アシェット・コレクションズ・ジャパン (2019-05-15)
氏は後年は、本業のイラストレーターとしてより、むしろサンダーバードグッズコレクターとして高名になられましたね。以前お宅にお邪魔したことがありましたが、途轍もない数の未製作プラモに目を回したことがありました。
まさか、単にエロいフィギュアを売るため、ではないですよね……
Yancy(ペタ返し遅れ気味)
バンダイスピリッツの商魂も凄まじいですねぇ。
まぁ、改造する方もいらっしゃいますから。
昔は100円だったかな?プラモデルのメカコレクション。
接着剤なしで、組み立てOKだが塗装はご自分で。
手軽に買えるメカコレでは無くなったみたいです。
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もちろん、違う意味ですが。
ヤマトと銀河のポスターについては、天唾としか言えません。
愚痴をこぼしてばかりで、管理人には申し訳ないです。
最終決戦仕様の闇
——という題名で、
それに付随して、設計者の“現代のゴッホ”こと、
小林誠副監督についての回想録も記しておこう。
小林誠氏とは、
2011年の夏頃、
同氏の2007/12/31新設だった「わたしのブログ」から連絡を取り、
中野で会った。
メールで会合を申し入れたが、
返信からしてケンカ腰で、
何か失礼をやらかしたのかとフシギだったが、
いざ会ってみると、
彼の人となりが透けて見えた。
まずは、こちらは単身だったが、
向こうは女性を一人同行させてきた。
どうやら、オタクの一般市民と会うのは頻繁らしいが、
意見の衝突やトラブルが頻発するため、
その際の証人や仲介役なのかも知れない。
わたしの主眼は、
小林氏が副監督をつとめた『復活篇』(2009)でも改善されず、
ヤフオクから流出した資料から察するに、
新作リメイクアニメ「2199」でも改善を見込めそうもない、
ヤマト後部甲板のエレベーター/カタパルト構造を、
幾人かのモデラーが是正する作例を発表しているので、
「2199」(2012)にさかのぼること3年前に、
どろぼうひげ氏が発表。
その1(2009年12月27日)
その2(2009年12月28日)
その3(2009年12月30日)
当時は知らなかったが、
実は
1981年11月26日、バンダイ模型発行の、
模型情報・別冊
アニメ&SFモデルコンテスト作品集№1
3D Land
でも、佳作受賞者の伊藤好光氏によって、
すでに正解は突き止められていた!
とにかくこの時は、直近に知り得た例、
2011年の5月に、
模型多国籍軍のMK氏(コスギ氏)が、
静岡ホビーショーの、モデラー合同展示会で展示していた作例写真で説得することにした。
ところが、
どうやら相手は、まともに取り合うつもりはないらしい。
コスギ氏の制作途中の写真を見せるやたちまち、
「途中じゃないですか。こんなんで(中途半端で)どうこうしろっていうんですか」
と、言いがかりをつけてきた。
いや別に、
コスギ氏はお前に見せようとして造形してないんだから、
完成してる方が、あまりにお前の都合に合いすぎておかしいだろ!
——とは感じたが、
ここはつとめて冷静を装い、
話を進めた。
その後も、
どれだけまともな提案かと思ってみたら、
「実際に見てみたら、てんで話にならない」
という流れで乗り切るつもりらしく、
- 私がその場で示した2199案の資料画像は検討段階のもので、最終稿になるとは限らない。ティム・エルドレッドが落札した資料のヤフオク流出は、『2199』が『復活篇』『キムタクヤマト』の3作同時進行中に実現を不安視したスタッフが、コピー用紙の裏にプリントされた廃棄資料で一稼ぎを企んだ、正規品とは呼べぬいかがわしいもの
- 主砲の脇スペースをジグザグに蛇行して戦闘機をカタパルトに移動させるのは省スペースではあるが、戦艦の構造的に感心できない。大口径の実弾を発射する主砲の土台は堅牢にせねばならず、作例で提案している機構は、のんきな遊覧船のもの
- 当時発売されたばかりの新1/500プラモデルは、改造作例の“芯”としては絶好
ガッツリ影響を与えるまでに成長した。
もっとも小林氏としては、
私が中野スターバックスで提案した作例と、
シナノ造形者が同じコスギ氏だとはまさか思わず、
また空母シナノの基本コンセプトはそもそも自分なんだから、
誘導路の形だけでもヤマト本編で拝借してやったことは、
名誉に感じ、ありがたく思え
ぐらいにかまえていたのかも知れない。
さて、「2202」では、
アンドロメダ級空母だけでなく、
最後に「とどめの蛇足」、
ヤマトの最終決戦仕様が出て来はしたが、
後部甲板の、カタパルト、エレベータ−、艦載機誘導路の構造は、
これまでのリメイクヤマトに負けず劣らず、
さらに輪をかけたシッチャカメッチャカさで、
デザインした当人が私にスターバックスで直接いいわけ(言い逃れ)した、
全ての屁理屈、
すなわち、
- 戦艦大和の内火艇/カッター出入口延長フロアから艦載機がせり上がってくるのは、あくまでも検討段階の初期設定で、本設定ではない
- 主砲は実弾発射のために土台の構造を堅牢にせねばならず、その点を無視した複雑な艦載機誘導経路は真の設計思想にそむくもの
2つ増設された後部カタパルトと艦載機の接続は謎だらけ。
あらためて、この人のいいかげんさやデタラメぶりが浮き彫りになった、
宇宙戦艦ヤマト最終決戦仕様なのでした。
前にも書いた話とあちこちダブり、
まとまりに欠ける点は御勘弁ください。