巣ごと撃退 | shumiのブログ

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愛犬リリーが2019年5月に三回目の出産をしました。
これが最後の子育てになると思います。
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荒川央先生がレプリコンの危険性について語るノートから

 

https://note.com/hiroshi_arakawa/n/na53814723a30

荒川央

 

一部抜粋

そもそもレプリコンワクチンはいわば「殻のないウイルス」です。そして、アルファウイルスのRNAゲノムは組換え率が高いため、RNA同士の間で組換えも起こります。そのためレプリコンワクチン接種者がRNAウイルスに感染するとレプリコンワクチンとウイルスの間で組換えが起こり、「殻」をもう一度手に入れるかもしれません。もしそうなると「完全体」の新ウイルスが誕生する恐れすらあります。

 

自己拡散型ワクチン自体は新しいコンセプトではありません。すでに1980年代後半には、オーストラリアの研究者達により自己拡散型ワクチンを用いた野生動物 (キツネ、ネズミ、ウサギ) を駆除するアプローチとして応用され始めました。この「ワクチン」とは人工的に改変された自己拡散型ウイルスです。さらにその10年後には、スペインの研究者達により、今度は在来種の野ウサギを保護するという真逆の目的で、自己拡散型人工ウイルスをワクチンとして用いるフィールドテストが行われました。これは、一匹一匹を捕まえてワクチンを打つ事などが難しい野生動物に対して、ワクチンを接種していない個体にも抗体を伝播させて接種した状態にする事を目的として行われた実験です。

この研究では、野生のウサギにワクチン (自己拡散型人工ウイルス) を接種し、目印としてマイクロチップを埋め込んで捕獲地点の近くに放ちました。その後回収されたウサギの中にはマイクロチップが無い、つまり未接種にも関わらずワクチンに対する抗体を持った個体が見つかりました。これはすなわち、その未接種のウサギが「ワクチンに感染した」事を意味します。このような自己拡散型ワクチンの野生動物に対する実験は、生態系に対する影響等への懸念から今までは無人島のような隔離された土地で行われてきました。この場合の自己拡散型ワクチンは「ワクチン」という名目にはなっていますが 実際には「人工ウイルス」です。そして従来のワクチンでは接種した個体の体内で免疫が作られるのみですが、 自己拡散型ワクチン (ウイルス型ワクチン) の場合は未接種の個体にも伝播して広がっていくのです (図2)。「ウサギにワクチンを接種して野に放つと、周りの未接種個体にもワクチンに対する抗体ができました。」こうした現象がレプリコンワクチン接種によって人間でも起こる恐れがあるのです。

 

貼り付け元  <https://note.com/hiroshi_arakawa/n/na53814723a30>