いいね＆フォローして下さった読者の皆様
本当にありがとうございます
大変励みになります
さてさて
シェルターに移住してから
約3か月後
公営住宅の空きが見つかり
隣の隣の町へ
スーツケースと
ゴミ袋に入った荷物を持って
お引越し
シングルマザーのサポートプログラムは
面接やテスト
更に、空きがないと参加できない
申込書だけを出して
連絡を待つ
引っ越しって
家具も何も持っていないのに
どうするの？
ベッドは？
お金もないのに？
家具や台所用品はね
教会の人が
引っ越しの日に
公営住宅のアパートを見に来て
その日のうちに
必要な物を全部揃えて持ってきてくれた
本当に有難い
もうね。
シェルターに行ってからと言うもの
他人に助けられることばかり
最初はね
プライドが傷ついたよ
何で私
こんなに惨めなんだろうって
素敵な一軒家に住んでたのに
アンティーク家具揃えてたのに
ホールフーズでお買い物してたのに
どうして施しを受けてるんだろう
行くところ行くところで
自分がどうしてこうなったかを尋ねられる
助けを受けるために
説明を求められる
説明する度に涙が出て
体が震えた
でもいつしか
時間と共に心も癒えて来て
慣れて来て
不必要なプライドは捨てた
今では純粋に
感謝しかない
そして、自分も与える立場になりたい
人生を好転させる手伝いをしたい
子供は幼稚園へ入学し
私は
生活保護を受けながら
シングルマザーのプログラムからの
連絡を待った
一ヶ月程で
説明会に呼ばれ
英語のテストを受けた
忘れもしない
40度近い
じっとしてても汗が流れる
猛暑の日だった
後日数学のテストを受けた
それから冬が来て
面接に呼ばれ
3人の人と面接をした
忘れもしない
酷い風邪を引いていて高熱があり
電話で予め
面接に
この状態で行っても良いか
確認した
熱があっても
這ってでも
意地でも
このプログラムに入りたかった
ここでも
話をする度に、涙が止まらない
一人のカウンセラー兼面接官に
この人には淡々と
あった出来事を話した
この人は淡々と
感情を揺さぶらず
訊ねてきたので
長い過去13年を
一通り話し終ると
彼女は
で？
じゃあ、貴方の話を聞かせて
はっとした (グーッ！ by としちゃん)
自分の話をしてたつもりだったのに
ストーリーには
自分がいなかった
続く。。。
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