我が家のまんまちゃんも今年は、膀胱癌と戦っています。2回の手術を終えて、ただいまは「BCG(ウシ型弱毒結核菌)膀胱内注入療法」を週に1回行っていますが、完治率60%に入ってくれることを願いつつ・・・
自覚症状もなく、比較的日常生活は問題なく過ごせているので、我が家は明るい前向きがんサバイバーということになります。でも、実際のところ本人は、副作用や今の治療が効かなかったら・・・と不安もいっぱいかと思います。
2人に1人が、癌にかかるといわれている現在、誰もが身近な問題として考える必要があります。
自分が
家族が
大切な仲間が・・・
癌になっても様々な治療が目覚ましい医学の進歩で適切に施されますから、癌を克服される方もいっぱいいらっしゃいます。でも、やはり再発の不安はつきもの、治療中の体力低下からロコモになったり、引きこもりになったり・・・別の問題も起こってきます。
がんの治療後の健康づくり、体力づくりが非常に重要となってくるのです。
でもどうやって健康や体力を取り戻せばいいのか・・・
そんな不安や悩みを少しでも解決していこうと、大阪の谷町四丁目にある大阪国際がんセンター内の患者交流棟に「
ルネサンス運動支援センター」がオープンしました。
この運動支援センターの管理責任者にオッキーこと沖本大くんが就任しています。
マーシャルプログラムで、アクアエクササイズで、シナプソロジーで長年お付き合いのある頼もしいオッキーですが、手探りながらもさまざまな取り組みをしようと頑張っています。
患者交流棟には、「つながりひろば」というメンタル面でのサポーをしてくれる場所もあります。がん患者の方々の心と体をサポートしてくれる場所です。
興味のある方は
がん患者のご家族の方も一緒にプログラムを体験できます。家族とともに立ち向かっていくこと大事ですよね。
「
運動がいい!」といわれても何をどうしていいのか
また癌の種類によって、できることできないことの区別がわからないなど・・・いろんな不安をこの場所で解決してもらえるといいなぁ〜と思います。
自走式のトレッドミルや股関節に心地よいバイクなど、一見黒っぽくてハードそうに見えるマシーンですが、個々のペースに合わせられるマシーンです。やはり血液の循環を高めることは、とても大事なのです。
そして、こちらは関節を優しくほぐしてくれるゆらぎのマシーンです。
私も早速体験〜〜〜
股関節のほぐれ具合たまりません。気持ちいいです。ウォーキングやバイクなど有酸素運動をしたくても股関節周りが固まっているとなかなか動きづらいので、まずはこちらで関節周りをほぐすのです。
そして、そして
この場所で、NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の「
機能改善ヨガ」もお披露目できることになりそうです。
心身ともに体力、気力が低下した方には、呼吸法も取り入れた、体への負担が少ない、関節へのストレスを軽減した「
機能改善ヨガ」がおすすめです。
NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の理事長(私)と理事の梅ちゃん、千鶴さんとさらに理学療法士になったヤッピーとともに訪問をさせていただきました。
オッキーと素敵な仲間たちの取り組みを応援したいと思います。
このようにがんサバイバーの方だけでなく、術後や病後の体力回復、機能回復にリハビリだけでなく、よりよく生きるための生活の質改善、向上のために運動が果たす役割は大きいのです。
いきのび協会が目指す「自立と自律」のための健康教育が求められる時代になってきたとつくづく思います。
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