(出所:防衛省・自衛隊)

 

日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

 

 我が国を繋ぎ、護り、発展させるために、感染症対策の強化の中で、法治国家である我が国にとって、唯一の立法機関である国会での立法行為は不可欠です。選挙を通じて選ばれた国民代表としての国会議員でしかできない仕事となります。

 

4月17日(金)、午前10時から参議院本会議が開会され、国会同意人事と各委員会から報告を受けて、法案を採決しました。感染症対策のため、前回から左右の席を空けており、ボタン投票ではなく、起立採決となっています。内閣提出、衆議院から送付された5本が賛成多数で可決され、成立しました。

 

その5本とは、和牛を守り、5Gに対応し、司法を充実し、防衛力強化するための法律です。概要は後述します。

 

●防衛省設置法改正で宇宙部隊、無人機部隊を新設 サイバー防衛隊強化

 

どれも重要な法律なのですが、その中で特に、防衛省設置法改正が注目されます。

 

我が国を取り巻く安全保障環境が変化する中で、従来の陸海空の領域はもちろんですが、新領域と呼ばれる宇宙やサイバー、電磁波等にも対応していかなければなりません。そこで、自衛隊の中に、航空自衛隊の中に宇宙領域専門部隊を新設し(約20名/府中基地)、対空型無人機(グローバルホーク)運用の専門部隊を新設し(約70名/三沢基地)、共同の部隊としてサイバー防衛隊を増強し(約70名増員し約290名体制へ/市ヶ谷)、を新設しました。そして、以上に伴う内閣部局・統合幕僚監部・情報本部の体制を強化します。陸上と海上自衛隊の定員を減少させて、全体の定員は変わりません。

 

我が国の独立と主権、国民と国土を護ることは、まったなしの課題であり、宇宙やサイバー、電磁波等、新たな環境変化に機動的に対応していかなければなりません。

 

●宇宙ゴミは約2万個、人工衛星数は約4,400機 宇宙でも中露が侵出

 

「防衛白書」によると、宇宙において、宇宙ゴミ(デブリ)が急激に増加しており(約2万個)、デブリと人工衛星が衝突して衛星の機能が著しく損なわれる危険性が増大しています。また、中露等では、人工衛星(約4,400機が運用)に接近して妨害・攻撃・捕獲するキラー衛星や、衛星攻撃ミサイルなどの対衛星兵器の開発が進められていると推測されており、宇宙空間の安定的利用に対する脅威が増大しています。

https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2019/html/n31203000.html 

 

具体的に言うと、中共やロシアなどは、ミサイルの直撃により衛星を破壊するのではなく、よりスペースデブリの発生が少ない対衛星兵器(ASAT:Anti Satellite Weapon)も開発中とみられています。例えば、攻撃対象となる衛星に衛星攻撃衛星(いわゆる「キラー衛星」)を接近させ、アームで捕獲するなどして対象となる衛星の機能を奪う対衛星兵器を開発しているとみられます。この点、中共は宇宙空間において衛星の周辺で別の衛星を機動させ、キラー衛星の動きを模擬する試験を実施したほか、ロシアもキラー衛星を打ち上げたと指摘されています。また、中露は、攻撃対象となる衛星と地上局との間の通信を電波妨害装置(ジャマー)により妨害し、対象となる衛星の機能を奪う対衛星兵器などを開発しているとの指摘もあるほどです。

https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2018/html/n13401000.html#a1 

 

中共は、感染症の発生源で世界に迷惑をかけ、さらに、宇宙でも平和で安定的な利用を妨げようとしています。

 

人工衛星は、GPS衛星のような測位、弾道ミサイルの早期探知、写真等での情報収集、遠距離通信、放送、気象観測、科学研究等々、私達の生活や経済活動に不可欠な存在となっており、今後益々その役割が広範囲に深化していきます。それを特定国によって、脅威を受け、主導権を取られるとなると、我が国の安全と国益に深刻な状況をもたらすことになります。

 

●宇宙領域における自衛隊の能力強化とは 予算506億円

 

以上のような宇宙空間をめぐる状況変化の中で、宇宙空間の状況を常時継続的に監視するとともに、平時から有事までのあらゆる段階において、この分野における優位を確保しようと、今回「宇宙領域専門部隊」を新編したということです。

https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2019/html/nc010000.html 

 

