昨年12月の前回の記事では「2回目」でしたが、年が明けた今回は4回目のP4match戦を開催しました。

あれ?3回目は?と思われるかもしれませんが、3回目はクラブ内の内輪の交流戦でしたので、こちらに書きましたので、このブログでは1回、話が飛んでいます。

 

いままでSAB級・BC級・交流戦とやってきて、クラブの新しもの好きの方に参加者は少数ながらレーティングの数字も定まってきてP4matchの自動手合もうまく機能するようになったかな?と見計らい、いちどランクフリー(どの棋力ランクの方でも参加できる)で番狂わせを期待しての早指し戦をやってみたらと、1月24日の例会で早指しのオープン戦を企画しました。

 

早指しといっても、どの程度の持ち時間が適切か?という点がよく分かっていなかったため、とりあえず持ち時間10分・ボーナス20秒のフィッシャールールとしてみました。以下のように考えたのです。

・将棋ウォーズの10分切れ負けよりは終盤が荒れないようにしたい

・毎年2月に愛知県支部連合会が開催している早指しトーナメントでは15分切れを採用している(

・時計に慣れない中級〜初級クラスの方のために、あまり慌てることのないようにボーナスタイムは10秒より増やしたい

・・・級位者も含めたアマチュアの対戦で、いきなりアベマトーナメントのような極端な早指し(持ち時間5分・ボーナス5秒)は無茶だろうと、この程度にしてみました。せっかく大会用に購入した時計の機能を一通り使ってみたかったこともあります。

 

今回はクラブ会員3名・一般参加3名の計6名のP4match戦となりました。A級〜E級までの、かなり棋力の幅広いリーグとなりました。

さすがに4回目ともなるとP4matchを使った運営にも慣れてきて、今回は運営上のトラブルはなくスムーズに開催できたのですが・・・残念ながら番狂わせは起こせませんでした。

 

見ていると、みんな将棋ウォーズのようなもっと厳しい早指しに慣れているせいか、10分の持ち時間を使い切ることが少なく、持ち時間を10分以上残して(1手20秒以内のペースのまま指し続け)終局となる対局が目立ちました。・・・与えられた持ち時間に合わせて柔軟に時間を使うのって、意外に難しいようです。でもというか、やはりというか、棋力高めの方はしっかり与えられた時間を使っていました。

2、3人の方にコメントをいただいたのですが、早指しに自信のある人は「もっと時間が短くていい」・どちらかというと時間を使う対局のほうが得意な人は「割と時間が使えて良かった」とのことでした。

開催者としては「早指し戦」の面白さを引き出すのに、どの程度の時間設定が適切か?というのは興味あるテーマです。今回は時間短縮希望派のほうが多い印象でしたので、次はボーナス10秒くらいでもう少し持ち時間が削られやすいルールにしてみようか?と考えています。また棋力ランク別のリーグにして、ランクによって持ち時間を変えるのも良いかな? 参加者の意見を聞きながら、模索していこうと思っています。

 

 

10月の記事では、P4matchシステムによる、またおおぶ将棋クラブとして初めてのオープン大会(おおぶ将棋クラブ会員でない一般の方も参加できる大会)を開催したことを書きました。ただ、前回は「オープン」といいながら実際の参加者は全員がおおぶ将棋クラブの会員でした。なんとかクラブ外の方にも参加してもらえないかと、その後も懲りずにミニ大会の企画を告知してきました。

 

11月23日には「おおぶP4match将棋オープン 入門〜初級の方限定」を告知。このときはP4matchでいうD級〜E級の方に限定しての募集でした。ちなみにランクの目安はこうなってます。(数値はP4matchのレーティングポイント値)

  S級    ~1950(2100):道場やネット対局の認定で四段以上。
  A級 1949~1650(1800):道場やネット対局の認定で二段〜四段。
  B級 1649~1350(1500):道場やネット対局の認定で2級〜初段。
  C級 1349~1050(1200):中級クラス。相手が8枚落ち(飛角銀桂香がない)ならほぼ勝てる。
  D級 1049~650(900):初級クラス。1手詰めを見逃さずに詰ませることができる。
  E級  649~0(500):入門クラス。将棋歴1年未満。

