さて、2021年11月に観た映画の個人的なオススメランキングを発表します。11月は13本でした。さて、今年100本行けるのか。っていうかまた100本ぴったりに帳尻合わせる感じになりそう。
恒例ですが、この個人的なランキングのスタンスについて。ここではものすごく偉そうに色々語りますが、もちろん僕個人の一意見なので、気に入らなければ無視してくださって結構です。創作の苦しみはわかりますし、それを後から色々言うのは簡単なこと。当たり前ですが、制作者より批評家が偉いなんてことはありません。それがわかった上で、でも自分の意見を忌憚なく言わせていただいた方が、読む方には参考になるかと思うので、書いています。まぁ、言いたい放題言っているだけなんですけどね。
では、ブログトップにも書いてますが、僕の好みについて一応おさらい。
・アートよりの作品よりもエンタメ系の方が好き
・好きなジャンルはファンタジーやコメディ、ラブロマンスで、ホラーはほとんど観ない
・邦画よりも洋画、しかもハリウッドのドンパチの方が静かなものよりも好きな傾向
・☆の基準
☆☆☆☆☆(すごい面白かった!おすすめ!)
☆☆☆☆(おすすめできる。もう一度観たい!)
☆☆☆(普通に面白かった。観て損はしない)
☆☆(1000円ならまだ許すかもしれないけど)
☆(クソ映画。観終わって怒りがこみ上げるレベル)
☆0(公開する意味がわからない)
では、お待たせしました!今月のランキングいってみます!
一応一言感想コメント書いてます。
☆☆☆☆☆
1位「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」
11月のトップはこちら。いやー、本当に観て良かったと思った一作でした。ミュージカル映画、「曲はいいけど……」ってなることが結構あるのですが、今作はストーリーも何かどハマりしてしまいました。めちゃくちゃ泣いちゃったし、たくさん感情移入しました。でも人生の他の時期に観ていたら全然ハマらなかったかもしれないので、良い時期に観られたんだと思います。「RENT」よりも身近で、悩みがすごくストレートに伝わってきたのが良かったです。そして「RENT」を見直そうかなって思ったのも嬉しいところ。
☆☆☆☆
2位「アイの歌声を聴かせて」
11月最後に観た今作が2位。何かめちゃくちゃ完成度が高い!とかそういうわけじゃないんだけど、すごく設定が良かったし、登場人物が好きになれた一作でした。全然期待していなかったから、というのもあるかもしれないけど、泣かされたし、共感しました。難しい題材だったと思いますが、「少し不思議」なSF作品になっていたと思います。
3位「ゾンビ・プレジデント」
台湾発のB級ホラーコメディー映画です。国会議員がゾンビになってわちゃわちゃ、というのがもう面白いんですが、全力でくだらないことをやっていて清々しかったです。一方で、序盤の面白さが途中失速しちゃうところもあったので、色々と惜しかった作品でもありました。でもなんか「このノリが好きなやつに刺さればいい!」って開き直った感じの勢いがあったので、そういうのも含めて多分監督にとってはめちゃくちゃ面白いやつになっているんだと思います。
4位「THE MOLE(ザ・モール)」
北朝鮮の裏ビジネスに潜入したというドキュメンタリー。どこまでが本当なのか、って思うくらいヤバいところまで潜入しています。これホントに?って感じですが、そういうの抜きにしても緊張感とリアリティがめちゃくちゃすごい一作です。まあ楽しいか、って言われれば楽しくはないんですが、臨場感がすごかったし、これが本当なら重要なことを暴いているな、って思います。
5位「アレックス STRAIGHT CUT」
鬼才、ギャスパー・ノエ監督の出世作「アレックス」を時系列順に再編集したもの。見比べていないので想像でしかないですが、個人的にはこちらの方が好きだったんじゃないか、って思います。にしても出世作となったのが納得の映像の力ですね。どのシーンも暴力的で刺激的。全く好きではなかったんですが、もう☆4つあげなきゃいけないな、って思う作品でした。
☆☆☆
6位「ディア・エヴァン・ハンセン」
良い作品だと思うんだけど、しんどすぎたため評価が下がった一作です。自殺した同級生の遺族のために彼と仲良かったと嘘をついたがばっかりに話がどんどん大きくなってしまうという物語なのですが、とにかく主人公の立場がツラいんですよね。そのしんどさがダイレクトに伝わってくるんだけど、観客の方が主人公より苦しむ感じになってしまったのがキツかったです。
7位「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
