ゴールドコースト生活+子育て日記 -4ページ目

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

ちょっと前にも「歯磨き粉ネタ」を書きましたが、

今日のも若干かぶります。




さて、現在留守中のウチの旦那、

歯ブラシはいつものを持っていったものの、

歯磨き粉は携帯用を持っていったのでいつものは置いていった。




1本分の歯ブラシが無いから

歯ブラシ立てにはゆとりが生まれるはずなのに

彼の几帳面すぎる歯磨き粉のお陰で超迷惑!




以前にも書いたけど、

私は歯磨き粉のチューブを押す場所がその日によって違う。

ってか、どこを押そうかイチイチ考えない。テキトー。

しかし、旦那は正反対。絶対に下の方から絞って使う。




その几帳面さがアダとなった。




下の方から押していくと、歯磨き粉が上の方に溜まるから

こんな事になるのよ!






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ブラブラして邪魔!! 左:旦那の 右:私の





重心が上の方に来るからこーなるのよ!





あまりにも上半分が重過ぎて、

私の歯磨き粉を抜いたら

せとものでできた歯ブラシ立てがひっくり返りそうよ!





全体写真。↓





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時々、

几帳面すぎるのもどーかと思うわ・・・・。




昨日、ゴールドコーストで毎年開催される「ジャパン・フレンズデー」

というフェスティバルへ行ってきました。




旦那がいないのでKaiと二人で。

母子だけだと家に居てもあまりやることないので

できるだけ外で時間をすごそうと

会場をうろうろ4時間以上も入り浸り。




そのお陰でゴールドコースト中の知り合い又は

友達にばったりばったり会うわ会うわ・・・。




しかし、久しぶりすぎて

「あっちゃー、子供さんの名前思い出せないよー。」

と思う事しばしば。




そういう事があるので私は

久しぶりに会う人には「ウチのKaiは今年からプレップはじまったよ」

と相手も気まずくならないように自分の息子の名前を

意味もなく呼び、一応配慮してみる。




さて、お店もいろいろ出ていて

団子やら、すしやら、からあげやらをいろいろ買い食いして

Kaiと分け分けしながら楽しんだ。





昨日は外も中のステージも本当に暑くてまいった、まいった。




そんな中、Kaiはちょっと涼しげなスーパーボールすくいに挑戦!

生まれて初めての体験。




私も昔「金魚すくい」とかやった事があるけど、

すっごく楽しかったのを覚えている。金魚はすぐ死んじゃったけど・・・




やっぱりこういうのは全世界共通だと思う。

「日本のお祭りゲーム(?)はすごいな、よく考えられてるよ」と

改めて思った。Kaiもすっごく楽しんでた。





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実際はスーパーボールだけでなくいろんなものがプカプカ浮いていた。





Kaiはパワーレンジャーらしきものをらくらくすくい上げた後で

薄紙が破れてしまった。




にも関わらずプラスチックのはしっこを利用して器用に

ミニ・アヒルさんゲット。





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この方法でしつこくまだすくおうと努力していたようだけど、

横で見ていた私には若干貧乏臭く思え、

そして最後にはちょっと恥ずかしくなって

「Kai、もういいんじゃない?2つも取ったんだし。ね、もう行こうよ?」

と言った。そこで終了。




家に帰るとここでゲットしたものを

バスルームにKaiが置きに行った。




元々あったアヒルさんの隣に・・・







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いきなりベイビー誕生の図。





ところで、



フェスティバルは顔がテッカテカになるくらい暑かったけど、

久しぶりの友達に会えたり、とっても日本的なショーが

見れたりしてKaiにも日本文化に触れさせてあげる事ができた

とっても良い一日でした!

あー、楽しかった!





