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秋の日の 夕陽は 何故 こんなにも 暖かいのでしょう 秋の日の 夕焼けは 何故 こんなにも 優しいのでしょう 静かに 耳を澄ませば 遥か彼方の丘の上から 晩鐘の音(ね)が聴えてきます 静かに 瞼をとじれば あの森の 燃えるような紅葉の中に 包まれています 何故か 哀しくて 何故か 寂しくて 今日も 逢いに来ました あなたの あたたかな優しさに 抱(いだ)かれて あなたの あたたかな光に 包まれて 今日の日への 感謝の心と 明日の日への 平和への願いを 心静かに 祈りましょう 世界中に 平和が訪れますように 心穏やかにかに 祈りましょう
残暑さそう 夏を惜しむよに鳴く 蝉時雨の儚さよ 1人ポツンと 駐車場に取り残された紗智 このまま消えて終いたいと思いつつ 放心状態から立ち直れないまま ふらふらと玄関に入った ゲートの前で暫く立ち止まり 零れそうな涙を抑え フロントで手続きを済ませ 化粧室の壁に顔を向けて 溢れる涙を隠していた 開幕のブザーが鳴り 席に着いた 薄明かりの中 紗智の涙は また再び溢れた 久筋もの涙が 頬を伝い零れ落ちた 涙で霞んで 何も見えない中 ただ 座長の瞳だけを 見つめていた 「やっと忘れかけた頃に こんなふうに逢いに来る人…」 座長の唄う歌の中で 紗智の好きな歌の1つ 薔薇のオルゴール サングラスの奥から 煌めいて零れた 世界中でただひとつの 世界中で1番美しい宝石 紗智の胸の 心の扉の宝石箱の中には 沢山のこの宝石が いつも輝いていた 葉月の空を見つめ 思い出は永遠(とわ)に ☆短編創作小説君を叱ってしまった 完私にとって 20年以上の想い正確には16年程の 出会いの中 八年目の 大切な思い出の1つです
晩夏の湖は何故かせつなく 儚く揺れて 私は妬いていた 私達の専門誌に 君のコメントが2つ 君はただ 感想を書いただけなのに あの日の私は 執拗に君を問い詰めた どうして 何故… という哀しい瞳で 私を見つめながら Aさんご夫婦に誘って貰い 喜んで 一緒に創って貰ったと Aさんご夫妻は 私の大切なお客様 君もとても親しくしてもらい 大変嬉しく思っていた 君はただ 感想を書いただけなのに 君が 私と同じ仕事の知人のことを 誉めているように感じたからだった 君を責める二週間程前 数人のいつもの 君の友達とグループが 送迎バスで来てくれた時も 嬉しそうに挨拶をして そのシャツに サインをお願いされた 私はその時も そういうサインは禁止になっているのでと 冷たく断った 君の友達とも スナップ写真等撮り 親しく挨拶させて貰っていたのに 友達の前で 君に恥を書かせてしまった 君達が出たあと お詫の電話を入れたけれど 何度いれても繋がらなかった バスの中 友達やグループとの会話中 鞄の中の携帯呼び出し音は 聞こえなかったのだろうに 「君は私を無視して出ない」 私は無視されたと勘違いして コメントのことと合わせ 君を憎んでしまっていた あの日嬉しそうに 駐車所を駆けて来た 君を待ち伏せて爆発 君と出会って 八年目の晩夏のことだった☆続
残暑厳しい中 夏を惜しむかのように湖上に集い 秋の気配が漂う夕暮れ 一斉に帰路に向かうヨット あの夏の公演も 特別に残暑が厳しく感じた 海辺の都市街に慣れない 君が主人の送りで降りて 見送るのを待って 私は足早に君の元に 一瞬何事かと驚く君 私に逢えた喜びに溢れていた 私が君と話すのは 送り出し時の挨拶と 苛められている君を 妻と同席で 詳しい話を聞いた時だけだった 私の険しい眼差しに 輝いていた君の瞳が 訝しげに光をおとした あのTシャツはどこで作ったの 私のところでも トレーナー等その他色々 グッズなど制作している 無断でそう言うことをしては困る 私は語気を強めて 怒りを込めて君を叱った 勿論私は 君の答えもいきさつも 全て解っていて君に聞いていた シャツを創る事も Aさんご夫婦に聞いて了解していた
別れの日は いつも辛い 君はいつも薔薇の花束を 創って来てくれ 私は君の好きな歌を贈る 落とさないように しっかりと受けとり ありがとうと 顔を近づけて囁く 涙で濡れた瞳で 私を見つめて すぐに 俯いた 睫毛が濡れて 儚く揺れていた 薔薇の花束を 胸に抱き 私は唄う 「ほんの 短い夢でも とても幸せだった 逢えて ほんとによかった だけど 帰る貴女 泣かないと 誓ったけれど それは 無理な 事だと知った…」 ………… ………… …何度も悲しい別れをして いつか本当の 別れが来るのですね… 君の手紙を想いながら 私は唄う ………… ………… 「 ……儚いだけの 恋唄………」 ………… …………
