「世にも奇妙な物語」’21秋の特別編 | 肉球でポン!

「世にも奇妙な物語」’21秋の特別編

年2回楽しみにしているこのドラマ、昨夜録画しながら追っかけ再生で観ました。

 

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以下、簡単に感想を・・・。

(番組開始当初からのファンゆえに辛口感想なのでその点ご了承願います。)

 

 

 

■「スキップ」

 

赤楚衛二主演のSFホラー作品。

 

嫌な事から逃れるために時間をスキップするというアイデアが既視感満載なことはともかくとしても、スキップしている間の男の正体も不明のままなど所々雑だし、いかにも安直でこれ見よがしでステレオタイプなホラー演出もいただけないですね〜

 

まあ退屈しない程度には観れましたが、このレベルではちょっとガッカリです。

 

 

 

■「優等生」

 

森七菜主演のコメディ作品。

 

不思議な神社にお願いしたら何が何でもその通りになるという割と良くあるお願い叶う系のお話。

 

コメディの割にはたいして面白くはなくて途中いい話っぽくなったんだけど、これコメディのつもりで作ってないのかな?

 

森七菜ちゃん左利きなんだ〜などと思いながら観ていましたが、内容の割にちょっと長くて退屈しかけましたわ。

 

ただ最後のオチだけは思いの外ブラックでその点は良かったです。

 

 

 

■「ふっかつのじゅもん」

 

桐谷健太主演の感動系(?)のお話。

 

テレビゲームに復活の呪文を入れると何十年も前に川で溺れて死んだはずの同級生の少年が現れて…といった展開は不思議さとノスタルジーを感じさせてくれてなかなか良かったと思います。

 

感動させようという妙な”あざとさ”もなくて一安心。笑

 

オチも予想外で悪くなかったです。

 

 

 

■「金の卵」

 

山口紗弥加主演のサスペンスホラー作品。

 

不思議な金の卵に惑わされ狂わされていくというアイデアとストーリー自体は悪くはないと思いますが、尺の都合なのか時間が短く展開が雑すぎてこれでは全然怖さが伝わってきませんよ!

 

出来が悪いとしか言いようがありません。

 

せっかく山口紗弥加が怪しい雰囲気を醸し出していたのに残念です。

 

 

 

今回の一番のお気に入りは、消去法で「ふっかつのじゅもん」ですかね…。

お気に入りというよりか、一番マシな作品と言った方が正しいですが…。

 

「優等生」のオチが意外で良かったので全体をもっと短くコンパクトにまとめて、その分「金の卵」を長めにして丁寧に描けば、どちらももっと引き込まれる作品になった気がするのですがね…。

 

今回は4作品とも原作なしのオリジナル脚本でしたが、前回に引き続き低調な出来だったのは非常に残念です。

 

まあ、安易に原作に頼らないというその心意気だけは評価しますよ。(そういう心意気でオリジナル脚本になったのかは不明ですが…笑)

 

製作者の方に言いたいですが、年2回の放送でもこの程度のクオリティならば年1回の放送にすることも検討してはどうですか!

 

地上波ではコンプライアンス的に攻めた内容に出来ないならば、配信にしてもらっても結構!

 

気を取り直して次回に期待します。

 

 

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