブス。
彼はジェイ・ジェイコブスの父親だ。

この人物を検索してもパッとは出てきませんな。

2022年追記:調べました!こちらをどうぞ↓

彼は聖書に基づいてレクティファイしている。

つまり、彼は神学者だったので、明らかに聖書の歴史を勉強していたのだ。

もちろん、占星術師によって作成されたイエスのチャートは多くあるが、もしあなたたちが自分で聖書のテーマを研究し、彼が研究したものを読めば、きっと直感的に全てを理解できるだろう。



例としては、3ハウス・魚座の惑星は、9ハウス・乙女座にある冥王星と逆行している火星にオポジションだ。

それはおそらく信念に基づいた磔刑のためのシンボルか?

そうなの…!?
磔刑(たっけい)は、「はりつけの刑」です。


水星は水瓶座にある。
つまり、予期せぬメッセージ。

蠍座のサウスノード(ドラゴンテイル)は海王星とコンジャンクション。
神の子だ。

アセンダントは射手座。
幼少期の旅行全てだ。

ユダヤの地は言うまでもなく。

こんな図になりますな。

そして、なぜ彼にまつわる多くの例え話が、
魚や釣り、水の上を歩く「奇跡」や癒しの強調、
また汎神論的な当時に流行していたすべての神や女神の本質である唯一の神と結びついているのか。



私が言いたいのは、ここでは例え話、比喩、類推ではっきりと語っている人物がいるということだ。

例え話や比喩や類推はフワッとしているのに、「はっきりと語っている」とはどういうことだろう。

フワッとしたものなのに、それをはっきり「これについて言っている。こういう意味だ」と言ってしまうと、取りこぼしが多くなるということかな。

それがまさに、キリスト教徒が混乱し続けてきた理由の一つだ。

それが宗派的な視点の温床になっている。

キリスト教の中でもいろんな宗派に分かれて対立したりする理由がここにあるというわけか。
前に出てきた父権制社会のことも関係していそうだねぇ。同時進行で起きていたことだものね。


これは魚座の水星の問題であり、彼の水星は、水星の機能自体が論理的に整理整頓する以上に
はるかに大きな全体、はるかに大きな参照フレームを感知し、知覚することができるということだ。

その結果、大きく高く広い何かを仄めかすために比喩やたとえ話や暗示で語られなければならない。


「高次元の情報はでっかいので、地上に降ろしてくるときには 膨大な情報量になっちゃうのだ」
「それで、たとえば神話はいろんな話になる」
という話をたびたびしているんだけど、
まさにそういうことだね。

魚座って ここまで出てきた12星座の情報もみんな持っているような「人生を振り返るような」ところがある。
でっかい情報が集まって溶け込んでいるような 統合的な星座なんだ。

それを頭や理屈で細かく説明しようとすると、いろんな話が出てきちゃう。

詩のようにフワリとした感じに伝えて、
細かく切り刻むように解読・分析するのではなくて フワリと受け取るような感じなら、そこまで混乱にはならなかったのかもしれない。

そういうことを言っているのかなと思うよ。



これはもちろん、現代社会に身を置く多くの人々にとって問題となる。

現在の西洋近代社会において、このような知的機能を尊重している人がどれほどいるだろうか。

1989年のアメリカで公教育にさらされたら、彼らはどうなるのだろうか?

いかにもありがちだが、この特定のシンボルは、その文化の言語システムに適応すること(柔軟宮アーキタイプ)を習得する(水星)。

ここに葛藤の元が存在する。

わかるかな?

キリスト教の文化の言語システムに適応することを習得するなら、混乱を習得することにもなるのか。



--- ひとまずここまで ---



イエス・キリストと魚座や乙女座のことについては、春分点の位置から考える「魚座の時代」(乙女座サブエイジ)の観点から こういう話もある。



「春分点はゆっくりと、うお座の宮に向かおうとしている。」

中略

「この新しい時代の宗教的シンボルは、うお座とおとめ座にある。

神の息子は、みずからの共働者を「漁師」の中から選び、地上で課せられた税を「魚」の口の中から取り出した金貨で納める。

彼は人類の糧となる教えを、それら二つの補完しあう星座から引き出す。

だが、その教えを耳にする人の進化の程度はじつにまちまちだ。

彼らのうち、すでに霊的に目覚め、霊的な五番目のオクターブに達している「五千人」は、二匹の魚と、五つのパン──おとめ座の処女が手にしている五粒の麦穂に象徴される──の教えのすべてを授かる。」

—『イニシエーション』エリザベス・ハイチ著


イエス・キリストを信仰する時流は 「魚座の時代」(乙女座サブエイジ)だからこそ!な感じのことだったとも言えるし

「魚座の時代」(乙女座サブエイジ)だったから、こういった信仰の内容になったとも言える

…という感じか。


じゃあ、水瓶座の時代(獅子座サブエイジ)なら
ビンとかツボのような入れ物とか
獅子、ライオンとか
そういうなにかが信仰に関わってくる感じになるかもね。

これからジワジワと縄文土器とかライオンとか、流行りだすかもしれないね。


私は「水瓶座の時代」について「今から約500年後(約480年後)くらいにスタート」と聞いているのですよ。

転生してそれくらいに生まれた方、未来の記憶をお持ちの方がいたら
この話をちょっと思い出して本当にそうなったのか現在の私にテレパシーを送ってもらえたら嬉しいです。

案外、今私がこの話題を持ち出しているのは 未来からのテレパシーをキャッチしてのことかもしれないね(笑)



つづく。



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