期待しすぎてしまったかな、って思う感じでした。壮大さ、アクションのすごさ、ダニエル・クレイグのラストならではの演出、アナ・デ・アルマスの美しさ、と良いところもたくさんあったのですが、ひたすらにサフィンの小ささが目立ってしまってスケールが小さいな、って思ってしまいました。悪役に魅力がないとダメですね。
8位「キラージーンズ」
思いの外、社会問題にちゃんと向き合ったB級ホラー映画でした。ジーンズが人を殺すというくだらない設定ですが、上手くやっていて良かったです。一方でラストの展開の納得のいかなさみたいなのが個人的な評価を下げてしまいました。
9位「宮田バスターズ(株)大長編」
設定は面白かったんですが、少し社長の倫理観に合わないところがあったのと、トークショーがつまらなかったという記憶が強すぎて、中身はあまり覚えていません。
☆☆
10位「エターナルズ」
壮大すぎる設定のせいで、全然感情移入できない一作でした。うーん。初めてMCUでここまで外れたかな、って印象ですね。キャラクターに魅力を感じなかったし、なんだか全然ワクワクしなかったのが残念でした。
11位「映画 真・三國無双」
最初は良かったんですが、物語がさすがにバラバラすぎて失速してしまった一作でした。まあ無双を実写化するのは金額的にきつそうなので、その中では健闘した方だと思います。でもだからこそ物語頑張って欲しかったな。
12位「ボクたちはみんな大人になれなかった」
出てくる人たちが全く好きになれず。しかも「大人になれない」というような人たちよりも「汚い大人になった」人たちばかり出ている印象で嫌いな作品でした。その世代の人にはもっと刺さったのかも。
13位「自宅警備員と家事妖精」
設定が面白そうと思ったので、余計に失望が大きかったです。時代設定を2020年にした意味も全くわからなかったし、そのせいで「民泊」というソリューションが荒唐無稽になってしまっていて残念でした。
☆
該当作品なし。
☆0
該当作品なし。
暫定ランキング
☆☆☆☆☆
1位「空白」
2位「ジョゼと虎と魚たち」
3位「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」
4位「ザ・スイッチ」
6位「リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」
7位「14歳の栞」
☆☆☆☆
10位「ラーヤと龍の王国」
13位「クルエラ」
14位「アーヤと魔女」
16位「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」
18位「騙し絵の牙」
19位「ドント・ブリーズ2」
20位「ブラック・ウィドウ」
21位「ガンズ・アキンボ」
22位「エマの秘密に恋したら」
23位「アイの歌声を聴かせて」
25位「ゾンビ・プレジデント」
28位「イン・ザ・ハイツ」
29位「トゥルーノース」
30位「ノンストップ」
31位「トムとジェリー」
33位「オールド」
☆☆☆
36位「アメリカン・ユートピア」
37位「さんかく窓の外側は夜」
38位「哀愁しんでれら」
39位「ミッドナイト・ファミリー」
40位「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」
42位「野球少女」
43位「くじらびと」
46位「スタント・ウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」
47位「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
48位「21ブリッジ」
50位「サタニック・パニック」
51位「キラージーンズ」
52位「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章」
55位「ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!」
58位「殺人鬼から逃げる夜」
61位「1秒先の彼女」
62位「Mr.ノーバディ」
63位「劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 後編」
65位「ミナリ」
☆☆
66位「マスカレード・ナイト」
67位「エターナルズ」
69位「映画 真・三國無双」
70位「モンスターハンター」
71位「パーム・スプリングス」
73位「レミニセンス」
74位「モータルコンバット」
76位「スレイト」
78位「劇場版美少女戦士セーラームーン Eternal 前編」
79位「奥様は、取り扱い注意」
81位「自宅警備員と家事妖精」
83位「恋する遊園地」
84位「DAU. ナターシャ」
85位「二人小町」
☆
86位「ロン 僕のポンコツ・ボット」
87位「ヴィクトリア」
88位「夜光 ある定時制高校の物語」
☆0
89位「竜とそばかすの姫」