勝利の法則 -62ページ目

シナリオ5

底値買い戦略が図に当たると、すこぶる気分が良い。

しかし、この快感を味わえるのはマレだ。

私の例では、底値と思って買っても更なる下げを喰らう確率は

80%を超える(悔しいのでチャントは調べてない)

情けないのは、数少ない底値を買えたケースでも僅かな上げ

で、利確してしまう傾向があることだ。


底値を買う方針は良いとして、尻尾は捨てる覚悟を持ちたい。

「オシメが取れれば一人前」という言葉がある。

押し目を取るとは底を打って、又は上昇トレンド時調整後の上げ

を確認してからエントリーすることだ。

私のような初心者でも、押し目でエントリーする法則を探す。


前日NYが上がったからと言って、慌てて寄りで買いを入れる愚

は犯すまい。

シナリオ4

日経225は、4日分戻した勘定だ。

今日の戻りが、反騰の第一歩なのか?

更なる下げに向けた、ダマシなのか?

「神のみぞ知る」だろう。


自分の読みに従って、勇気ある行動を起こすだけだ。

①買いのポジションを解消

②買ってあったputオプションを適正な価格で売る。


①は今日の上げで軽傷で乗り切った。

②は昨日まではボチボチ出来た。今後も月末迄は続けることを想定している。


③callオプションの買い

これは、昨日までの下げでボチボチ拾ってある。

今月末にかけて、更に下がるようなら追加買い。


④リスク管理

これは、2つの要因への対処。

・人民元切り上げの、レベルと日程がらみ

・北朝鮮の核実験

人民元の方は、相場はかなり織り込んだ。

問題は核実験の方だ。

これが起きると、東京直下型地震が起きた時並みの暴落があると想定。

7月と8月限のputオプションP100以下の安いレベルの銘柄の「買い」で良しとする。

本日、日経225の200円を越す上げは、putオプションのバーゲン価格を提示してくれた。

折角なので買っておいた。


大局観に対する読みが外れて、今日が大相場の始まりだった時は、仕込んであるcallオプションの買いが威力を発揮する。

相場に生活を賭けてはいないが、早期退場はイヤだ。

長~く、楽しみたい。


そうそう、一番楽しいのは

⑤個別銘柄の買い

だ。これも楽しみながら仕込みたい。

NYdow 05/18,09:43AM

10377.54  +48.66

モー、寝よ。

不可解

kabu.com証券から、オプションの約定通知が届いた。

今の今まで、気が付かんかった。

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XX XX 様
次の銘柄が約定しました
 
2005/05/18 15:10:00
日経平均オプション 05/06 コール 12500
オプション返済売り/指値
約定単価 1円
約定数量 1枚
受渡金額 370円
 
---
kabu.com
カブドットコム証券

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コリャ、ナンジャらほい?

早速、MSで本日の歩み値を見てみる。

0518itiran

アリャラ、0506C125は引けで25枚も1円の値が付いた!!!

なして?

確かなことは、引けで売れた25枚のうちの1枚は私の分。

私が売りに出していた何枚かを比例配分された1枚らしい。

面白いのは、2円で764枚も売りに出されている。

3円指値も9枚。

世の中、ズーズーしい人がいるもんだ。

(私も同類だったりする)


まー、いいや。私の本日の売上は、この1枚×1000=1,000円

手数料やら税やら引かれて、370円が手許に残った。


本当の成果は、「6月のSQ日迄に何が起きるか解らない」と、認識できた

こと。

明日からは、callの売りは引っ込めよう。

今回の下げは来週で終焉。

早ければ今月末から上げに転じる。

と、読んでいる筈であった。

折角買ってあったcallオプションだ。

下げが終わってから売りに出すことにしよう。

シナリオ3

NYが2日連続上げて、東京は昨日大幅下げ、そして今日は揉み合い。

愈々、今週から来週にかけてのセーリングクライマックスが近づいた。

と、いうシナリオを描いているからには行動が必要だ。


今月一杯は、下げを予想。

では、どこまで下げるか?