夫婦というものは長年一緒に過ごしていると自然に似てくる。

長いこと一緒だから似てくるのか、

最初から似たもの同士だから長年一緒に居る事ができるのか・・・

どちらかはわからないけれども、とにかくそーいうものである。




私と旦那はよく喧嘩をするものの、

価値観、道徳観、子育て観、そーいうのが良く似ている。

本当に良く似ている。

お互い違う国で生まれ育ったけれど、こーいうのって

もしかすると国境は無いのかも知れないと時々思う。




とにかくカチンとくるポイントが良く似ている。




例えば、




道でゴミをポイ捨てするヤツ。





車からタバコの吸殻をポイ捨てするヤツ。




マクド(=マクドナルド)などでテーブルの上を

散々食べ散らかしてそのまま退散するヤツ。




携帯電話で話しながら危なっかしく運転しているヤツ。

(警察に見つかれば罰金$300以上である)





子供にやりたい放題させてる親。




「そこのおじさんが怒ってくるからやめようね。」

と自分の子供に言って注意する

根本的に躾けの意味がわかっていない親。





まー、こういうのは氷山の一角だけど、

とりあえずこんな感じで常識面でもかなり

私と旦那は似ている。





だから私には旦那が「外国人」という意識が非常に低い。

言葉は一応私が歩みよって彼の言語を使って話してやってるが・・・(上から目線)

そんな事だから時々「同じ惑星」から来た宇宙人 人間じゃないか?

と思ったりなんかする。




私的には似ているのは内面だけだと思った。

だって旦那は日本の英語の教科書に出てきそうな典型的な外国人顔。

私は髪も目も真っ黒な日本人。




しかし、私の近い友達に、

「二人はなんとなく雰囲気が似てるよ。」

と言われてしまった。





ふーん。

そんなもんなのかなー?





ところで、ここ最近しょーもない事だけれども

カチンとくる事がいろいろあった。




それを電話で旦那に聞いてもらった。





いくら彼が私と根本的な考え方が似ているからと

いっても基本的に客観的に物を見る人なので

時々私とは違った意見でカチンとさせられるけど、

今回は私に賛同し、一緒にカチンときてくれた。





単純かもしれないけど、

私はこういう時に心が晴れ上がる。





そして夫婦の結束力を感じる。(ザ・おおげさ)





