本日時点で、
私が鑑賞済みで、まだブログでレビューを書いていない映画はさらに増え、
既報の『小説の神様』以外に、
2020/3/16 松竹試写にて 東銀座
『ワールドエンド』
2020/6/16 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン3 F列13席
『この世の果て、数多の終焉』(2018)
2020/6/18 キノフィルムズ試写
『15年後のラブソング』
2020/6/18 ヒューマントラストシネマ 劇場① E−13
——と、何本かたまってしまいましたが、
それらをさておいても、
何はともあれ、
真っ先に取りあげておくべきなのは、
6/13から公開中の、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』
2020/6/18 ヒューマントラストシネマ 劇場① E−13
本作の試写状は届いていたが、
日程は
4/6
4/14
4/23
5/8
5/20
——だったため、
未確認だがコロナ禍の現状では試写は中止だろうと判断。
私に届く試写状の映画って、
世間に注目されずにひっそり公開されて、
人知れず公開を終える場合がほとんどですが、
↑フォロワーが1000人以上いても、
本作を見た方がどれほどいるのか…。
ところが『なぜ君は総理大臣になれないのか』に限っては、
6/13の公開が近づくに連れて、
Twitter等でも露出度が増し、
「これは見なければ!」と時期を探って、
ようやく6日後の18日に鑑賞。
試写では116分だったが、
劇場公開版は119分。
完成作には、2020年5月13日収録の最新映像も含まれているため、
試写版は不完全版だったと思われる。
その意味では公開版を鑑賞できてよかったが、
主要公開館がポレポレ東中野と知って、
「ウムム」
もちろん、
いい映画も上映されるんですよ。
試写で見た
が衝撃過ぎて、
その鑑賞記憶以来、
ポレポレという映画館自体まで、
不当に蔑視するようになってしまった。
『ダンプねえちゃんとホルモン大王』(2009・未見)も手がけた、
藤原章監督と比べたら、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』に話を戻すと、
いつもながら、都内の一般観客の、
映画を嗅ぎつける嗅覚は鋭いなと。
2018/11/19に、
TOHOシネマズ新宿で観た、
ちょうどⅠ年前の
2019/6/1に、
シアター・イメージフォーラムで鑑賞した
等々、しっかり情報収集して、
映画館は大盛況だったりする。
ヒューマントラストシネマは、
私は今回が初体験。
「こんなところに映画館があるとはね」と、
秘密基地や隠れ家感覚で鑑賞。
でもって感想は?
必見です!
監督・大島新が、
小川淳也を撮り始めたのは実に17年前の2003年で、
その映像から映画が始まるが、
、
『ハニーランド 永遠の谷』も、
3年の歳月と400時間以上にわたる、対象との親密な関係の中で撮影されたが、
それだけの準備に見合う結末の物語がまったくの偶然で撮影されたドキュメンタリーで、
(作為や“やらせ”なし!)
『なぜ君は総理大臣になれないのか』も同様に、
まだどうなるかわからない13年も前から、
よくぞ対象を捉えていたよなと、
その先見性にひたすら驚く。
こうした小川淳也氏への見込みこそ、
選挙に反映されるはずなのに、
ちっともそうなっていないのは…
いや、何も都会の東京首都圏の観客だけでなく、
劇中で小川淳也候補の地元有権者も、
ズバリと見抜いた言葉を投げかけ、
有権者は情報操作に踊らされず、
正しい判断を繰り返している様子が伝わって来た。
この映画を観てつくづく感じる、
民衆があたりまえに感じるとおりの結果にならない状況が続く、
日本の腐敗/不正選挙の実態。
↓不正操作や捏造は、世論調査だけでしょうか?
そんなはずはないですよね。
これ以上いわずとも、
私の主張はお察しいただけることでしょう。
終映時に拍手が起こり、
私もためらわずに手を叩きました。
上映を終えると、
JR有楽町駅出口付近の街頭からは、
聞き覚えのある声が。
山本太郎氏が、
都知事選の街頭活動を行っていて、
2020/06/18
生の山本太郎を見て、聞いてしまいました。
皮肉な一幕でしたね。
2020.6.19