日経225の日足で、1年間を見る。

25日線を中心としたエンベローブで、-5%が10,695円

-10%が、10,132円である。

0518_225

この間で納まると見ておこう。


この下げの間に、必要なアクションは2つ。

①買ってあったputオプションを、出来る限り効率良く売る。

②個別銘柄のエントリー


putの売りにも、個別のエントリーも予測値を決めて指しておく。

ザラ場に貼り付けない以上はそれしかない。

個別銘柄は、自分で決めたテーマ に沿った銘柄とする。


防衛の雄も、ユビキタスのトップランナーも共に底値だ。と、思う。

これらの銘柄は、日経225と同じ比率で下がると見て指しておく。

kabu.com証券なら、3週間先までの長い期間注文できる。


信用取引の余力を活用するので、銘柄や指値の分散が可能だ。

ブログの大家さんも、立派なユビキタス銘柄だ。

「いつでも、どこでもインターネット」という意味では、某国際超優良銘柄も

該当する。

いずれもバーゲン価格だ。


おっと、
③callオプションの買い

も忘れてはならない。

このテーマは自分の為に別途、まとめておく必要がありそうだ。

アンナ・エレノア・ルーズベルト

「相場のことは相場に聞け」という。

どんな立派な上げ講釈も、下げ相場の前では空しい。


巷の講釈師達も総悲観に転じた。

総悲観の今こそ勇気が求められるのだろう。

損切の勇気と、立ち向かう勇気。


*********************************

You gain strength, courage and confidence by every experience

in which you really stop to look fear in the face.

