恋愛小説家 -61ページ目

Is this seat taken?

恋愛小説家

 

そうやって無意識に見せる

寂しげな横顔が罪作り

 

とりあえず

お茶でも淹れるから

ゆっくり話を聴かせてちょうだい

 

あなたの隣りの席が空くのを

いつも誰かが狙っているんでしょう?

そこで一つご相談ですが

その席、予約しておけるのかしら

 

いい歳した大人

面白いぐらい、あなたといると自然です。

格好つける必要がないけれど

どこまでも、だらしなくなるということもなく。

 

ふと思ったのですが、

人は要らないものをたくさん抱えて生きていますよね。

だけど自然になれる相手といると

無駄だった物事に気づき手放すことができる。

 

するとだんだん身軽になって、

思うまま生きる術を知っていた

「こども」へ戻っていく気がするのです。

 

いい歳した大人。

そのぐらいの方が、楽しいことを分け合える。

 

沈黙した映画館で

愉快なシーンには声をあげて笑いたいし、

道が続くならてくてく進み、気まぐれに立ち止まります。

お腹がすいたら小銭で買い食いし(中高生か!?)

しらふで猛然と鬼ごっこしてみたり

深夜の公園ブランコで全力漕ぎするとか

パンク寸前の自転車で土手を二人乗りするなど

さすがにすぐに息切れするでしょうけど、楽しそうですね。

 

でも、だてに「いい歳した大人」ではありませんから

思慮深さだけは備わっていますし

裏の裏は表、そんなウィットに富んだ会話や

いたずらしても余裕で笑いあえる関係がいい。

 

それにしても待ち合わせ場所で

顔を合わすなりハグをするというのはいいですね。

私の気持ちが分かったのでしょうか。

 

僕らの世界

恋愛小説家

 

もっともっと

大きな世界を旅したい

宝探しに出かけたい

未知の空気を感じたい

香りに深く呼吸したい

同じものを見つめたい

調和したり反発したり

互いの価値観を共有したい
 
恋愛小説家

 

明けない夜はない

闇は逃げそしてまた日は昇る

光をあつめる君の横顔が

美しすぎて言葉が出なかった

 
恋愛小説家
 

かけがえのない僕の世界は

案外君そのものなのかもね

 

めんどうくさいよ、もう

折れそうなぐらいきつく

抱きしめたっていいじゃない

 

この大きな地球の上で

僕らは本当に小さいものだから

せめて誰よりも幸福でいよう


 

随想 091231

恋愛小説家

 

人っておもしろい。

愛っておもしろい。

出逢いっておもしろい。

いろいろなことに感謝しています。

一年の終わりに、そんな気持ちでいられてよかった。

 

2009年のベストニュースは幾つまで並べてよいやら。

 

大きな病気も怪我もなく

素直に感じて 泣いて笑って 美味しく食べて

素敵な人々と一緒にものづくりに携わる機会もありました。

大切な出逢いがありました。

 

最近も一つ驚いたことがありました。

今年は東京を歩く機会が増えたのですが

見覚えのある顔とすれ違った気がしたのです。

本人だったとしたら、すごいシンクロですね

振り返ると「そんなはずない」が通用しなかった2009年。

 

年の瀬の怠けた体に追い討ちをかけるように

どういうわけか全身が時間差で筋肉痛です。

普段しない大掃除&買出しに興じたせい?

こんなところに筋肉があったんだ、という発見。

来年はもっと運動しようと決意。
 

だんだん自分の年齢が分からなくなるように

年々実感が薄れていく、年末年始とお正月。

紅白がなんとなくついているテレビ。

それでも、駆け足で落ち着いた気もするし、

お蕎麦も食べたしケーキまで食べてしまいました。

さてと。今年最後のお風呂で厄?を落とそう。

 

親愛なる皆さまへ

真心をありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつも「なかよし」でいきましょう。

 

井戸の中から空を見上げる

いつも、井戸の中から空を見上げていた
外の世界には、何があるんだろう
どんな風が吹いているかしら
花は咲いているかな どんな蜜の味がするだろう
ほかにどんな人が 生きているだろう

