後の時間
定期テスト期間中でGKトレはオフに入っています。
この間に僕はGKの県外進学の準備にかかっています。
最近、数件ですが、県外受験についてお問い合わせのE-mailをいただき
ました。(^0^)
お問い合わせいただいた方には、判る範囲でお返事しましたが、学校の先
生の中には、前例のない県外高の場合は、御家族に任せてしまわれること
もあるんですね。(^^;
結構、悩まれている親御さんもおられるようですので、今回は僕の経験を
お伝えします。
あくまでも僕の経験ですので、このとおりにいくとは限りません。
トライ&エラーは覚悟してくださいね。(^0^)
まず、希望する当該都道府県教育委員会、学区の教育委員会、進学希望
高校の総務(入試担当)に入学資格・入試要綱を確認します。
都道府県教委・進学希望高の担当の方より、高校の通学区域になる学区の
教育委員会の方が中学校に関わっているので詳細がわかります。
僕の場合は、これに加えて転校先の中学校でサッカー部員を待ち伏せして
アイスクリームを奢って引き留め、ビデオ撮影しながらインタビューしました。
今なら不審者として通報されていたかもしれません。(^^;
次に、希望する高校サッカー部で、県外受験者を探し、インタビュー。
ご両親の御連絡先も教えていただき、県外受験時のことをいろいろとおうか
がいしました。(^0^)
お預かりした大切なGKなんで、当時の僕は、もう手当たり次第って感じで
情報を集めました。(^^;
帰宅してから、調査ビデオを編集して、ご両親に報告しました。
バキッ! (xx)☆\(ーー; タンテーカ!?
さて、受験について。
県外の高校受験の場合、県外受験枠があることがあります。
県外受験枠5%の場合:定員が200名なら、県外から入学できる枠は10名
ということになります。
地元で学業優秀であっても、定員の数%の県外定員枠ではやはり不安・・・
都道府県によっては、教科書が異なるだけでなく入学試験の出題傾向も異な
ってくるからです。
この不安への準備として可能なベストの選択とは・・・中学転校。
ここよりさき「中学転校」については、ファジーな表現の部分があります。
「義務教育」・「少年」という法的な括りを考えればご理解いただけると
思います。
転校について(これは僕の地元→県外の場合です)
①地元中学校にて在学証明書の準備(転居・転校を伝える)
②転校先の役所に住民票の提出
③住民票が受理されたら転校先中学校に地元中から発行された
「在学証明書」を提出する
住民票と受験資格は非常に重要な関係があります。
都道府県教委に確認するとわかりますが、公立高校の場合、世帯主の住民票
が受験を受ける都道府県にあることが条件の所もありました。
祖父の住民票がある場所で受験OKというところもあります。
転校となると、転居先を準備する必要もあります。
転校を決める前に、転居先は調べて、決めておく方がいいです。
中学までの通学路、食事、風呂、隣人、塾までの距離など、生活に必要な情報
はできるだけ集めて、ストレスを軽くできる方向で住まいを決めた方がよいと思
います。
子供は「転校」だけで、かなりナーバスになってますから。
都道府県によっては、一年が三学期ではなく、一年が前期・後期のところもあり
ます。
この場合だと、後期に入ってから転校するより、前期(新学年四月)から通える
方がいいと思います。(環境・勉強への慣れの意味で)
あまりにも遅い時期の転校(中学三年11月以降)は、県外受験のモラルに反す
ると僕は考えます。
受験自体を失敗する可能性も高く、オススメできません。
勉強のペースが違ったり、教科書が異なる場合は、転居先で塾に行くことも考
える方がいいと思います。
あとは、勉強とサッカーを頑張って、受験を迎えるのみです。(^0^)
生活が変わるという精神的な不安があるので、転校や引越しが複雑なイベン
トのように感じるかもしれませんが、人生のほんの数日間です。
楽しみなイベントになります。(^0^)
昨夜は転校先当地の大家さんと転居時期の交渉。
短期間の賃貸契約は経営者にとってはマイナス面が多いはずですが、大家
さんの御厚意のおかげで、お話がまとまりつつあります。(^0^)
「私なんかが、おニイさんの夢のお手伝いになるなら・・」
大家さんの情けが身に沁みます。
こうやって多くの方のご協力・援助があって、子供の夢は現実へと形になっ
ていきます。
本当にありがたい!m(..)m
心から感謝しています!m(..)m
夢をあきらめた「後の時間」、夢に向かった「後の時間」