宇宙領域における能力強化のために、今年度予算では、弾道ミサイル関係を除いて、506億円を計上しています。

 

①今回の法改正で宇宙領域専門部隊を府中基地に新編し(約20名)、さらに統合幕僚監部内に統合運用の指揮通信システムや装備品等の導入、維持整備の各課に対応班を新設します。

 

②宇宙空間の安定的利用を確保するための能力(223億円)

電磁波領域と連携して相手方の指揮統制・情報通信を妨げ、我が国の人工衛星の電波妨害状況を把握し、SSA衛星(宇宙設置型光学望遠鏡)を整備し、静止衛星軌道上にあるXバンド防衛通信衛星等の周辺を飛しょうするデブリや不明物体の特性を把握。米軍や国内関係機関等と連携した宇宙状況監視を行うために必要な関連器材の取得等。

 

③宇宙を利用した情報収集能力等の強化(43億円)

高感度広帯域な赤外線検知素子の研究、人工衛星を活用した警戒監視に係る調査研究、宇宙空間での2波長赤外線センサの実証研究。

 

④衛星通信の利用(137億円)

衛星通信システムの抗堪性向上、Xバンド通信衛星に対応するための装備品等の改修等、商用通信衛星回線の借り上げ、衛星通信器材の整備・維持等

 

⑤画像衛星データ等の利用(101億円)

画像解析用データの取得(超小型地球観測衛星を含む各種商用衛星等)、気象衛星情報の利用、海洋状況監視に資する衛星情報の取得

 

⑥その他の宇宙政策に関する取組(1.3億円)

米国コロラド州の米空軍基地で実施する「宇宙基礎課程」等に要員を派遣し、宇宙全般に 関する知見を習得、宇宙分野における多国間机上演習等への参加、宇宙分野における国際ルール形成の取組への参画

https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2020/yosan_20200330.pdf 

 

そして、宇宙領域専門部隊以外、詳述しませんが、対空型無人機(グローバルホーク)の三沢基地での専門部隊の発足、サイバー防衛隊の強化についても、我が国周辺の大変厳しい安全保障環境があることは言うまでもありません。

 

今後も、我が国を繋ぎ、護り、発展させるために、国民本位の政策実現に向けて、①国民の声を聴き、②関係機関に繋げ、③予算・税・法制度等を作り、そして、④国民に結果や経過を話をしていくという、民主政治の好循環の実現に全身全霊で取り組みます。

 

●4月17日に可決成立した法案の概要

 

①家畜改良増殖法改正案

和牛等の家畜人工授精用精液・受精卵の不適正な流通を防止するために、安全性や品質管理、特定指定化、行政命令新設や厳罰化等を強化。

②家畜遺伝資源不正競争防止法

知的財産である家畜遺伝資源の不正競争を防止するために、民事上の措置や刑事罰等を規定。

https://www.maff.go.jp/j/law/bill/201/index.html 

 

③電波法改正案

高速通信規格「5G」のデータ量が増えて通信が遅れるのを防ぐため、携帯電話事業者が時間帯によって空いている電波を使えるようになる等。

https://www.soumu.go.jp/menu_hourei/k_houan.html 

 

④裁判所職員定員法改正案

判事を増員し判事補や職員を減員して定員を見直して、増大し複雑化する裁判所の司法機能を強化する。

 http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/housei10_00076.html 

 

⑤防衛省設置法改正案

我が国を取り巻く大変厳しい安全保障環境の変化の中で、宇宙領域専門部隊の新設、サイバー防衛隊の増員、無人機対応部隊の新設、以上に伴う内閣部局・統合幕僚監部・情報本部の体制を強化。

https://www.mod.go.jp/j/presiding/houan/index.html 

 

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●衆議院議員静岡4区補欠選挙 ふかざわ陽一候補に投票を

 

 4月14日(火)告示、26日(日)投開票で、衆議院議員静岡4区補欠選挙が行われています。我が自民党は、望月義夫元環境相の逝去を受け、前県議のふかざわ陽一候補(43)を公認しています。

 

 静岡4区(静岡県清水区・富士宮市・旧富士川町)の有権者の皆さん、ふかざわ陽一候補への投票をお願い申し上げます。

 

 ○ふかざわ陽一候補ホームページ  https://y-fukazawa.jp/ 

 

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●中共武漢発新型コロナウイルス感染症対策 

 

