ゴールドコースト生活+子育て日記 -5ページ目

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

昨日の続きです。




もともと義母とボーイフレンド(彼氏)のジョンは

音楽関係で知り合った。




義母はピアノとクラリネットをたしなむ。

ジョンは主にサキソフォーン(サックス)、その他楽器全般。

そして彼は義母のクラリネットの先生でもあった。




そして毎週木曜日は演奏会。

義母はジョンと恋仲になってから彼をいつも

演奏会会場へ車で送り迎えしていた。




義母曰く、

「私は一生懸命尽くしたわ。なのになぜ・・・??(捨てられたの?)」





「尽くす女」これは本当にそうだったのか

「自称・尽くす女(オージーに多い?)」であったのか

それは不明。ただ、義母は、ただただ悲劇のヒロインであった。





義母の話では

「付き合って1ヶ月後にジョンは一緒に住もうと言ってきたわ。

だけど、私は断ったの。

だって、一人暮らしが長かったし、家具もすべてそろってたし、

お互いに独立しながらそれぞれの家を行き来するのが一番

だと思ったのよ。」




そして、話は続く・・・





「それにその時、ジョンは僕に何かあったらすべては君のものだからね。

なんて言うんですもの。それは付き合って1ヶ月だった私には荷が重過ぎたわ。

だって、彼には相続関係で娘さんもいるし・・・。」





ジョンはおよそ3年前に奥さんを病気で亡くし、

以来一人暮らしをしている。

義母とつきあい始めてからは現在で2年半。




そりゃ、つきあって1ヶ月そこらで「一緒に住もう」

なんてちょっと急かしすぎだけど、

もしかすると相当寂しかったのかな?とも思う。

(私だったら旦那が私の死後すぐにこんなセリフを別の女に言うなんて嫌だけど・・・)





しかし、義母の気持ちもわかる。





そして義母の話は今度は

ジョンの悪口に変わっていった。




ジョンがどれだけどケチだったかとか・・・・

まー、それは出てくるわ、出てくるわ・・・・。





散々ジョンの悪口を言っておいて、

最後は「でもね、好きだったのよ・・・夜も良く眠れないわ・・・」と。

70歳近くの義母がなぜか失恋した20代女子に見えた。(外見ではなく内面





そんなこんなで

途中、義母は何度も同じ事を言いながら(さっきも聞きましたよ!ってやつ)

2時間はあっと言う間に過ぎていった。





そして、その夜

家を仕事で留守にしている旦那と電話で話した。

もちろん義母の事も!





旦那は「あー、なんとなく父さんから聞いたよ!その話。」






はやっ!





こういう所、旦那の家族の連絡網はすごい。





義母と義父は別居して25年以上が経つが

今だに週末は一緒にランチを食べたり、

家族の集まりには一緒に登場する。

ただ、一緒に住むのが無理なだけ。すぐに喧嘩になるから。




かと言って、仲が良いというわけでもない。

ただ、時々お互いが話し相手になったり・・・そんな感じ。




義母は付き合った当時からジョンの事を

いろいろ義父に相談したり、話を聞いてもらったりしてたようだ。(旦那談)





「父さんが言ってたよ。

母さんが別れたい、別れたいと言ってジョンに冷たくしてたって。

ジョンが(年寄りの為)面倒くさいとかいろいろ父さんに言ってたみたいだよ。」





私、「は?」





それって、義母から聞いた話とは違う・・・・。





はて?もしかして???




ジョンは義母の冷たい態度に我慢できなくなって

あてつけに、満面の笑顔で

「君にいいニュースがあるんだよ・・・・」って言ったのでは?





「別れてやるよ?どう?嬉しいだろ?」





みたいなノリだったのでは??





冷たくされた80歳の爺さん、最後の復讐?




少なくとも、旦那は「きっとそんな事に違いない。」

と言っていた。





そして最後に旦那は「ジョン、よくやった!」





となぜか自分の母親を捨てた男の肩を持っていた。





なんで?と私が聞くと




「母さんとは誰でも無理だよ。ジョンは別れて正解だよ。ははは!」




と笑いながら言った。





相変わらずこの客観的なものの見方が旦那らしい。





しっかし、




こんな風に我が息子に言われる義母は

むしろ「ジョンに捨てられた事」より気の毒に思える。




まぁ、




物事は一方からだとよく見えない。

真実の為には別の角度からも探ってみる必要がある。




という事を

今回の「捨てられた義母」事件で学んだ。




とにかく、

80歳を超えても、別の女性(ロレーン・歳の頃は義母と同じ)

を見つけるジョン・・・・・。すごいな。




いくつになっても「恋心を忘れない」

歳を重ねる程、一見面倒くさそうだけど、

案外こんな情熱が若くいられる秘訣なのかも・・・・?





義母にも早く、

「ときめく茶飲み爺さ・・・男子」が現れますように・・・。






ちょっと前の記事にも書いたけど、

近頃の私と義母の関係はそこそこ順調。




そんな義母との仲も最初は本当にいろいろあったけど、

一度「この人はこーいう人」と認めてしまえば

案外あっさりと事は運ぶものだと、数年もかかって

ようやくお互いが理解できたようなきがする。




さて、今日は朝から私が仕事の日だった。

旦那が留守の為、Kaiは義母に預ける事になった。




義母が朝早くからKaiを迎えに家まで

やってきてくれた。




私も朝からバタバタしていて

お互い会話という会話ができなかったけど、

そんな中で一言、義母が




「ねぇ、Setta、聞いて!