「時間」は二つの人生を比較しながら生きることを許しません。
だから「後の時間」になった時、なにが瞬間のベストだったのかは本人に
すらわからない。
親だからこそできる「心配」があるなら、親だからこそできる「応援」が
あるんじゃないかな。
ふぁっきんコーチ
ゲーム前のウォーミングアップ。
キャッチングのアップ中、ボールをつかめないU14GK。
つかめなくて、両手からボールが落ちる。
そのたびに「アッ!」・・・そしてカラダが固まる。
僕は申し訳ない気持ちでイッパイになりました。m(..)m
キャッチングにおいて「一度でつかむ」はキーファクターのひとつで、大切
なポイントには違いないです。
でも「つかめない」ことなんて、ゲーム中にいくらでもあるワケで、そこで
固まっていては、2ndシュートで失点してしまう。
つかめなくて後悔、失点してまた後悔・・・
こんなネガティブなGKでは、未来に伸びていけない。
なぜ、つかめないと固まってしまうか・・
GKコーチ(僕)に問題があると思います。
「サッカーだからな!イレギュラーはあるぞ!雨の日につかめないことなん
ていくらでもある。
ガイストのクソエクスペンシブボールなんてつかめたモンじゃない。
つかめなかったら、すぐ拾えばいいヤン!
俺なんていつもつかめないから、拾うことしか考えてないぞ!(事実(^^;)
オマエ、万札落としたら即行拾うだろ!それといっしょ!
オッと万札・・ぐらいな気持ちで拾えばいいだろ。簡単なことだぞぉ!」
もし、僕が日常からこんな言葉をかけていればつかめないことをイチイチ後
悔するGKにはなっていなかったハズ・・・(ーー;
GKプレーを映像編集していて、ある国際ゲームで下図の位置にシュートが
飛びました。
※ミゾオチの高さで、
カラダの中心から左腕側にボール一個分ずれた位置のシュート
キャッチングが未熟な間は、この位置(ミゾオチの高さ)のボールのキャッ
チングの判断が難しいです。
僕なんかいつも「オーバーハンド」でつかんでしまい
「ああクソッ!アンダーやん!」と自分にツッコミを入れながらキャッチン
グしている位置です。(^^;
この代表GKは、さすがでした。
シュートコースに足を運んで、カラダの正面で安全確実なアンダーハンドキ
ャッチ・・・
と思ったら、
ほんのわずかシュートコースにカラダを運べず、シュートはGKのカラダに
当たってホップ!
ゴールインか?!
と思われた瞬間、カバーに入ったDFの足に当たって失点は免れました。
この場面、U14GKに「どうする?」と尋ねたら「僕ならその場で足をハラ
ってオーバーハンドキャッチします」
すべての状況で「基本」が忠実に実行できれば本当に素晴らしい。
でも、イレギュラーがあるのがサッカー。
その時のGKの判断が基本技術という概念から外れていたとしても、オプシ
ョン的な技術でゴールインを許さなければ、それはファインプレーなんじゃ
ないか。
先日ブログにも書いた、オランダ代表:ファンデルサールGKの逆足踏切ダ
イビングも世界極上のオプショナルテクニックだと思います。(^0^)
ベーシックな技術とオプション的な技術
両方を一瞬の判断で使い分けるGKを育成していくためには、オプションに
なる技術が修正すべき技術なのか、それともGKのストロングポイントなの
かを見極めるコーチの眼が大切なんじゃないか・・・
言葉のかけ方、分析能力・・・
当たり前だけど、もっともっとGKを勉強しないとイカンなぁ・・・
□\(_ _ ) ハンセィ
決!フランク・ラビオGKコーチ研修会
すでにコメント欄に、こば先生@三重県GKプロジェクトから御報告が
ありましたが、
3月1日 2日
Jステップ(清水ナショナルトレーニングセンター)で開催される
U21フランス代表GKコーチ フランク・ラビオ先生の研修会
に参加できることになりました。\(^Q^)/
しっかりと学んできて、またこちらの方に報告させていただきたいと思い
ます。
この日のために、今週から来週イッパイ、仕事に超集中する覚悟をしまし
た。(*^^*ゞ
U14GK クロスへの対応
先日のU14GKトレーニング
テーマ:クロスへの対応
トピック:様々なステップからジャンプしてキャッチング
先日のAGKで行う予定だった二つ目のオーガナイズをU14GKで
行いました。
今回は「相手とのボディコンタクト」を前提としたクロスへの対応では
なく、
「相手に渡る前にブレイク(インターセプト)」という意識をもって
クロスへトライしてもらいました。
ボディコンタクトがあるケースは、もっと多くのキーファクターが必要に
なってしまい(例えばパワーのベクトル、空中でのバランス)、GKが
