未来戦争映画について触れる前に、
↓現実世界の思想戦について。
2020/6/20
さて、
ここからが後回しにした、
大したことの無い記事ですが。
『ワールドエンド』(英題:The Blackout/原題:Аванпост=Avanpost=Outpost)
2020/6/16 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン3 F列13席
『サーホー』に続く、ハズレ映画。
おしまい。
とはいかず、
もう少し触れておきますと、
営業本格再開のイオンレイクタウンを訪れ、
上映時間があったので観たわけだが、
とにかくまったく予備知識がなく、
「ワールドエンドって、進撃の巨人かよ!」
正しくは「エンドオブザワールド」でしたが…。
——と思いながらも鑑賞。
「ワールドエンド」「エンドオブザワールド」がらみだと、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007 Pirates of the Caribbean:At World's End)
が一番有名?
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013・日本公開2014・未見)
というイギリス映画もあったそうだし、
個人的に2020/6/18(木)には、
『この世の果て、数多の終焉』(Les Confins du Monde 2018)という、
8月15日公開予定の作品の試写を観たが、
このフランス映画の英題が、
TO THE ENDS OF THE WORLD
だった。
今回の紹介作『ワールドエンド』に話を戻せば、
ロシア映画であり、
ドラマの舞台もロシアで展開するため、
セリフは全編ロシア語。
それと関連して、
D.Kasaiさんが、
D.Kasai
D.Kasai
1.
このタイトルからして最初、人が相手の膵臓を料理して食べる超残酷な(?)物語かと思ってましたが・・・(爆)、
実際映画を観て、予想を裏切った良い作品だったなと(ホッ)。
公開当時(1988年)中1だったボクはビジュアルだけを見てかっこいいなぁ~と思ってましたが・・・、
同時期に大ヒットした「敦煌」や「優駿 ORACION」に興行面で苦戦を強いられた印象が(汗)。
「敦煌」と同じ井上靖原作だと、「おろしや国酔夢譚」(1992)はロシア帝国のロシア語と江戸時代の日本語がそれらしかったので耳心地よかったです。黒澤の「デルス・ウザーラ」(1975)も日本語なしの現地語でした。今ならばドローンでもっとダイナミックな流氷が撮れただろうにと思い出します。
『ワールドエンド』は俗に言うエイリアン侵略ものだが、
ありふれた作品ではなく色々と新味はあり、
工夫と意気込みは認めるが、
筋運びに難があり展開がかったるいため、
先述どおり
中盤でたっぷり寝てしまった。
起きてからは最後まで見通したものの、
語りきれずに時間切れみたいな最後でガッカリ。
観ている間、「こうすればもっと面白いのに」と歯がゆい思いを抱きながら、
失望と落胆で劇場を後にした。
二つの失望作『ワールドエンド』『サーホー』(“万歳”の意味)の共通点は、
既存の類似作に「そうじゃねえだろ」「こうやれよ」と示した意欲作なのは認めるものの、
(その意味では『ANNA/アナ』と通じる部分もあるんだが)
作り手の「どうだ!」と言うハッタリが、
観客に「なるほど、まいりました」と受け入れられるか、
反対に「何が『どうだ!』だよ、ふざけんな」と反発を喰らうかの違いではないだろうか。
「よほどのゲテモノ好きの君なら観てくれるよな!」