【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー② | 30代派遣女性の転職活動を応援いたします!大丈夫!あきらめないで!

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34歳で派遣からの脱出を決意したのに、30社連続不合格・・・
それでも諦めず、独自のノウハウ・戦略で、6社内定、
従業員3万人の大手外資系企業に転職できた成功ポイントを
大公開します!

【うつ寸前で派遣に逆戻り、自己嫌悪の日々】


まず、転職サポートのお仕事をお休みしてすぐ
私はまた派遣社員に戻りました。

ええー?滝汗

あんた、あれだけ「派遣から6社内定で正社員に!」って豪語して、エラソーに正社員になるコツのセミナーめっちゃ開いてたやん!
(なぜか関西弁)

…ですよね。
そう突っ込みたくもなりますよね。
正直にいうと、私、心が折れていました。

せっかく正社員になった会社をやめて、仲間と一緒に、たくさんの派遣女子を正社員に送り出し、一緒に苦しんだり喜んだりしてきたつもりなのに…
いつの間にかキャパオーバー…
気づいたときにはうつの一歩手前でした。

何だか分からないけど一人になると涙が出てくる。
顔色も悪くなってくる。
常にイライラしている。



誰だって、こんな人にサポートされたくないですよね。
逆に不安しかない。
それで、一緒に運営していた仲間と相談して、一旦転職サポートから抜けることになったんです。
ただ、これだけは伝えたいのですが、私はこの仕事が、大好きでした。

転職セミナーでは、述べ800名以上の方に直接出会えて、セミナーが終わってもいつも30分以上、参加された方の悩み、思い、不安などに対して自分なりのアドバイスを伝えて、帰り際にみんなの顔がすこしだけ晴れやかになっているのを見るのが、うれしかった。

転職サポートを依頼してくれた方とは、転職活動の数カ月間、本気で向き合い、時には泣いたり笑ったりしながら応援やアドバイスをするのも楽しかった。

正社員のお仕事が決まった方が卒業される時、
喜びに満ちた表情で手を振る姿を見送りながら、
娘をお嫁に出すような少し寂しい気持ちと同時に、この仕事を誇らしく感じていた。



最初は「私なんて…」と自信なさげにいっていた人が、

「私でも、正社員になれるんだ!」
「自分の力で道を切り開くことができるんだ!」


と希望と自信をもてるお手伝いは、最高にやりがいがあるお仕事だったと、今でも思う。

でも、結果としては、様々なプレッシャーや、自分の力不足に対する無力感、継続疲労などいろんな要因で、続けることができなくなってしまった。

仲間に後を託し、引継ぎ期間が終わり、すべてが終わった後。

私自身が、派遣に戻りました。
あまりにも…挫折感で。
正社員に戻る気力も、もう湧いてこない。

途中で中途半端に辞めて、色んな方に迷惑を掛けて・・・本当に申し訳ない。
自分の弱さ。無能さ。情けなさ。
もっとたくさんの派遣女子のサポートを続けたかった。
パートナーの安達さんや、仲間にも最後まで迷惑をかけっぱなしだった。

悔しい。
私自身、これからどう生きていけばいいのかもう分からない。
そもそも、なんで正社員辞めちゃったんだろう…(今さら後悔…)



この年齢でこの先どうするねん!
この時点では、全く将来の展望見えず。


【ここからは、ギネス級の迷走っぷりをご堪能下さい】

派遣を3か月ほど続けてだんだん元気になってきたころ、
ひとつのチャレンジをしてみようと思い立ちます。

そうだ、前からやりたかった新しい仕事を、やってみよう。
私は無謀にもほぼ未経験の、「マーケティング会社」に転職しようとしたのです。

そして…

面接と、職務経歴書作成だけは上手な私(当たり前)は、「紹介予定派遣」という形でとあるマーケティング会社に採用されます。

「やった!!新しい環境で、やりたかった職種、頑張るぞー!!」

そう思って毎日、終電近くまで残業し、奮闘してみたものの、
勢いあるベンチャー起業のスピードと、
求められるマーケティングスキルのレベルの高さに全くついていけず、わずか2か月で退職します…

「やっぱりここは、経験のある人事の仕事に戻るべきなのかも…」

すっかり自信が粉々になった私は、今度は週3日だけ、派遣で人事のお仕事をすることになりました。
ここではトータル1年ほどお世話になりました。

今振り返れば、人生のリハビリにちょうどよく、またちょっとしたことでも評価頂けることが多かったので、失敗の連続で迷い子になって自己評価が3点くらいに激落ちしていた私に、次のステップに踏み出せる勇気とエネルギーを与えてもらえた環境で、本当に感謝しかありません。


【第3の道(⁼希望の光)を本屋で見つける】

とはいえ、週3日の派遣では、さすがに食べてはいけません。

転職活動をして正社員に戻るか?という選択肢は常に頭の中にありました。
でも、なんだかしっくりこない。
派遣→正社員のルートが人生を安定させると信じてこれまで転職サポートしてきたけど、年齢や経歴で不利な土俵であえてもう一度、転職活動を頑張ることが、本当に正解なのか?