混乱してしまうと思ったからです。
オーガナイズ1
◆ルール
コーチからのクロスをマーカーの前でキャッチング
①ステッピングからマーカーの前で基本姿勢→キャッチング
②ステッピングからマーカーの前で片脚ジャンプしてキャッチング
◆キーファクター
①開始姿勢
②声「キーパー!」(大きさとタイミング)
③ステッピング(ボールへのアプローチ)
④踏切足
⑤ジャンプのタイミング
⑥ボールをとらえる位置
⑦カラダの正面でボールを処理
⑧安全確実なキャッチング
⑨ミスに対するリカバリー
先日、AGKで行ったトレーニングに少しリアリティを持たせるように
ニア・中央・ファーへのクロスへの対応をオーガナイズしました。
キーファクターすべてが大切なのは当然ですが、その中でよりポイントを
置くキーファクターを2点としました。
③ステッピング(ボールへのアプローチ)
⑦カラダの正面でボールを処理
この2点にフォーカスするため、本オーガナイズでは
各マーカーへのステッピング→カラダの正面でボールを処理する
ためのコーディネーションを考えてもらいました。
最初は
開始姿勢→ステッピング→基本姿勢→キャッチング
として、ジャンプはありません。
ニアのマーカーへのアプローチは「斜め前」方向になるので容易かと思い
ます。
中央・ファーへのアプローチについては、斜め後方へのクロスステップに
なります。
スタート→クロスステップ→最後の一歩で基本姿勢
となるための足の運び方・カラダの使い方は、意識しないとウマクいきま
せん。
このコーディネーションが理解できるようになってから
スタート→クロスステップ→ジャンプしてキャッチ
へ発展。
オーガナイズ2
◆ルール
コーチからのクロスを、どの位置でキャッチするかを「声」でしめしてから
スタート→ジャンプしてキャッチング
例えば、オレンジマーカーと緑マーカーの間のスペース(図では緑スペース)
でキャッチする時
開始姿勢→「緑!」と声を出す→スタート→ジャンプしてキャッチ
◆キーファクター
①開始姿勢
②声「キーパー!」(大きさとタイミング)
③ステッピング(ボールへのアプローチ)
④踏切足
⑤ジャンプのタイミング
⑥ボールをとらえる位置
⑦カラダの正面でボールを処理
⑧安全確実なキャッチング
⑨ミスに対するリカバリー
◆発展
1:コーチの手によるスローからのクロスへ対応
2:キックされるクロス
3:長距離からキックされるクロス
4:つかむか、はじくか
この「オーガナイズ2」では「オーガナイズ1」でフォーカスしたキーファ
クター(③⑦)に加えて、
自分がキャッチできるポイント(クロスの軌道)を判断し
⑤ジャンプのタイミング ⑥ボールをとらえる位置
にフォーカスするトレーニングとしました。
クロスに対してGKがゴールを空ける時は「キーパー!」と声を出すと同時
にスタートするのは基本です。
※スタートをきってから「キーパー!」と声を出しても、DFがゴール
をカバーできません。
スタート直前の声「キーパー!」が理想的と考えます。
この「キーパー!」の声を「色!」(自分がキャッチする位置)という声に
置き換えました。
U15・U12のクロスへの対応の中で
「キーパー!」と声を出していながら、ボールに触れない
ということがよくあります。
この現象の原因のひとつに「クロスの軌道の予測の未熟さ」があるんじゃ
ないかと僕は考えています。
本オーガナイズでは、自分がクロスに触れる場所を意識して「声」にするこ
とで、クロスの軌道の予測、確実にクロスボールに触れることをトレーニン
グ。
最終的にキャッチを成功させるためには、前述のキーファクター
⑤ジャンプのタイミング ⑥ボールをとらえる位置
が重要です。
オーガナイズを行っていくと、「キーパー!」の声を出すタイミングも変わ
ってきました。
これは、予想外の収穫!(^0^)
クロスにはさまざまなキーファクターがありますが、オーガナイズでGKが
改善・上達するためには、コーチの配球技術がものすごく大きなキーファク
ターになると思います。
右サイドからのクロスであっても、左・右の蹴り足でボールの軌道は変わり
ますから。
GKのために、コーチとして自分のキックのトレーニングもしていかない
と・・・(^^;
僕の場合、仕事を終えてからキックの稽古に行ってますが、ご近所に「壁」
がないので苦労します。(^^;
とりあえず、ゴールに向けてボールを蹴って、拾いに行って・・を繰り返し
ています。
なかなか上手くならんし・・・バキッ! (xx)☆\(ーー; ケイコガタラン!
