ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]
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[今日見ていく原文]

Audience: Would you say that there is more of a fated quality to retrogrades? The more retrogrades the more fated the life?

Jeffrey: Yes. That can be. Especially when the issue of relive and repeat is on the line.

In my own case, I have a balsamic Mars/Venus: the culmination of a cycle relative to relationships: And my Venus, again, is retrograde in Scorpio in the 1st house, and square Pluto and Saturn which are also retrograde. It is also inconjunct Uranus in Gemini in the 8th house. So, how do you think I am culminating many relationships from many lifetimes? In the kind of work I am doing.

Audience: Through vicarious association?

Jeffrey: No. By doing it impersonally, so I don’t have to get closely involved. The impersonal aspect of it is the Venus retrograde inconjuncting the Uranus retrograde in the 8th house Gemini. And this takes place in the contest of my work or career: the square from the Venus retrograde to Saturn retrograde. So it becomes like a revolving door, and becomes the quickest way to do it. And, sure, all the time there is that kind of recognition factor.



[ここから]

生徒:逆行している人は、そうでない人より運命的な人生を送る性質があると思われますか?
逆行すればするほど、人生がさらに運命的となるのでしょうか?


ジェフ:そうだ。それはあり得る。
追体験と繰り返しの問題にさらされている時には特にそうだね。

私の場合で言うと、私の火星と金星はバルサミックの段階にある。
人間関係の周期でいえば、カルミネートの状態だ。


「バルサミック」についておさらい。


2つの天体がだんだんと近づいていくコンジャンクションで、

“それは、何かを最高潮(カルミネート)にし、それを終わらすという進化の必要性と関連している。”

“それは新月の直前のように 新しい段階を迎える直前なので、「終わらせる」の意味合いが強くなっていて、
そのための進化イベントが起こりやすくなっている。”

ということでした。


はて。おかしいな。
ジェフリーさんの出生図はこんなふう。
ジェフリーさんの金星と火星は近づいていない。
コンジャンクションでもない。

「バルサミック」は そもそもは「近づいている」という意味ではないな。
たしか「鎮静」のようなことだったと思うのだけど…

ちょっと分からないので、保留!



そして、私の金星は、もう一度言うと、1室の蠍座で逆行しており、それが、同じく逆行している冥王星および土星とスクエアを形成している。

それはまた、8室の双子座にある天王星とインコンジャンクトしている。

そういったことから、私が、どうやって、いくつもある過去世から来ている数々の人間関係をカルミネートしていると思う?
今やっているような仕事において。

「カルミネート」という星占い用語もあるけれど、ここでいう「カルミネート」は「最高潮にする」のようなことですね。

余談:ジェフリーさんのカルミネート天体は冥王星ですな。
ホロスコープのてっぺんにある星。


生徒:代理協会を通じてでしょうか?


ジェフ:いや、違うよ。
非人格的なやり方で行うことにより、親密に関わらないようにするのだ。

この非人格的なアスペクトは、8室双子座で逆行の天王星にインコンジャンクトしている逆行の金星だよ。

そして、これは私の仕事やキャリアを背景にして起きるのだ。

逆行の金星から逆行の土星へのスクエアだ。

これは回転ドアのようになり、一番手っ取り早い方法である。
私はそれをもってしても、仕事の功労はずっと認められてきたのさ。


非人格的ということは、「ジェフリーさんっていい人ですね!」と思われるような振る舞いをしていなくても、
「いい仕事ですね!」と認められてきたということだね。


--- ひとまずここまで ---


私に占いを頼んでも「回転ドア」なことまでは読めないぞ(笑)

そして「バルサミック」の謎が再浮上。。



出生図の逆行の天体には「個性化(H24の全惑星意識に上がること)」を促進する働きがあるということなので、

今回の話に出てきた「運命的な人生になりやすい」というのは

特にコンセンサス段階(H48の地球意識や惑星意識)から 個性化段階(H24の全惑星意識)にレベルアップしようとしている途中の人にとって
「運命的な人生だ」とドラマチックに感じられやすい

みたいなことがあるかもしれないねぇ。



それから、ジェフリーさんの非人格的な話。

ドラゴンヘッドを考える占いでもそうだったけど、
「これをすれば好かれる」
「これをすれば嫌われる」
「これをすれば喜ばれる」
のようなことって、

何をするか」という行動そのものだけじゃなく
どんな人がそれをするのか」によるところがかなり大きい感じですな。

「これをすればいい」という意識から卒業していく段階って、なんか、あるねぇ。



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