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ダイヤモンドスピーチ主宰の栂安亜紀(つがやすあき)です
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昨日、６歳の次女メイを
小児科に連れて行った時のこと。
それは、私が母として
これまでにない気持ちを体験した
忘れられない1日となりました。
昨日のメイは
足にできたイボの治療の2回目でした。
液体窒素というドライアイスのようなものを
足に数秒間、ジューッとつけて治療するもの。
治療自体の痛みは強くないものの、
娘が1回目の治療で、すごく嫌がっていたので
小児科に着く前に、今回も、その治療だよと伝えずに
連れて行ったのでした....
で、事件は起きました。
イボの治療とわかるやいなや
メイ、ギャン泣き💦
いや、ギャン泣きなんてものでは済まないくらい
体を海老反りにして
病院中に響き渡るくらいの大声をだして
イヤだ〜〜！と大拒絶....
あまりの抵抗に、途中で治療を辞め
それでも娘の大泣きは治らずに
なだめるのに1時間近くかかってしまったんです😂
で私は、夜ねる前に聞いてみました。
ねぇねぇ今日の治療
そんなに痛かったの〜？って。
すると、メイから
まさかの返事が返ってきました
いや、本当はね
全然痛くなかったよ！と。
へっ！？
じゃぁ
どうしてあんなに大泣きしたの〜！？
と尋ねると、メイは続けました
だって、
ママが今日はチックン(注射のこと)じゃないよって
言ってたから
アーンとポンポン(問診のこと)だけだと思ってたんだもん。
それなのに違ったから、
イヤイヤって思ったの！
私は、ハッとしました。
メイが大泣きしていた本当の理由は
治療の痛みではなくて
ママに聞かされていたことと違う、という悲しみだったんだと....
私は胸が締め付けられるような気持ちになりました...
そして、ずっと母として悩んでいたことを
娘本人に相談してみることにしました。
でもね、最初に
今日は痛いことするんだよ、と言ったら
メイちゃん病院に来てくれないでしょ！？
ママ、どうすれば良いかな？って。
と言うと、
彼女はこんなことを言いました
うーん、
痛いことをするって最初にわかったら
メイは、ガガママ(ワガママのこと)をするとは思うけど
でもね、ちゃんと行くよ
私はその時、自分の中にあった
娘への勝手な思いこみに気がつきました。
病院に行く前に、インフルエンザの注射など
痛いことをすると知らせると
絶対に病院にいかないと言い張ると思っていた...
だからこそ、私も何も言わない。
娘も何も知らない状態で診察室に入るのが
お互いにとってベストだと思っていんです...
でも、娘は
こんなにも
こんなにも
成長していたんだね....
私は、娘への申し訳なさと
娘の成長の嬉しさとで
胸がいっぱいになってしまい
気がつけば、涙が....
頰をつたって流れてきました。
そうだったんだ、
ママが本当のことを伝えなくて
ごめんね....
そう言うと
大丈夫！メイちゃんも
いっぱい泣いて、
ガガママをしてごめんね
と慰めてくれました。
その日、ベッドで眠る我が子の小さな姿に
大きくなったんだなぁと、
より一層、愛おしく
より一層、感慨深く
こみあげてくるものがありました。
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今日もお読みいただいてありがとうございました