ブーメランのようなボールがないんかな・・・
バキッ! (xx)☆\(ーー; オロカモノ!
今回、この「クロスへの対応」のテーマ(特にポジショニング)については、
武田先生@東急レイエス&ラジオキーパー
に長々と御相談にのっていただきました。
たけだ先生!本当にありがとうございました。m(..)m
あの子らをなんとかしてやりたい!
数ヶ月前、高校サッカー部監督から突然の御電話。
高校サッカー部 GKトレーニングの依頼でした。
僕のような未熟なGKコーチが、高校生GKが求めるクオリティを提供でき
るワケもなく・・・
AGK・U15GKの十分なトレーニング量が確保できていない自分の現状
をみれば、U18までは・・・
心の中で、タラタラと「できない言い訳」
失礼ながら、お返事をないがしろにして過ぎ行く時間が「依頼の事実」を
流し消し去ってくれるのを待っていました。
そして、二ヶ月が過ぎ。
僕のこの卑怯で愚かな願いは叶いませんでした。
監督さんから再度の御電話。
二ヶ月という時間をつかって依頼を謀殺しようとした僕の失礼な態度を責める
ことなく自らの想いを伝える監督さん。
「あの子らをなんとかしてやりたいんや!」
心から発する言葉には強さと重さがあります。
「一挨一拶(いちあいいっさつ)」
言葉に圧迫される僕の心が「罪悪」というもうひとつの心を産み、胸はつま
り、呼吸が苦しい。
「僕なんか役不足ですよ・・・」
「いや!必ず刺激になるはずだ!」
追い込まれた自分を解放するには、とりあえずこの電話を切るしかありません
でした。
「少し時間をください」
その夜、昼間の監督さんの言葉が僕の眠りを奪っていました。
「できない言い訳」に終始する自分を「殺してやろうか」と思うほどイヤに
なっていたから。
眠れない夜をあきらめ、どんよりと曇ったカラダで迎えた翌日。
一晩で大嫌いになった自分とイライラしながら仕事をしていた僕は職場の白く
硬い床に叩きつけられる事になりました。
「お忙しいところ、申し訳ない!」
職場に直接みえられた監督さんでした。
「あの子らをなんとかしてやりたいんや!」
グランドで四名の高校生GKと対面。
「僕は君達が望むような質をもったGKコーチじゃないかもしれない。
今回一緒にトレーニングをしてみて、僕が必要であれば連絡をください。
それと、僕の言うことやコーチングがすべて正しいとは思わないでね。
同様に君達が思うこと、言うこともすべて正しいとは限らない。
コーチと選手、立場は違うけど、上下はないんだよね。
考えていること、思うことをお互いに語ることでお互いが成長できるトレ
ーニングにしていきたいと思うんだよね。」
四名ともコーチが付いたGKトレーニングは初めてでした。
テーマはキャッチング。
ウォーミングアップで初めてのボールファミリアに四苦八苦する彼らは、
GKコーチを学びだした頃の僕そのもの。
「僕も最初はできなかったんだよね」
アッという間の1時間半。
僕にとっては、すばらしい経験と勉強になりました。
GKの皆さん、大切な時間をありがとうございました!m(..)m
ひとつだけ心残りが・・・
監督さんの圧倒的な想い、情熱が、あのサッカー部員すべてに伝わって
いるんだろうか。
すべての選手が監督の熱い想いに応えれば、高校サッカーだけでなく、これ
からの生き方そのものが変わると思うんだけど。
心が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
気づいてあげて欲しい。