IMAXで観るしかない!『ボヘミアン・ラプソディ』【前編】 | アディクトリポート

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『ボヘミアン・ラプソディ』IMAX

2018/11/14 T・ジョイ品川PRINCE シアター11 G-13

 

『2001年宇宙の旅』をきっかけに、

IMAX作品は、なるべく品川で鑑賞することに決めました。

 

品川の値踏みは、

スクリーン比率が1.85:1(ビスタサイズ)で、

シネスコ作品(2.35:1)上映は上下に黒味でこなすが、

元来のIMAXフォーマット、1.33:1をフル表示できず、

横幅にあわせて天地表示をするため、

あるはずの上下の画像情報はケラれて(欠落して)しまう。

 

そんなの、インチキじゃんか。

昔のテレビ画面比率表示のふんだんな、

クリストファー・ノーラン監督作IMAX作品が、
sutera

インターステラー』(2014)
ごごごい
sesere

全画面で堪能できないじゃないか!

と、品川を敬遠してきたが、

ぬぬ

MPX式でそれができるのは、

関東では最大表示の成田HUMAXだけで、

 

この記事によれば、
デジタルIMAX(シネコン仕様のMPX)の最大サイズは、幅21.3メートル×高さ13.4メートル(70' wide by 44' high)とされているので、

りた
なれいた

それすらもチョイアヤシイ(70:44=21.3:13.4=1.6:1)ので、

他は109の木場でも、
どうやねん

めら

 

ただし、109木場には、

通好みの鑑賞テクがあるらしい

 

1. おすすめデジタルIMAXシアター
 
始めまして、いつも楽しみに読まさせていただいています。
今回の「2001年宇宙の旅」のIMAXシアター考察で、おすすめのスクリーンをしたく書かさせていただきます。
常にIMAX劇場の迫力はスクリーンサイズより、見やすさと没入感を大事に見ていますが、いままで、成田を始め、新宿、豊島、品川、日比谷と色々なIMAXシアターをみましたが、圧倒的に素晴らしいのは
109シネマズ木場の最前列です。
視線がほぼスクリーン中央になり、視野のほとんどがスクリーンで覆われる没入感はどこの劇場でもいまだに味わえていません。(大阪は未体験ですが)
ぜひ、一度試してみてください。絶対に後悔しないと思います。
 
SLJ9

 

TOHOシネマズの新宿でも
たた

ユナイテッドとしまえん(サイズ非公表・ビスタ型なら推定12m×22m)と同等サイズか?

どのみち上下画像はケラれて、フル表示されないんだから、
だったら横幅最大の、
品川にした方がいいだろうと。
なんて

どうどう
 
それとこれは、
『2001年宇宙の旅』品川IMAXで思い知ったが、
映像の大きさだけでなく、
音響もとてつもないことで、
「それだって新宿のイマーシブサウンドとどれだけ違うんだよ」
と思う方もおられましょうが、
品川はシネコンでも、従来の成り立ちから、
他のスクリーンと併設ではなく、
単館独立であること、
当初のメルシャン品川時代から、
sina
遮音/防音体制完備で、
遠慮なく大音響を鳴らし尽くしながら、
ビリつきや共振が全くなく、
臨場感と没入感がとてつもないことだろう。
 
『ボヘミアン・ラプソディ』も、中盤ちょいともたつくが、
それらもクライマックスの前フリで、
最後のアレには、とにかく大感動。
 
の“ダンシング・クイーン”への没入感を何倍にも増幅したように圧倒的で、
厳密な比較にはならないが、
とにかくその迫力とそこに居合わせているムードは、

 
もう、むせび泣きですよ。
 
「この映画に文句を言う奴はどうかしてるんじゃないか」
「そういう人は、IMAX版じゃなくて、一般上映版ですましちゃってるんだろ、どうせ」
と思いながらも、
 
 
「でももしかして、これほど感動したのはIMAX中毒の自分だけかもな」
とも考えつつ、終映後に出口に向かうと、
なんとほとんどの観客が、泣いた余韻で鼻をグスグス鳴らしていたよ。
 
本作『ボヘミアン・ラプソディ』は大注目作で大ヒット、
レビュー記事も作品の本質をついたものが他でいくらでも読めるので、
私は自分の得意分野で、
これからご覧になるお客さんに、
ベストな鑑賞条件を強くオススメし、
とりあえずの【前編】とさせていただきます。
 
 
わざわざ出かけて、お金を払って映画館で
『ボヘミアン・ラプソディ』を見るなら、
ヘタにケチらず、
必ずIMAXで見て、ドンドンパッ(足踏み2回、手拍子1回)の、
クイーンの即興と聴衆の差を存分に味わいましょう。
 
隠れ家的な品川なら、席の確保にもうってつけです!