「世にも奇妙な物語」’20秋の特別編 | 肉球でポン!

「世にも奇妙な物語」’20秋の特別編

年2回楽しみにしているこのドラマ、昨夜録画しながら追っかけ再生で観ました。

 

以下、簡単に感想を・・・。

(辛口感想なのでその点ご了承願います。)

 

 

 

■「コインランドリー」

 

濱田岳主演のファンタジー系のお話。

 

願えば何でも出てくるコインランドリーの不思議な乾燥機、ただその願いと引き換えに…みたいな割とよくある話かなと思いながら観ていて概ねそんな感じなのですが、オチはちょっと予想外でした。

でもこのオチじゃあちょっとイマイチというか物足りないかな〜

全体としては可もなく不可もなくでしたね。

 

 

 

■「タテモトマサコ」

 

大竹しのぶ主演のサスペンス系のお話。

 

成海璃子演じる女子社員の恋人の自殺を巡るサスペンスが繰り広げられるのですが、そのストーリー以上に大竹しのぶの怪演がもう半端なくてヤバかったです!

不思議な能力を持っていると思われるタテモトマサコを演じる大竹しのぶ、途中までセリフが一切なく怪しさ満点、固唾を呑んで画面を見続けました!

 

大竹VS成海、サスペンスの結末もなかなか良かったです。

 

数日前に「世にも〜」好きの姪っ子と大竹しのぶが出るってことは怖そうだよね〜、名作のイメージあるよね〜、などと話していたのですが、いや全くその通りでしたわ!笑

 

ただ難を言えば、録画で観ているからあまり関係ないとはいえ、CMが何回も入ってちょっとブツ切れ過ぎでしたね…

それとタテモトマサコの正体が判明してから結末までが少し長くてやや緊張感が薄れちゃったかな〜って気がして、緊張感MAXで終わった方が個人的には好きですね。

 

 

 

■「イマジナリーフレンド」

 

広瀬すず主演の感動ファンタジー系のお話。

 

“空想上の友達”が見えてしまう女子大生の話で出来は悪くはなかったというかむしろ良かったと思いますが、ほぼほぼ予想の範囲内でストーリーが展開していて意外性を感じられなかったのは個人的には物足りなかったです。

一昔前だったら“空想上の友達”が映像的に安っぽくなってしまったであろうところがCG技術の発達のおかげで違和感ない映像になっているのはスゴイですね!

 

「世にも〜」の感動系の作品には否定的な立場を取っていますが、取って付けたような話ではなく内容がしっかりしていて十分に感情移入できるだけのクオリティーであれば感動系も全然アリですよ。

 

 

 

■「アップデート家族」

 

高橋克実主演のコメディ作品。

 

てか高橋克実主演と聞いただけできっとコメディに違いないと思っていましたが…笑

最新ハイテク機器により家族がアップデートされていくという内容で笑いの中にブラックな味わいもあって意外に面白かったです。

これを30分近くダラダラやられたら見るに堪えなくなると思うので10分程度のショート作品にしたのは正解だと思いますわ!

 

 

 

今回の一番のお気に入りは、「タテモトマサコ」ですね〜

見応えのあるサスペンスに加えて不思議な能力を持つ人物を大竹しのぶが怪演して最後まで手に汗握る展開でした。

もっとも個人的にはこうではない結末の方が好みでしたがね…

予想通り大竹しのぶ主演作は傑作でしたわ!

 

今回も前回、前々回に引き続いてどの作品も比較的クオリティーが高くて面白かったですね。

「タテモトマサコ」と「イマジナリーフレンド」がオリジナル脚本ですが非常に良かったと思います。

 

ただ今回はホラー作品がなかったのは残念でした。

あとSF系の作品もたまには入れて欲しいところです。

 

次回もクオリティの高い作品に期待します!

 

 

 

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