このときは、念願のクラブ外からの申込みをいただいたのですが、3連休の中日!という開催者の日程センスの悪さゆえか、申込みいただけたのがこの一般の子1名のみ。このときは大会が成立しないので中止とし、事情を説明して当日は通常のおおぶ将棋クラブの例会に一日会員として参加していただきました。

 

…ということで2回目は流れてしまったのですが、懲りずに12月20日に「おおぶP4match将棋オープン SAB級」を企画。2ヶ月以上前に告知したものの、なかなか最初の1名の方以降に続く申し込みが無いなぁと思っていたところ、大会6日前にA級に属する方から「申込みできない」と苦情を受けました。確認したところ、大会の趣旨と違いB級・C級の人しか申し込めないように設定されていることに気づきました。大会設定のときはパソコン画面を指差し確認して万全のつもりだったはずが・・・大失態です。P4matchでは一旦申し込んだ人にとっての不利益を防ぐため、いちど公開された大会要項は主催者が勝手に変更できません。大会の設定に誤りがあること・翌日中には修正することをクラブWebページに告知するとともにXやThreadsなどのSNSを通じてアナウンス。P4matchさんに事情説明して大会要項の設定をシステム管理者権限で修正していただきました。翌日、訂正されたことを確認し改めて告知。正常に参加申込できるようになったのは大会の5日前というドタバタでした。

 

申込みページを見て「よし、申し込んでみるか」と意を決してボタンを押してみたのに「アレ?申し込めないじゃん・・・何だこれ?? もうヤメた!!」となってしまった方々、大変申し訳ありませんでした

 

12名の定員に対し前日までに申し込みいただけた方は2名。このままではまた流れてしまう・・・と自分の間抜けさを呪っていたのですが、大会当日の朝〜13:10までの間(大会の受付開始は13:15〜)にクラブ会員1名・非会員3名の追加申込みをいただき、計6名の参加いただけることとなり、当日はぶじ、開催の運びとなりました。申込みができるようになるまで直前まで待っていてくだった参加者さんには感謝しかありません。

 

↓3回戦目(決勝)のようすです。

優勝者は北名古屋市から来ていただいたSさんでした。P4match戦は申込みはカンタン、熱戦も楽しめて良かったです!とコメントいただきました。

大会要項の間違いをした主催者としてあまり言えた義理ではないですが、大会直前の当日の午前中にパタパタと申込みをいただけたことは意外でした。その日の気分で申し込みを決める方は意外と多いのか?・・・いや、5日前まで申し込みできない状態が続いていたので、やむをえず直前でしか申し込みできなかったから・・・?

・・・いずれにしても、開場・受付の直前5分前までの申込締切でも難なく大会運営できるのは、P4matchならではの特長でもあるなと実感することができました。次からは実感しないですむ運営に心がけたいと思います。

 

将棋を指す方でも、支部ニュース?と聞いても何のことか分からない方は圧倒的多数だと思います。

・・・何しろ460万人と言われる将棋人口のうち、日本将棋連盟の支部会員数は1.4万人ほど・・・わずか0.3%ほどに過ぎませんので。

支部ニュースとは、日本将棋連盟が年3回ほど支部会員向けに発行してくれる会報のような、14ページほどの冊子です。支部会員になるには年間4000円ほどの会費がかかるのですが、支部ニュースの配布は将棋手帳と並ぶ、支部会員特典の代表的なアイテムです。

 

この支部ニュース、毎号の最後のページに『懸賞詰将棋』というのが載ってまして、これに応募すると正解者の中から抽選で

1席 愛棋家3点セット(卓上榧二寸盤駒台つき・絹製駒袋・上扇子)・・・1名

2席 升田幸三 上扇子 新手一生 ・・・・10名

3席 扇子柄湯呑み (大山康晴)  ・・・・10名

が当たります。大府支部では過去、3回も景品を当てたツワ者がいたのですが、私はいままで当選した試しがありません。それでもめげずに(最近はGoogleフォームで申し込めるようになったので少し楽になりました)応募を続けていましたが、ようやく景品の当選者になることができました。

同封されていたお手紙によると、次号(第95号)に名前が掲載していただけるようです。

 

「入会するメリットが少ない」という厳しい評価により、おおぶ将棋クラブ会員のなかでも支部会員は最小構成の10名しか加入していただけておらず、消滅寸前です・・・

支部ニュースは地味な特典ですが、懸賞詰将棋は正解者数が200〜600名くらいのことが多く、景品を当てられる確率は意外に高い気もします。けっしてくじ運が良いほうではない私でも当選することができるのですから、通常の運をお持ちの方であれば当選のチャンスも高いと思います。