あれは20年程前 初秋が漂う八月 彩づく銀杏並木の劇場 お客様と同席中 君も馴染みの喫茶店で 偶然出逢った チャイムとともに 扉を開け入って来た君 一瞬驚いたきみと私 狭い部屋のドアのすぐ側 私達の2つ前のテーブルで 時折私達を見ながら 平静をよそおって サンドウッチと トマトジュースをはこんでいた レジを済ませお客様を送り 君の横カウン―前を横切り 私は振り返った 私を見ていた君に いつものように手を振った マスターだけが見ている中 何故か秘めやかにかわす 予想外の私の行動に 驚いて 君は嬉しそうに 手を振り返えした 開幕は午後から 私は 君の好きな歌の演目を入れた
静寂なる 湖畔の夜明け前 小鳥の囀りも聴こえず ほのかに暗い蒼い刻を 静かに開くように 山間から雄大に 燃え拡がる朝焼け 悠久の時を刻みつつ 深き緋色の太陽 薄明の山間を燃え染め 神々しき光纏いて 厳かに昇りはじめし 虹色に染まりて 水面(みなも)を繋ぐ 一筋の煌めく神秘なる黄金の光 遥か遠い紀元前ギリシア神話 アポロンの神へと 憧憬の思いを馳せし
YouTubeさんよりお借り致しております 湖岸を沿いて 流れくる 夕暮れの車窓からは 日の名残りの 残暑も 蝉の声もなく 葉月の湖畔は 一艘のボートの影もなく ただ静かに波が揺蕩う あの砂浜に残した 二人の足跡も 遠い日の思い出ショパン.夜想曲第2番*暦の上では8月7日が立秋ですね。
YouTubeさんよりお借り致しております ジェラシー ……… 何故に 愚かな心 ジェラシー ……… 何故に 哀しき想い 真白き カサブランカ 永遠(とわ)に 耀きてと 微笑みて揺れる かすみ草 ………… ………… ジェラシー 何故に 愚かな心 ジェラシー 何故に 儚き想い 遠い あなたを e´ternite´ 守り続けたい ………… …………
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☆YouTubeさんよりお借り致しております 深い絶望と哀しみの淵を あてどなくさまよふ 何も見えない なにも聴こえない 私の心は閉ざされたまま ふと見上げれば 樹々の梢から いく筋もの優し光 慈しみを湛え私招く 明るく光耀く 暖かな路へと あなたの優しい光にいだかれ あなたの暖かい光に導かれ 窓辺に零れる 柔らかな月の光 あなたの好きな 白い薔薇の花1輪 私の胸にかほりて …………… …………… ☆月光☆(内、第一楽章に寄せて)
☆YouTubeさんよりお借り致しております あれは遠い 幻だったのだろうか ………… まだ夜明け前 蒼い刻が ほのかに 薔薇色に変わる時 浅い眠りから 目覚めた私は 霧深き 丘の森から 流れくる 甘やかな調べに 心躍らせ 何時しか 森を彷徨っていた 柔らかな 霧のヴェールに 包まれて眠る森 木立を優しく 纏うような 白い花ばな やがて シルクのような 花びらを 静やかに秘めやかに ひとひら ひとひらと 花開き 囁くように 震えるように 純白の吐息を放ちながら 花の精は目覚める 可憐にそして 淑やかに 朝霧に煌めいて 漂うかおり 白い 妖精の舞い …………… …………… いつの間にか 私の瞼に ひとひらの 白いはなびら 甘いかほりの中で 私は 微睡んでいた あの森の妖精達に また逢えるのだろうか …………… 霧深き丘の森は 純白にかほりて 柔らかな 霧のヴェールに包まれ 遥か遠く 今も静かに眠る ……………… …………………
微睡みのなか遥か遠い鐘の音に私は目覚める…………窓辺に舞い散るマロニエは柔らかな午後の陽射の中で時を刻む古城へと続く色ずくマロニエの並木眩しい光の旋律の煌めきも丘へと渡る樹々や野花のかほり苔むした土のにほいもあの頃のまま……………………今逢いに来ました遥か遠い時空を越へて……………………
☆YouTubeさんよりお借り致しております 黄金色に耀く夕陽に 導かれ 燃ゆる紅葉に 抱(いだ)かれて 私は眠る ………… ………… ショパン夜想曲20 ………… 懐かしい 優しさに誘(いざな)われ あなたのもとへ ………… …………