中共武漢発の新型コロナウイルス感染症の国内外の感染拡大が依然続いています。政府与党では、一体となって対策に取り組んでいます。

 

⑴緊急経済対策 生活維持、雇用と事業継続のために

今回の事態を受けて、緊急経済対策を打ち出しています。詳細は以下をご覧ください。

・5本柱の補正予算案全体の概要は

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12587986516.html 

・特に、中小企業や個人事業主への支援策については

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12588216204.html 

・また、教育、科学、スポーツ、文化関係者への支援策は

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12588468401.html 

・国民一律10万円の定額給付金については

   https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12590486019.html 

・住の支援策 大家を支援して家賃減免へ

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12590672173.html 

 

⑵ 緊急事態宣言が7都県から全国へ 8割の外出自粛を

 感染が拡大している東京等の大都市部のある7都県では「緊急事態宣言」が出されましが、当該地域から移動する人がいるために、「緊急事態宣言」対象地域を全国に広げることになりました。8割の外出自粛をお願い致します。

日々の行動として、「三密」を避けて下さい。①換気の悪い密閉空間、②多くの人が密集、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離2m)での密接した会話や発声の3つの条件を避けて下さい。また、外での散歩や運動の際にも、三密に気をつけ、できる限りマスクをつけて下さい。

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000606000.pdf 

学校は、全小中高・高等専修学校は一斉休校から、4月の新年度から、地域の感染状況に合わせて、休校延長、また一部再開となっています。職場においては、出勤自粛、テレワークや休暇の取得等とともに、どうしても出勤する場合は時差通勤を要請しています。

特に、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛」について、強く促すという基本対処方針を改訂して、発表しています。

 

⑶情報提供の充実

①まずはこまめに手洗い、そして、咳エチケット。持病がある方や高齢者、妊婦の方は人込みを避けて下さい。運動・栄養・禁煙・節酒・休養・睡眠等、規則正しい生活で免疫力向上に取組んで下さい。

②発熱等の風邪の症状が出たら、学校や会社を休むこと。その際、体温を測定記録。

③風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上(高齢者や持病のある方は2日)続く、または強いだるさや息苦しさがあったら直ちに、「帰国者・接触者相談センター」に電話。

・同相談センターは、各都道府県に設置されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

④センターで相談の結果、新型の感染の疑いのある場合、 専門の「帰国者・接触者外来」が紹介されるので、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診して下さい。

  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf 

 ⑤家族で感染者が出たり、自宅待機を要請された場合は、以下を参考にして下さい。

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html 

 

⑷水際対策のさらなる強化

中共はもちろん、欧米等、感染地域からの渡航や入国を制限して、万全を期しています。帰国者・入国者はホテル等で2週間の健康観察期間を取ってもらうことになっています。

・入国拒否の誤解 「特別の事情」入国の7割が航空機乗員、3割が永住者等

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12589980404.html 

 

⑸虐待や暴力、いじめ等々、差別的言動は許されません

 今回の感染症に関連して、心の感染が問題となっています。不安感の増大から、子供への虐待、家庭内での暴力、学校や職場でのいじめ、風評被害等々、他人を傷つける差別的な言動が増加しています。合理的な根拠がない区別、差別は許されません。そこで、以上の問題について、以下で相談や問題解決に当たっています。何かあればすぐさまご連絡下さい。

 ・法務省人権擁護局 http://www.moj.go.jp/JINKEN/ ネットでも相談受付

〇みんなの人権110番 0570-003-110(平日8:30~17:15)

〇子どもの人権110番 0120-007-110(平日8:30~17:15)

〇女性の人権ホットライン 0570-070-810(平日9:00~17:15)

〇外国語人権相談ダイヤル 0570-090911(平日9:00~17:00)

 

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●赤池ブログから                         

 

海洋国家 海事振興タウンミーティングで14の決議

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12575499307.html

 

2.13日本遺産の日 第2回日本遺産推進フォーラム開催

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12574773960.html 

 

令和2(2020)年 年頭の抱負 「自省」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12564050833.html 

 

「自衛隊からの支援要請を実現させる全国地方議員の会」へ参加を

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12528703675.html 

 

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●災害支援

 

災害ボランティアを募集については、感染症対策のため中止しています。

・詳細は https://www.saigaivc.com/

 

日本赤十字社では義援金を募集しています。

・詳細は http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

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●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

●赤池まさあき後援会入会案内

 

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