                                                           - Anna Eleanor Roosevelt


目の前の恐怖に真っ向から立ち向かう経験をするたび、あな

たは強さと勇気と自信を身につけることができるのです。

*********************************


勝利の女神は、勇気に微笑む。

度を越えた勇気は、破滅に向かう。

自分で決めた法則を守るだけ。

シナリオ2

買いだけでポートフォリオが組んである。

ココまで下がると、自分の痛んだポジションを見たくもない。

putオプションの買いなど、焼け石に水である。


先月の下げの時と同様、「putオプションの買い」の半分を売った。

「焼け石に水」状態は先月と同様だ。

0517fun

終値の高いところで売れたのは、少しは学習の成果か。


一方、7月限のcallオプションも買えていた。

自分で描いたシナリオ があるので、早くからcallオプションの買いを入れ

てあった。kabu.com証券は、3週間先の注文まで受け付けてくれる。

ザラ場に貼り付けない以上は、自分のシナリオ通りに推移した時に約定

できるようにと、現実とはかけ離れた指値を3週間前から入れておいた。

0517ita

本日の急落も昨日同様、14:00から本格化した。

松井証券は注文を入れた週末までしか、注文を預かってくれない。

週をまたがる注文はできない。

kabu.com証券は3週間先まで預かってくれる。

注文時の価格水準からすれば、かけ離れた指値となる。


オプションの注文を、3週間も前から入れる人は普通はいない。

私の早すぎる注文は、待ち行列の最前列にいたらしい。

従って、この日55円から50円に下がって初めての約定で買えた。


ところで本日の大商い銘柄は、0506P850 であった。

18,635枚の出来高だった。

一瞬だけ2円をつけたが、終日1円だった。

倒産企業が監理ポストに入ってから賑わうのと同じで、1円→2円という

2倍の値動きを狙うのだろう。


6月10日迄に、日経225が8,500円になって初めて本来価値が出る銘柄だ。

本来価値などが出ないように願うしかない。

宝くじ4

14時を過ぎてからの急落。

個別銘柄は含み損を拡大した。

今月の末にかけての下げは織り込み済みだ。


下げを喰らっても、putオプションの買いが含み益を増している。

本日の終値で売却すれば、個別銘柄の下げ分は埋まったところだ。

しかしオプションの場合、小さな儲けで利確はできない。


今後のために、データを残しておく。

【日経225の2分足チャート】

0516225

14:00を過ぎたあたりで、11,000円を切ってきた。


【0506P110の1分足チャート】

0516P110

日経225が、11,000円を切ったので「本来価値」が出現。

14:00を過ぎてからの、上げが素晴らしい。

私は、これを買っていなかった。

私が買ったのは、0506P105だった。


【0506P105の分足チャート】

「本来価値」はなく「時間価値」だけだが、14:00からの急落には

鋭く反応している。

日経225が本日で下げ止まるようなら、このP105は単なる掛け

捨て保険となる。

今週更に下げるようだと、しかもこの銘柄の「本来価値」が生じる

10,500円を超えて下げるようだと大変なことになる。


個別銘柄のポートフォリオは、本日の下げでボロボロとなった。

6月限と7月限のputオプションの買いを持っているので、救われた。


一方本日の急落で、日経225のcallオプションは少し下げた。

チョッピリ買っておいた。

どの価格帯で、どの限月を買えば良いのか解ってきた。

授業料の成果はあったと思う。

宝くじ3

先週金曜日(5.13)、NYdowは-49.36で10140.12 ドルだった。

木曜日の下げ、110.77ドルと言い順調?な下げだ。

東京のNY追随は当分続く。

月曜日の東京は、下げ基調もやむをえない。

下げが月曜日だけで、火曜日から上げ基調に変化するとは思えない。

週一杯は下げ基調が続くと見ざるを得ない。


下げ基調の中で、個別銘柄のエントリーは危険だ。

しかし、危険と希望は背中合わせの関係にある。

総悲観の中で、リスクを取らねば美味しい果実は得られない。

底値で買って、高く売りたい。


中長期的に、日経225は上がると見ている。

日経225が上がること、イコール個別銘柄も上がる。

問題は日経225が、いつ12,000円を達成するかだ。

これが解れば苦労はない。


5月末迄は下げ、6月にもみ合いながらも徐々に上昇、7月に12,000円を

達成するというシナリオを描いてみた。

自分のシナリオに沿ったトレードをしなければ、後々悔いが残る。

しかし、自己満足のために種銭は溶かせない。


こういう時はオプションの出番だ。

リスクをオプション料に限定しつつ、利益の最大化を図る手段がオプシ

ョンだ。

【0507C115日足チャート】

0517P115

0507P115の直近安値は、4月28日に付けた75円だ。

【0507C115分足チャート】

0517C115

日経225が下げ基調の中、5月13日(金)は一時80円迄下げている。

【0507C115板情報】

0517ita

月曜日以降、更に下げて仮に75円で買えたとする。

金曜日の時点のでも、それなりの買い板がある。


75円で買えて、予想シナリオ通り7月(実際にはSQ迄)に12,000円達成

した場合は、callオプションの意味が出てくる。

普通はSQ以前に売るので、買値と売値の差額となるが・・・

putオプションの権利消滅

kabu.com証券から、オプションの権利消滅報告がメールで届いた。

証券会社によって、サービスがかなり違う。

松井くんはウンでもなければ、スーでもない。

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XX XX 様
05/13(金)OP権利処理の結果です。
 
SQ:11038.15
銘柄:日経OP 05/05 プット10500
数量:2枚
結果:権利消滅
詳細はOP取引履歴をご照会ください。
 
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http://kabu.com
カブドットコム証券

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手数料も違う。

kabu.com証券:630円(個別取引)

松井証券:3150円(Boxレート)

手数料体系が異なるので一概には言えないが、私の投資スタイル

にはkabu.com証券が有利だ。


そして、この0505P105の買い約定は5月2日 (月)

営業日ベースでは、SQ日迄の7日間の命だった。


このオプションを持っていれば、7日間の間に日経225が、10,500以下

の値段、例えば10,000になっていたら、

10,500-10,000×1,000=500,000の差額が受け取れる。

つまり、日経225が急落した時に始めて、効力が発生する。

半端な下げでは無価値となる。


買いのポジションを構築している場合、急落が一時的なものであると

すれば買いのポジションをそのまま放っておける。

下げた時はputオプションを売って凌ぎ、戻りを待てば含み損はいずれ

消える。


しかし、putオプションで利益を受け取れる可能性は、限りなくゼロに近い。

投資ではなく、投機である所以だ。

急落時の保険と考える