まー、また旦那が戻ってくれば

いろいろしょーもない喧嘩が増えるだろうけど、

こーいう時に同じ価値観を持った人間である

旦那は実にありがたい存在である。







Kaiは超がつく程の「ダディっ子」。




今、仕事で家を留守にしている旦那が来週の

水曜日に戻ってくる。




ところで、

来週の水曜日は「ダディが家に戻ってくる日」

であると共にKaiの学校のイースターパレードの日。




学校がイースター(復活際)ホリデーに入る

少し前に行われる。




子供達は学校で「チキン・ダンス」の練習に余念が無い。

Kaiはそれを披露できるこのイースターパレードを心待ちに

している。




もちろんこのパレードには子供達の家族も参加。

残念ながらウチの旦那はパレードが終わった後、

飛行機が到着するので参加できず。




だから私が一人で参加しようと思ったけど、

只今、失恋で傷心中の義母に気を紛らわせて

もらう為に声をかけて招待した。




このイースター・パレードの催し物は

水曜日の午前中が殆ど費やされる。

まず 子供達が教室でウサギの帽子を家族一緒に作る事から始まり、

その後、家族は体育館でモーニングティ。この辺がオーストラリアっぽい。

そんな感じでリラックスしたあと、子供達によるパレードが始まる。




当日はそんな感じになる予定。




Kaiは毎日「イースター・パレードまであと何回寝るの?」

と私に聞いてくる。





少し前までは「ダディが帰ってくるまであと何回寝るの?」

と聞いてきたのに・・・・。





もちろんKaiはダディが同じ日に帰ってくるのを知っている。





先日の旦那との電話でも




「ねぇ、ダディー。あと7回寝たらイースター・パレードなんだよ!!」




と言っていた。





携帯をスピーカーモードにしていたので

旦那が、「ダディが戻るのも同じ日なんだよ!」

と、てっきりKaiが喜ぶと思って彼が言っていたのを私ははっきり聞いた。




それなのにKaiは、




「うん、知ってるよ。でね、チキンダンスがね・・・・」




と、彼の期待とは裏腹にあっさりかわされてしまった。

それ以上にパレードがたまらなく楽しみな様子。





明らかに電話越しに旦那が寂しそうな感じに

しているのが想像できた。





歳とともに子供には子供の世界が出来上がって

いるんだなと改めて気付かされたと共に

旦那の事とは言え、私までちょっと寂しくなった。





いきなりですが、

「ざっくばらん」とは広辞苑によると「心中をさらけだして隠さないさま」という意味。

大阪周辺ではおばちゃん連中が時々良い意味で使ったりします。




例)あの人はざっくばらんな人やで。





ところで、




最近、毎日のように顔を合わせる

息子を通して知り合ったオージーママ達と

ますますいろんなプライベートな話まで

するようになりました。




そうそう、ざっくばらんにね。




放課後、週に2回くらいは広場に集まって

子供達はスクーターや自転車で遊ぶ。

その間、ママ達は椅子に座っておしゃべり。




以前から薄々気付いてたけど、

最近確信できたのでネタにします。

「オージーと年齢」。




少し話しがズレますが、

私はオーストラリア以外の英語圏で

北米のカナダにも住んだ事があります。




その時はカナダ人しかいないパン屋さんで

売り子として働いていました。




そこのボスは中高年なドイツ出身のおじさん。

ふとした会話の中で彼に年齢を聞いてしまいした。

すると



「Setta、いいかい?北米では年齢を人に聞いちゃいけないよ。

特に女性にはタブーだから気をつけてね。」




と釘をさされました。

他のカナダ人にも聞いてみましたが「絶対ダメだよ!常識だよ!」

と言われてなんだかドキドキしたのを覚えてます。





「やべ。これからきをつけねば。」




と思ったものです。




ところがオーストラリアにお引越しをしてから

「あれ?なんか同じ英語圏でもえらい違う??」




とオージーの年齢感覚について思い始めました。





そしてそれが決定的になったのはオージーママ達との

会話中・・・。




まず




子供の話になった時。




私ともう一人のママTは子供が一人。

ふたりして次の子供を望んでいる組。




そこで私が

「もう一人欲しいとは思うけど、なんせ年齢がね・・・」




と私。




ママT: 「何言ってんの!あなたまだまだ若いんだから大丈夫よ!」




私:「いやいや、若くないよ。だって39になったし・・・。」




ママT : 「あーら?そうなの??Settaもうちょっと若いと思ってたわ。

       でもね、私なんて今42歳で今頃人工授精始めたんだからー。」





とここで自分の年齢を自らばらすママT。





そして今度は私がまた




「旦那だってもう47歳だし、たとえ今子供ができても子供が13歳で旦那が60歳よ!」




というと、




ママT :「アラ?偶然!私の旦那も47歳よ!!」




とここでママT、自分の伴侶の年齢までバラす。




すると今度は別のママK(子供が二人いる)が会話に介入。




ママK:「そんなのまだ若い若い!うちの旦那なんて今52歳よ。

     2年前に二人目が出来たとき、彼なんて50歳だったんだから!

     まー、私は36歳だったけど・・・(という事は今は38歳)」





と、

ママK、一気に自分&伴侶の年齢をバラす。





ざっとこんな感じ。





まさしくこういうのを「ざっくばらんな会話」と言います。





こんな年齢が出てくる話は

オージーママ達だけでなく、

時々旦那の家族と話す時にも出てくる。




私が思うに、

オージーは逆に




「年齢を気にしていないから逆に気軽に口にできる。」

「年齢とは単なる生きてきた年数、数字である。」




こういう感覚なのかしら??




そうだとしたら、

私的にはこういう感覚とても好き!





自分の年齢を若く見られたいからと偽ったり、

イノセントに年齢を聞かれた時に「ムスッ」したり、

あるいは、「なんてこと聞くの!?」と攻撃的になったり、

聞かれても「それはナイショ♪」とか言ったりする人よりも

ずーっと潔い。





とにかく、私の周りのママ達は殆ど私くらいの年代

であるからか話もよく合う。





まだまだお互い知り合って数週間だけど、

オージーママからはいろいろ学ぶ事が多い。

良い意味でとにかく彼女達はパワフル。




でも、いろんな意味で、年齢の事もそうだけど、

オージーって私にとってそれ程外国人という感覚

があまりしない。(ここでは私が外国人だけど)





それは・・・・




日本と同じく、





車が右ハンドル左側通行だから?

メートル、キログラム、リットル、℃、などの単位が同じだから?

チップ制度がない国だから?





とにかく良く分らないけど、

オーストラリアって人もひっくるめてあまり外国っぽくないな

と思う在豪トータル10年目の私。