興味を持たれた方はぜひ、支部(できれば消滅寸前の大府支部への)入会をご検討いただければと思います。

 

8月の記事で大会運営システム・P4matchでお試し対局会をやってみたことを書きましたが、今回はおおぶ将棋クラブとしてはじめてクラブ会員以外も参加できるオープン形式の大会を開催しました。前回は不慣れで、参加者が集まった当日に何回も大会設定をやり直す失態続きでしたが、そのお陰で今回はやり直しもトラブルもなく、事前に大会の案内をした通りの進行でぶじ、大会を終えることができました。

 

定員は12名で設定していましたが、今回は9名の方に参加いただくことができました。「おおぶP4match将棋オープン BC級」と銘打ち、2025年9月26日(日)の午後に開催しました。P4matchならではの設定なんですが、

当日13:10 大会参加申込締め切り

  13:15 開場、受付開始

  13:30 競技ルール・注意事項の説明

  13:45 対局開始

  16:30 終了

という感じで、スムーズに進行できました。3試合予定の設定で参加者が9名だったため、5人と4人のリーグに分かれての進行となりました。

今回は持ち時間20分・切れたら1手30秒以内の秒読みで対戦いただきました。今回のBC級は級位者の中・上級という感じのクラスですが、切れ負けの試合とくらべじっくり対戦できる点は好評でした。

1回戦が終わり勝敗結果を参加者の手元のスマホで登録すると、P4matchシステムがつぎつぎに対戦相手を割り当ててくれます。

4名のリーグは全員が3対局終わった時点で順位が決まり終了。5名のリーグは決勝に残った1名の方のみ4対局することになりました。

↓5人リーグの決勝戦の様子。秒読み時間に入る熱戦でした。

結果、リーグ1(5人組)では1位が勝点5で3名、リーグ2(4人組)では1名が勝点6で1位が確定し、1位対象者は4名・ブービー賞2名となりました。

 

大会進行じたいはスムーズで良かったのですが、課題はあります。今回、はじめて"オープン"大会として開催したのですが、実際の参加者は9名すべて当クラブの会員。1.5ヶ月以上前に愛知県支部連合会の大会一覧のページにも掲載いただき、クラブ外からの参加を楽しみにしておりましたが、クラブ外からの参加はいただけず。大会に興味をもってもらうためにもっと広報を充実させなければいけないですね。

 

ところで、全国でもまだおおぶ将棋クラブでしか利用してないはずの将棋版P4match・・・と思っていたのですが、早くも東京で大会が登録されているのを発見。

P4matchの活用が盛んな卓球選手のなかに将棋ずきの方が見えたみたいで、さっそくお試し大会を開くとのこと。これからもどんどんと広がってくれると嬉しいです。

 

※本記事は、おおぶ将棋クラブWEBページ記事に一部写真を追加したもので、2025年9月14日に行われたクラブ内イベントに関するものです。

 

9月になったとはいえまだまだ蒸し暑いなか、今年は南芳一 九段を例会にお迎えし、ミニ講座と指導対局会を開催しました。去年と同じ、 おおぶ文化交流の杜(Allobu)2階の会議室での開催でした。

ミニ講座の様子

内容は二枚落ちで下手が有利になりやすい駒組の例を教えてくださいました。銀多伝の形とそのバリエーション、四間飛車風に指す要領について教えていただきました。(上手目線の解説図になってましたね。)

指導対局は定員12名の予定でしたが少し早めに進行したこともあり13名の方が受けることができました。二枚落ちで教わる方が多かったようですが、なかなか勝たせてもらえなかったようです。

最後は南九段の揮毫をいただいた色紙2枚と著書を、南九段とのじゃんけん勝負の勝者にプレゼント。参加者と南九段で記念撮影し、お開きとなりました。

南九段からは、「皆さんが対局の練習を重ねているのを感じられました」とコメントをいただくことができました。
今回もイベントを支えるために先生の送迎・色紙の寄付など、さまざまなクラブ会員たち・参加者さんのご協力をいただくことができたこと、ありがうございました。指導対局で「鬼」カードを差し出されても終始笑顔で指導してくださいました南芳一 九段、 ほんとうにありがとうございました。