こんばんは
いつもブログを書くとき必ず音楽を聴きながら書いているのですが、最近ショスタコーヴィチの交響曲5番の終楽章をよく聴いています
この曲は学生の頃オケで弾いたことはあったのですが、こんなに聴くのは初めてです
最近再びドラマを見るのにハマっていてAmazonプライムでよくドラマをチェックしているのです
そこで13年ぶりに『結婚できない男』を観ていてショスタコが流れたので最近ずっと聴いています
阿部寛さん演じる桑野さんのあのオタクぶりが面白くてハマってしまいます
そして、こうしてドラマでクラシック音楽を取り上げていただけるのは本当に嬉しいですね
少しでも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知っていただきたいです
さて、本日は鈴木メソッド2巻からブラームスのワルツです
ブラームスの曲はバイオリンならではの素敵な音色を引き出してくれる素敵なものばかりです
生徒さんでもブラームスを好きで弾かれる方もいらっしゃいます
この曲は強弱の付け方、そしてテヌートスタッカートが非常に難しくなってきます
強弱は先日のブログでもカイザーの2番にて少し書きましたが、弓の速度、弓の量、そして右手人差し指の圧力のかけ方がとても大事です
そして今日お話したいのはテヌートスタッカートです
生徒さんはテヌートスタッカートには初挑戦でしたが、どんどん上手に表現できています
まずは、楽譜の〇の部分をチェックしながらBefore,Afterの動画でご覧ください
いかがでしょうか?
テヌートスタッカートで難しいのはまずスタッカートなの?テヌートなの?どっちなの?という疑問です笑
音は通常よりテヌートを意識して、次の音への接続にスタッカートを意識するような感じでしょうか?
スタッカートとは正式な意味としては分けるという意味があります
なのでいつものスタッカートの切るようなイメージではなく、音と音を分けるようなイメージで弾くことが大事です
1個1個の音を大事に包み込んであげるような…
でも、ここで難しいのがそれを意識しすぎると今度はテンポが遅くなってしまうということです
Beforeの動画でも遅くなってしまっているのが分かります
私も色々と先生から言われたことを意識しすぎてテンポが後退することが何度もありました
必ずどんなときも数えることが大事です
テヌートスタッカートとテンポを保つこと両方を意識しながら弾かなければいけません
あとは自分の音に酔いすぎないように、歌うけど冷静に
バイオリンはあれもこれもと頭に入れておかなきゃいけないことがたくさんです
最初から全てをできるように頑張るのではなく、まずは1個1個順番に解決していくのが良いです
慣れてくれば全てできるかもしれませんが、最初はまずテンポをしっかり数えながら
テンポが乱れていてはどんな練習をしても上手くいきません
指が回らないのに速いテンポで無理に弾いたり、あとはよくありがちなどんどん速くなっていくパターン
これは数えられていないことになりますから数えられていないということは自分の演奏に余裕がなく、音をしっかり聴けていないことになります
自分の音がしっかり聴けていればテンポが乱れることはありませんし、音のミスも減ります
それを習い初めから身につけておくことがとても大事です
正しい練習方法で練習しながら、1個1個ゆっくりできるようにしていきます
それでは、まだまだ大変な時期が続きそうですがレッスンは引き続きオンラインで楽しくやっていきますのでブログも是非チェックお願いします
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