【牛頭天王さまのいろいろ②信仰の発祥とさまざまな習合を経て】 | 神さま仏さま「ねえさんぽ」と「あなたの世界をいきること」

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神様仏様、巡礼、登拝を経て「ねえさんぽ」で生まれた感動は、空海さんとの出会いにはじまり神仏さまとの結びへと繋がっていく旅の軌跡(主な巡礼地:奈良・京都・大阪・兵庫・四国)
あなたがいて、わたしがある
世界があって、わたしがある
そんなシンプルな道をともに生きたい

こんばんは!




@Ricoです。



テクテク👣の紐解きシリーズ


前回の続きですよ😎



『【牛頭天王さまのいろいろ①謎が謎を呼ぶよね^^】』こんばんは!@Ricoです。シリーズでテクテク👣した牛頭天王さま繋がりのねえさんぽ✨『【牛頭天王繋がりねえさんぽ①さてさて、ゆかりの場所はどちら?】』こんば…リンクameblo.jp





そもそもの話


牛頭天王さま


信仰の拠点てどちらなんでしょ⁉️

となるのやけど、、、






江戸時代まで牛頭天王さまを

お祀りしていた神社⛩は



祇園社(八坂神社⛩)さん


津島天王社(津島神社⛩)さん


廣峯社(廣峯神社⛩)さん




などが有名で、

一大拠点だったといわれていますニヤリ



(この江戸時代までは‼️というのが

 ポイントらしいのですよ)








して、




それぞれの神社さんのHPを調べたところ




八坂神社さん⬇️


八坂神社の歴史 | 八坂神社八坂神社 京都市東山区 祇園さんとも呼ばれています。由緒や年中行事、祇園祭について紹介。リンクwww.yasaka-jinja.or.jp








津島神社さん⬇️


津島神社-由緒-ご祈祷のご案内リンクtsushimajinja.or.jp







廣峯神社さん⬇️


境内図 神々のご利益リンクwww.hiromine-j.jp





すべてのHPで

素戔嗚尊さまを御祭神としています。


イコール牛頭天王という図式を
前提としているからやねニヤリ





で、ここで気になるのが


御后神の婆利采女はりさいにょ(じょ)
→櫛稲田姫命くしいなだひめのみこと





廣峯神社さんのHPに書かれている


歳徳神としとくじん🏹



みなさんもよくご存知の
恵方巻きだったり、
一陽来復だったり、
に関わってくるカミサマですね^^




こちらは、

その年の福徳を司る吉神
とされとります🙏



めっちゃテンションあがった
ねえさんぽやったわ照れ照れ照れ








さらには、

ホキ内伝という暦の注釈書(暦注書)には
神話が書かれており


そこには

天道神てんどうしん牛頭天王なり

とあるようです。


(こちらの記事をご参照⬇️)




牛頭天王と婆利采女


この暦の神と同体視されたカミサマが
民間信仰として広がっていった、
とも言われているのだそうなびっくり




いやぁ、
どれだけのお力を持つカミサマなんですか‼️
ってコトですよ。。。




暦と深い関わりがあるのが分かります⬇️




さらに、さらに




さまざまな習合を重ねて
いまの時代に受け継がれてきたのが
こちらの資料から読み取れますよ😎

(1〜10ページまでをご参照⬇️)



※室町時代に編纂されたもの





牛頭天王と蘇民将来の習合

スサノオと武塔天神の習合

牛頭天王と武塔天神の習合

そして、
牛頭天王とスサノオが習合することとなる。





視える、視えないは抜きにしても
これだけの変遷を重ねつつも、
いまもなお、牛頭天王さまのお力は
さまざまに受け継がれてきていて、


疫病を流行らす力もありながら
疫病退散のカミサマともされているワケです。









ちなみに

この祇園会というと
さまざまな地域でいまも行われているけれど、




もしや🤔



と思ったのが、こちら⬇️


成田山新勝寺さん
祇園会





この成田山祇園会ねえさんぽが
かなり記憶に深いものとなっとります🙏


『【成田山祇園会③テクテク、テクテク自然のなかで】』おはようございます!@Rico です。祇園会の続きねその①『【成田山祇園会①年に一度の◯◯◯】』おはようございます!@Rico です。先日うかがってきました成…リンクameblo.jp





成田山新勝寺さんと
牛頭天王さまとのゆかりの有無は
まだ分からないけれど、


祇園祭の執り行われる7月には、

氏子信者たちはキュウリを食べないといわれます。


八坂神社の神紋=木瓜紋が

輪切りにしたキュウリの断面と似ているために

恐れ多いということのようなのやけど、

この習わしが、平将門公のお膝もとの

下総(千葉県北部)を中心とした関東にも、

将門の家紋である九曜紋に似ているから

キュウリを食べない、という信者が存在する

と言われています。




ええっ‼️




⬆️平将門も、スサノヲそして牛頭天王と

 習合されていたってコト⁉️



(⬇︎左が九曜紋ですね^^)







この成田山との繋がりがあるのだとすると

平将門さまとの史実についても
かなり疑問が残るように思えてきたりもする。

➡️ 成田山新勝寺は平将門調伏の寺とされている件ね^^



※これは個人の解釈なのであしからず



(個人的には、
 成田山新勝寺さんにもうかがうし
 神田明神さんにもうかがいますからね。
 そこは個人の判断やと思います)







しかも興味深いことに、
習合のいろいろを見ていくと


牛頭天王は

医薬の守護仏である薬師如来信仰とも習合され、

牛頭天王の本地仏は薬師如来ともされている。


薬師如来は様々な薬草に知悉することを

必須とされた山伏、つまり修験道者の信仰とも

つながり、修験道の出羽三山、

その奥の院の湯殿山は牛頭天王も祭っていたと

されています🙏








いやぁ。。。




なかなか興味は尽きず





して、



次なる牛頭天王ねえさんぽの場所を

思案中でございますよグラサン







今年の丑年だからこそ、

こんな深掘りをする流れになったのかも

しれないやんね^^





※また新たな発見があったら

 続編を書くかもしれませんが

 一旦はこのへんで。









では。





いつも、ありがとう^^






@Rico 




幸せは自分のために

世界が平和であるために