ゴールドコースト生活+子育て日記 -6ページ目

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

ここ最近、1週間が過ぎるのが異様に早い。



コレか!周りのママ達が

「子供が学校へ行きだしたらあっと言う間よ~。」

と言っていたのが今になって手に取るようにわかる。



私は一応専業主婦だし、

子供だって一人しかいないのに「忙しい、忙しい!」

なんて言ってる自体気合が足らん!

と自分で思ってみたりする。




ってか、私って相当「要領の悪い女じゃ・・・?」

と思ったりもする。





とにかく、今日は旦那をブリスベンの空港へ送って行った

後、Kaiを迎えに行き、そして一度家に戻った後、

「お友達とスクーターを乗る!」というので連れて行く。

そんなこんなでもう夕方!一日終了。




明日も体力ありあり男子Kaiは

お友達と放課後スクーターを乗る約束をしている。

明日もあっと言う間に一日が終わるに違いない。




ところで、

広場で子供達のスクーター乗りに付き合わされる

ママ達は皆オージー。

Kaiのお友達は皆オージーだから。




私にとって「日本人ママのいない井戸端会議」参加は

初めてだったから最初はちょっと緊張したけれど、

実際話をしてみると皆気さくで話やすいママ達。




その話の中でいろいろ記事にしたい事が

あるのだけれど、また今度書きたいと思う。




思えば、Kaiの学校が始まってまだ1ヶ月と少しだけれども、

Kaiだけでなく、私も「オーストラリア社会」について

自然と学ばせてもらっているような気がする。


このような機会を持たせてくれる

子供の存在に感謝、感謝!




ウチの旦那はオージーの中でも

よく子供の面倒を見るほうだと思う。




ありがたい。





最近、息子のKaiは学校で宿題を出されるけど、

日本のようなドリル式ではなく、

ノートにいろんな単語を書いた紙が貼り付けられていて

「家で自己学習してくださいね。」ってやつ。




そこでKaiの専属家庭教師「ダンナ先生」が大活躍。




今日の午後の風景。





第一時間目:英語。





上記の自己学習、「Sight word」を旦那がKaiに教えてみたものの、

小文字アルファベットがまだ完全に理解できていない様子で

あったので、(大丈夫か??)

まずは基礎に戻ってみる。




最悪な生徒&熱心な先生。↓





ゴールドコースト生活+子育て日記



コラ!ちゃんと聞きなさい!!




と私が言うと、取りあえず座る。






ゴールドコースト生活+子育て日記

しっかし、この態度、先日「校長先生賞」をもらった

生徒とは思えない。





もう一回、「コラ!何その腕!!」

と私がいうとようやくフツーに座った。






ゴールドコースト生活+子育て日記

さっきから、

「なんで正座してるの?」と疑問に思っていた。

教えたわけでもないのにKaiは時々正座をする。

日本人の血がそうさせているのか・・・?




ちなみに私は正座が大嫌い。




集中力が途絶えてきたところで「英語の授業」は終了となった。






さて、第二時間目:地学(?)






ゴールドコースト生活+子育て日記
        

ダンナ先生が丁寧にお手本を見せる。







ゴールドコースト生活+子育て日記



何をしてるかって?





ゴールドコースト生活+子育て日記

恐竜の骨、発掘中。





ゴールドコースト生活+子育て日記


これはかなり集中力が持ち、1時間程外でゴソゴソやっていた。




ちなみにコレは学校から出された「自己学習」でもなんでもない。

私と旦那がクリスマスにプレゼントした「恐竜発掘キット」。




もうちょっと学校のお勉強も頑張って欲しいところ。




私が小さい頃、親が忙しすぎて「勉強しなさい」と言われた事が

ないけど、一応ちゃんとしてたような気がする。

提出物があったから。




でもこの国では親が子供の背中を軽くでも押さないと

どーにもこーにもならなそう・・・。




ふぅ。





そして、その背中を押す係りの旦那が

また明後日から仕事でいなくなる。





ふぅ。





頑張ります。

昨日、金曜日はKaiの学校で全校集会の日。

Kaiの在籍するPrep(幼稚部?)の生徒達にとって2回目の全校集会。




日本の小学校と少し違うのは、

毎回この集会で全学年の選ばれた生徒がひとりづつ何らかの表彰をされる事。

まぁ、何と言うかいろんな分野で「よくできました賞」みたいな・・・。

Kaiの学校では「Principal's Award(校長先生賞?)」と呼ばれる。




こういうシステムは生徒にやる気を起こさせて

いいんじゃないかな?と個人的には思う。




この全校集会、基本的に生徒のすべての親御さんウェルカム。

体育館で集会が行われるが、後ろの方にちゃんと保護者用の

椅子も毎回もうけられている。




そして、自分の子供が表彰される時には

ちゃんと担任の先生が事前に連絡をくれる。

「あなたのお子さん明日表彰されるので是非来てあげてくださいねー。」みたいな。




そこで嬉しい事に、

この私もその連絡をもらった。




まさか学校へ通いだしてそうそう

「校長先生賞」がもらえるなんて!

