書評「ウルトラ怪獣消しゴム図鑑」 | アディクトリポート

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書評「ウルトラ怪獣消しゴム図鑑」

 

 

 

現在、世間でウルトラ/怪獣/円谷の話題と言えば、

ツブコン2019がらみで、

シン・ウルトラマンのシンは「新」ではなく「真」だったとか、

2020年新作映画「劇場版タイガ」で、

「タロウが闇落ちする」とかばかりになってしまったが、

私個人的には、

もっと大事なニュースは、

「ウルトラ怪獣消しゴム大百科」の刊行だった。

 

 

ウルトラ怪獣消しゴムと言えば、

長年にわたり、

このサイト(ウルトラ怪獣消しゴム大百科)にとどめを刺すし、

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本ブログも何度もお世話になってきた。

——等々。
 
画像で他のサイトにお世話になったのは、
怪獣バッジ以来だが、
きょうでえ
たいいん
 
その時お世話になった、
ぜんまい太郎様の、
昭和の少年冒険日記
~懐かしい我楽多(がらくた)の研究所~
——は、現在はたどれなくなっている。
 
ほぼ10年前だから、しかたないのか…。
5かめん
 
消しゴム大百科の方は健在だが、
更新は久しく途絶えているようで、
どうやら情報発信の場が推移した模様。
 
管理者の木曜グランプリ氏が、
時たまやり取りして、
画像でのご協力をいただいている。
 
同氏は同人誌展開で、
再販なしの怪獣消しゴム集大成本を何冊か出していたが、
本家と同じ判型なのがスゴイ!
 

財政事情厳しき折で、

指をくわえてガマンした。

 

そこに今回、

内容の決定版、集大成の割には手ごろな価格で発売されたので、

売ってる書店を地元で探し、

イオンレイクタウンでようやく購入。

 

12/5発売のところ、

たしか『ドクター・スリープ』鑑賞の、

12/7に、2日遅れで購入。

 

このブログは12月は記事がたて込み、

ほぼ毎日更新でも、ようやく本日レビューとなった。

 

 

各論・細論の前に、

全体評を述べれば、

よくも集めたり、揃えたり!

まんべんなく紹介され、

怪獣消しゴムに関しては、これ以上は望めない。

 

私は怪獣よりもウルトラマンのファンなので、

怪獣消しゴムと言えば、

これまで歴史上ただ1品の立体商品

U40(ユーフォーティ)のウルトラ戦士にとどめを刺し、

以下再掲・随時編集

 

マイナーな5大戦士にも、
現役当時(「ザ☆」放送中の、1979~80)には、
一つだけ立体製品(フィギュア)が存在した。

それは何かと言うと、
アミア、エレク、ロトにもあった、
ウルトラ怪獣消しゴムの、

banzai
「握り拳バンザイ」バージョン。

 

歴代ウルトラマン拳バンザイ消しゴム

 

↓探したら、きちんとカタログ化してる人がいましたよ!
17

 

U40のウルトラ戦士は、

↓新・怪獣カセットのEに入った朱色成型か、
ですよね
↑ポピニカのベータミー後期発売分に入った、フレッシュ(当時の「肌色」)成型が、確実な入手方法。

そうでなければ、
自販機売りの第7弾で、運を天に任せるしかなく、
そちらには緑の成型色や、
蓄光素材の成型品もあったらしい。
(※適切な画像は見つかりませんでした)


(35年後の)今だって、U40の5大戦士の立体商品って、これしかないはず。

当時から知っていたのは新・怪獣カセットだけで、
ポピニカ同梱の方は近年まで知らず、
その存在を教えてくれた、

現在休止中のすばらしいブログの消滅前に、
めでたくパクって、事なきを得た。
(つまり今回の記事は、ずいぶん前から下書きしていた)

 

ウルトラマン 怪獣コレクション112
という商品は、

↓集合写真の中央には、最新ウルトラマンのジョー。
みす

基本的には、怪獣消しゴム(※PVC製のミニ人形で、実際には消せません)の収納ケースなのだが、
空っぽのケースだけを売るってえのも、
子供相手の商売としては阿漕(あこぎ)すぎるんで、
上の方に、消しゴム界では脇役扱いだった、
ウルトラマン12体の統一ポーズ(拳を握ったバンザイ)と、

ウルトラサインのプレートが、はじめからセットされていた。

12体の内訳は、
①~⑥ウルトラ6兄弟
⑦⑧レオ兄弟
⑨~⑪父、母、キング
⑫最新ウルトラマンのジョー

でもって消しゴム界での主役は、あくまでも残り100体の怪獣の方で、
これをガチャガチャ(※商標登録問題で、「ガシャポン」と呼ぶようになるのは、ずっと後の事)
でコンプするのは至難の業なので、
「ウルトラマン 怪獣コレクション112」関連補助商品として、

怪獣カセットというものがあり、
じゅうかい
各20体入りを、1~5まで集めきれば、
めでたくコレクション完成という段取りだった。


各カセットの内訳はこちらで。

ただしカセットごとに、怪獣20体の成型色は同一なので、
バラでコツコツ集めた、
ランダムなモザイク模様のカラフルさとは異なる、
いかにも味気ない結果に。

 

とにかく全ウルトラマン握り拳バンザイコンプ
を目指していた当時の自分は、
新越谷ダイエー3階の玩具売り場で、こっそり開封して中身を確認、
「怪獣コレクション112」に続いて、
「新・カセット」のC、D、Eを購入。

 

(再掲おわり)

 

この、

  • U40のウルトラ戦士
  • 新・怪獣カセット
  • 怪獣コレクション112
——がしっかり押さえてあるのは、
今回の「消しゴム図鑑」はもちろんだが、
フィギュア王の261号は、
ここら辺が中途半端でダメ。
 
 
261号で「ザ☆」再検証となったのは、
258号でやっていたのに、
p50〜51 『ザ☆ウルトラマン』放送当時MONO
 
 
 
のプロモーションだったため、
2008年の「ザ☆ウルトラマン DVDメモリアルBOX」の解説書の構成・執筆に続き、
そこでやり尽くせなかったグッズ記事を転用したもので、
ザ☆ウルトラマン グッズコレクション
として、p92〜105まで、見開き7回、14ページも費やしながら、
U40のウルトラ戦士はフィーチャーされず、
何度やろうと、外す人は必ず外すなと。
 
 
さて、私が「怪獣消しゴム図鑑」を買ったのは、
U40のウルトラ戦士だけではなく、
ブログ記事で「アニメのウルトラマン」を取りあげ、
  1. 混迷のキッズ/アニメのウルトラマンⅠ【臨時】
  2. 「グラフィティ」のSDキャラ/アニメのウルトラマンⅡ
  3. 暫定年代記/アニメのウルトラマンⅢ【臨時】
  4. 「カンパニー」の2人/アニメのウルトラマンⅣ
  5. 「超闘士激伝」アニメのウルトラマンⅤ
  6. ウルトラニャン/アニメのウルトラマンⅥ
  7. 久々のアニメのウルトラマンⅦ/ウルトラマンM78劇場 Love & Peace
  8. 新ウルトラマン続々/2019年新ウルトラマン⑤
——と進める中で、
キャラの種類の特定に窮したため。
 
消しゴムは基本的に、目指せ!全キャラ立体化/商品化なので、
種類特定の目安/ガイドラインになるだろうなと。
 
もっとも、より完璧を目指すなら、
本家の図鑑にした方がいいわけですけど。
 

人それぞれに、あるじゃないですか、

事情ってものが、いろいろと。

 

なつかしい思い出が蘇りました!

かつての丸越ビルの現在の姿=2019年4月