爺さんの徒然日記

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遠州入門―御前崎市 ねこ塚とねずみ塚

◆昔 昔の話 今の御前崎市の岬の近くにお寺があった 

 

 

和尚は毎朝起きると見晴らしの良い寺から

きれいな海を見ることが日課になっていた 

 

ある日海を見渡した時のこと 

いつもとは違い荒れた海面に波にもまれた板のような物が浮かんでいた 

よく見ると子ねこがしがみついていて

このまま放っておけば波にのまれて命を落としかねない 

和尚は子猫を助けるように漁師に頼んだ 

漁師が連れ帰った子ねこは和尚の手の中で震えていた 

かわいそうに思った和尚は子ねこをお寺で育てることにした 

子ねこは愛情を一身に受け

いつの間にか和尚の言葉を聞き分けるほどになった 

 

 

10年ほど経ったある日 

一人の旅の僧が寺に泊まりたいと尋ねて来た 

旅の僧はその夜だけではなく次の日も寺に泊まった 

 

そんな時近くに住むねこが一緒にお伊勢参りに行こうと

寺のねこを誘いに来た 

ありがたい話だったが和尚の身に何か起こりそうな胸騒ぎがして

お伊勢参りは断った 

その日の夜遅く本堂の天井裏でものすごり物音がして和尚が目を覚ました 

今まで聞いたことの無い大きな音で気になったものの

暗闇ではどうしようもなかった 

 

夜が明けてすぐ和尚が天井裏に上がると

傷を負った二匹のねこが目に入った 

奥の方を見ると衣をまとった犬ほどの大きさのねずみが倒れていた 

衣はここ数日寺に泊まっている旅の僧がまとっていたものである 

旅の僧に化けて和尚を襲おうとしたねずみに

二匹のねこが命を懸けて挑み掛かり和尚を守ったのである 

事の次第を悟った和尚はできる限りの介抱をしたが

残念ながら二匹のねこは命を落としてしまった 

和尚は寺の近くに手厚く葬った 

 

 

一方のねずみも息絶えたので亡きがらを海に捨てることにしたが

あまりの重さのせいか途中で運ぶのを諦めて村に戻った 

その夜和尚の夢枕にねずみが現れて自分の非を詫び

今後は海の安全を守り村人の大漁のために力を尽くしたいと誓ったのである 

 

 

ねずみの亡きがらを海の守り神になって欲しいと葬ったのが

ねずみ塚と伝えられている

 

(^。^)y-.。o○

 

bye-bye  (;´Д`)

 

江戸の「ことわざ」面白講座(178)

『江戸の自然』

 

◆八十八夜の別れ霜

 

「八十八夜」は立春から数えて八十八日目をいい

五月二日ごろにあたる 

春から夏への変わり目で

「夏も近づく八十八夜」

と歌われるようにだいぶ暖かくなるが

時に最後の遅霜が降りて果樹や野菜など農作物に

被害を与えることもある 

 

かつてはこの日を目安にして

種蒔きや移植などの農作業が行われた 

 

 

特に「米」は漢字が「八十八」と分解できることから

この日に苗代作りを始めたり

また苗代に種籾をおろす神事も行われた 

 

今は品種改良が進んで色々な特性を持つ種ができ

前ほど種蒔きには気を使わなくてもよくなったが

かつては八十八夜には作物の生育状況を見極めた 

 

 

また茶摘みは八十八夜の頃を最盛期とした 

 

もっとも細長い日本の国土にあっては

寒暖差に配慮して農作業も行われた

 

 

日本人はかつて季節の移り変わりを

陰暦の立春・春分などの「二十四節季」と

節分や彼岸この八十八夜や土用・二百十日などの「雑節」

で確認して暮らしていた 

 

 

「暑さ寒さも彼岸まで」

「醤油土用に酒寒に」(醸造の適期)

「二百十日のあれじまい」(台風の終わり)

などに農村の営みが現れている

 

(^。^)y-.。o○

 

bye-bye  (; ・`д・´)

 

国民宿舎のイベント(19)

今回は「己(おのれ)書」がテーマの展示会

 

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「己書」とは能書きによれば

「己(おのれ)の書とは読んで字のごとく自分だけのオンリーワンの書です

書き方や文字書き順にとらわれることなく

自分が思うがまま自由に筆を走らせ自分の世界観楽しく表現する

新感覚の書です」とある

 

 

能書き通りいろいろな書が沢山ある

 

皿の絵付けもなかなかの物

 

木にかかれたものもある

 

これは花札かな

 

 

中々見ごたえのある展示会であった

 

(^。^)y-.。o○

 

bye-bye  (*^^*)

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