先日の211番目の占いに届いたご感想で、「これは!!!」というものがあったのでご紹介します。


211番目さんは出生図に海王星逆行がある方です。

ブログで紹介できた翻訳シリーズでジェフリーさんはこのように語っていました。

海王星逆行の魂は、人生は無意味なもので溢れているという深い実存的虚無感を、内面で繰り返しずっと味わっている。 

このことは、魂が、霊的な人生に究極の目的を与える何かに身を捧げると決心するまで続くのだ。 

その霊的な人生において、魂は、内なる神(女神)を知りたいと思っているのだ。


この「身を捧げる」の話は お届けする占いでもたびたびさせてもらっているけれど、これまでよりももうちょっと感覚的に掴みやすくなりそうなお話です。



=== ご感想の一部 ここから ===

ジェフリー先生の冥王星を読んだときも、あすか先生のブログ記事や占いを拝読したときも、

「神に人生を捧げる」のはどういうことなのか、上手く呑み込めませんでした。


宗教家のようになる、というのも違うような気がして、
かといって、試しにネットで検索をしてみれば、人身御供とか人柱とか出てきて「ひいっ!」てなりました。笑

じゃあ、どんな状態なのか?「Do」ではなく「Be」として、ぼんやり思いを馳せていたのですが、

今日、あすか先生からの占いを拝読して、さらに自分の返事を打っていて、

はっとなりました。

ずっと、どうにか「正しく」しなければ、と忌避していた、アングラなもの、オカルティックなもの、世間から後ろ指指されるような世界、

それでいて、自分が強く惹かれてたまらない、好きな世界を、
大好きなんだと認めて、寄り添って、思う存分味わって、楽しんで、尊ぶことが、わたしにとっての「神に人生を捧げる」ということなんじゃないだろうか、と

=== ここまで ===


うおおおお!!
これだああああああ!!
と思いました。

そして前に読んださとうみつろうさんのブログ記事を思い出しました。


世界に必要とされた(つまり世界にAの要素が不足していた)から ここにAの要素を持った私やあなたがいるんだよというシリーズです。

厄年のしくみも出てくる。


「地球が必要としてるから、人は生まれて来る」


「厄年はお役目を果たす年」


「自分とは性質が一番違うモノ同士が引かれ合う」


「あなたも地球を必要としていた」



それから、中島みゆきさんの歌の「炎と水」も思い出した。


ジェフリーさんの話では、そもそも惑星の逆行は個性化を促す機能があるということだった。

つまり、逆行はその人その人が自分をイキイキと生きることを促している。

「人と違って生きにくい…えーん」という経験をするための時期もあるだろうけど、そのように嘆き続けるためのものではないんだ。

周りの人と同じではなくてもいい。
むしろ同じじゃないからいい。
ほかの人が持っていないものだからこそ、それが発揮される必要がある。

そんな、いわゆる「自分らしい生き方」を、どうかどうかして下さいませっm(_ _)m

というのが惑星の逆行なんだ。



世界に穴ぼこがあいていて、ちょうどその穴ぼこにピッタリはまる形の自分がいる。

だから、自分が自分の形を生きると 世界は完全体になる。

自分の出生図は、世界にあいた穴ぼこの形なんだ。



もうちょっと突っ込んだ話をすると…


出生図の惑星は 物質としての惑星です。
ということは、物質としての惑星がないところよりも次元が近いのです。
ホロスコープ上で何にもないように表示されるところの方が次元が高い。
ホロスコープで星がある位置は 精神世界的・宇宙的にはまさにまさに穴があいているような状態なのです。

そんなふうに宇宙的には穴ぼこになっているところに 私たちがハマって、さらにそれをイキイキと生きたら…

穴ぼこだったところのただの穴埋めにとどまらず むしろ盛り上がってきた感じになって、宇宙的にもめちゃくちゃうれしいのですな。

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「海王星逆行では〜」という話だったけれど、途中から海王星や逆行にとどまらないところまで話を広げてしまった。

海王星なら 神秘的なところや 心の奥の奥でみんなで共有している無意識的なところの話になってくるし、
逆行はより一層「みんなと違うことも大事にできたらいいよね」だし。
という感じなわけだ。

応用しながら読んでもらえたら助かります。




自分の感じ方を言葉にして教えてもらえるってありがたいです。

星占いの教科書に書いてあるそのままの言い方だと 分かりにくいことっていっぱいあるからね。

こういう発見や理解が後の占い活動に活きてきます。

211番目さん、ありがとうございました!

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2020年12月に書いたおはなしでした。

なんだろう、すごく感動した…!


こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!