私、ボーイフレンドのジョン(仮名)

に捨てられたのよ!!」

(英:John dumped me!!)




と。その顔は半分怒り、半分悲しみに満ち溢れていた。





以前どこかで記事に登場した義母(67歳)の

ボーイフレンドのジョン(80歳)。




※ちなみに、日本ではボーイフレンドは「男友達」

 という意味かもしれないけど、英語ではれっきとした「彼氏」

 という意味。それがたとえ爺さんでも・・・・。





最近、旦那側の家族の集まりにてっきり顔を見せないと思っていたら

別れたんだ・・・。

ってか捨てられた???

それも80歳の老爺に????




と私はとっさに思った。





そして、義母は続けてこう言った。




「先週の木曜日の夜に彼を家に送っていったら(彼が高齢の為義母が運転担当)

彼がちょっとウチでお茶でもしていかない?というから家に上がったら

彼が笑顔でこういったの・・・・。





君に良いニュースがあるんだよ!





2週間後にね、






ロレーン(女性の名前)がここで一緒に僕と

暮らす事になったんだ!と。」





義母の顔が怒りに変わっていくのが見えた。





へ??




別の女がいたの??

あの80歳の老爺に???(しつこい)




と私はびっくりしたけど、

とりあえず私は仕事にいかなきゃいけなかったので

Kaiと義母に別れを告げた。




しかし、その数時間後に

義母がKaiを家に送り届けてくれた時、





我が家で

義母による約2時間にもおよぶ「恋話」が始まった。





つづく。


時々「健康志向」になる事がCool(かっこいい)だと思っている私。





先日初めてスーパーでWholemealスパゲティを買ってみた。

繊維が豊富で通常のスパゲティの3倍も入ってるとの事であった。

ここが惹かれポイント。

あと色が茶色いのも「精白してませんよー」的でヘルシー度高し。





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SAN REMO(サン・レモ)という会社のやつだけど、

ここのパスタ類はそこそこいける。

普通のスパゲティをはじめ、

前回ほうれん草のフィットチーネを買ったらおいしかったから。





だから「ハズレるわけはあるまい」的に買った。

その夜にこのスパゲティで「カルボナーラ」を作ることにした。





しっかし、ゆで時間「13分」と書いてあるにもかかわらず、

時間になっても全然やわらかくならない。

3、4分多めにゆでてみたけどまだなんだか固い。

ガシガシする。




でも「きっとソースを絡めればもうちょっとやわらかくなるだろう」

と思った。




後でとんでもない間違いと気付く。

味見してみたら「まっず!!!!」

史上最高にまずい!!

こんなスパゲティは店頭に置いてはいけない!

と思ったくらい。




旦那とKaiには申し訳なかったけど、夕食として出した。





二人の感想;




「カードボード(日本:ダンボール)を食べてるみたいだね。」






そして、「繊維普通のスパゲティの3倍!」

に惹かれた私は、





「こんな事なら3倍の量の普通のスパゲティを食べる。」




と心に誓った。





オース在住の皆さん、健康志向も良いですが

このスパゲティだけはどうかと思います。

お気をつけ下さいませ。





前回の記事でも触れたけど、

最近オージーママ達との交流がちょくちょくある。



朝、息子を学校に送っていく時も

クラスルームの前で何人かの

息子のお友達ママ達に遭遇する。




もちろんお互いに挨拶する。




「Hello」とか「Hi」とか「Good morning」とか。




でもさらにお近づきになるには

相手の名前を呼ぶこと。




私のように国際結婚をしている人は

もうとっくに気付いていると思うけど、

こちらの人は相手の名前をちゃんと覚えて

しょちゅう呼んでくれる。




例えば、「Hello, Setta!」とか「Good mornig, Setta!」とか。

その他にも「Thank you , Setta」とか「Sorry, Setta」とか。





見逃しがちだけど、西洋社会で「相手の名前を覚えて呼ぶ」

という事はとっても大切。





そんな簡単な事でお互いに随分親近感が沸く。






ちなみに日本語だと「○○ちゃん、おはよう!」

と大抵名前が先に来るけど、英語の場合は後。





ところで、

ちょっと嬉しかった事は

私の「日本語で発音の難しい名前」を

交流のあるオージーママ達はすぐに覚えてくれた事!




逆にちょっと寂しかった事は

5ヶ月も我が家に滞在していた日本人の女の子が

おそらく一度も私(+旦那&Kai)の名前を呼んでくれなかった事。

いつも呼びかける時は「すみません・・・」とか「あの・・・」

であった。



      ↑

※別に私達が怖かったからという理由ではない(と思う)




なんとなくよそよそしさを感じた。





とにかく、




文化の違いは多少あれど、

この「相手の名前を覚えて呼ぶ」

というのは現地の人とお近づきになりたい時にはとっても良い方法。

是非お試しあれ!





あとは笑顔も忘れずにね!