と疑問が生まれます。

実際、転職サポートをする中で、何回も質問を受けたことがありました。

「あづあづさん、正社員になることが本当に正しいのでしょうか
よく考えたら、本当は私は別に正社員になりたいわけではないかも知れません。
でも、年齢や世間体や親のことを考えたら、安定した方がいいのかな、って…」



そういえば、私が派遣から正社員になった頃と比べても、世の中はかなり変わりました。

誰もが知っている超大手企業だって潰れたり、
45歳以上はリストラ対象にされたり、
退職金がでない企業が増えてきたりで、
安定してる、とはもういえないし…

今の時代に、仮に何とか正社員になれたとしても本当に報われるのだろうか…?
もうそういう時代は終わったのでは…?
そういう思いを抱えながら迷っていたある日、よく行く本屋さんである本を見つけました。




本の内容を紹介すると、これからは副業=複業の時代だと。

近い将来、正社員という雇用形態は、ほぼなくなる。
企業は一人の社員を終身雇用するような体力はすでになく
みんなが複数の仕事を持つように、ならざるを得ない。

ならば、一つの仕事に縛られず、早めに複数の収入源(パラレルインカム)をもつことが、安定になる。

例えば、転職って実はリスクが高い。
未知の転職先に「全賭け」なわけで万が一、そこがブラック企業だった場合、メンタルや健康状態を削りながらひたすら耐え忍ぶか、もう無理~!と逃げるかしかありません。

うまく馴染めればいいけど、ある意味大きなリスクがあるといえます。

でも複数の収入源(⁼仕事)があると、どうでしょうか。
今の仕事を続けながら、もう一つの収入源を作るのです。
仕事は辞めないので、リスクもありません。
(副業禁止の企業に務める正社員は気をつけるポイントが2.3ありますが…
希望があればその話は別途しますね)

仕事は続けながら、土日や平日の空いた時間に副業でまずは月1万円でも稼ぐ
それが軌道に乗りそうだったら、月3万、5万…と拡大していく。
(ちゃんと行動すれば月数万円くらいは稼ぐことは十分可能です。)



そうすることで、トータルの収入を自分の力で増やすことができる。
副業が育てば、仕事(本業)を辞めても問題なし!ということもありえる。

特殊な才能は不要です。

例えば、

・エクセルが得意な人はエクセルの資料作成を手伝ったり、
・英語が得意な人はまずは初級レベルの英訳したり、
・アクセサリー作りが趣味の人はそれをメルカリで販売したり、
・聞き上手な人は、空いた時間に「聞くだけ悩み相談」をしたり、(←こういう仕事あるんですよ)

ほんとうに何でもいいんです。



そして、例え最初は月1万円でも、

①月2.3万円レベルの副業を何個か増やしていって、月3万×3個→9万などでトータルの収入を増やす。

②やっていく中で伸びそうなモノがあればそこに集中し、月20-30万円の本業レベルにする(プチ起業)

など自分のペース、能力により複数の仕事の柱を持っておくことこそがこれからの時代、とても重要だと。
うまく行かなければまた別の柱を育てればいいんです。
だって、仕事は辞めていないのですから。

さらに、自分の力で人に喜んでもらえる成功体験をすることで、楽しいし、自己評価が上がったりで人生が充実していきます(むしろここがキモ!
これがゆくゆくは人生を経済面でも、メンタル面でも充実し、安定させていく。

…こういう内容でした。

そういえば、私が転職サポートしていた人の中でも、

「友達に教えられる位、スキーが得意」だったり、
「留学の経験があり、英語が得意」だったり、
「週末に結婚式でコーラス」をしたり、

など、自分では自覚していなくとも一芸持っている方が結構いました。



そういう自分が得意なことだったり、
初心者でも取り組みやすい副業を仕事と平行して始めれば、いいのか。

副業からスタートして、複数の収入源(パラレルインカム)という考え方に当てはめるなら、無理に正社員に戻らなくても、派遣+副業でやっていく第三の道もありなのかも。
なんだか、そっちの方がピンとくるぞ!

さらに続きます…↓

【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー①】
【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー③】
【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー④】
【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー⑤】
【5年ぶりです】ドン底からの復活ストーリー⑥】