「世にも奇妙な物語」’17秋の特別編

昨夜録画しながら追っかけ再生で観ました。

以下、簡単に感想を・・・。

■「寺島」

吉岡里帆主演のホラー作品。

途中まで何だか嫌な感じの作品だなあ雰囲気はいいけどイマイチかなあなどと思って観ていたのですが、最後に予想外のおぞましい結末がっ！！

なかなかの傑作でした！

ここ最近のホラー作品の中では一番好きかも！

どうでもいいことですが、「猿みたいな笑い方」という表現が妙にツボに入りました・・・笑

■「フリースタイル母ちゃん」

中山美穂演じる主婦が不思議なリップクリームを買ったことからラップができるようになるというお話。

最初はなんじゃこりゃって思いましたが意外に面白かったです。笑

とは言うものの、「世にも〜」でやる作品でもないでしょ！

いつも書いていますが、こういうのは他の枠でやってください！

でも、こういうのが若い人にはウケるのかな〜？

■「運命探知機」

岩田剛典主演。運命探知機なるアイテムを拾った男が運命の女性と出会う話。

このままオチがないまま終わったらどうしようと思いながら心配半分退屈半分で観ていましたが、一応オチがあって良かった〜笑

でもこの程度のオチじゃあ想像の範囲内というか・・・、ね！

■「夜の声」

藤原竜也主演。IT企業のCEOとホームレスの二重生活を送る男と転がり込んできた女の話。

非常に良かったですが「世にも〜」としては奇妙具合がちょっと弱かったかなという気もします。

エンディングのクレジットを見て気が付いたのですが、なんと原作は手塚治虫でした。

そういえば「夜の声」ってタイトルに聞き覚えがあるような気がしたら、迂闊にも単行本を持っていて昔読んだことのある作品でした！

ああ〜、なんという迂闊、全く覚えていませんでした！笑

慌てて原作を読み返したましたが、大筋はほぼ原作通りでした。

短編

■「ががばば新章」

以前やった「がばばば」の続編。

ドキュメンタリータッチでなかなか怖くて良かったです。

スマホで検索するとさらに怖い映像が観れるという趣向も良いですね〜

■「写真」

くだらなすぎ。

■「交換」

つまらん。

■「ポニーテール」

意味わからん。

■「女子力」

まあまあ。

今回の一番のお気に入りは、「寺島」と迷いましたが「夜の声」ですね。

「世にも〜」らしい悲しい結末が良かったです。

「寺島」も怖くてなかなか良かったです。

最後のかばんの中身のところとか映像では見せられないにしても衝撃的でした！

短編はともかく、今回はここ数回の中では比較的に出来が良かった気がします。

あと今回に限ったことではないですが、ネットの感想を読むと、自分にとってこの程度と感じた作品でも超面白いとか怖すぎとか評価高めの感想が結構多いんですよね〜

みんなハードル低いな〜

視聴者の目線が厳しくならないと、作り手も甘くなっちゃうと思うのですがね・・・。

まあ、初期の頃のヤバい作品を知らないマイルドな作品しか見たことがない若い視聴者が多くなってきているだろうから仕方ないのかな〜

古くからの世にも奇妙な物語ファンとしては、これからも厳しい目線で作品を観続けますよ！

次回も期待します！