でも井戸の中も、割と好きで
私は自分が幸せだと思っていた
しっとりと、静かで、落ち着く 小さな井戸でも

それでも時々は、外に出たほうが良いよと
ある日 真上に上がってきた太陽が言った
ある季節の ある1日、ほんの数分だけ見える大きな星が

そして井戸の中に 光りが射すように
ハシゴがするすると下りてきた

井戸の中と 知りたい井戸の外の世界
それが今ごろつながって
行ったり来たり しても良いのだと知った

時折 外に顔を出し、空気を吸って
楽しく歌い 走って 疲れて もう十分と思って帰る
花畑の蕾を一輪だけお土産に
そしてまた静かな井戸で こそっと暮らす
気が向いたら また顔を出せる

その時は自分で決めたらいいんだよ
夜の月が笑っていた

みそか

今日は晦日。

仕事についていえば、お休みに入る頃合です。

新年を迎えるまえに、自分反省会を開催中。

 

今年の終盤に入ってから

作業量はきっとそれほどではないはずなのに

非効率的に仕事をしていた気がして、反省しています。

どうにも「ピン」とこないまま、見切り発車で走り出せず

後半にやることが「テトリス状態」になっていました。

 

でも、一段落ついて思うのは

それらは全て、自業自得だってこと。

 

落ちてくるブロックのスピードが上がっているのに

テトリス棒が降りてくるのを待っていたら

いびつに積み上げてしまったブロックのせいで

下におけるスペースが少な~い!

あ~・・・ゲームオーバーだ。

 

という状況は(わかる!?)

結局、自分の処理能力や予測が足りていないから起こること。 

あっという間に終わりそうな冬休み、どう過ごすかも自分次第。

後回しにしていたことと向き合う時間にしたいです。

大切なこともたくさん、あったよね。

 

まずは今日一日を満喫して、年を越えたいと思います。

 

一筋の光

恋愛小説家

 

砂を一掴み

宙に投げてごらん

そうすればもっと良く

光が見えるようになるよ

 

水の流れに削り取られた穴の下

神様はあらゆるところに

暮らしているらしい
 

屋根のないトラックの上

日焼けなど気にしない

屈託のない笑顔で教えてくれた君

 

硬い荷台に腰を打ち

舌をかまないように

笑って頷くのが精一杯だった

 

sum up

どんなに多くの人と出会っても

ほとんどは横を通り過ぎていくばかりだというのに

一緒のタイミングで立ち止まり

同じものを見ていた ただそれだけで

その感性、その空気、

あなたが私の鍵だと解った

 

砂に水が染み入るように

理屈も説明も役に立たない

息を呑むほど引き寄せられていく

抗いがたいその運命を信じた

 

それでもふたりは

思い出のほかに何も生み出せない

はかなさを次第に悟るようになり

ようやく清々と割り切れると思った

 

ところが今日

突然ひらめいたのは別の答えだった 

互いの手には新しいものを創りだす力がある

無いもの同士を上手く足し算してみたら

純粋な和を生み出すことができるかもしれない

 

そういう冒険ができたら楽しそうじゃないかって

 

たわわ

恋愛小説家

 

一つの枝に

どうしてこんなに、ぶら下がってるの?

重たそうだし、密集しすぎてる、みかん。

 

だけど憎めない

不恰好でも、可愛らしい。

 

きっと似ているんだ。

 

その腕に繋がって

彼に栄養を貰いながら

好きだ好きだと、たわわに実った想い。

 

重たかっただろうね、ごめんね。

 

MOTTAINAI

フランスから一時帰国中の友人と会いました。

 

チョコレート、ミルクジャム、砂糖のついたマドラーなど

彼女のセンスを感じる楽しいお土産のあれこれ。

それを持ち帰る用のエコバッグまでありました。

 

ざっくり何でも放り込めそうなエコバッグは

日本やアメリカではあまり見かけない、色と柄。

ガーデニングショップのものらしく、

選択肢は3つで、ガーベラやシクラメン、

動植物がコラージュみたいにあちこち隠れている。

 

黄色か赤か紫か。

悩んだ末に、黄色を選びました。

とても元気になれる菜の花色。ガーベラとハーブ。

見ているだけでなんだか幸せ。

 

とてももったいないから、思い切り使ってあげます。

 

もったいない!と、取っておいたら

必要な時期も、見ごろも食べごろもみんな旬を逃してしまいます。

とっておきの上等な洋服だって、着なければたんすの肥やしで

いざというとき流行おくれになっています。

 

胸に秘めた思いやら

楽しい予感があるなら、あえて表に引っ張り出す。

たまには思い切りフル回転させたほうが

いいこともある、そんな気がしています。