親として大変光栄である。





さっそくカメラを用意して行って来た。






ゴールドコースト生活+子育て日記



よりによって8年前に買った

調子の良い時はすごく上手く取れる、しかし

調子の悪い時はぶれるカメラをもって行ってしまった・・・。




肝心なKaiがステージに上がったときの写真がブレブレ。

あまりのショックで「今度日本に行ったら絶対に一眼を買う!!」

と心に誓った。






ゴールドコースト生活+子育て日記

Kaiは一番右。



ちなみに舞台の上右が校長先生、左が教頭先生。

二人とも女性。やっぱりオーストラリアは女性が強い。





アップでもブレブレ・・・。涙。↓



  ゴールドコースト生活+子育て日記
ごめんね、Kai。







そして、これが表彰状↓




ゴールドコースト生活+子育て日記

校長先生賞の中でも

「やる気があって、礼儀正しい生徒で賞」という感じの賞を頂いた。





何が嬉しかったって、

Kaiがクラスで初めて、そして唯一賞をもらった生徒であった事。





今まで「ほら?ありがとうは?」

とか「ほら?こんんちはは?」と挨拶や礼儀について

しつこく言ってきたのも少しは役にたったのかもしれない。




そして、家ではブーブー私に反抗してくるKaiも

外(学校)では意外としっかりやってるんだな。

何だかホッとした。




この調子で、

KaiはKaiらしく学校生活を送ってくれると

母としてこの上なく嬉しい。




また英語ネタで失礼します。




今先ほど、キッチンの戸棚を開けて

いろいろ整理しながらキャニスター(コーヒーや紅茶を入れる容器)

に分りやすくLabel(レイベル→日:ラベル)を貼り付けようと思い、作っていた。





そこに旦那が帰ってきて、

私が何を作っているのか興味深そうにをチラ見した。




そして、紅茶の「アールグレイ」と書かれている

ラベルを見つけて一言、




「アールはOKだけど、グレイがアメリカンになってるよ。」と。




「は?」




と私が言うと、





ここではね、





「GrayじゃなくってGreyだよ。AじゃなくってEね




「Earl Grey」





ああ・・・





知らなかった。





色にまで英語と米語があるなんて・・・。

(紅茶の種類名だけではない)





オーストラリア生活9年近く気付かなかった。





こういう時、生き字引のような旦那との生活は

ある意味、特権だな(?)と感じる。





勉強になります。


今だにTAFEという政府が運営する専門学校に英語を週に一度勉強しに

行っている私。




510時間が無料で与えられているのだけれど

今学期でそれが終了する。

なので本日「これからどうするか?」についてTAFEで講習を受けてきた。




集まった殆どの人たちは勉強を続けるとの事。

私はまだいろいろ考え中。




そこで、講習会の先生(ニュージーランド人女性)

がホワイトボードを使っていろいろ説明し始めた。




生徒の中には私のように永住ビザではなく、

ビジネスビザの人たちもいた。




そこで先生がビザを説明する時に

大きな字で




「V I Z A」と書いた。




それも何度も・・・・






周りの誰も気がつかなかったようなので、

私が、「ビザのスペリングはVISA。ZではなくSだと思ってました。」

と取りあえず先生をたてる感じで指摘した。




すると先生は大きな声で、




「VISAはアメリカ英語なの!!

SじゃなくてZがイギリス英語なのよ!」




と言い放った。

※先生出身のニュージーランドもオーストラリアと同様イギリス系英語が主流である)





最後に「まぁ、基本的にどちらも使っていいけれど・・・」

と捨て台詞を吐いた。





私の記憶によると英語はZよりもむしろSを使う事の方が多い。

米語はそれをZに変えてしまう。

例えば、




英:realise 米:realize

英:advertise 米:advertize




もっと他にもあるけれど、こんな感じ。




だから、「えー、そうなん?通常と逆やん。」

と思ったけど、英語の先生がいう事なので

「そうなんやー。覚えておこう。VIZAはイギリス式ね。」

と思うことにした。




そこで家に戻ってから

旦那に尋ねてみた。

彼は超英語にうるさい。

一応外国人に英語を教える免許を持っている。




「ビザのスペリングは?」



と私が言うと、




「は?VISAやけど。」




と一言。




私が「そうやんなーー!!そうやと思っててん!」




と言いながら今日学校の先生が何度も繰り返して

「VIZAと書きまくっていた事」を旦那に話すと




「それはないやろ?どこの国でもVISAはVISAやろ?」





と思って家にあったイギリス英語の辞書を引いてみて

調べてみたけど、「VIZA」という単語など存在しなかった。

アメリカだろうがイギリスであろうがビザは「VISA」であった。




そして、一応ネットでも調べてみたけど、

「VIZA」で出てきたのはアメリカのロックグループ

の名前であった。









こんなん。↑





何やねんそれ・・・・。






先生!





やっぱり間違ってたやんかーー!!





あそこまで自信満々に言われたら生徒皆信じてしまうやんかーー!!





こういうの英語を学んでいる立場から

非常に困るねんけど・・・・。





これで、50年以上通してきた先生もすごい。

どこから見てもネイティブやのに・・・。