
鹿児島県曽於市の住宅
こちらのオーナーと出会ったのは、福岡市で設計事務所をやってた頃 もう25年以上前、まだ若かった私は聞かれてもないのに「お店のデザインとは?レイアウトの考え方は?」みたいな事を話すと、それを真面目に聞いてくれてたのが監督助手をしてた彼でした。
7年前 いきなり「私のこと覚えてますか?うちのデザインをお願いできないでしょうか」って連絡もらった時は、さすがに驚きましたと同時にとても嬉しかったのをおぼえてます。
すぐに鹿児島まで車を走らせ、あの頃のまま変わっていない彼と現地で打ち合わせをし、最初のプレゼンがこれ。


それから着工までは少しの期間空きましたが、3年前に無事に完成。先日お伺いしたら、見事にイメージ通り出来上がってました。
それもその筈、彼の実家は不動産から建築、リフォームまでやってる会社でしっかり後を継いでる現役の建築人。ここは自宅兼モデルハウス(公開は限定ですが)

イメージプレゼンから基本図までをお渡しして、着工後は途中一回しか監理に行ってないのですが、デザインの意図をちゃんと考慮しながら自分のやりたいこともしっかり施工してありるのが分かり 彼と奥さんとの久しぶりの再会が、とても楽しい時間となりました。
彼との会話の中に 昔「小窓があると、覗き込みたくなるでしょ。窓の向こうの景色が気になったりしない?」って言われてたでしょ、だから「ここに小窓を付けました」と彼 川のせせらぎを感じられるところに小窓が、思わずイスに座り覗き込んでしまいました。

最初のプレゼンの時に「見たくないところは隠し、景色のいいところは借景として使いたいね」って言ってあったので、こんな塀にしました。

もう、内心『嬉しくて、涙が出そうでしたよ』
詳しくは、後日Houzzの方にも掲載させていただきます(右のパッチからお入りください)。スマホの方は見れないので、またこちらにも別投稿させていただきます。
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